Wednesday, February 27, 2019

İstanbul 2019 Feb.(2)

今日の記事は「いきなりキョフテ!」でスタート。

最初は羊のスープ屋に行こうとしたんだけど、金曜の午後2時半頃は礼拝のためにお休みでした。そこで近所にあるキョフテの店に飛び込みで入ったんですが、噛むとすごく弾力があって、旨味の滲み出てくる美味しいキョフテでした。
ビーフとラムの合挽肉だと推測されますが、カラキョイ・ロカンタスのキョフテと違って一口サイズ。これなら確かに「ミートボール」と呼ばれるのが妥当なサイズです。店によってずいぶん風味が違うのにも感心しました。

で、店頭でキョフテを焼くおかみさんの図。
おかみさんと3人の息子たち。みたいなスタッフ構成でした。息子達が少し英語ができるから有り難かった。

キョフテが届く前、最初にトマトスープを。
何も聞かされずに飲まされ「どまて・ちょるばす?」Tomato Soup? って聞いたら、当たりでした。
食事に禁忌はほぼ無い(人肉はタブー)ですが、なんだか判らずに食べさせられるのって不安だよね。

これも出てきて「まず食べてみろ。うまいから」って言われたが、臭いで多分レバーの唐揚げだと判った。
周りにスパイスがくっついていて、揚げるかパンフライしてあって外側からカリカリで美味しかったけど、もう少し水分欲しいかも。言われたとおり生タマネギと一緒に食べるのが美味しいんですが口臭が心配。(笑)

ここんちでもエキメキはこんな感じでテーブルにあって、取り放題。
アドが何か言ったら、全粒粉らしい茶色っぽいエキメキも出てきた。全粒粉も甘味があって美味しかったです。

飲み物は、ほぼどこでもコーク・ゼロと水。
衛生面の不安を避けるためかコーラにはグラスは使わず、ボトルの栓を抜いたら飲み口の周りを拭いて瓶から直接飲みます。水はどこへ行っても安食堂ならこういう封印されたプラパックに入ってテーブルに置いてあり、飲んだ数だけチャージされます。値段はひとつ5~10円くらいだと思うけど、慣れると便利なシステムです。

羊の臓物(と、大脳)を食わされる代わりに、そこそこ美味しいキョフテを食べられてラッキーでした。

Köfteci Namlı Usta
Balat Mahallesi, 192, Vodina Cd., 34087 Fatih/İstanbul
Tel. +90 212 621 10 25
www.zomato.com/tr/istanbul/k%C3%B6fteci-naml%C4%B1-usta-balat-istanbul

Monday, February 25, 2019

İstanbul 2019 Feb.(1)

今日から6回・隔日掲載で2月にイスタンブールへ行ってきた記事です。毎度おんなじでつまんないよ。(笑)

まずはSFOからフランクフルトへ、UA58便で飛びます。乗るのは写真奥のB777-300ER。
この時は... まさかのアップグレード撃沈!!

くやしいけどエコノミープラスの座席20G、隣席をブロックしてくれたのか空席だったのは救われました。
エコプラにも、こんなサインが貼ってあったんだね。77Wではいつもポラリス席に座っていたから知らなかった。

で、2019年度の新しい1K®キットに入っていたアルコールドリンクのチケットをさっそく使用できましたよ。
相変わらずのジントニックで。特にお願いしなくても缶ごとくれます。
氷と一緒にレモンとライムも添えてくれたので、3杯くらい造れました。

ミールチョイスは、チキン or パスタ...。いや、もうひとつあるはずだ。
「ねぇ、ベジタリアン余ってないですか?」
「今日は印度カレーだけど、あるわよ。そっちがいい?」
「今日印度カレーでしょ?(笑) それください!」
「あなた相当飛んでるでしょ?(笑) カレーが一番美味しいわよね♪」
無事に、ヒヨコ豆とパニール(印度のカッテージチーズ。厚揚げみたい)のカレー2種盛りをげと♪
パンには半分バターを塗って、残りのバターをバスマティ米に投入すると、美味しいのだ。

手抜きで、アイスクリーム(この時はレモンソルベ)を後から配らずに、一緒に配布してました。エコノミーでもコース仕立てでミールサービスします。って発表したの、いつだったっけ?そんな遠い昔のことじゃないのに、キャビンクルーの労務が増える内容はすぐ廃止されます。ポラリスビジネスでもワインテイスティングは半年くらいしかもたなかった。残念な航空会社です。

前列と後列に赤ん坊... 11時間20分、どっちかが鳴きっぱなしで、ソニーの最強ノイズキャンセリングヘッドフォンでも消音でききれず、眠れない...。脳内で乳児を惨殺しながら半分寝たふり状態でいたら、ミッドフライトスナックの配給。
生温かい、チーズは溶けていないハムチーズサンドイッチに、生温かくても溶けない、おくちで溶けるM&M。ミニボトルでも水をくれるのは嬉しい。UG失敗を見越してペリエ2本持ち込んでいたけど、それでも冷えた水は嬉しい。

やがて着陸90分前にミール配付。選択肢はオムレツかフレンチトースト。
フレンチトーストをもらいました。コーヒーとオレンジジュースで水分補給。

一時はちびっこクロワッサンとメロン2種のフルーツサラダだけにまで劣化しましたが、結構内容が充実してきた。

嬉しい! 国際線でも朝食メニューにはストロープワッフルが出てきた!!
この「ワッフル復活」のニュースは以前にも記事にしましたが、KLMのパクリだろうと、あればやっぱり嬉しい。
お約束どおりに、コーヒーカップの上で温めてからいただきましたよ。

フランクフルトでは1時間くらいラウンジに入る余裕がありました。
Bゲートのラウンジなら、メープルリーフラウンジが好き♪

用意されたスナックは、まだフランクフルトソーセージではなく、パンケーキに玉子。
で... 探したけどメープルシロップが見当たらない。近くにいたスタッフに聞きました。

「メープルシロップはどこ?」
「置いていませんが...」
「カナダなのに!? メープルリーフラウンジなのにメープルシロップが無い!?」

思わず大声で聞き返したら、それを聞きつけた偉そうなおばさんがキッチンかどこかからシロップ持ってきました。
・・・あるじゃないか、ケチンボ!
メープルシロップを吸い込んだパンケーキに、ベーコンと玉子。
ベーコンもカナディアンベーコンじゃなかったけど、まぁそこは許す。

そしてトルコちゃんへ搭乗。
機材はA330-300ですが、2-4-2アブレストで、こんな景色。比較的新しい機材は内装がシック。あの凄いターコイズとか国旗の赤色の配色はやめて、こんな見かけになっていました。ヘッドレストがたっぷり動くのが良くできている。

機内食は相変わらず「パスタかミートボール」と聞かれ、キョフテ(ミートボール)で。
熱々のエキメキ(パン)にはバターを半分使って、残り半分はバターライスに使うのも毎度おなじみです。サイドは胡瓜とトマトにフェタチーズとオリーブではなく、ミニサラダになっていました。その分、キョフテに添えられたラタトゥイユ風の野菜が美味しい♪ モカムースもなかなか美味しかったよ。

ぢつわ... トルコちゃんの降機時にボーディングブリッジ内で転んで、手や頭をすりむいて、右膝を強く打った。自分では見えなかったけど、額から血を滲ませながら入国審査場へ入ったら、優先レーンをすんなり通れて、審査官も僕のオデコを見ながらパスポートにスタンプ押してた。電子ビザの内容なんか確認してなかった。(笑)

かくして入国審査は未だかつてない3分ほどで終了したのでした。
今度からは、頭から血を流しながら入国審査場へ向かうのがいいみたい。(ぉぃぉぃ...)

UA58便がエコノミー&泣く赤子責めだったので、宿に着いたら傷の手当てをしてすぐ寝ました。

Thursday, February 21, 2019

Singapore 2019Jan(4)

UA2便サンフランシスコ行きのエコノミープラス席です。機材はB787-9なので3-3-3アブレスト。
帰りは追い風なので空に浮いているのは14時間くらいですが、それでも長いよね。

いつも発券する時には、前から2列目のセンターアイランド席 17F です。アップグレード失敗したので席はそのままでしたが、いちおう1Kブロックをやってくれているのか、センターは空席のままで楽ちんでした。

1月末でアルコールのドリンククーポンが失効するから、隣席(正確には17D)の人にも別けてさしあげました。
僕は相変わらずジントニックで。

飲み続けていたら2瓶目はクーポンいならいって言われたよ♪ 17D席の人もブラディマリーをもらって上機嫌。乗り継ぎがあると話したらCAがクーポンを受け取らなかったそうです。今日は「当たり」のキャビンチームかも。

その後、最初のミールサービスの選択肢で我が耳を疑いました。

 Chicken and Rice, or Mac'nCheese ?

・・・って聞いて廻ってる!?

チキンとライスはピリ甘辛トマトソースのチキンに長粒米のセットみたいだけど... もうひとつのほうが新鮮です。

「マックンチーズって、あの幼稚園児が大好きなやつ??(笑)」
「(笑) そう、マカロニチーズよ。いけるわよ~ん♪」
「じゃあ僕はマックンチーズにしてみるよ!」

これが実物です。ちゃんと上に粉チーズらしきものがかかって、キツネ色に焦げています!
ユナイテッド航空で配布されるパスタの中で、今まででいちばんおいしい!
パパイヤのサラダといい、毎回これを配ってくれるならエコノミーでもいいや。

でもなぜかチキンのほうが売れ行きがいいみたいだった。
「マックンチーズは子供のランチやおやつ」という認識が働くんだと思います。

そして、トレーを下げた後にデザートを配布に来ないから用足しに行ってたら... 配布が始まっちゃった。
カートが戻ってくるまで自席へ戻れず、カートがギャレーへ戻ったところでCAさんに伺いました。

「アイスクリーム、逃したくないんですけどぉ・・・」
「(笑) たぶん置いてきたはずだけど、念のためもうひとつあげる♪」

やっぱり今日のクルーは気前がいいです。アイスも水もふたつづつもらっちゃいました♪
ここでTIPS。スプーンはさっきのミール配付時のものを保持しておきました。
こうしておかないと、フタの裏についているショボい匙になる。これ重要よ。

アイスはカラメルサレ(塩キャラメル)風味。SATSブランドのアイスは予想外に上等でいけてる。

ミッドフライトでのスナックは、毎度おなじみのチキンサンドイッチにキットカット。コークゼロと一緒に。
UA2便だと、ポラリスビジネスに座っててスナック漁りに行っても、たぶん同じサンドイッチが置いてあると思う。

かくしてシンガポール発便のお食事はユナイテッド航空でも格段に上質です。

到着の90分前きっかりに配布が始まったお食事は、「オムレツかフライドライス」の選択肢でした。
朝からフライドライスぅ?と思ったけど、試してみた。肉そぼろあんかけチャーハンになってて、美味しかった。西瓜に林檎とグレープのフルーツサラダもいけてるし、中華クッキーとブラックコーヒーでお食事終了は楽しい。

こうして定刻よりも約30分早着でSFOへ帰れました。
帰宅したのが8時45分。スタジオの開店に間に合ったけど... な~んも手伝わないで、倒れて寝ました。(笑)

これでシンガポールの旅行記もおしまい。この後はまたイスタンブールとシンガポールに行くけど、どうしよう。

Tuesday, February 19, 2019

Singapore 2019Jan(3)

もう帰国だけど、T2のSATSプレミアラウンジでこういう部屋があったのを知りませんでした。

最初はシンガポール航空のゴールドラウンジへ行こうかと思ったけど、面倒だからSATSへ入場。そしたら、なぜかレセプションの姐さんがこの Reserved Section へ案内してくれました。一般の席は混雑しているのに、ここは僕だけ...。
初めてこのセクションに入場しました。というか、存在さえ知りませんでした。

受付ではユナイテッド航空のカウンターでもらった入場券を差し出しただけです。しかもこの時はアップグレード失敗してエコノミー席確定です。なぜここに通されたのか理由が判らず不思議なまま利用させていただきました。

このセクションはシートにゆとりがあります。
もの凄くひろび~ろ設置されたソファ。家具も設備も全般に新しく感じたので、最近拡張されたのかもしれません。

中央部には、こういうパーソナルブースがびっしり。ただ、カラッポで怖いくらいでした。
プライバシー守りすぎじゃね?ってくらいの囲い込みがされているブースでした。

窓際にはこういう開放的な席も。
奥の方に「電気按摩」のチェアが2台、ナッパレザーの上質な電気按摩でした。

あと、バスルームにはシャワー設備もあった。ガラス張りで新しくて、次回はこっちを使いたいなぁ。

誰もいない部屋で... この、リモのショーファーさんにもらったお土産を「分解」して収納。
中身はパイナップルクッキーだけど、パッケージがものすごくかさばるんだよね。
でも上手にたたんでスーツケースに無事収納できました。
ショーファーさん、いつもお土産をくれるので申し訳ないくらいです。ありがとう。

そして、これから14時間のエコノミー席での拷問に耐える準備ができました。今年はこれをあと何回かまされるのかと思うと... もう予約クラスKなんて買うのやめようかな...。

Sunday, February 17, 2019

Singapore 2019Jan(2)

宿はいつものようにカトンにあるホテル・インディゴですが、毎日中華街へ通っていました。

2月5日が今年の Lunar New Year でしたが、もう新年の飾り付けも屋台も出ていました。
亥年は、中華圏では「豚年」です。あちこちにピンク色の丸っこい物体が飾ってあります。

もちろんドリアンも。
アグネス姐さん、猫山王の熟れた奴を選んで、カットしてくれています。

よく熟して軽く水分も飛んで、ものすごく濃厚なドリアンでした。おまけのココナッツジュースも癒されます。
甘苦く、カスタードみたいなリキュールみたいな風味が独特ですが、くさやの干物と同じで慣れれば美味しい。

そして、毎日通ったのは味香園でのスノーアイス。台湾発祥の味付けかき氷にハマりました。
これはチェンドル・スノーアイス。本来は「普通のザクかき氷」ですが、スノーアイス版はさらに美味しい。

添付の椰子糖を思いっきりたっぷりかけて。
ココナッツミルクに、上品な黒砂糖みたいな椰子糖の風味が加わって、そこにパンダンリーフと餡子の風味も。

でも毎日通ったから、いろいろ試したのだった。
これはマンゴー・スノーアイス。フレッシュなマンゴーが敷いてあって豪華。

パイナップル味は、ちょっと驚きも。
パイナップル・スノーアイスは想像したまんまの味。敷いてあるのは缶詰パイナップル。
さらに「山麓の両側」にイクラみたいなのが添えてある...。

これ、パイナップルジュースをゼリ-でくるんだものでした。
フェラン・アドリア先生が提唱した分子調理の奥義を応用していますが... これもたぶん台彎からの輸入だと思われ。

他にも小籠包やチキンライスにラクサ、オーガニックのアイスクリームまで、外さずに食べてきました♪

Friday, February 15, 2019

Singapore 2019Jan(1)

1月下旬にシンガポールへ行ってきた時の、ちょっとした事を4回・確実掲載で綴ります。

毎度おなじみポラリスラウンジの食堂。深夜発のUA1便なのでディナーメニューからポラリスバーガーを。
オニオンだけ抜きにしてもらったけど、なんか以前と違う。パンはブリオーシュだし、入ってるものも普通みたい。パティが品質落ちてるのかもしれませんが、揚げすぎポテチと一緒にとりあえず美味しくいただきました。

デザートはティラミスで。
イチゴもレディフィンガークッキーもどんどん使用量を減らしている...。
最初にオープンした時の感動があるだけに、寂しいよね。

さらに、トイレのお手拭きが劣化していました。1月上旬は以前の不織布だった。
ここに積んであるんですが... 藁半紙みたいな粗悪な紙に。

ロゴマークを刷れば許されると思っているのか?
このスマホ写真でも判るほどボソボソな品質の紙で、ガッカリだよ。

さてUA1便では、ベジタリアンのオプションをもらってみたよ。
茄子の印度カレー、バスマティライス。となっていました。見かけはややアレだけど、結構おいしかったよ。

アイスクリームサンデーは「エチゼンクラゲ」まであと一歩の作品です。(笑)
ホイップだけ載せたところにアマレットをかけて。シンプルだけど美味しいよ。
割と重い質感のプラスチックのカップがもう既に傷んで曇ってきているのは残念でした。

到着前は、お約束の中華粥です。
別に変わったところはないけど、油條を加えて安心していただけます。後からパンを配布に来たけど、既にお粥をたいらげていて油條の足しにはならないからシナモンロールを所望しました。

ほぼ定時にチャンギ空港のT2へ到着。そこから入国せずにT3へ移動。
これがSkyTrainの駅ですが、チャンギってT4以外は便利だよね。

わざわざターミナルを移動したのは、入国審査場の自動ゲートに登録したのを完了するためでした。審査官は中華系のおばちゃん。人なつこい優しい方で、指紋採取と顔認識を終えてから少し雑談してました。以後シンガポールへの入国は自動ゲートが使えるので行列回避&パスポートにスタンプが増えない。特にパスポートの未使用ビザページをキープするのが大切です。もっとも、この自動ゲート登録で1ページまるまる「eIACSゲート登録済み」スタンプが... それでも2~3回入出国したら1ページ使っちゃうから、セーブできてます。

これで入出国時に自動ゲートが使えない旅先はイスタンブールだけ。でも新しい空港が開港すれば... と期待します。

自動ゲート登録を終えてから、SATSプレミアラウンジでシャワーを浴びて、スナックも。
SATSラウンジのシャワーブース、T2よりT3のほうが断然新しくて清潔でした。
(実はT2にも Reserved Section になっているけど綺麗なシャワーブースがあるのを発見)
パイナップルジュースと、ラクサで。

この後入国して、今回だけT3のほうで待ち合わせしたリモのショーファーさんに無事合流。