Wednesday, November 9, 2022

2023 MileagePlus Premier Program

2023年度のマイレージプラス® 上級会員の要件が発表されました。
新型コロナの落ち込みから立ち直ってきたようで、かなり強気の設定です。
上級会員数が増えまくったので、思い切り絞り込むつもりなんでしょう。

詳しくは以下の URL からどうぞ。(英文)


こちらがプレミア会員レベル毎の要件。
例えば2024年度のプレミア 1K® 会員になるためには、すごく大雑把に言えば…

 ・税別 18,000 ドル使い、かつ 54 回搭乗する
 ・税別 24,000 ドル使う ←日本人的には多分こっち

このように、なかなか厳しい条件になりました。

ただ、Jumpstart your PQP balance という、最初にゲタを履かせるのも今年同様に実施予定。
例えば今年プレミア 1K なら、2月1日の年度変わり初日に 2,500 PQP をもらえるそうです。

他にも PlusPoints の期限を延長してくれたり、ご機嫌取りはあるものの、基本的には・・・
たんまりカネを払わない奴は客ではない
・・・という、明確なメッセージを伝えてくれる内容になっています。

私見ですが、毎年税サ抜きで 24,000 ドルも使うのは、来年シニアになる爺さんには無理。
こういう事になるんじゃないかと思って、がんばって3ミリオン達成して助かりました。
あとは将来、ミリオンマイラー・プログラムに鉈を入れられない事を祈るばかりです…。

【追記】
当記事には関係ありませんが、このところいろいろあってブログ記事を書けていません。イスタンブールに行ってきたしオーマイさんが遊びに来たし、来週はアテネ、その翌週が東京ですが、撮った写真は溜まる一方です。
いずれなんとかしたいですが、このブログは暫く枯れそうなので御容赦ください。

Saturday, November 5, 2022

Sotto Mare

我が家を訪れていた母と妹をサンフランシスコへ連れ出して… 最初に行ったのはイタリアン。
サンフランシスコ市の北寄り、リトルイタリー地区にある「ソット・マーレ」です。

名物の、シーフードのごった煮「チョッピーノ」が最高に美味しい店とされています。

以前は予約を取りませんでしたが… 行ってみたら「ご予約は?」って聞かれました。
思わず「いつから6人未満でも予約取るようになったの?」と聞き返しました。

受付のお姉さん、苦笑しながら「3人なら店内の一番奥のテーブルが空いてるわよ」って。
一番奥まで通されました。奥から入口側を眺めると、こんなウナギの寝床な店内が見てとれます。

オーダーを通す前に、パンと水がただちに届きました。
地元名物の酸っぱいパン、サワードーじゃなかった。
でもこの後を見越して、誰にもパンは食べさせませんでした。

母は水でいいと言うから、妹はビール、僕はコーク・ゼロで。
ビールは数種類あったけど、地ビールのスチーム・アンカー Steam Anchor を勧めてみました。
色が濃いからペール・エール系のビールらしいけど、クセもなく美味しいそうです。

で、チョッピーノを待っていたら、先にパスタが届きました。
Fettuccine with Bay Scallops  white cream sauce
ホタテのフェトチーネ ホワイトクリームソース

小さな貝柱がベイ・スカロップスと呼ばれますが、それが一杯入ったフェトチーネ。
貝の出汁が利いていて、母も妹も味が良いと感心していました。

そして、シーフードのごった煮が届きました。
The "Best Damn Crab Cioppino" with seafood - enough for two
メッチャ美味い蟹のチョッピーノ 2人前

2人前ですが、色の細い女子2名と一緒なので、少しだけ余らせました。

鍋の中を覗くと… カニ、ムール貝、エビ、イカ、ホタテ… その他もろもろ。
ここんちのは魚肉を使っていないのが自慢です。
でもその代わりに大量のペンネパスタが底の方でがんばっています。

殻付きのままなカニは苦手なので、取り分けたのが、こんなです。
見た目がグチャグチャだけど、味はイイ!

「何これ? 美味しい~!!と、女子2名が感動してくれたので、この店のチョイスは正解でした。

食べ終えて出てきたら、こんな。
コロナのパンデミックで、こういうテラスシーティングも出来ていました。
写真を撮るにはベストですが… 冷え性の女性が一緒だったので、ここは却下されました。

Sotto Mare
552 Green St, San Francisco, CA 94133
Phone: (415) 398-3181
sottomaresf.com

ソット・マーレはデザートを出しません

デザートメニューを見たい。と申し出ると『この近所で食えるデザートお勧めの店』リストを渡されます。
そこで、道のほぼ反対側にあるスイーツの店へ。(六差路なので『ほぼ反対側』)
お星様のペストリー、という店でケーキを買って帰りました。

ホテルの部屋に戻ってきても、まだ日暮れ前の夕方。
部屋で珈琲紅茶を淹れて、ここでケーキをいただくことにしました。

盛って帰って来たケーキ箱の中。
チーズケーキは妹用。美味しいそうです。
ティラミスが僕のです。さすがはリトルイタリー、と言わせる出来でした。

母はタルト地が好きなので、フルーツタルトで。
ゼリーで寄せてあるのがイヤっぽいけど、思ったよりも食べてくれました。

以上、サンフランシスコでチョッピーノを食すなら、ソットマーレの一択です。

Thursday, November 3, 2022

Club Lounge @Mark Hopkins

マークホプキンスでの宿泊は、クラブラウンジも使えました。

このホテルの クラブ・インターコンチネンタル のラウンジは… ロビーフロアにありました。
内部はこんなです。3分の2がクラブラウンジで、残りの3分の1が普通にラウンジレストラン。

入口はレセプションの並びで、こんなです。
ホテルのクラブラウンジって最上階マイナス1あたりにあると思っていたので、やや拍子抜け。

受付は、こんなでした。
受付のおじさんに部屋番号と名前を告げ、入場します。
目立つ親子だからか、2回目以降は顔パスになりました。

ここんちって… こういう座席ばっかりで、もう九十歳近い母はこのスツールチェアを嫌っていました。
低い椅子が無い(2客だけあったが、いつも誰かが座っていた)というのも、どうかと思いました。

こんなバーコーナーもありましたが、カクテルタイムはセルフサービスでした。
まぁ、セルフのほうが気軽だし、好きな塩梅に調合できるし、チップいらないしね。

こんなグループ向け?のコーナーも、クラブラウンジ側にありました。
スポーツバーっぽく設えたつもりかもしれませんが… だったらテーブルの脚に刻まれた彫刻がイタすぎます。

カクテルタイムのスナックは、こんなでした。
痛々しい馬の彫刻の下に並べられています。
お客さんのファッションも若干イタイです。

置かれていたのは… やはりサンフランシスコだからか、ギョウザと春巻き。(笑)
これは… これは… さすがに収穫するのを躊躇いました。母も「触らない方がいい」と、勧めません。

こっちが、その他のスナック類です。
チーズ盛り合わせ、ハム盛り合わせ、カプレーゼ風の串、そしてマカロンとクリームパフ。
他にはブーケガルニを造ったくず野菜を使ったと思われる、スティックもありました。

アルコールはここから自由に摂取いただけます。
下の方の冷蔵庫には、スティルワインや泡も入っていました。

母にがんばってもらって、このへんに腰掛けてみました。
カクテルタイムは 17~19 時の2時間だけなのですが、空いていました。

もらってきたのは… チーズとハム。
チーズは母と分け合いましたが、標準的なクオリティ。ハムはスーパーで売ってるような品質。
ユナイテッド航空とほぼ一緒だと思っていただければいいですが、チーズは若干マシです。

クラブ・インターコンチネンタル側の席には、こんな立て札が…。
クラブフロアに泊まってる♪ という優越感をくすぐるようになっていました。

そして翌朝。あさごはんもクラブラウンジで。
大きなテーブルには誰も腰掛けていません…。
低い椅子の席は、またあの同じイタいファッションのおじさんに奪われていました。

母・妹とともに3人で座れる席を用意してもらって、朝食メニューをチェックします。
ここんちは朝食ブッフェではありません。

隣というか…残り3分の1のラウンジレストランと同じア・ラ・カルトから選ぶ方式でした。

僕は珈琲とオレンジジュース、母と妹は紅茶でスタート。
お茶はポットで届きます。珈琲はカップに隙ができたら、どんどん追加されます。

こっちが母のオーダーした、セットメニュー。炒り玉子にポテトとソーセージ。
「パンがまっくろけ…」
「全粒粉だから元々色が濃いけど…確かに」

こっちは妹が頼んだもの。母と違うのはベーコンだけ。
焦げ目の無いあたりでも黒っぽいので、こういうパンなんでしょう。
食べ始めたら特に文句は出なかったので、大丈夫だったようです。

儂はほぼプレーンのオムレツをお願いしました。
「マッシュルームくらい入れて」って頼んだら、よく炒めたオニオンとマッシュルームが入ってきました。
見かけはイマイチですが、お味の方は良かったです。

このアラカルトを3人前にお飲み物で110ドルくらいの伝票が届きましたが、実際はチャージされませんでした。

さすがにノブヒルの老舗ホテルなので、サービスはそこそこ良いです。
これで、週末に1泊無料になる『アンバサダー・ウィークエンド・ナイト』を上手に利用できました。累積 30 泊に達したので、今年の予約を全部こなせば 40 泊達成、クラブラウンジ年間パスをげとできます♪

そうしたら、来年も IHG 系列のホテルを利用するでしょう。多分アテネばっかりだけど。(笑)

Tuesday, November 1, 2022

InterContinental Mark Hopkins

10 月上旬、母と妹が我が家を訪ねてきたので、週末にサンフランシスコ市内へミニ旅行を。

泊まったのは、インターコンチネンタルマークホプキンスホテルです。
なお、この記事からは iPhone 14 Pro で撮影していますが… ブログに仕立てた後でも 11 Pro と画質が全然違います。
多少はレタッチをかけていますが、ほとんどの写真は「撮って出し」でも大丈夫なのは、嬉しい驚きです。

マーク・ホプキンスはサンフランシスコのノブヒル地区にある老舗ホテル。
入口からして格式がありそう。以前は中もガタボロでしたが、多少のリノベーションがされていました。

偉そうなファサードの前でベルの挨拶を受けながら通り過ぎたら… こういうロビー。
かなり偉そうなホテルです。こういうホテルに泊まり付けない母と妹はビビッていました。

暖炉の周りはこんなです。
個人的には… ロビーのしつらえの良さより、iPhone の超広角がシャープになった驚きのほうが大きい。(笑)

慇懃無礼なレセプショニストに、部屋がアップグレードされた件をくどいほど言われてキーを受け取り…
やってきたのは 16 階。18階建てなので、かなり上の方の部屋をもらいました。

入室したら、こうなっていました。
ツインベッドの部屋です。

なんだ。アップグレードされても上階になっただけか。…と、落胆していたら、なんか廊下の奥行きが深くて、
奥の方に、こんな部屋がありました。3方向を窓に囲われた展望室付きのスイートでした。

寝室と展望室の間にジャグジー、シャワー、御不浄があるという、変な構造。
水廻りの部屋の入口が、こんなです。

こっちがシャワーブース。
やたら手すりがあるのは、身障者向けのアクセシブルルームにもなっているからみたい。

奥の御不浄がやたら広いのも、車椅子を置いておけるようにしてあると憶測。
母が「ここのトイレって、無駄に広いんだけど…」と気味悪がっていました。

バス & トイレとは別に備わっている、メイクアップコーナー。
う~ん… 今度の iPhone はいいカメラだ。(そればっかり)

部屋の窓からの景色は、こんなでした。
2階上の展望レストラン、Top of the Mark と遜色ありません。

ちなみに Top of the Mark は、儂がアメリカ合衆国の市民権を得る宣誓式を行った時に、記念の食事をしたレストランです。そういう観点から、マーク・ホプキンスは個人的に『思い出の場所』でもあります。スイスの先生のお嬢さんと孫が訪ねてきた時にも、一緒にブランチしています

あと、バスアメニティはこんな感じ。
儂は固形石鹸ひとつで済んだけど、妹が「コンディショナーが無い」とか「ローションが良い香り」と、文句たれ蔵。

それと、アンバサダーに配布されるミネラルウォーターですが、さすがサンフランシスコ。
SFO 空港では PET ボトルが禁止されていますが、ホテルでも水のボトルがアルミ製でした。
冷蔵庫で早く冷えるから、このほうが嬉しいです。なお、人数にあわせて3本くれました。

コーヒー紅茶は、こんなです。
アメリカなのでネスプレッソではなく、キューリグ Keurig のカートリッジ式コーヒー。お茶はティーバッグをカップに入れて、カートリッジ無しで湯を注ぐので、慣れていないと違和感あり。

儂は母のために、Costco の緑茶ティーバッグを持参しておりました。

1泊目の夕方は、こんな曇り空。2泊目は快晴のまま夕暮れになりましたが… 撮り忘れ。
いずれにしても、今度の iPhone は超広角が歪まない、いいカメラだ…。←くどい?

そして、ナイトモードの作例がこちら。(笑)
手持ちでこんだけキレイに撮れます。48M → 12M ピクセルビニングの効果は絶大です。
真ん中の先っぽが光ったビルはミレニアムタワー。建てていきなり地盤沈下でピサの斜塔♪

望遠レンズの作例は、こんなかな。・・・って、ホテルのレポではなくスマホカメラの作例集状態。
ホテルは老舗で、旧いなりにもそこそこ良いホテル。
iPhone 14 Pro は、新しいカメラに期待して買ってみて、裏切られませんでした。嬉しい。

あと、次記事ではこのホテルのクラブラウンジの様子をお目にかけます。