Wednesday, March 25, 2020

Elite Status Loosened

武漢ウイルスによるパンデミックで、航空業界もホテルチェーンも壊滅的です。
3月25日現在、米航空大手3社からはエリートステータスの延長等は発表されていません。

デルタ、アメリカン、ユナイテッドの3社とも Chapter 11(日本の会社更生法に相当)を取ると予想されていますので、そんな瀕死の状態でマイレージプログラムをどうするか?なんて考えている余裕は無いのだと思われます。デルタ航空の社債に至っては、今日 S&P(Standard & Poors)が格付けを「ジャンク♪」に堕としました...。

その他のホテルチェーン、航空会社からはいくつかの猶予や割引が発表されています。
(以下、盲滅法打ち込んでます。詳細は各航空会社、ホテルチェーンに問い合わせてください)

アコーホテルズ
 ロイヤルティプログラム Live Limitless のエリート会員資格条件(宿泊数またはポイント数)を半減します。

エアカナダ
 マイレージプログラム、アエロプランの今年の有効期限を5月14日まで延長、Altitude 会員は電子アップグレードクーポンを5月末まで延長します。

ベストウェスタン
 現在のエリート会員資格を2022年1月末まで延長。2019年の実績でダウングレードかまされた会員も2022年1月まで以前のエリート資格が回復します。

キャセイパシフィック航空
 マルコポーロクラブの獲得マイルは失効することなく4月以降へ繰り越します。ラウンジパス、アップグレードクーポン、ゴールドコンパニオンカードも半年間利用期限を延長します。

チョイスホテルズ
 FSPのチョイス・プリビレッジの全てのポイント有効期限を2021年5月まで延長します。

デルタ航空
 この春に期限が切れるアップグレード券や同伴者サートを今年の年末まで期限延長します。

エミレーツ航空
 スカイワーズのエリート会員資格条件を 20% 引き下げます。

エティハド航空
 毎月の状況により、ボーナスマイルの付与やエリート資格の引き下げを実施します。

エールフランスKLM
 マイレージプログラムのフライングブルーでは、今年のマイルは期限切れになりません。さらにエリート資格条件を 25% 引き下げます。

ヒルトンホテルズ
 HHonors の2019年ステータス(2020年3月末に失効予定)は、2021年3月末まで延長されます。また全ての2020年度時点でのステータスは2022年3月末まで24ヶ月間延長されます。2020年8月末までに失効する週末のフリーナイツは2021年8月末まで期限延長されます。

インターコンチネンタル・ホテルグループ
 IHG Rewards Club はエリート会員資格の条件を引き下げます。10,000ポイント必要なゴールド会員は75,000ポイントまたは10泊から7泊に、最上位資格の Spire Elite は75,000ポイントから55,000ポイント または 75泊から55泊へ条件が緩和されます。

マリオットホテルズ
 マリオットブイブイwのスイートナイトアワードは2021年末まで期限延長されます。さらにポイントの失効期限は1年間延長されます。

カンタス航空
 現在のエリート会員資格は12ヶ月間延長されます。

ラディソンホテルズ
 現在のエリート会員資格は2022年2月まで延長されます。

シャングリ・ラ ホテルズ
 Golden Circle のエリート会員資格は2021年末まで延長されます。

ヴァージン航空
 フライングクラブのエリート会員資格は半年間延長されます。

ハイアットホテルズ
 今月予定されていたワールド・オブ・ハイアットのアワードカテゴリー変更は2021年まで延期します。

繰り返しますが、AAdvantage、Delta Medallion、MileagePlus 等の米系航空会社のマイレージプログラムは、航空会社の破産申請や合併が予想されているため、現時点では条件緩和のアナウンスはありません。

マイレージプラスがどうなることやら。お百度参りしたいけど、近くに神社なんかありません。
・・・浄土真宗のお寺なら2軒隣にあるけど... お百度参りOK? (咳)

【若干OTですが、まいど追記でおます】

米CNNによれば、米系航空会社は国内線(国際線は停まってます)のビバレッジサービスを中断する模様です。

アメリカン航空
 3月27日以降、4時間半以内の飛行でファーストクラスへのミールサービスを中止。
 また顧客間の間隔を拡げるためにミドルシートの使用を一時停止する予定です。

デルタ航空
 国内線と近距離国際線のフライトではスナックの配布をふたつ、ファーストでは弁当箱を配布。
 全てのクラスでアルコールの配布・販売を停止。注文できるのは水だけになります。
 ファーストクラスでのガラス食器とおしぼりの使用も停止します。

サウスウエスト航空
 水曜日からビバレッジとスナックの配布を取りやめます。
 缶入りの水を希望により配布する予定です。

ユナイテッド航空
 まだ明確なプランは発表されていませんが、ライバル航空会社に追随すると予想されます。

国内線は水だけ... しかもサンフランシスコ空港はPETボトルの水は販売禁止。空の旅は不自由になる一方です。各社が倒産した後、どんな試練がFFP会員を待ち受けているのか、恐ろしい限りです...。

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