他にも記事に出来るネタがいっぱいあるんですけど、記事内容が飛行機での往復と IHG プロパティに集中しているので、先に復路の成田→SFO の写真を変臭しちゃいました。
2022年12月。成田空港からサンフランシスコへ全日空便で帰りますが…
場所が場所だけに写真は撮れませんでしたが、予定通りに出国審査場で期限切れになっていた『特定登録者カード』を更新してもらえました。入国の時に優しく説明してくれたお姉さんが、約束通りに儂が来たという通報を受けたらしく、ランチを早々に切り上げてやって来てくださいました。大感謝です。
更新カードがちゃんと使えるか試し、無事に出国審査場を通ったら… ちょっと確認。
成田のユナイテッド・クラブは閉鎖中って聞いていたので、見てみたかった。ホントに閉鎖中。
そんで、ここに達する前というか、チェックインで荷物預ける時…
「手軽になったから『富田』でラーメン食べていきます♪」
「あそこは閉店中ですよ。一風堂なら開いていますけど」
が~ん… なんか凄いショック。醤油ラーメンをすする準備が整った口のまんまでした。
Last place to enjoy Good Sushi... 上等な鮨をつまめる最後の場所!! 激しくアグリー。
サンマテオに帰ったら、中華なんちゃってスシとか韓流巻きスシばっかりだし…。
§
でもアメリカは『性善説』がありえない國なので、廻っているスシは近所にありません。
だから、誰かが舐めたり除菌スプレーかけられたりしたスシを食べる心配はありません。
…これ書いてて、なんだか日本も相当にレベル低くなってきてると思いました。
もう、お互いの信用を前提にしている社会は崩壊しつつあるようです。
お会計も、安全で他人を信用しないのが基本な小切手に移行しましょう♪
ようこそアメリカ式へ♪♪♪
あと、儂は『鮨』と『スシ』と『寿司』を、原則以下のように書き分けています。
鮨・・・魚介類の死体が酢飯の上に載せてある食品
スシ・・なんちゃって、アメリカのパチ食品等
寿司・・晴れの日用の食事、氏んだ魚は載ってない
§
閑話休題 私の好きな言葉です。
ちなみに、注文かけて、食品が届くまではマスクしてます。10 日間も滞在したのに、まだ凄い違和感。
『千葉県富津産 すみいか』・・・儂と産地が同じぢゃ。腹の中が真っ黒なのも同じぢゃな。www
でもせっかく日本に来てるのに、イカなんか食べたくないしぃ。ぼたんえびが美味しそう。でも1貫 920 円に引いた… マグロには千円出せても中サイズの海老ごときにはそこまで出せぬ気分。でも後で考えたら、ぼたんえびは7ドル弱ってことだし。食べれば良かった…。
まぐろが単品だと1貫千円以上するけど、セットなら 5,000 円。うん、それにしよう。カリフォルニアじゃツナって頼んだら赤身ばっかりだし、その赤身だって青黒い反射が出るような奴ばっかりだし。
おまかせ握り 11 貫で8,800 円というのも、まぐろ食べてまだいけそうなら、頼もうっと。
§
塩の解説で『クリスマス島の塩』を使用、だって。
クリスマス島って… 何千万匹のカニが道を横断する、あそこだよね?
そんで、カニを踏んづけないように『カニの歩道橋』がある、あそこだよね??
塩はカニ臭くないのか?(笑)
§
閑話休題 私の好きな言葉です
・・・と、算段つけてから、注文をかけました。
「お飲み物は?」
「コカコーラで♪」
これは鮨屋の大将が引いた。
「アメリカ人なんです。許してください」って哀願したら、ウケた。(笑)
やっぱり、にぎり鮨にはコカコーラだよね♪(毒者の引くさまが手に取るように判る…)
目の前の景色はこんな。マスクしてるけど、確か若い方が店長。(常連の masa さんならきっと判別可能)
でも右の年配の職人さんのほうが、すし職人の雰囲気ありあり。…儂、ふけせんだし。
職人さんと儂は向かい合わせなので、舐められる心配も除菌スプレーも…(くどい?)
最初は、部位の違う赤身が2貫。組織の筋繊維方向が違うので口当たりが違います。
お醤油は塗ってくれてありますから、醤油の小皿が置いてあったけど必要ありません。最近のネットニュースを読んで以来、もう共用のガリも醤油さしも使いたくないので、これは嬉しい。
馬鹿舌なのでクリスマス島の塩は判らんが、酢が違う。まろやかで甘味を感じる、赤酢か何かを使っています。
赤だしのしじみ汁、かなり好きです。おみおつけの中では豚汁かしじみ汁が好き♪
名古屋めしは寄食が多いと認識していますが、赤だしとあぶらそばは別です。
脂の乗りの違いは食べると判ります。
マグロの脂肪って口腔内の温度で容易に溶けるみたいで、口いっぱいに香りが拡がります。
白状すると、漁師町の生まれなのに、中学生くらいになるまで生魚は苦手でした。
伊豆とかに旅行して舟盛りが出てくると、鍋で「しゃぶしゃぶ」していました。
その行為を見た父が、とても残念そうに文句タレタレだったのを、今でも忘れません。
これ、写真でものすごい赤いけど… 現物もテッカテカに赤いです。そして噛むと滋味があります。
こんなに、ごはんより魚肉のほうがたっぷりした巻物… カリフォルニアじゃ食せません。
「すいませんが『おまかせ握り』もお願いします」
「へい。あと11貫、ネタを調節しても『まぐろづくし』と少し被りますが… 」
「あ、もう全然♪ お願いします」 ←アメリカ人だって、きっとウソだと思われる言い回しw
最初は白身魚と、中トロです。まずはサッパリ系と脂コッテリ系で対比をつけています。
引き続き、醤油が塗ってあります。もちろんワサビも入ってます。
ちなみに、カリフォルニアの鮨はサビ抜きです。ざんねんな粉山葵をざんねんな金蘭醤油に溶解します。
マグロとは異なる脂の風味を楽しめます。
皮がちびっと残ってて、木の芽みたいなのが乗ってるから、カツオみたいに香りの強い魚だと思います。
安心のおいしさ。日本に来てて、最後にここに寄って良かったと再確認できます。
生で安心していただける、貝柱は美味しいですよね~。
これは歯ごたえ、テクスチャを楽しめました。
生の最中が苦手だった時でも、生タラコからスタートして、イクラは早くに食べられるようになった食材でした。
見るからに口中でネットリとした舌触りな、時間をかけて噛んでたらうまみの強そうな奴です。
煮た奴じゃないけど、確か穴子だったと思う。
甘いタレっつったらみんな穴子だと思う馬鹿です。
なお、カリフォルニアでは95%以上はウナギです。
あと、今数えたら10貫しか撮影していませんが、撮り忘れがあったと思う。
最近はブログ用の撮影を優先させないので、結構あちこちで撮り逃してます。
このレベルの鮨が空港でいただけるのは有り難いです。
日本を訪ねる、という友人には「もし T1 出発なら是非寄って」と勧めています。
このトンネル使うの、久しぶりかも…。