人民共和国でこんな事書いたら拘束されちゃいますが、自由の國アメリカ合衆国はたぶん大丈夫♪w
ドナルド・トランプ合衆国大統領が激しくお勧めしている、マラリアの薬
ヒドロキシクロロキン...
ヒドロキシクロロキンのパッケージ。半数致死量は約 2g/kg なので、これ1シート飲めば確実に重篤♪
CNN日本語版に翻訳記事が載りました。
新型コロナウイルス感染症の治療薬候補として期待される抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を入院中の感染者らに投与したところ、投与しなかったグループよりかえって高い致死率を示し、人工呼吸器が必要となる率に変化はみられなかったとの研究結果が報告された。
トランプ、案の定やっちまいました。
患者368人のうち、ヒドロキシクロロキンを投与した97人の致死率は27.8%と、投与しなかった158人の11.4%を大きく上回った。
投与されたほうが倍以上氏んでます...。
一緒に投与すると効果的だとされた ジスロマック(ファイザーの商品名。一般名アジスロマイシン。マクロライド系抗生剤)を併用しても何も効果はみられないそうです。クロロキンは臓器への負担が大きく、コロナで弱ったからだにこんな強い薬剤を投与されて、かえってどこかの臓器を痛めてしまうらしいです。
全然ダメじゃん!!
トランプったら、3月下旬には「夢のような特効薬だ!」とか「神からの贈り物だ!」って叫んでいました。いまアメリカのフェイクニュース(CNN, NBC, ABC, CBS, PBS)はこぞってその録画を再放映しまくっています。
しかも、ジェネリックな薬を製造している印度からたっぷり輸入する手筈まで。
商談が成立して濃厚接触するキモジジイふたり...。モディさん、理科音痴の馬鹿を手玉にとって儲けました♪
激馬鹿... ふたりともコロナ患ってベンチレータ(人工呼吸器)に繋がれちゃえ!!
トランプに挿管、ダイソンのサイクロンの一番大きな掃除機w で吸ってやります! ←劣化コピーの真似
今日の記者会見で、記者から「ヒドロキシクロロキン投与するとかえって致死率が上がる報告が」って質問。
トランプったら...「そんな報告は聞いていない。はい、次の質問者?」って、スルーしました。
2016年にトランプへ投票した抜け作たちが、これ観てちゃんと自分で判断して欲しいですが... 無理かも。
英国BBCのニュースではロックダウン解除を求める低脳白人の声を伝えています。
教育程度の低い白人(ようするにトランプ支持者)はロックダウンに辟易。
あぁ... 見るからに頭の弱そうな、ざんねんな爺さん。晴天下に曇り用サングラスかけてるし。
この報道を観ていると、シリコンバレーでは見かけないブルーカラーさん達がいっぱい出演。
みんな、この新型コロナウイルス騒動をデマだと信じているのが怖すぎます。
これも第45代合衆国大統領、ドナルド・トランプに洗脳された結果でしょう。
【脱肛後、4月23日に追記】
トランプ大統領... もういっちょ派手にやっちまいました。もう一本別に記事書けそうなくらいです。
参照リンクはNBCニュースの記事です。(英語)
トランプ、消毒剤を「注射」してコロナウイルスを退治し肺を「キレイ」にする提案。
翌日の4月24日、BBC日本語版にこの顛末を語る和訳も出ました。
この記者会見というか演説、ライブで観ていましたが...「えっ!?いま何て言ったの??」と驚きました。
裏付け無しで場当たり的にすぐ言い出しちゃうトランプが、最初に言い放ったのは...
・消毒剤(次亜塩素酸。つまり日本のハイター、米国の Clorox 相当)を注射してコロナ退治する。
これには耳を疑いました。周りにいた医学博士達が露骨に狼狽しちゃって、もう火消しに大変。
トランプ本人は自分の言った事の何がおかしかったのか、まるっきり判ってない様子。
面白いのを通り越して、これが合衆国の政権中枢だと思うと空恐ろしくなりました。
この記者会見では、この一発だけでは済みませんでした。さらにダメ押しで...
・内視鏡的に紫外線ライト等を肺へ入れて、強烈な光や紫外線の照射でコロナ退治する。
ここは僕も聞いていて、唖然としました。自らのヒアリング能力を疑いたくなるような台詞が...。
「ほら、日光に当てるとバイキンが氏ぬだろ?あの要領で、内視鏡とかで肺に紫外線を当てるんだ♪」
まぢか!? 理科の判らない大統領にこんなデマ吹き込んだの、誰だ!?
もう、周りにいるCDCの親分とかNIAIDの所長とか、観ていて可愛そうなくらい焦っていました。
「俺、いいこと思いつくだろ?」みたいにオツムを指さしてトントンするトランプ...。
馬鹿まるだし。
もう、イタイとかを通り過ぎています。百害あって一利無し。喫煙と同じくらいに危険な大統領です。
その場の思いつきで発言するトランプ大統領... 科学的な素地が完全に欠落しているのを露呈しまくり。
「デボラ、誰かこういうアイデアを思いついた奴いたっけ? どう思う?」←自画自賛
名指しされて思わず『シェー』をする、デボラ・パークス博士。今日のスカーフは... コーチ? エルメス?w
トランプに同意を求められたおばさん博士のデボラさん... すげー嫌そうに登壇して...
「ぇぇ... まぁ、深部体温を上げれば抵抗力が増加しますが、熱や光を直接浴びるのはちょっと...」
HSP(ヒートショックプロテイン)の効果を挙げて大統領の意見を完全否定するのを避けます。
全米が見守るポディアムに立たされている立場上、ダメ出し出来ないのがあまりにもイタイ...。
余談ですが…デボラ博士、最近暖かくなってきたためなのか、イタ過ぎると誰かに言われたためか、似合わないスカーフをアスコット・タイのように、貴婦人みたいに胸元に巻くのだけはやめました。w
一方、民主党寄り NBC の医学レポーター、ヴィン・グプタ博士は激しく警告しています。
「家庭用の殺菌用品を体内に注入するなんてダメ、ゼッタイ! それって典型的な自殺の方法よ!一般家庭にある漂白剤や消毒用アルコールなんか体に取り入れちゃダメ! 嘔吐、下痢、激しい脱水を起こして氏にます!」
過去にもデマで、自閉症やHIV感染の治療に漂白剤を飲むのが流行った事があるそうです。
アメリカ... 思ってた以上に激馬鹿だらけ。この國で体調崩して入院するのイヤかも。
「肺に紫外線を照射するのは、できる素人がいるとは思えないけど... 紫外線は肺の組織も破壊します!」
内部から肺に大量の光を照射する... 暗い場所でやったら、透けて胸が光ってみえて神々しいかも。www
さらにグプタ博士は...
「合衆国大統領のような影響力の強い人間がこんな台詞を言い出すと、こないだのアリゾナでクロロキン飲んじゃった夫婦みたいな事故がまた発生するんです。」
神からの贈り物クロロキン飲んじゃった事故を引き合いに出しました...。
もう... 誰かトランプに基礎的な自然科学のおべんきょ指導してやってください。この大統領、やばすぎます!
家人がこのニュース観てるかどうか、聞きました...。
ぼく:「ねぇ、昨日のホワイトハウスのブリーフィング観た?聞いた?」
家人:「まだ。また何かあったの?」
ぼく:「今度は漂白剤を注射したり、肺に直接UV照射するとコロナ退治できるって♪」
家人:「...。クロロキンのデマで何百人も病院送りにしておいて、またそんな事を...」
ぼく:「きっとまた中西部の教育程度が低い白人みんな、クロロックス飲むよね♪」
家人:「でも、そうすれば中西部のトランプ支持者がみんな氏んで、民主党が政権奪還」
ぼく:「をを!それは素晴らしい!!」
我が家はかくもディープ・ブルーです。(青は民主党。日本の『3つの民主党』と一緒にしないでねw)
あ、あと、WHOからリークされた資料では、あの
放火されちゃっても仕方のないギリアド・サイエンシズ社が開発してエボラに効かなかった
レムデシビルは、コロナちゃんにも効かなかったそうです。一方で、ノーベルな大村智先生が粘菌で遊んでたら見つけちゃった寄生虫の薬、
イベルメクチンがコロナに効くというニュースも。ただしこっちは In Vitro レベルでの試験ですから実用化にはほど遠いですが...。
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11月の第壱火曜日が待ちきれません。早く理科音痴馬鹿をホワイトハウスから追い出して欲しいものです。