※ アテネ旅行記 ― 第弐回、第六話 ※
またアクロフォビアへやってきて、パイの店 パンドラ ΠΑΝ:ΔΩΡA へ寄っていきました。
またアクロフォビアへやってきて、パイの店 パンドラ ΠΑΝ:ΔΩΡA へ寄っていきました。
通算で5回現れたあたりで、DQNな東洋人の爺さんは、さすがに顔を覚えられました…。
正確には、パン:ドラ というふうに、2語に分かれている?店名ですが… その理由はギリシア語が不堪能なので、この記事を綴っている時点では「おソノさん」から伺えていません。
「写真か? こっち! こっち!!」って急かすので、店内へ入ったら…
半分ギリシア語のままで言われたけど、言わんとする事はとても良く判った。(笑)
へ~。生地は最初に機械のローラーである程度まで整えるんですね。見せてもらうと勉強になります。
おばちゃん… 麺棒で生地をどんどん薄く延ばしていきます。
見ていて最初に思ったことは… 「ギリシア人の女性って、メキシコ人と見分けがつかん」
特に「おっかさんな仕事」をこなしていると中米っぽく見えるのは偏見でしょうか?(汗)
ちなみに、ギリシア人の男性は中米やトルコの男性とはっきり違います。断然ガタイが良い。
で… パンドラへ至るまでの路上、歩道にこんなガラス張りの部分があります。
最初は地下室への明かり取りか何かだと勘違いしました。
地面を掘ってたら、モザイク画が出てきたんですね。イスタンブールもそうだけど、地面を掘る工事って年がら年中遺跡を掘り当てちゃって中断しまくりになるみたい。遺跡の上に住んでるだもんね…。
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こうなってます。
上の方が真っ白で、体積的には大部分がクリーミィな物体なのに注目、でも底はエスプレッソ。
淹れるところを見ていたら、基本的に萬屋のガイアと淹れ方はほぼ一緒。
ダブルエスプレッソを淹れたらカップに用意したゴロゴロの氷で冷やして、その上に冷凍庫で半分凍らせた「牛乳と生クリームのハーフ&ハーフ」くらいの乳製品をブレンダーにかけてホイップしたものを、上からドロドロかけて出来上がりです。ギリシア風だとどこのアイスコーヒーもものすごい濃厚なんですが、やっぱしガイアのが一番コクがあります。冷凍してある乳製品の他に軽く何か足しているみたい。練乳を入れてくれたらきっと美味しいと思うけど、風味がいきなりアジアにころぶだろうし…(笑)
でも、この2回目の遠征が終わって月曜に帰ったけど、火曜日の8月3日が最高気温47.1℃を記録した記録的な猛暑でした。なので、滞在中の日曜日も40℃超えで、店頭のパラソルの下に座っていると、いい風が吹くけど… 熱風。なんだかヘアドライヤーで炙られているようで、アイスコーヒーかかえてホテルの部屋にさっさと戻りました。
次回は8月11日からの予定でしたが、Family Emergency のため急遽予定をキャンセル。もし8月末に出発できそうなら行ってきますが、でなけりゃ次回は早くても9月中旬です。猛暑の時期を避けられるのは逆にラッキーではありますが、なんとかして11月末までには 3,000 PQM を飛んで1K® 更新する気満々です。(苦笑)
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これを撮ったときの具は、フェタチーズとスイートパンプキン。
味は濃厚です。アメリカで売っているフェタよりも風味がハッキリとチーズっぽい。
でも、やっぱりアッサリしすぎたチーズの味で、あんまり好きくない。注文する時にうっかり「チーズのパイを」とだけ、おソノさんに伝えたのが失敗でした。「チーズ」のデフォはフェタなんですよね…。(苦笑)
アメリカでハロウィーンの時にみんなが食べるパイと基本的に同じ材料なんですが… 全然違う。
これは持って帰ってパンプキン好きな人に食べさせたいくらい美味しい。シナモンやナツメグが控えめで、甘さはパンプキンの素材の甘さに委ねていると思われる、素朴な味わい。でも風味の奥行きが深いのにビックリ。
写真には撮りませんでしたが、マッシュルームのパイがある日は必ずそれも買います。
あとは「ミルク」というパイが優しい風味で朝食にピッタリ。これにもハマりました。
上写真のカップルは北欧かオランダあたりから。英語うまいけどRにクセがあって判る。
コーヒーの美味しい店を探していると言うから、パンドラのお向かいの店を紹介しました。(笑)
引き続き秋にもアテネに通う予定なので、季節にあわせた素材が出てくるか楽しみです。
PANDORA ΠΑΝ:ΔΩΡA
Lempesi 1, Athina 117 42, Greece
+302109227782
Hours:
Monday - Friday: 8:30 AM - 8 PM
Saturday: 8:30 AM - 5 PM
Sunday: 9:00 AM - 5 PM