Monday, February 27, 2023

Sushi Kyotatsu NRT T1

他にも記事に出来るネタがいっぱいあるんですけど、記事内容が飛行機での往復と IHG プロパティに集中しているので、先に復路の成田→SFO の写真を変臭しちゃいました。

2022年12月。成田空港からサンフランシスコへ全日空便で帰りますが…

場所が場所だけに写真は撮れませんでしたが、予定通りに出国審査場で期限切れになっていた『特定登録者カード』を更新してもらえました。入国の時に優しく説明してくれたお姉さんが、約束通りに儂が来たという通報を受けたらしく、ランチを早々に切り上げてやって来てくださいました。大感謝です。

更新カードがちゃんと使えるか試し、無事に出国審査場を通ったら… ちょっと確認。
成田のユナイテッド・クラブは閉鎖中って聞いていたので、見てみたかった。ホントに閉鎖中

そんで、ここに達する前というか、チェックインで荷物預ける時…

「手軽になったから『富田』でラーメン食べていきます♪」
「あそこは閉店中ですよ。一風堂なら開いていますけど」

が~ん… なんか凄いショック。醤油ラーメンをすする準備が整った口のまんまでした。

で… このまま全日空のラウンジへ向かうのもつまんないし。すしランチしました。
Last place to enjoy Good Sushi... 上等な鮨をつまめる最後の場所!! 激しくアグリー

サンマテオに帰ったら、中華なんちゃってスシとか韓流巻きスシばっかりだし…。

 §

でもアメリカは『性善説』がありえない國なので、廻っているスシは近所にありません。
だから、誰かが舐めたり除菌スプレーかけられたりしたスシを食べる心配はありません。

…これ書いてて、なんだか日本も相当にレベル低くなってきてると思いました。
 もう、お互いの信用を前提にしている社会は崩壊しつつあるようです。
 お会計も、安全で他人を信用しないのが基本な小切手に移行しましょう♪
 ようこそアメリカ式へ♪♪♪

あと、儂は『鮨』と『スシ』と『寿司』を、原則以下のように書き分けています。

  鮨・・・魚介類の死体が酢飯の上に載せてある食品
  スシ・・なんちゃって、アメリカのパチ食品等
  寿司・・晴れの日用の食事、氏んだ魚は載ってない

 §
 閑話休題 私の好きな言葉です。

幸い空いているので、カウンターで少しいただいていくことにしました。
ちなみに、注文かけて、食品が届くまではマスクしてます。10 日間も滞在したのに、まだ凄い違和感。

この時のメニューを少しお目にかけます… 日替わりアイテムが、こんな感じ。
千葉県富津産 すみいか』・・・儂と産地が同じぢゃ。腹の中が真っ黒なのも同じぢゃな。www

でもせっかく日本に来てるのに、イカなんか食べたくないしぃ。ぼたんえびが美味しそう。でも1貫 920 円に引いた… マグロには千円出せても中サイズの海老ごときにはそこまで出せぬ気分。でも後で考えたら、ぼたんえびは7ドル弱ってことだし。食べれば良かった…。

定番の握り鮨とちらしは、こんなです。
まぐろが単品だと1貫千円以上するけど、セットなら 5,000 円。うん、それにしよう。カリフォルニアじゃツナって頼んだら赤身ばっかりだし、その赤身だって青黒い反射が出るような奴ばっかりだし。

あと、鮨屋の『おまかせ』って、惹かれるものがありますよね…。
おまかせ握り 11 貫で8,800 円というのも、まぐろ食べてまだいけそうなら、頼もうっと。

  §

 塩の解説で『クリスマス島の塩』を使用、だって。

 クリスマス島って… 何千万匹のカニが道を横断する、あそこだよね?
 そんで、カニを踏んづけないように『カニの歩道橋』がある、あそこだよね??

 塩はカニ臭くないのか?(笑)

  §
閑話休題 私の好きな言葉です

・・・と、算段つけてから、注文をかけました。

「お飲み物は?」
「コカコーラで♪」

これは鮨屋の大将が引いた。

「アメリカ人なんです。許してください」って哀願したら、ウケた。(笑)
やっぱり、にぎり鮨にはコカコーラだよね♪(毒者の引くさまが手に取るように判る…)

目の前の景色はこんな。マスクしてるけど、確か若い方が店長。(常連の masa さんならきっと判別可能)
でも右の年配の職人さんのほうが、すし職人の雰囲気ありあり。…儂、ふけせんだし。

職人さんと儂は向かい合わせなので、舐められる心配も除菌スプレーも…(くどい?)

始まりました。まぐろづくしです。
最初は、部位の違う赤身が2貫。組織の筋繊維方向が違うので口当たりが違います。

お醤油は塗ってくれてありますから、醤油の小皿が置いてあったけど必要ありません。最近のネットニュースを読んで以来、もう共用のガリも醤油さしも使いたくないので、これは嬉しい。

馬鹿舌なのでクリスマス島の塩は判らんが、酢が違う。まろやかで甘味を感じる、赤酢か何かを使っています。

赤だしの しじみ汁 もお願いしました。後でお会計を見たら、おまかせに組み入れてくれました。
赤だしのしじみ汁、かなり好きです。おみおつけの中では豚汁かしじみ汁が好き♪

名古屋めしは寄食が多いと認識していますが、赤だしとあぶらそばは別です。

次に出てきたのは… 中トロ大トロでした。
脂の乗りの違いは食べると判ります。

マグロの脂肪って口腔内の温度で容易に溶けるみたいで、口いっぱいに香りが拡がります。

白状すると、漁師町の生まれなのに、中学生くらいになるまで生魚は苦手でした。
伊豆とかに旅行して舟盛りが出てくると、鍋で「しゃぶしゃぶ」していました。
その行為を見た父が、とても残念そうに文句タレタレだったのを、今でも忘れません。

「握りはこちらで最後になります。あとは鉄火♪」って、炙ったづけマグロが出てきておしまい。
これ、写真でものすごい赤いけど… 現物もテッカテカに赤いです。そして噛むと滋味があります。

鉄火もすぐ出てきました。
こんなに、ごはんより魚肉のほうがたっぷりした巻物… カリフォルニアじゃ食せません。

あがりをいただいてますが… やっぱり物足りません。(結局小皿の醤油は鉄火巻専用。もったいない…)
「すいませんが『おまかせ握り』もお願いします」

「へい。あと11貫、ネタを調節しても『まぐろづくし』と少し被りますが… 」

「あ、もう全然♪ お願いします」 ←アメリカ人だって、きっとウソだと思われる言い回しw

そんで、おまかせ握りがスタートしました。
最初は白身魚と、中トロです。まずはサッパリ系と脂コッテリ系で対比をつけています。

引き続き、醤油が塗ってあります。もちろんワサビも入ってます。
ちなみに、カリフォルニアの鮨はサビ抜きです。ざんねんな粉山葵をざんねんな金蘭醤油に溶解します。

これ何だっけ? ブリとかハマチとか、脂の乗ってるやつだったはずです。
マグロとは異なる脂の風味を楽しめます。

・・・すいません。これは憶えてないです。
皮がちびっと残ってて、木の芽みたいなのが乗ってるから、カツオみたいに香りの強い魚だと思います。

赤身。
安心のおいしさ。日本に来てて、最後にここに寄って良かったと再確認できます。

やっぱり出てきて嬉しい… ほ・た・て♪
生で安心していただける、貝柱は美味しいですよね~。

子持ち昆布みたいなの。
これは歯ごたえ、テクスチャを楽しめました。

イクラの軍艦も、鉄板のおいしさです。
生の最中が苦手だった時でも、生タラコからスタートして、イクラは早くに食べられるようになった食材でした。

これは… 海老だったか?
見るからに口中でネットリとした舌触りな、時間をかけて噛んでたらうまみの強そうな奴です。

「へい。こちらで『おまかせ』は最後になります」と、甘いタレが塗られた奴でおしまい。
煮た奴じゃないけど、確か穴子だったと思う。

甘いタレっつったらみんな穴子だと思う馬鹿です。
なお、カリフォルニアでは95%以上はウナギです。

あと、今数えたら10貫しか撮影していませんが、撮り忘れがあったと思う。
最近はブログ用の撮影を優先させないので、結構あちこちで撮り逃してます。

大変満足させていただきました。また遠回りになっても寄っていきたいです。
このレベルの鮨が空港でいただけるのは有り難いです。

日本を訪ねる、という友人には「もし T1 出発なら是非寄って」と勧めています。

そのまま45番ゲートあたりの ANA ラウンジへ向かったら… 閉鎖中。
まだ時間もあるし、トンネルを通って第伍サテライトのラウンジへ向かうことにします。

このトンネル使うの、久しぶりかも…。
フランクフルトやシカゴにもトンネルがあるけど、成田のはかなり久しぶりでした。

お次は、復路の NRT→SFO、NH8 便の記録です。

Friday, February 24, 2023

Manchinro 萬珍樓本店

横浜グランドインタコへ泊まった晩は、かねてからの母の希望通りに、中華街で晩餐を。

母 + 妹夫婦と息子 + iSOさん、それに儂の6名での晩餐と相成りました。
最初は聘珍樓でと考えていたら… 中華街の本店が閉店しちゃいました。
そしたら、すぐ近所のもうひとつの老舗、萬珍楼 本店でしょう。
結果的には、ここんちで大満足でした。

ウェブで予約し難かったので、妹が電話予約してくれ、個室を確保してくれました。

入店したら目の前には…『張り子の虎』ならぬ、中華獅子舞の獅子の「ねぶた」です。
…鼻が「水ヨーヨー」みたいで、かわいい
ものすごいカラフル。この写真は色補正していません。赤や黄色は最初から飽和状態。(笑)

それに今回の記事では、料理の写真で露出補正・色補正はほとんどしてありません。
相変わらず iPhone 14 Pro での撮影ですが… 萬珍楼は光源も盛り付けも補正不要♪

予約してあったとおりに、2階の個室に通されました。
6名様ぶんのセットアップがされていました。

こんな風なナプキンがあったりして、ちょっとおハイソな雰囲気のお店?
箸が縦に置かれているのが、中華です。和食は箸が横置きです。
中華と倭で箸の置き方が違うって、アメリカに移り住んでから知りました。

さて… 今回はウエイトレスさんが1名ベタ付きで給仕してくださいましたので、大皿で出てきた料理は6名分に別けてもらっています。なので、点心やデザート以外は小分けになった状態で撮影しています。
いきなり届いたのは、なぜかエビチリ…。

なんだか赤くて辛そうなソースですが辛さは大変おだやかで、旨味が強くて上出来。
胃弱の母がビビッていましたが普通に食べられました。

ところで、6名くらいだと普通ならコース料理を選ぶ客が多いんでしょうが…我が家は全部ア・ラ・カルトから食べたいものを食べたいだけ取りました。コースだと、あんまり食べたくないものを食べさせられちゃうんだよね。

従ってお飲み物も、各自ビールとか烏龍茶とか勝手に注文して。iSO さんと儂は、白ワインを。
メルシャンの山梨甲州というのがあったので、それにしてみました。

最近は日本のワインも美味しくなったと聞いていましたが、甲州という葡萄品種は実に中庸。
酸味も穏やかだし、クセの無いのがクセみたいな、何にでもあう飲みやすいワインでした。

次からは点心類が届きました。最初にこっちが来ると思ってたんだよね。
小籠包です。母と妹は船橋の鼎泰豐、その後サンフランシスコで食して、気に入ったみたい。

海老の蒸し餃子、ハーガオも到着。
ここまではどれも無難に美味しいです。さすが中華街の老舗と感心できるレベル。

…で、もの凄く美味しくてビックリしたのが、春巻きでした。
見かけは普通に春巻きしていますし、食べても普通に春巻きしています。

でもとにかく、完成度が高いというか… 皮のサクパリ感が完璧だし、中の具が非常に美味。
記憶にある範囲で多分、儂の 65 年弱の人生で、いちばん美味しい春巻きだったと思います。
この春巻きと、入口横の売店で打ってる支那饅頭のためだけでも再訪したいお店です。

以上3品を取り分けたら、こんな状態になります。
「うわ!ここんち美味しいね~♪」って声があちこちから聞こえるので、萬珍楼にして大正解。

続いて到着したのは… エンドウ豆の葉っぱだ。
以下も同じで、料理のタイトルは忘れましたが… 豆苗のニンニク炒めでしょうか。

若干野菜嫌いの儂でも美味しくいただける風味で、体に優しそう。

そんでまた、海老。うちの部屋担当のお姉さん、盛りつけがなかなか上手なので感心。
車海老の葱・生姜炒めです。

「へ~、ブラックタイガーじゃなくて車海老使ってるのって立派」って思ったので、憶えてます。

そん次は、ほぼオムレツ。
芙蓉蟹です。あんかけの餡が絶妙なトロトロ加減で、うっとりするような美味しさ。

そして牛肉。
牛と菜の紅焼ソース。確か空芯菜が組み合わさっていたと思ったけど… よく憶えてません。

お味の方は、クセの無い美味しさ。ここんちは例えばハッカクを使ってあっても、好き嫌いされない程度の「あ。ハッカク使ってるな?」って判る程度の上品な使い方です。これだったら中華系香辛料が苦手な人でも全然大丈夫。

ラストで飯・麺がでてくるのはお約束。
飯ものは、エビチャーハン
すごく淡白な味わいだけど、風味がしっかりしてる。海老の品質もいいのが判る。

そして麺は、米麺ビーフンでした。
鴨とパプリカのビーフン炒め
儂が鴨肉を食べたくてチャーハンの他にこれ頼んだけど、鴨脂の風味が麺に乗って美味しかった~♪

そして、デザートコースに入ります。
かなりおなかいっぱいで、アイスに逃げる人続出。(儂もw)

まずこれが、杏仁豆腐
ラズベリーソースかなんかが敷いてある。なめらかで美味しそうでした。

こっちも定番の、マンゴープディング
これは外しませんね。見るからにプルプルで美味しそうです。

アイス&ソルベ2スクープを、どっちもラズベリーのソルベで、だったのかな?
デザート食いたがらない人に「胃で溶ければ水ですと強要したのは、儂です…。

こっちはヴァニラアイス
飾り物が南天の葉っぱって、中華だからでしょうけど… ちょっと不思議。
さっぱりミルク味のアイスで満腹のポンポンにも優しいデザートでございました。

こうやって通して見ると判るけど、なかなか上質で、すかしたお店なのが判ります。

上にも書いたけど、売店で餡饅と春巻き買うだけでもいいから、また訪ねたいです。

明朝からお仕事がある iSO さんとは店頭で別れ、残る5名はタクシーのりばへ。
土曜の晩ですが、そんなに待たされずにタクシー拾ってインタコへ帰れました。

萬珍樓本店 Manchinro
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町153
+81 45-681-4004
manchinro.com

Wednesday, February 22, 2023

InterContinental Yokohama Grand

久しぶり年末の帰省は、母が以前から希望していた横浜中華街での晩餐をやってきました。

横浜へ行くなら… J.P. Morgan Chase からもらった IHG 系の宿で利用可能な一泊無料クーポンがあって、パンデミックのために利用期限が延長されて2枚あるけど、年末で失効。そこでその2枚を利用して、さらにポイント使ってもう一室を特典予約したうえ、40 泊超えの特典でもらった年間ラウンジアクセス権も使ってみることに♪

横浜にふたつあるインタコのうち、昔からあるほう、切った西瓜を立てたみたいなほうへ...
横浜グランド・インターコンチネンタル・ホテルという名称です。

おおきな建物なので、入場したところがこんなに偉そう。
母と妹… 10月がマークホプキンス、12月が横浜グランドで、インタコに入り浸りです。

「おまえ、年中こういうホテルに泊まってるの?」と、儂の浪費に懐疑的な母…。
「いいえ。サンフランシスコも横浜も、特別ですと、シレッと答える儂。(笑)

今年はラウンジ使い倒したいから、アテネ、イスタンブール、バルセロナとインタコ連続だけど、ないしょ♪

土曜日の午後だったので、少し待たされて3部屋ぶんのカードキーを受け取りました。
3部屋続きで高層階のベイビュー側をもらって。内部はこんなでした。

インタコにしては狭いくらいだけど、日が暮れてきたら窓の外がキレイ。
こんな景色になりました。フォトショップでハメコミ合成していませんからね!

窓際は、こんな革張りになっていてクッションまで用意されています。…外の新都心方向のスモッグに引いた。
ここ、ネコみたいな性格の人にはピッタリだと思います。

執務机の周りは、こういった感じです。
お水2本の隣は、手指消毒のアルコール… 日本はパンデミック対策が、やっぱり周回遅れ。

せっかく設置しちゃったからって、欧米でも手指消毒が置いてある宿もまだあるけど… 激減してきました。聞けばオミクロン株の接触感染で発症する割合は 0.01% 以下だそうで、納得です。

Wi-Fi のスピードテストもしておきました。
アクセスポイントは、ベタな名前…。

スピードテストの起動デフォのままで計測しました。
PING 反射 12ms は普通だけど、下りは 150Mbps、上り 130Mbps 以上出ているのは立派。

これならストリーミングですけべなビデオだってストレスなく観られると思います。でもホテルでそんなの観たら、手動でサッパリさせないとストレスじゃないほうも溜まりそうです…。

クロゼットは、ちょびっとウヲークインな感じ。
追加の毛布やバスローブ、スリッパに体重計、一通り揃っていました。

一晩寝た朝、甥が「昨夜は部屋が寒かった」とぼやいていました。
毛布があるの、気づかなかったんだ。教えてあげればよかった。

バスルームは、こういう感じです。
旧いですが清潔に保たれています。

シャワーブース兼浴槽。浴槽が深いのは日本人向け?でもなんだか狭そう。
シャワーブースのタイルに一部ヒビ割れを見つけたので、チェックアウト時に報告しておきました。

バスアメニティはこんな。ごく基本的な取り揃えです。
このへんはパンデミックの影響で多少調整されているかもしれません。

シャンプーやコンディショナーは、欧州みたいなポンプ式。
回転寿司ペロリストみたいに、こういうの舐める奴いないのか心配。
・・・でも本気で舐めたらポンポン壊しそうだけど。(笑)

窓外の景色は、高層階にしてくれた事もあって、なかなかのものです。
上写真右の方にチラリと見えている黒っぽいビルは、もうひとつの横浜インタコ、Pier8 とかいう奴。

足元のほうを見ると… ガゼボが付いた桟橋みたいなものが見えます。
ここ、夜になったらライトアップされてキレイでした。

あとは… 冷蔵庫チェック! インタコだけあって、いろいろ揃っています。
喉が渇いたら炭酸一本もらおうかな~? でも利用票書くのが面倒いな…と思ってました。
そしたら、チェックアウト時に判った。甥が狂喜乱舞でミニバー大量消費したらしいです。(爆)

チェックイン開始に合わせるくらい早めにやってきたのは、午後ティーを愉しみたかったから。
クラブ・インターコンチネンタル・ラウンジへ突撃です。

儂ともう一名分は年間利用権があるから無料ですが、あと3名の入場は購入しました。「本当ならクラブルームとの部屋代の差額をいただくんですけどね…」という嫌味満載予約係婆に文句タレタレに言われたので、レセプションの偉そうなお父さんにそのあたりを言いつけておきました。あと、ここにも書いてるけどね。wwwww

ちなみにファクトチェックですが、2022年利用のラウンジ入場費用は以下です。(1泊2名利用)

 クラウンプラザ・イスタンブール 40ユーロ(部屋はクラブルームに)
 インタコ・アテネ        60ユーロ(部屋はクラブルームに)
 SFマークホプキンス(インタコ)  80米ドル(部屋は展望スイートに)

そして、横浜グランドインタコでは一泊一名 8,000 円で「特別に」ラウンジアクセスを付けてくれました。予約係のM本様、ありがとうございました。ホントは F-word 書きたい。すごく書きたい…)

参考までに、M本さんからのメールを原文ママで載せておきますね♪

追加3名様のラウンジアクセス料金は、合計24,000円でございます。
本来であれば、クラブルームまでのお差額をお支払いいただいておりますが、
今回は特別にラウンジアクセス料金でのご案内とさせていただきます。
次回以降はクラブルームまでのお差額となりますことご承知おきくださいませ。

特典利用で無料宿泊の客に我儘言われて半ギレになるだろうけど、客にこういう返事した時点でアウトだよ。

さらに、義弟と甥が駐車場を利用したい、という質問の回答も…(原文から儂の姓だけ加工)

駐車料金はobaKoba様ご本人様でございましたら、アンバサダーメンバー特典で
1,800円となりますが、お連れ様がご利用の場合は恐れ入りますが1台につき2,100円を
お支払いいただいております

こんなのわざわざ言わなきゃいいのに…。

300 円くらいの違いなんてどうでもいいし、なんだか行間におまえなんか来るな冷遇してやるみたいな悪意というか瘴気を感じるのは打たれ弱くて小心者で被害妄想な儂だけでしょうか?

確かにこの宿単独の視点だと、タダで3部屋も予約しやがって、その上やれアンバサダーだから良い部屋よこせだの、やれ追加で払うから全員ラウンジ使わせろだの、相当にイヤな客でしょうよ。でもね、年会費払ってアンバサダーになってるんだし、IHG グループの宿に 40 泊以上している実績だってあるんだから、儂の方から見たらこんな対応はつれないよね。・・・って。こんなことしてる儂って、カスハラでしょうか??

とにかく、儂目線では とてもざんねんです。

上述のように予約係の松本婆はとってもネガティヴですが、クラブラウンジにはとってもポジティヴ♪
広々しています。横浜グランドに泊まるなら、クラブラウンジ利用を付けるべきです。

テーブルコーディネーションは基本中の基本。
ざんねんなのは紙おしぼり。きっとパンデミック中だからでしょう。

あと… 黙食は要求されなかったものの、大声は出さずに静かにお食事。
ブッフェアイテムの収穫時にも、マスクかけ直さなくちゃいけません。

日本ってやっぱし、COVID 対策が周回遅れの後進国だと感じました。
こんなことやっても XBB.1.5 ストレインなんかだったら、ほぼ無駄♪

5人がけなので、こういう長テーブルを用意してくださいました。
基本アイテムはすぐに届いて… 儂以外誰もいないのは、既に収穫に向かっているからです。

フランボワーズを使った微炭酸のお飲み物を提供してくれました。
シャンパンもらうオプションもあるけど、晩餐に備えて誰も飲まなかった…。

2段重ねの皿です。こういう二段・三段重ねの皿って、アフタヌーンティーっぽいよね。
上に甘いもの、下にしょっぱいものを載せてあります。

こっちは2人前載せてあるので、もう少しだけアップで。
上段はババロアケーキ、チョコ、マカロン、ブラウニー、クリームパフ。
下段はミックスサンドイッチと、クレム・フレイシュに生ハム?

あと、スコーンがひとりにひとつづつ。ブルーベリージャム…とクレム・フレイシュ?
スコーンはプレーンで、小ぶり。この後ディナーが控えているから文句ないけど、普通だったら物足りない。問題は、クリームです。やはりブリティッシュなアフタヌーンティーには、まっ黄っ黄のクロッテドクリームが欲しい。せめてダブルデボンシャークリーム(ほぼクロッテドクリームの別称w)が欲しい。

重ね皿上段のスイーツを一人分に取り分けたら、こんだけありました。
マカロンはレモンメレンゲ風味。
ミニクリームパフはマロングラッセがはさまってて、まあまあ。
ブラウニーは好きくない。

生ハム生クリーム…。
これ喰って紅茶すするのって、なんだかなぁ。シャンパン頼むのが基本なのかなぁ。

以上、全体的には結構な分量があります。サンドイッチなんか摂ったら晩飯がアウト。
でも今回は、妹の夫と息子という、大容量携帯ディスポーザーが2台も稼働中なのだ。

部屋に帰って… ディナーに出かけるまで、日没後のトワイライトを愉しみました。
窓はこんな景色。なかなかロマンチックになれるかも。

窓の下に見える桟橋は、ライトアップを始めていました…。
遊覧船みたいなのがいて、ちょっとキレイ。
旭光学の望遠レンズ買ったら付いてくる説明書に載ってる作例写真みたいで、我ながら素敵。(笑)
(旭光学の社員がトリセツに載せるためにSMCタクマー®で撮ったら、この程度…と思ったw)

ベイの向こう側には、横浜ベイブリッジ。
今日は土曜日。深夜になれば、あの麓の大黒ふ頭で族のみなさんがバリバリやるんでしょう。

窓際ネコ用よっかかり席は、いい雰囲気になっています。
でも実際は外が寒いので、少しヒンヤリする。

ディナーの予約時間が近づいたので、みんなで階下へ…。
地上階には、羽根を生やした使徒がいました。

タクシーがなかなかやってこなくて若干イラッたけど、無事中華街へ到着。
老舗でたらふく食べてきました。予想以上に美味しい店だったので、まんぞくさん。

そしてインタコへ帰って。
夜になったら地上階のロビーはガラガラに空いていました…。

そして、時は2022年12月、クリスマスが近づいている頃でした。
立派なツリーが飾られていました。

部屋に戻って、窓からの景色をチェック。
夜が更けてからの桟橋も、なかなかキレイ。てか iPhone 14 Pro のカメラ機能、性能バツグン♪

カメラ『機能』って書いたのは、多分ニューラルエンジンとかのソフトで造ってるだろうから。もうこういうカメラ任せにできるスマホを誰でも持っている時代、写真の学校出たのが活かせるのは、ブログとかインスタとかで、なんとなく上手そうな画をお見せできることくらいです。

ベイブリッジもライトアップされていてキレイでした。
この宿って… 反対側のビューは遊園地側だから、目の前は観覧車だよね。
それも面白そうだし、どっちがいいのかは微妙。

そして就寝。

早朝覚醒のクセがついているので、夜明け頃に目が覚めました。
日の出前の景色も、なかなかキレイです。

シャワー浴びて身仕度を調えて、朝食のために皆でクラブラウンジへ向かいました。
朝の入口は、こんな。

内部は、こういう様子でした。
この革張りの椅子は、ゆったりアルコールやコーヒーをいただくのには良い。

でも、お食事をメインで攻めるには、もっとダイニングっぽいセットアップが好き。

ラウンジ側もそのへんは判っていらっしゃるようです。
この広大なラウンジにはダイニングテーブルがあります。
こっちがダイニング用のテーブル群で、お客さんはこっち側ばっかし。

それにしても… 今回のメンバー、男子3名はデカいのばっかり。175cm の儂が一番チビ。一番大きな義弟さんは大学時代にラグビー部の主将だったから、戦車みたいにおおきくて立派。甥も、父に似て長身。

ラウンジのスタッフには「どこの相撲部屋?」とか思われてたかもねぇ…。

朝のテーブルセッティング。
至ってシンプルです。

でも、がっつりいきます。いろいろ収穫してきたら、こんなでした。
スモークサーモン、チーズにハム、ダニッシュペストリーとラタトゥイユ。
コーンポタージュが、とっても日本っぽくて好き♪ クルトンどっさり♪♪

さらに、ラウンジのお姉さんがオムレツは如何でしょう?」と聞いてくれて。
マッシュルームとチェダーチーズだけ封じ込めてもらいました。

内部はフカフカでジルジルの、最高に上手なオムレツでした。ANA のファーストクラスでも、2食目に納豆ご飯を諦めたら、ほぼこういうオムレツにありつけます。おかげで毎回悩ましいです。

今度はフルーツサラダを。
飲み物は… カプチーノ飲んでるけど、冷やし珈琲フレッシュも。

フルーツサラダの具が、イチゴ、キウイ、ブラッドオレンジ、ネーブル、ドラゴンフルーツ…上質な果実ばっかりで、なんだか偉そう。

お姉さんに今度は「フレンチトースト、召し上がってみませんか?」と聞かれました。
こいつは喰うな… と確信を持って聞かれたんでしょう。5名中3名が所望しました。
バゲットを角度付けずに輪切りにして、フレンチトースト仕立てに?

メープルシロップをほんのちょびっとに、メープルアイスクリーム、ベリーのコンポートと生クリーム添え。これはたいへん美味しく頂戴しました。少しずつ、いろいろいただいて大変に満足できました。

日曜日の横浜港はよく晴れていました。スモッグも少ないみたいだよね。
予約で若干アレだったり、施設は旧くなってきているけど、なかなかのインタコです。特にラウンジがイイ!

この後チェックアウト。甥が Toyota Highlander で習志野まで送ってくれました。オムツ巻かれてころがってた赤子が、トラックをブイブイ走らせるようになっちゃって。おじいさん感動。(笑)

次記事は、この横浜インタコ宿泊時にディナーへ出かけた中華街の老舗です。