Wednesday, January 5, 2022

Thonglor Thai Bistro

年越しで食べたカオ・ソイが美味しかったので、今度はお店で食べてみました。
お店ではこんなプレゼンで出てきます。
ピーナツの粉にまみれて判り難いけど、ちゃんと櫛切りのライムがてっぺんに載っています。

店構えは、こんなです。
間口が狭くて通り過ぎちゃいそう…。

でも、コロナ禍に入って以来ほぼ常設になったアウトドアシーティングがあります。
このテーブルは隣の Central Park Bistro と場所を半々に分けあっています。

さて、お店に着いて「ここで食べられる?」って聞いたら「もちろん!」という返事。
カオ・ソイと一緒に、タイ・アイスティーも頼みました。
いま風なジョッキに入って出てきましたが、量は増えていそうなので、とても許す。

そして、カオ・ソイです。
我が家と同じで白い丼だけど、おおぶりの丼なのでスープもなみなみとしていて嬉しい。

イエローカレーのスープ… ターメリック、ココナッツミルク、バジル、コブミカン等々、複雑な風味です。ユナイテッド航空の機内で出てくるカレーうどんも、このくらい美味しかったら最高なんですけど…。

下に隠れている麺は、こんなです。
ね? 平打ち麺でリングィーネっぽいでしょ?

麺がカレーまみれだけど… ほぼ白っぽいようですが、これは米麺ではなく「エッグヌードル」と呼ばれる中力粉の麺だと思います。お店で食べたら… 噛み応えがすごくモッチモチで、とても良かった。これは持ち帰りするよりも、是非お店で食べるべきアイテムです。

今かなりハマっているので、SHABUWAY と遊楽同様、暫くは毎週かかさず通いそうです。
きっと店員の姉ちゃんに『カオソイ爺』とかで覚えられそうな悪寒…。

Thonglor Thai Bistro
173 E 4th Ave, San Mateo, CA 94401
Tel. +1 (650) 342-6451
thonglorthaibistro.com

Hours:
  Tue - Fri:  11:30 am - 2:30 pm,  4 - 8:30 pm
  Sat - Sun:  12 - 8:30 pm
  Mon.  Closed


【1月12日 追記】

また行ってきました♪ …つか、この記事を挙げてから3回目ですが。
こうやって撮っても見た目は同じだけど、内容が少し進化というか、好みに替えてもらってあったのだ。

今日のランチタイムに伺って、いつものおばさま(オーナー奥さん)が応対してくれました。

「また同じ。タイ・アイスティーと、カオソイで」

「ダック?」

「へ??」

「こないだ帰る時『次回は鶏をローストダックに替えて』って言わなかった?」

「そうそう! そうでした!! 忘れてた! 是非ダックでお願いします!」

そして、今日はカスタマイズしてもらった「ローストダック・カオソイ」です。
コッテリしたカレーソースに鴨の脂っこさがよくあう。これは替えてもらって正解です。

シェフさんもこの注文を受けていろいろ考えたのか、ローストダックの風味とぶつかるのを恐れたのか、あるいは単に使い忘れたのか(笑)、コブミカンの葉等のスパイスが入っていません。

「お味は如何?」って、おばさまが様子を窺いにきました。

「これ、替えてもらって良かった。すっごく美味しいです!」

「それなら良かったわ~。」

「今度から、僕にはローストダック・カオ・ソイで」

ということで、以降はローストダックのカオ・ソイがデフォになりました。

お冷やの氷は全部タイ・アイスティーへ移動させて、濃すぎるくらいの風味をうすめて。
タイ・アイスティーが気に入って、アマゾンで何種類か買ってみたけど、どうしてもこの味が出ない。

道端で食べてたら、元市長 & うちの建築士のジャックさんが通りかかったので、おばさまにも紹介。

そのおかげでかなり仲良くなったので、おばさまに率直に疑問点を伺いました。

「うちでタイ・アイスティーを造っても同じようにできない。ミルクが違うの?」

「うん… 以前は特別にタイの食料品輸入元から引いてたけど、今は Half & Half よ」

「それでこのコクが出るんだ…」

「本当ならもっと美味しいんだけど… 英語で何だっけ?アレルギーの人がいるから」

「グルテン?」

「あ、そう。それそれ。Half & Half にすれば大丈夫らしいから」

レストランビジネスって、細かなところで苦労が多いんだね…。

という事で、お食事の後に Draeger's Supermarket に寄って Half & Half  を買ってきました。今日はこの記事追記を終えたら、さっそくタイ・アイスティーを造って、Half & Half を加えてみます♪

Tuesday, January 4, 2022

Kao Soy

2022年を迎える『年越しそば』は、こんなでした。
タイ北部の料理、Kao Soy カオ・ソイ です。

これは持ち帰って、じぶんちで組み立てたもの。タイ風のイエローカレー、ココナッツの風味が濃厚なスープにリングィーネのような麺が沈んでいます。鶏肉や野菜が入っていて、さらに揚げたクリスピーな麺が載せてあります。

タイ風カレーの風味で、汁そばとカリカリの揚げそばを両方一度に食べられるという幸せな一品です。

以前は我が家から踏切を渡った反対側、徒歩1~2分のところに Tasty Thai というタイ料理店がありました。でも、テイスティ・タイが閉店して以来、カオ・ソイを食べられずにずっと「ぁぁ、また食べたひ…」と思い続けていて、よもや4番街の店にも置いてあるのを見逃していました!

大晦日に、ローストダック・カレーと一緒に、サテか何かを頼もうと思ってメニューを眺めていて、発見。
カオ・ソイがあるじゃん!?

このタイ料理店も以前は Thai Satay という店名で、テイスティ・タイが閉まる頃にオーナーが替わって店名が変わったけど、板さんが同じらしくて味に何の変化も無いから、メニューも全く同じだと思っていました。それがいつの間にかカオ・ソイを提供していたなんて… 数年間ずっと見落としていたことになります。テイスティ・タイのものと比べると、麺が太かったり、スープがレッドカレーからイエローカレーに変わっていたりするけれど、ココナッツミルクたっぷりでスパイシー、そこにコブミカンの葉やライムの香りが効いているのが嬉しい。

ともかく、大好きなカオ・ソイを出してくれる店を徒歩圏内で発見したのは朗報です。
今年からここんちもヘビロテしそうです。

Thonglor Thai Bistro
173 E 4th Ave, San Mateo, CA 94401
Tel. +1 (650) 342-6451
thonglorthaibistro.com

Hours:
  Tue - Fri:  11:30 am - 2:30 pm,  4 - 8:30 pm
  Sat - Sun:  12 - 8:30 pm
  Mon.  Closed

Saturday, January 1, 2022

Barcelona Trip - 3rd, Return

重ねまして、あけましておめでとうございます
…のタイミングが3回目バルセロナ旅行記の最終回。

一緒に旅したアテネの先生とは、シェンゲン領域内ラウンジの前で別れました。アテネの先生はスイスの先生みたいに、別れる時が近づいてきても表情が暗くならない。普通に平気なのが、こちらとしては助かります。弁護士だから表情を隠すのが上手いのか?

次の再会は1月下旬。僕がアテネを訪問する予定になっています。これ以上新型コロナの影響で旅が難しくなるのは、本当に避けたい。冬はユナイテッド航空がアテネへ飛ばないので、欧州で乗り継ぐ必要があります。ロンドン乗り換えで発券したら、尾身クロン株のおかげで余計な抗原検査が増えたよ。(怒)

【記事後悔後追記ここから】
ロンドンがヤバすぎるので、出発を1週間遅らせたうえ、西ドイツでの乗換えに切り替えました。往路が SFO→ORD→FRA→ATH と2ホップですが、シカゴ→フランクフルトがボーイング 744-8i の屋根裏部屋があったので、それにしました。屋根裏、久しぶり♪ 復路はエーゲ航空でミュンヘンに飛んでユナイテッド航空の B787-9 旧シートで戻ります。西ドイツで乗継ぐと、ワクチン接種証明だけなので少し楽。でもギリシアが到着24時間前の PCR 検査か抗原検査を要求するようになったので、出発前日に SFO へ行って PCR 検査受けなくちゃいけません。尾身クロンのおかげで面倒になったのは確かです。
【記事後悔後追記ここまで】

さて、帰りはまたオンボローイング 767-400ER に搭乗。
とりあえず一番好きな座席 1D に座れました。

なぜバルクヘッドが好きなのか。改めてコンチネンタル航空の座席構造を比較してみましょう。
これが座席 2D ~ 6D までのフットレスト。三角形で狭いでしょ?両足が並ばないくらい狭い。

そして、こっちが座席 1D のフットレストです。
どうです、広いでしょう? まるで別物です。ちょっとL字型っぽい無駄な形状もコンチネンタル航空の特徴。

この「バルクヘッドは足元が広いの法則」は、シン・ポラリスビジネスにも引き継がれています。
さらに、最前列センターアイランドのメリットは…

 ・ミッドナイトスナックが目の前に並ぶ。ちょっと腰を浮かせれば取り放題♪
 ・B767の場合、2-1-2 アブレストなので両側からサービスされて気持ちイイ♪

ちょっと思いついただけでも、こういった利点があります。

そして、12月からは青いプラスチックカップとさようなら。
ウェルカムドリンクが復活です。アテンダントさんがやってきて…

「シャンパンとオレンジジュース、どっちがいい?」

シャンパンって…ホントは安物のカヴァかなんかだろ?
でもアテンダントさんのせいじゃないので、和やかにおへんじしました。

「オレンジジュースをいただきます♪」

「お食事の注文もいただいていいでしょうか? 今日は…」
「2週間前のビーフショートリブが、凄く柔らかで最高。今日もある?」

この質問というか返事で、プラチナブロンドのアテンダントさんは、大笑い。

「2ミリオンマイラー…飛び慣れてるわねぇ。あるわ。あれ、美味しいわよね」

そして飛んで… お食事が届きました。
これ以外の選択肢は、サーモンまたはラビオリでした。

あと、BCN発便はサラダが美味しい。

ビーフ・ショートリブは前回とほぼ同じ様子。
ソースが少し違ってました。
BBQ味の範囲だけど、タマネギとかのテクスチャが残ってて、今回のほうがナチュラルな感じ。

中を拝見…
ナイフがスイスイ入ります。またもや、もの凄くやわらかで、驚かされました。
食事を配布する手を止めて、プラチナブロンドのアテンダントさんが来てくれました。

「どう?? 今日のショートリブもスーパーテンダー??」

もの凄く興味深そうなのは、きっと「ビジネスクラスの余ったメシが自分たちのメシ」だから。w

「うん。先々週と同じ。BBQソースがさらに美味しくなってる」
「ステキ! じゃあ…」と、「あたしも今日はそれにしよ♪」ってうっかりバラしそうに。(爆)

「他のCAに取られないように、ギャレーで自分の分を予約したほうがいいよ」
「もぅ… プレミア1K® にはバレバレね。(笑)

このアテンダントさん… 1K をちゃんと Premier 1K って呼んだのには感心しました。

アテンダントさんが嬉しそうだと、PAXとしても嬉しいです。

こんな会話してるんだから、その後の応対が素晴らしかったのは、もちろんです。
背後の乗客には「あいつ…デッドヘッド?」とか、疑われるレベルだったかも…。

ちょっと復活ぎみでも、アイスクリームサンデーはまだ。
コクのありそうなチョコアイスをもらいました。
一括配布されたナッツからカシューナッツを選び、砕いて投入。
この工夫は、良かった。これならマシュマロも欲しかった。(ぉぃぉぃ)

少し寝て、目が覚めたらもう北米大陸に接近中。
あと2時間で到着です。

身支度を整え始めたら、アテンダントさんがお水を持ってきてくれました。
いちばん前に座っていると、こういう点でも有利です。
(ちなみに旧コンフィグ767の場合、トイレは後方2ヶ所だけなのは不便)

2食目は「クスクスかハンバーガーウェリントン」ということで、ハンバーガーで。
もう飽きてきたけど、消去法的な選択肢はこっちになるよね。

カットしてみて… あれ~? パンがあんまりブリオーシュ生地っぽくないかも?
プラチナブロンドのアテンダントさんが、また僕の意見を聞きにきました。

「ねぇ… そのウェリントン、少し変わったと思いません?」
「ブリオーシュ生地が自慢だったはずだけど、普通のパンっぽい」
「でしょ!? でしょ!? やっぱりそうよね!!」

どうやら、僕は正解を述べたようです。すごく嬉しそうでした。
でも要するに・・・品質が劣化した。って言ってるんですけど。(苦笑)

バルセロナ発便の2食目で嬉しいのが、フルーツサラダです。
ハニーデューメロンが、白っぽい地元のメロンに置き換わっていて、これが甘くて美味しい。
さらにキウィもたっぷりだし、パイナップルも入っているから、かなり好きな組み合わせ。

そして、食後にブラックコーヒーをいただきました。
コーヒーが飲みたい。という欲求よりも、磁器でサーブされるのが嬉しい、という理由です。
もちろん『磁器が戻って来た!』をブログで報告するため、というのも大きな理由です。(笑)

到着して、ターミナルを B から C へ移動して、ポラリスラウンジへ入場。

また、あんまりハラペコでもないくせにダイニングルームへ入場しました。
この、飛行機のシッポを見ながらお食事するのが、気持ちイイ♪

この時は空いていたけど、サービスパーソンも兄さんがひとりきり。
ちょいと待たされて… 鱈の味噌焼きが届きました。

でもなんだか前回と違う調理法なんですけど…。
スープっぽい中に、鱈がいます。シイタケがどっさりで、これも美味しいけど。

往路で食した鱈の味噌焼きは、こんなでした。同じ物頼んでこの違いは… さすがユナイテッド航空。
味噌味のソースがかかっていて、刻んだ青梗菜が敷いてある。

風味的には大きく違わないので、どっちのプレゼンテーションでも好き。


ただ、このメインの後のデザートが十数分待っても出てこない。



サービスパーソンの兄さんも、どっかに雲隠れして、いない…。



搭乗時間が迫ってくる…





御不浄で着替えたい…





もう、チップも置かない! プンプン







・・・食い逃げしちゃおう!!















食い逃げしました♪(もちろん法的には無問題)

食後の時間になっても、ラウンジはまだ空いていました。

SFOへの接続便は、ボーイング 787-9 ドリームライナーのシン・ポラリスビジネス換装仕様です。
真っ正面から見ると、なんだか間抜けな海の哺乳類みたい…。

今回は第壱段アップグレード成功。プレミアム・プラス席に座れました。
座席 22C、初めてバルクヘッドじゃないプレミアム・プラス席に座りました。フットレストはふくらはぎサポートまであって、結構いい感じ。ANAに乗った時みたいに短足の日本人仕様じゃないから、長さピッタリなのも嬉しい。

ただ、隣席の 22A に座っていたおばさまが『マスク警察』でした…。
鼻だしマスクの奴がいると、僕をツンツンして「注意しろ」って急かすし。

「僕アジア系だし… 喧嘩になるのはイヤだからアテンダントさんに頼んでよ」
「そうね。確かにアジア系だと逆恨みされてヤバいわよね…」

結局このおばさま、プレミアム・プラスにいた鼻だしマスク男ふたり、後方のエコプラ席バルクヘッドの男二人をアテンダントさんに通報して、ちゃんとマスク着用させていました。

・・・なんだかなぁ。

さて、今日もまた「タイ風チキンカレー・ヌードル」が食べられるかな??
今月からワイングラスが復活してるのも、注目ね。

・・・ドッパズレでした。(泣) チキンのフィデウア、ペストソースでした。

もうひとつの選択肢がラビオリだったから、どっちを頼んでもパスタって、どうよ??
まぁ、お味の方はそれほど酷くなかったから、いいや。
エリーズのチーズケーキは、僕には嬉しい。体に毒だけど。w

そして、到着2時間半前にスナックと飲み物のサービス。
チーズプレートとお好きなお飲み物を。オレンジジュースにしました。

普通なら到着の1時間半前に配布されるはずですが、シエラネバダで乱気流が酷い予報だったから早めの配布。

でも実際は、全然揺れることもなく到着。
やや早着してくれたおかげで、この晩もひとつ前のバスに間に合いました。

帰宅したらシャワー浴びてネコと遊んで、ベッドに潜り込んでグッタリ寝るのは毎度毎度。

これで3回目のバルセロナ遠征の記事は終了。ご愛毒ありがとうございました。
4回目の遠征で何か特筆に値するものがあれば、また書きます。

今年からは1ヶ月半に1回くらいの旅行ペースになるので、ブログ継続をどうするかは未定。
ルフトの747とかスイス航空とか、ANAのF に乗る予約があるので、きっとまた書くとは思います。