Thursday, September 29, 2022

United Club SFO (G gates)

ここからは、フルルンさん & だいすけさん と一緒に、シンガポールへ出かけた旅行記を綴ります。隔日公開で10月末まで続く予定です。

さて… シンガポールへは SFO からユナイテッド航空の直行便があります。
だいすけさんとは現地で合流ですが、フルルンさんとは同じ旅程で移動。

二人いっしょに入場できる、国際線 G ゲートのユナイテッド・クラブへ寄りました。
   左:しずおかしんぶん
   右:だ る ま  い ん こ (以上、読みは憶測)

久しぶりに、この『ユナイテッド・ファーストラウンジ』のお習字を観たかも。

ここ… かつてはファーストクラスを利用する客専用のラウンジでした。なので、内装は妙にアジア風というか中華風に凝っていて、ユナイテッド航空のラウンジにしては驚くほどお金をかけています。
でも、今はただのユナイテッド・クラブ。

まるで 500 系新幹線が、のぞみ から こだま に凋落したみたい。

儂らが入場した時はまだ空席があったので、このへんのソファを確保。
さっそく内部の写真をぱっちしたり、備え付けのスナックをチェックしに行きました。

国内線側もそうですが、ユナイテッド・クラブのスナックは若干改善されています。
以前はバナナとリンゴ、乾き物とチーズくらいしか置いてなかったので、少しはマシになりました。

でも… このクッキーが置いてあるあたりは、かつて氷に埋もれたドンペリ様が置いてありました…。
ファーストクラスのあった時代と、ポラリスラウンジ以下に落ちぶれたラウンジを比べるのは酷かも。
現在ここにはブラウニーとチョコチップ、それにサラダの材料いろいろ。

もうちょっと右の方には、クラッカーにチーズ。ラップとサンドイッチも。
これ、パンデミックが始まった頃はもっと悲惨でした。・・・つか、このラウンジは閉鎖してたけど。

それを考えたら、タコスやナッチョスを自分で組み立てられるのは嬉しいかも。
試しにタコスの具をもらってきて、ナッチョスをいただくことにします。

アルコール類は、あの中華のおばさんから受け取る方式になりました。
氷水とレモネードには「自分の水筒にガメるなゴルァ!」という警告が…。
PET ボトルが禁止された SFO… みんな考える事は同じみたいです。www

エスプレッソマシンは、第参ターミナルのユナイテッド・クラブと同じ機種。
なので、使い方を覚えてるから簡単♪ デキャフのカプチーノを淹れました。
淹れてから「しまった! ナチョスとカプチーノって…」と、相性の悪さに気づきました。
欲張らずにクッキーくらいにしておけばよかった…。(苦笑)

結局、こんだけ収穫してきました。
俯瞰で撮影。・・・やっぱりカプチーノが浮いてる。あわなすぎる。

その後、リカバリーでレモネードとかも収穫してきてから、スナックの摂取開始です。
このへんが自作タコス用の具材盛り合わせ。トルティヤチップスをディップしていただきます。
品質が… 安売りスーパーで売ってるタコスセットみたいな風味で、やっぱりざんねんでした。

でも、普段から安売りスーパーのスナック食って抵抗力つけてるから、全然平気♪ (爆)

タコス方面がドッパズレだった時のバックアップで、チーズ葡萄クラッカーも少しもらってきました。
こっちは安物だけどユナイテッド・クラブでずっと食べ慣れた味ですから、順当な風味。
撮影が映えるように盛ったベビーグリーンも食べました。

Wi-Fi のスピードテストもやってみました。
PING 反射はきわめて優秀で、8 ms。
データ通信は下り 38 Mbps、上り42 Mbps と、空港ラウンジとしては上出来。

ユナイテッド・クラブはどこに行っても、Wi-Fi だけは優秀です。

スナックをつまんでおなかがくちくなりつつ、隣席のフルルンさんと歓談していました。
やがて搭乗時間が近づいてきたので、ゲート G1 へ移動。

この日の搭乗は Global Service メンバーがいません。2歳以下の赤子連れもいません。
(16 時間半のフライトに乳幼児を乗せるのはほぼ虐待同然かも…)

おかげで、フルルンさんと一緒にかなり早めに搭乗できました。

次はユナイテッド航空1便、シンガポール行きの『コロナ明け機内食』をご紹介します。

Tuesday, September 27, 2022

United 1257 EWR→SFO

2022年8月・アテネ旅行記の最終回です。

結局、2時間後の便を選んで、それがさらに1時間くらい遅れて出発しました。
到着したら午前様。さすがにGSも1Kも少なめで、早くに搭乗できました…。
もらったのは、9L です。後部ブロックのバルクヘッドで、窓側に入り組んでいる好みの席です。

国内線の運航名称はユナイテッド・ビジネス。アメニティも微妙に違っています。
変なビニールのパウチ。冷え冷えのジェル枕は同じでも、白い枕は国際線の半分サイズ。

なんでこんなもんで差をつけるかな? 
でも、ヘリンボーンの灰色毛布はドヴェ(羽布団)より好き。

小物入れには、水とヘッドフォン。ここは国際線と一緒。
ヘッドフォンやスリッパを取り出し、荷物を頭上に仕舞って落ち着いたところで、アテンダントくんが登場。

ウェルカムドリンクをオファーされたので、シャンパンをもらいました。
国内線なのでプラスチックのカップですが、中味はちゃんと発砲ワインです。

アルコール飲んだら疲れがどっと来て、寝崩れそうになりました。

出発待ちの状態では、こんな様子です。
そうだ。まだ1時間くらい早いけど、飛ぶ前に注射打っておこうかな。

で… 自席の前のトイレに籠もろうと思ったら、使用不可でした。
こんなステッカー貼られてアウトになってるのは初めて見た。
それでも、隠しロックにアクセスしようとした跡があるのがイタイです。

しょうがないから反対側、9A 前の御不浄へ行ってきて、席へ座ってパーソナルモニタを起動…
もうやだ!どうせ出ると思ったけど、なんで起動したいきなりがテイルスになってるの!?

で、ようやく後方の厩舎の搭載が終わってプッシュバックされました。
窓の外はこんな景色。あのビルの上層階が、シン・ユナイテッド・クラブです。

やっぱりバルクヘッド席って、ひとけが少なくて好き♪
安全ビデオの流れている時でも、周りに誰もいないみたいで好き。でも、これでもビジネスクラスは満席。

タクシングが終わって、滑走路まで来ました…。
9列目じゃ、滑走路の写真を撮ってもこれが精一杯でした。

そして飛んで、お飲み物のサービスが始まったところで、コーク・ゼロを所望。
国内線でも温めたナッツが出てきます。このへんはワイドボディに乗っているおかげかも。

やがてディナーですが、選択肢は「チキンまたはベジタリアンパスタ」ってなんだかデジャ・ヴ。
でもこの便のチキンは、タイ風チキンヌードルでした。これは嬉しい。

こんなですが… 以前と比べて、若干変化しています。
なんだか汁気がシャバシャバ。ヌードルも少し減ったと思う。

おおまかには同じような風味なので、好みの機内食だとはいえますが、やや劣化ぎみでざんねん。

こっちのサラダは、そろそろ何か変更して欲しい。
刻んだ生の白菜に、枝豆載せ。食材がタイ風チキンと露骨にかぶってる。

セサミジンジャーのドレッシングをかけたらアジア風でスカしてる♪と思ってるユナイテッド航空の馬鹿職員!

パンはプレッツェルだけ。しかも赤ちゃんの握りこぶしのように、かわいいサイズ。
風味に大幅な劣化がみられないのだけが、まだましでしょうか。

デザートが付きます。シカゴ名物エリーのチーズケーキです。
これは合併前のユナイテッド航空から続く、名物デザートなので少し嬉しい。

今回は崩さないように、細心の注意を払って開封後、パンの皿へ移動させました。
なんとか綺麗な見た目のレアチーズケーキ。無難に美味しかったです。

この跡、少しうたた寝。

アテンダントくんに「おやつの時間になったら起こしてね」ってお願いしていたので、起こされて…
毎度毎度、クスクスと野菜、またはチーズとフルーツの選択肢です。

葡萄にイチゴ、チーズはプロセスチーズ、ハム2種類もスーパー品質。
クスクス喰わされるよりは楽しいから、これはこれで、いいです。

空港から自宅まで起きてなくちゃいけないから、コーヒーをもらいました。
到着の約 80 分前、太平洋時間で午後11時半ごろにこんだけ飲んで食べました。

おかげで降機時には気合いが入りました。

降機のドア前、天井にこんな「ユナイテッド航空な照明」があったの、知らなかった。
肉眼でも青紫色で、ユナイテッドのロゴっぽい照明なのがカワイイと思いました。
通路の向こう側で、写真に写らないように隠れているおっさんは、隣席の 9G にいたGSの乗客。隣席とはいえ、ポラリスビジネス方式のシートでは話すことはありません。

降機して… フードコートを見れば、完全に沈黙。
なにせもう、午前0時半だからね。どこもやってないよね。

動く歩道もカラッポ。
こんな遅く最終バスまで待つのも面倒、バスは経路変更で CalTrain 駅へ迂回するし、面倒なのでタクシーで帰宅。

これで8月のアテネ旅行記はおしまい。ご愛毒ありがとうございました。
この次は9月に『なかよし3人組』で出かけたシンガポール旅行記です。

Sunday, September 25, 2022

New United Club EWR (near C123)

2時間近く遅れて到着しましたが、乗り継ぎも2時間遅らせたのでユナイテッド・クラブへ入る余裕はあります。

C123 ゲートの近くに、シン・ユナイテッド・クラブが開店していました。
このエスカレーターで上階へ行くようです。今回の復路はシン・ラウンジ特集です…。

でも、エスカレータ前ののぼりには… ワンタイムパスだと入場できません。って…。
CHASE のマイレージプラスカードを造った客、騙されたと思ってブチギレでしょう。

エスカレータを上ると、ここが入場口。
エージェントと戦う必要はありません。搭乗券をかざしてゲートが開くかどうか、機械の判定です。

前にいたヴァージニアの上院議員みたいな、ザビエルハゲの爺さんは無事通過。
儂も搭乗券をかざして、無事通過… って、正会員なんだからランプが赤くなったらブチギレると思う。

入場したら、リンゴとバナナがお出迎えなのはユナイテッド・クラブの鉄則みたいです。
どんだけ飢えた会員ばっかりなんだよ、ユナイテッド・クラブって…。猿を相手の商売か??

ともあれ、このシン・ラウンジは広大です。屋根裏部屋なのですが天井もひろび~ろ。
食い物の少ないところは客も少ない。なんて判り易いユナイテッド・クラブの客。

ドリンクコーナーに人がいなくなったタイミングを狙って撮影。
施設は新しいですが、置いてあるお飲み物には変化はありません。ざんねんなままです。

お食事できるコーナーには、かなりの客がたむろしていました。
やはり食い物があれば客が集まります。まるで動物園の猿山か、戦後の闇市のようです。

そして、画期的な点は… ユナイテッド・クラブなのにシャワーブースがあります!!
そりゃ成田にもあるけどさぁ、米国内のユナイテッド・クラブでシャワー浴びられるのはここだけじゃね?

シャワーブース内は、白いタイルと壁で清潔。薄暗いポラリスラウンジとは対極です。
ただ、誰かが血まみれにしちゃったら、目地に残る… と考えたら凄くイヤになってきました。

提供されるタオルはポラリスラウンジと共通です。
これじゃポラリスラウンジの有り難みは半減です。つか、アップグレード失敗しても苦痛が少し減る。嬉しい。

シャワーのお部屋は… こうでした。
上の方のおおきなシャワーヘッドが、熱帯雨林シャワーのつもりみたい。

何も過不足はなく、とりあえず汗を流して、冷たいシャワーも浴びられて、スッキリできました。

シャワーブースを出たら、アメリカ人ならコーラでしょ。
また儂の前にはザビエルハゲのおじさんがいた…。
あんなにデヴなのにレギュラーコーク選んでる…。

おまえにデヴデヴ言われたくない!と思うだろうけど。

儂の番になったので、まずはコーク・ゼロシュガーを選択。
ベースを選んだら、フレーバーを選べますが・・・
 ・単なるゼロシュガー
 ・チェリー
 ・バニラ
 ・チェリーバニラ
 ・オレンジ
 ・オレンジバニラ
 ・レモン
以上の、7つもの選択肢が用意されています。

コーク・ゼロシュガー・レモンって何!? とは思ったけど、コンサバな儂は冒険しないのだ。
てか、チェリーコークのゼロシュガーってそれでもう充分に DQN な選択肢だと思うぞ。

ポストミックスなので、チェリーを選んだら赤黒い、まるで NERF のロゴみたいな液体が出てきてビビりました。

いちおう、スナック類のショーケースも眺めてみました。
サンドイッチいろいろ。自分で掴めません。ケースの向こう側のお姉さんに頼む方式です。
黒人訛りの英語の聞き取りが苦手な人はややハードルが高いかも。でも指させばいいだけ。

自分で掴めるのは… 不味そうなパスタに、自分で組み立てるタコス
タコスの組み立てはやってみたかったけど、まだお腹が空いていません。
カスタマイズ可能なタコスは次回にしよう。…って、劣化が早いからまだあればいいけど。

このへんなんか、天井がまるで体育館みたい。
このへんは食い物からの距離があるので、空いています。(笑)

窓から、これから搭乗予定の機材が見えましたが…
ジェットブリッジが接続されていません。てか、なんか今到着したばっかり??

ちょっと様子が変なのでユナイテッド・クラブの目の前、搭乗ゲートの C123 へ来てみました。
搭乗予定時刻の15分前でも、誰もいないし…。

こりゃぁ遅れる。と思って、今のうちに水だけでも買っておこうと…
チーボ・エクスプレス CIBO Express というセルフレジの売店へ。

みんなセルフレジの要領が判らずに、チェックアウトに時間がかかっています。

なんだみんな、ホントに要領の悪い田舎者ばかりだな。…と上から目線で自分の番が来たら、
何この半世紀前のセルフレジは!!??
アップルペイが使えない! タップも、マイクロチップも使えない!!

クレジットカード裏面の、磁気ストライプだけが読み取り可能でした。
出来ていきなり前世紀の遺物です。こんな売店、はやく滅びて欲しいです。

次は8月のアテネ旅行記最終回、サンフランシスコへの接続便の様子です。