Friday, June 29, 2018

Japan 2018 May (8)

営団日比谷線の広尾駅から徒歩数分。iSOさんとふたりトボトボ歩いてきました、天現寺。
ここにはアメリカ合衆国軍が進駐している、ホテルニュー山王があります。
(※今記事は低照度のため写真の画質が粗いです。同行したお二人なら、めっさ補正かかってるのが判ると思われ)
たとえ米国籍でも一般人は入場できません。Uniformed Services ID を所持しているか国務省勤務者に限られます。
幸い僕は入場可能で、最大25名までのゲストを同伴していいそうなので、帰省するといつもお食事していきます。

入口でベスト電器センセイ(以下、岡山のセンセイ)の御到着を待って、衛兵?さんに全員が写真付きIDを見せて入場。
夜の玄関はしっとりと、こんな感じ。なかなか高品位なホテルの風情を醸し出しています。
ありがとう、日本國の「思いやり予算」!(そう。ここは事実上日本が貢ぐ予算で運営されているのだ)

メインダイニングルームへ入って... 僕の名を告げるまでもありませんでした。
 Oh! Good evening, Mr. obaKoba, sir! How are you doing?
レストランの支配人さんがいきなり出てきて握手され、3名の予約席へ案内されました。

僕たちのテーブルを担当してくれたサービスパーソンさんも気さくでにこやかなおじさん。ただし、ここんちは2階にある鉄板焼 KIKUYA と違い全て英語での会話になりますが、今日のメンバーは全員バイリンガルなので無問題。

オーダーを通す前に、まずは泡で乾杯です。
市場価格とお店の価格を比較してお得なのは、加州シャンドンのロゼか純正ランス産モエのドンペリ。
Chandon California Rosé NV
気配りが身上のiSOさんが、財布に優しいおチープなシャンドンのロゼを選んでくださいました。感謝です。

ロゼなのでピノが多め。この後のお食事かなりをカバーできる泡ですが...
せっかくなのでこの後も加州の白と赤を瓶でお願いしました。(飲んべがふたり一緒だしw)

パンの配布に来てくださり、3~4種から選択。なぜかイタリアンなパンが多め。
黑オリーブ入りのフォカッチャと、日干しトマトか何かが入ったパイ生地を重ねたようなパンを所望。
どっちもスパークリングワインと相性いいです。

オーダーを無事に通して... 前菜がさっそく出てきました。

岡山のセンセイはシュリンプカクテルで。
Wellington’s Shrimp Cocktail
Paired Grilled and Sautéed Shrimp with Tomato, Peppers, Red Onion, Avocado, Lime and Jalapenos

「・・・なんか思ってたのと違うんですが。」とは、岡山のセンセイの台詞。僕たちも確かにそう思った。普通は海老がカクテルグラスにひっかけてあるよね。ここんちのは体格がいいし、アボカドとか添えてある。

iSOさんは僕が前回試して好印象だった、でんでん虫でいきました。
Escargot en Croute
Escargot Baked in Garlic Herb Butter under a Golden Pastry Dome

キノコのスープ等でよくやる手法ですが、パイ生地のドーム。ココットの中にはエスカルゴが1ダース。サクサクなパイ生地とパセリ&ガーリックの香りが付いたエスカルゴがなかなか美味しい。岡山のセンセイは苦手みたいだけど。w

で、確かみっつ来ると記憶していたのでこれを一個づつ分けました。
Lobster and Crab Crostini
Warm Lobster and Crab Salad Served on Crispy Saffron Crostini

要するにブルスケッタですが、ロブスターと蟹肉が載っている豪華版です。一切れだけでも豪勢な気分♪

そして... 僕の前菜は鴨に走りました。
Smoked Duck Breast
House Smoked Breast, Accompanied with a Blueberry Compote

Magret de Canard、鴨の胸肉スモークです。脂身の部分が薄いけど燻製香もよく乗って充分に美味しく、ロゼとあう。

のんべの皆さん、順調なのでロゼ泡一本あっという間。今度は加州の白、シャルドネにしました。
Rodney Strong Sonoma Coast Chardonnay 2014

iSOさんも僕も知らないワイナリーだったので試してみました。樽香が乗ってMLFがかかった典型的なカリフォルニアのシャルドネです。数年前にはMLFを抑えたシャッキリ系のシャルドネが流行りましたが、こいつはまた教科書通りに戻った感じの白です。岡山のセンセイが主菜にシーフードを持ってきたので、この先の料理に充分引っ張れそうな白です。

ここで、特に頼んでもいないのにサラダが挟まります。前菜→主菜と選ぶと自動的にサラダが追加になる模様。
ベルジアンエンダイブ、アーティーチョーク・ハート、ベビースピナッチ、チェリートマトのサラダです。黒いのはカリカリ。「竹炭入りクッキー」みたいな物体で、クルトン相当です。ドレッシングに少しハーブ。ペスト入りかな?

僕はワインをのんびり飲っているので、テーブルの上はこんな。
白もロゼ泡も居残ってますが... 他のおふたりは順調に消費していらっしゃいます。ついて行けません。(爆)

そして、メインコースが届きました。

iSOさんは「店名にもなってるシグネチャーディッシュですから」という僕の勧めで、これを。
Beef Wellington
Beef Filet Coated with Mushroom Duxelles and Wrapped in Puff Pastry

牛フィレ肉のウェリントン仕立てです。ビーフの焼き加減はミディアム。ソースはガーリック・ドゥミグラース、ポテトはベイクトでサワークリーム添え。ここ最近は赤身のお肉に凝っているとおっしゃるだけあって、きわめて順当です。

岡山のセンセイ... 主菜も魚介系に走りました。残念なアメリカの牛肉は避けました。w
Mixed Seafood
Asian Marinated Scallop, Shrimp and Lobster Tail Sautéed with Star Anise Port Wine Reduction,
Accompanied with Smoked Foie Gras, Caramelized Vegetables, Pickled Red Onion and Wild Rice

すごい。メニュー解説が2行もある(笑)。いろんなシーフードの盛り合わせで美味しそう。
僕もこんどこれにしようかな。

そして僕はまたシグネチャーディッシュで行きますが、肉を変えてみました。
Lamb Wellington
Lamb Loin Coated with Mushroom Duxelles and Wrapped in Puff Pastry

ラムのウェリントン仕立てです。レアで。とか無茶を言わずにミディアムレアで。
時期の問題もあるかもしれませんが... これ、同じ値段だけど牛フィレよりいいかも。肉質がきめ細かでしっとり柔らかい。今度また頼むならこっちです。
ソースはiSOさんと同じガーリック・ドゥミグラースで、ポテトはトリュフ・マッシュポテト。いい組み合わせでした。

そして、主菜にあわせた赤はナパの谷のメリタージュ。
Franciscan Estate Magnificat 2007  Bordeaux Style Red Meritage from Napa Valley, California

フランシスカン・マニフィカト は、オーパス・ワンの畑とほぼ隣同士の葡萄畑で穫れたカベルネをベース(71%)に、メルロ(26%)、プティ・ベルド(2%)とマルベック(1%)を混ぜた(ブレンド比率は毎年変化する。このバランスは2007年もの)正統派ボルドースタイルの、フランシスカンが造るプレミアムクラスの赤ワインです。パーカー、タンザー、ワインエンスー等の評点も常時90点台キープで、96点のヴィンテージもあるくらいです。それでもオーパス・ワンよりずっとお得♪ しかもこの海軍レストランだと免税&思いやり予算のおかげで、加州の地元スーパーで売ってる値段と同程度。(事前に近所のスーパーで調べて驚いた)

ワインリストに収穫年が載っていないのでソムリエさんにヴィンテージを伺ったら...

「2007年ものが4本あります。その次の在庫は2014年になります。」
「そしたら2007年を抜いてみて。美味しかったらあと2本持ち帰りますから、確保して。」
「ゲストのお二方へのお土産になさると予約係から伺っておりましたので、そのように。」

・・・で、抜いてもらって、テイスティングしてみたら... いいよ、これ。

確かにボルドー風だけど、典型的なカリフォルニアの赤らしさであるダークベリー&チェリー系果実感が充分に乗っている。カベルネだけに頼らない枯れたっぽい奥行きも出ているし、いかにも2007年ものらしく既にタンニンは丸く Drink Now なピークに来ているので余韻も凄く綺麗で、のんべのお二人へのお土産にはピッタリです♪ その後お二人からは「ブショネっていた」という苦言は頂戴しておりませんので、ハズレは回避できたと思われます。

「Okay. これ、あと2本ください。抜栓せずに、そのままで。」
「かしこまりました。お持ち帰り用に包装いたしましょうか?」
「大丈夫。ちゃんとネオプレン製の対衝撃バッグを持ってきました。」

用意周到にダイバーのウェットスーツ素材みたいなワインバッグふたつ持参してました♪バッグに入れてお持ち帰りいただきましたが... もしかして岡山のセンセイ、機内持ち込みできないじゃん!...って後で気づいた。でも、もう後の祭り♪w

そして、主菜を食べ終えてデザートに入ります。
5月の限定デザートは、このふたつでした。

肉が響いたiSOさん、シングルディップのストロベリーソルベに逃げましたが、アメリカ軍は逃亡を許しません。
「一種類なのに... なんでこんなデカいんですかっ!?」
「ここ、アメリカですから...。w」でも、胃に入れば水になるから。

僕は好物の「パッションフルーツ」のキーワードにやられて、月替わりを。
Chocolate Passion Fruit Mousse with Fresh Seasonal Fruits
酔っ払っているから言われて気づく程度ですが... チョコムースには確かにパッションフルーツの風味が酸味と一緒に。
他のお二人はダブルエスプレッソをご注文でしたが、僕はレギュラーコーヒーを所望したら、おかわり付きで嬉しい♪

そして、岡山のセンセイが、僕達が密かに用意した火に自ら飛び込む虫になりました。(笑)

ベスト電器センセイ:「そういえば私、あと2週間で還暦を迎えるんですよね...」
iSO さ ん  & 僕:「はいは~い。忘れていませんよ~ ♪ ♪ ♪ 」←釣れた釣れた♪ と狂喜乱舞寸前

ドンピシャのタイミングで、センセイのデザートが到着するとともに、サービスパーソンさん数名が我々を取り囲んで Happy Birthday to you♪ を唄ってくれました。サプライズのタイミング、iSOさんと僕の思い通りにいってサイコーでした。

そしてセンセイのデザートには蝋燭が立てられ、「御誕生日おめでとう」のチョコレート製プレートも。
Mascoepone & Mango Cake with Anglaise Sauce

いろんなフルーツ盛りだくさんでおいしそうなケーキですが... センセイ、感動していただけたのか、会話がいろいろ重なったためかキャンドルを吹き消さずにいて、ウエイターさんに「もう吹き消さないと...」って突っ込まれました。(苦笑)

そうそう。あつ先輩とおそろの赤いちゃんちゃんこが僕からの還暦祝いでした♪
(でも控えめな赤。自分用には撮像素子が色飽和しそうに赤いのを購入済。(爆))

そして、ここんちは御誕生日の方を記念撮影して、カードに仕立ててくれます。
その撮影の時に、僕の松下させこライカも渡して、写してもらいました。
センセイ、じぶんちのサイトやブログで自らを晒してるけど、いちおうモザイクかけたよ。iSOさんも伏せました。
でもセンセイってば... 僕より4ヶ月弱歳上なのに髪がフサフサで悔しい。世界は不公平に満ち満ちています。

それにしても・・・ 我ながら直球で道化っぽい衣装だと思いました。(爆)

そんなに長居したつもりもないけど...我々が最後。支配人さんへ挨拶して退席したら、速攻で扉を閉められた。(笑)
レストランからみたらDQNな客かもしれませんが(笑)、にこやかに対応していただけて嬉しいからまた来ちゃいます。

ベスト電器センセイ、iSOさん、楽しい晩餐をありがとうございました。またどこかで席を囲みましょう!

Wednesday, June 27, 2018

Japan 2018 May (7)

済生会の通院後にやってきました。「ステーキのどん」です。
フォルクス系のステーキ屋さんのはずだけど、ハンバーグしか食べたことがない。
事実上のランチタイムはもうおしまいに近いけど、ランチメニューは午後4時くらいまであるから親切です。

内装は典型的なファミレス。
父が柔らかい調理を好むのでヘビロテっているようで、ウエイトレスさんたちは顔見知りです。

挨拶して注文通して、スープを採取してきました。
ミネストローネとオニオンスープの2種類があります。
こっちはオニオンスープ風。ちゃんとアツアツで湯気がほこほこ上がってるの、判る?
お味の方は... やや風味がつけてある塩水。までは酷くないけど、オニオン少なすぎ。

そんで、3人みんなでハンバーグ。ホントは他所様のことを笑えない馬鹿舌一家です。(笑)
母は和風ハンバーグ。大根おろしが載ってるのにスパゲッティが添えてある... ちょっと不思議。

パパさんは照り焼き風味が大好き。
普通の「どんハンバーグ」を頼まないと照り焼きソースのオプションがないから、素直にそれで。
たま~に、もうちょっといいハンバーグを照り焼きソースで。というワガママも聞いてもらっているようです。

僕はガキンチョが夢に観るような、お子様の大好物大集合みたいなランチセット。精神年齢低いのがバレバレ。
ミートソース・ハンバーグ。スパゲティ・ミートソースとハンバーグステーキが合体した素敵な選択肢♪

さらに「パンかライス」の選択肢をガーリックライスにアップグレードしてもらいました。
クレープみたいな薄焼きの玉子の上にガーリックライスが載ってる...。
さらにカリカリのフライドガーリックと刻んだ青葱が添えてあって、プチ感激。

ハンバーグをまんなかでカットして、スペックでは 3 cm まで寄れるマクロ写真を撮ってみました。父が「レンズそんなに近づけて平気なのか?」って驚いていました。レンズにミートソースを付けないように、ぱっち。
ハンバーグの中から透明な肉汁が出てきてるの、判る?

アメリカには「ハンバーグステーキ」って名前の料理はまず見当たらないんです。普通アメリカでは Salisbury Steak  サルズベリー・ステーキと呼ばれるものが近い料理。単に Hamburger って言うとマックのサンドイッチ(ハンバーガーはサンドイッチの一種。セットでなくハンバーガーだけを注文する場合は一般的に Sandwich only で通じます)だけじゃなくて、挽肉そのものを差します。

で、ガーリックライスのトッピングがきっと相性がよさそうだし、写真映りが良さそうなので、トライ。
こんなんなりました。なかなかいいアイデアで美味しかったよ。今度からランチタイムに来たら、これキメ打ちだね。

外の湾岸線沿いには「のろし」が一杯立ててありますが... T-Pointってファミマや蔦屋で貯まるやつだよね。
いずれ、ここんちでステーキも試してみたいですが... ステーキ食べるなら海軍の食堂がコスパ最高です。

ということで、この次の記事は海軍(というか合衆国軍で多分いちばん)の Fine Dining でステーキ食った記事です。

Monday, June 25, 2018

Japan 2018 May (6)

うなぎランチの翌日は、両親がかかっている総合病院へ付き添いで同行。
済生会習志野病院という400床ある総合病院です。容れ物は立派で、中の設備も充実。おかげで混むけど。

ここんちにはかつて一度QQ車でERへ搬送された苦い記憶がありますが、レジデンツがホントに藪で i.v. 入れるのがめっさ下手糞だったり(後で腕がヤク中みたいになった)、輸液の流量が早すぎて血管痛がするから 5ml/hr 遅くしてとか頼んだり、既往症や普段投与されている薬剤の一般名と商品名、容量を mg単位でスラスラ答えたら... 完全に医療関係者だと思われてしまいました。何度も「素人だ!」と言っても全く信じてくれません...。いくら駆け出しにしても正真正銘の藪軍団で怖かったです。さすがは血馬県立木更津高校からでも比較的簡単に入れる輪姦学校・血馬大醫學部卒ばかりの病院だと思います。(ただしG大付属病院の腹腔鏡術ほど強烈には藪ではありません)

でも現在うちの両親が診てもらっている消化器内科の先生は、いいです。僕が英語と日本語まぜこぜで問うても快く答えてくれるし、ムンテラのポイントが的確なので大変に判り易いです。胆管から膵あたりがご専門なのも心強い。

で... 父が朝からトモグラフィーの撮影で時間がかかるらしいので、ひとりで最上階の食堂へ。父には「ここの食堂...死ぬほど不味いぞ!って脅されましたが、病院だからたぶん死なないと思った。藪だけど救急救命もあるしね。(笑)
あさごはんタイムの終了まぎわで、ガラガラ...。ホントに死ぬほど不味いのか?と、一抹の不安がよぎります。

食券を購入してキッチンで手渡し、待ってトレイを受け取る「駅の立ち食い蕎麦屋」方式でした。
営業時間が、モーニング 9:00~10:30で、ランチは11:00からになってる... 空白の30分はなんにもしてくれないのか!? とツッコミをいれたくなるような営業時間ですが、ドリンクは 9 to 5 で注文可能なので、多分ぬるぽな設定だと思われ。

日替わり・週替わりのメニューが張り出されていて、いろいろ引き込まれそうでした...。
なんだか学食とか社員食堂とかを思い出させてくれるから、読んでいて楽しい。
ハンバーグ&エビフライとか、レバニラ炒めとか、引き寄せられるアイテムがたくさん。

値段も40年前のT学園の一部の学食より安い。御嬢様だらけの女子短大部の学食にはキラキラ☆ 海老グラタン 1,200円 ☆キラキラがあって感動しました。海老グラタンに萌えて食べに通い詰めていたら... 農学科の同級生にバレて「農奴の俺達を差し置いて」とか「ブルジョワ野郎め」と言われ、1789年みたいにギロチンかまされそうでした。「パンが食べられないなら御菓子を食べれば良いでしょ!」と言い返しても偏差値が低い学校だったので笑いの受けを取れず、激しく落胆した記憶が未だにあります。(ぁぁ... こんな事実を書くとまた岡山のセンセイに誤解される。w)

でも今はあさごはんタイム。食べたくて惹かれるものは、ほぼ全て選べません。(泣)
まだギリチョンで10:30前だったから、モーニングセットにしてみます。

食券をキッチンでおばさんに渡して、待っている間に窓外の景色を撮影。
屋上遊歩道みたいなのが付いてるけど、飛び降りたりできないようにしっかり囲ってある。

すぐ「モーニングのかたぁ~!」って呼ばれて、受け取りに。ドレッシングは自分でバンバンしろって...
さすがは醤油王国の千葉県です。醤油ドレッシングの売れ行きだけが抜群にいい。(爆)

ブログ映えを意識してドレッシングはサザンアイランドにして、トレイを持ってきて着席。
現実がみほん写真に酷似していて乖離がありません。第一印象が良かった。

サンドイッチは、日本ではミックスサンドと呼ばれるものでしょうか。
ハム、玉子、きゅうりとトマトがはさんであります。白いパンはキメが細かくてしっとり柔らかい日本の食パン。ちゃんと耳も落としてあるし、食べてみたらごく普通というか、そんな死ぬほど不味いなんてことはない。アメリカで悲惨なサンドイッチを沢山体験しているので、これなら「美味しい」の評価でさしつかえないです。

そんで日本発の独特な文化「朝からサラダ」(欧米では朝からサラダ食わない。これ、いつも嘲笑される)
しかも、ちゃんとお約束のチェリートマトも乗ってるのでワロタよ。

このニッポンの風習、最近はアジア圏内で伝播してきました。シンガポールでも朝サラダを見かけます。
お味の方は別に普通。いまどきの品種改良された刻んだ野菜なんて味はあってないようなもんでしょ?

コーヒーは機械で抽出したっぽい。うちのエスプレッソマシンでアメリカーノ淹れた味に近い。
ホットコーヒーはそれなりに回転がいいようで、豆が酸化した嫌な風味とかは全く無く、ごく普通の風味。
写真撮ってお食事を終えて、階下へ戻って消化器内科の待ち合いに戻ったら両親がいました。

「モーニングセット食べてきたよ。ほら、ここんちで食べてもまだ死んでないよ!!」
シーッ!! シーッ!! シーッ!!←両親が同時
「大声でそんな台詞を怒鳴るんじゃありません!」←ママ
「でもパパが死ぬほど不味いって言ってたじゃん。僕まだ生きてるし、そもそもここ病院だし。」
「おまえ、わざとやるにしても、場所考えろよ...」←パパ
「アメリカ人、空気読めませ~ん♪ KYって言うんだよね♪ KYも、もう死語?」

待ち合いのベンチに座っていた十数名のみなさん、みんな必死で笑うのをこらえています。
きっとプルスもBPも鰻登り。いまここでバイタル取ったら結果は酷いでしょう。w

ということで、済生会習志野病院のスカイレストランで飲食しても死にませんから。(爆)

そして両親の Primary Care ドクターに面談後、ハンバーグを食べに連れて行ってもらいました。

Saturday, June 23, 2018

Japan 2018 May (5)

みんなとうなぎランチを終えて別れた後、腕時計の引き取りへ向かいました...。
最初は、和光。RADOの電池交換をやってもらってます。今回は夏物のセラミックモデルの電池交換でした。

その後、シェルマンさんで時計を2本受け取ってから、銀座通りに戻って...
このちょっとレトロだけどファンシーな喫茶室に寄っていくことにしました。

席の周囲が漆喰塗りの壁でこんなふうに仕切られている店内。僕の視点だと、なんとなくメキシカン。
隣席にいたリーマンふたりは僕と入れ違いに退出しました。テーブルがばばっちいのでモザイクかけてます。

メニューをざっと見て、ハウスブレンドのコーヒーとモンブランのセットで。
ここんち、マイセンの器で出てくるのが売りです。さっき、肝吸いひっくり返したみたいなことしたら大変。

今までにブラジルサントスとかのシングルオリジンも数種試したけど、ここのハウスブレンドはバランスがいい。
昭和の喫茶店なコーヒーの煎り方と淹れ方で、酸味ひかえめ苦味スッキリで、なかなか素直に美味しい。

お得なケーキセットにやられました。
日本(と日系スーパー)でしか味わえない苺ショートか、モンブランか悩んでモンブランで。

フォークで切ってみて、あらビックリ。中のほうは思いっきりホイップクリームです。
横たわらせたロールケーキの上にホイップクリームを盛って、その周囲を栗ペーストで「モンブラン化」してある。

これならお腹がふくらまない(既にふくらんでるけど)ので、いとも簡単にたいらげました。クリームがたっぷりなのでコーヒーはブラックのまま。短時間の滞在でもニッポンのケーキを食べられた満足感いっぱいでした。

家へのおみや、ねんりん家のバウムクーヘンを買い終えてから通勤ラッシュ前にまっすぐ習志野へ戻りました。