Thursday, April 4, 2019

Singapore 2019Mar(8)

3月のシンガポール旅行記、復路で思いがけずブログネタをたっぷり拾ってから、帰ります。

座席1E。いちばん前なので足元が広い、お気に入りの席です、
ただ、1D のほうがフットレストの形状が素直。1E は少しL字型に欠けています。
でもフラットにすれば欠けている部分にレッグレストがピッタリと収まって無問題に。

上写真を撮影していたら、ファーストオフィサー(コパイ)に声をかけられました。

「やあ、搭乗ありがとうございます♪」
「ブレーキはもう直った?」
「大丈夫だよ。安心して帰れるからね」
「いざとなったら28L滑走路に降りれば、オーバーランしても砂箱 Sand Box があるよね♪」
「Sand Box!? わははははははは・・・(汗)

笑って誤魔化されました。飛行機ヲタクだと誤解されたでしょうか?w

出発する時には、ポラリスビジネス席はこれだけ埋まっていました。
まだ14席も空いています。エコプラ席のPAXは素早く後方へ移動すればスイートが造れそうでした。

アップグレード待ちのステータスは、全員当選確実。まるで過疎の村の議会選挙状態。(笑)
3人家族が揃ってアップグレード成功♪ というのが2組もいたみたい。

キャビンアテンダントのチームは昨日と一緒でした。たっぷり休んだんだろうね。 ←嫌味
ウェルカムドリンクはオレンジジュースで。

出発したら、コーク・ゼロシュガーを。
マンネリですみません。眠剤を使うからアルコール摂取したくないし、カロリーゼロだとこれが順当。
最近はスプライト・ゼロがお飲み物リストから消えました。残念です。おかげでもうこれ一択です。

前菜は、これも見覚えがある内容ですがSIN発は危なげなく、味もまともです。
砕いたピスタチオをからげたマグロ、モッツァレラチーズ、オリーブに日干しトマト、アーティーチョーク。
ベイビーグリーンのサラダにはパプリカとオリーブ乗せ。バルサミコドレッシングで。

全部いっしょくたにして食べても全然違和感がないというか... そこそこ美味しいんだけどなぜか味気ない前菜です。

そしてメインコースは、シーフードを選択。
海老のソテー、ソルテドエッグ・パンプキンソース。焼きそばに野菜各種。

主菜の他の選択肢は...
 牛ほお肉の煮込み
 鶏むね肉のベーコン&セージ詰め
 ベジタリアン・謎肉キョフテ

第壱希望を海老にする人が多かったですが、空席が多いからみんな第壱希望が通ったみたい。
これが「海老やきそば」のアップ。おいしいです。SIN発便では当たりの主菜だと思います。

アイスクリームサンデーはシンガポール国旗を意識したアレンジにしてみたよ。
単にストロベリーソースとホイップクリーム、チェリー乗せただけですが。
14時間も飛ぶからレギュラーコーヒーをもらったけど、たっぷり眠れました。

やがて到着の1時間半くらい前に室内灯が点いて... セカンドミールの配布はやや遅めの着陸1時間前から。
もちろん中華粥でしょ。白人のみなさんを含め、これを選ぶPAXが多かった。

シンガポール発だと、サンフランシスコ発便より具がまともに整っています。
刻み生姜が風味を引き立ててくれ、鶏の臭みも抑えてくれていてて有り難いです。
復路でも温め方がイマイチかな。もっとも、熱くされすぎて火傷するよりはいい。

コーヒーとチョコトリュフでおしまい。
ポラリスビジネスの米国発便、最近SFOからしか乗ってないと思うけど... チョコレートがもう無いのはSFOだけ?

そして到着。僕が乗ってきたのはいちばん右のUA2834便です。
9:10、9:59、10:57 と、およそ1時間おきにシンガポールから到着したわけで、SFOのトラコンは発狂寸前?(笑)

降機したら、搭乗したときにワラゴマしていたファーストオフィサーが一緒に降りてきました。

「Good job, sir. 砂箱は使わなかったね♪」 ←辛辣w
「滑走路番号まで言われたの初めてだったよ。機長と『砂箱を指摘された』って笑った。」

やっぱり飛行機ヲタクだと思われたかもしれません。(笑)

入国審査は Global Entry だけではなく、どこもガラガラ。すぐに到着ホールに出て、階下へ。
数分待つタイミングで南行きの292系統バスが来ました。これに乗って30分で帰宅。

【後日談ここから】
帰国後、ありえない便名になったのでマイル加算を見張っていましたが... やっぱり加算漏れを起こしました。
オンラインで加算漏れを申請できるので処理したところ、航空券番号を打ち込んだだけで即刻加算されました。
これがメールで届いた、加算漏れの受理がされた旨の通知。(航空券番号と氏名は加工しています)
こんなに簡単にマイル加算漏れの申請と受理ができるのは拍子抜け。だったらミスするなよ!と言いたい。
【後日談ここまで】

これで3月のシンガポール旅行記はおしまい。ご愛毒ありがとうございました。
この後またイスタンブールへ行って写真も撮っていますが、記事はサボります。
ですのでこのブログはしばらくの間は枯れると思います。

Tuesday, April 2, 2019

Singapore 2019Mar(7)

火曜日の朝。アマラ・シンガポールからの送迎で、ふたたびチャンギ空港へやってきました。

ユナイテッド航空のチェックイン・カウンターは騒然。なにせ火曜日本来のUA2便、昨夜出発予定だったUA28便、そして欠航した僕たちのUA2834便がほぼ1時間おきに出発するから、普段は1便だけの体制なのに一度に3便分の搭乗券発行手続きをやっているわけです。一番早い出発になった定刻10時発 UA2便のPAX、つまりもう持ち時間ギリギリ、を先にチェックインさせようとエージェントさん達が必死に声をかけていると... 混乱した婆さんが、

「私、UA2便ですよ」
「えっ!じゃあ先にお手続きを... あれ?お客様はUA2834便ですよっ!!」←軽く怒ってるw
「だって昨日はUA2便だったのよ~?」←理屈はあっているww

エージェントさん... いじられたと思ったのか、婆さんをスルーしました。www

「他に火曜日、もともと本日出発予定のUA2便のお客様、いませんか!?」

その呼びかけ、かえって判り難いかも?って思った。ただでさえ Singlish 訛りなのに。w

その後も便名がよく判らないか、判らないふりをして行列を回避しようとするずる賢いPAXに振り回されまくっているエージェントさんが、いくぶん可愛そうになりました。

僕の並んだ列は 1K と Polaris Business 専用で行列は短く、2~3人待ちでした。(GSは行列無し)
後ろに並んだ兄さんは昨日UA2便の遅延で話し込んでいた人でしたが、UA28便に振り替えていました。

「UA2便はUA2834便になって、ビジネスクラスへのアップグレードが確定したよ」
「えっ!? 僕も1Kだけど、UA28便はまだ Waitlisted のまんまだよ...」
「SFO到着は1時間しか違わないから、UGできないならUA2834便にすれば?今まだ14席空いてるよ」
「う~ん、もしUA28便のUGがコンファームできなかったらそうするよ」

でも彼はUA2834便に搭乗してこなかったので、無事UA28便のポラリスビジネスに乗れたものと思われます。

ビジネスクラスの搭乗券を受け取ったので、今度は SilverKris Lounge のほうへ入場します。
わはははは... 昨日は入れなかったから、荒らしてやる荒らしてやる荒らしてやる... ←アスカ風味 ←中毒

もうUA2便他は飛んで行った後のようだし、スタアラ金資格では入場できないラウンジなので空いています。
内装は KrisFlyer Gold ラウンジと大差ないですが、倍くらい広いです。

連日入場したので比べやすいですが、通路の幅とか座席配置にゆとりがあります。
でもソファの席は電源が取りにくい。そのへんはユナイテッド航空のラウンジの方が考えられています。

そして、とても空いているスナックコーナー。
中華粥その他の、スナックのラインナップは KrisFlyer Gold ラウンジより少しだけ充実しています。
スナック類の配置が KrisFlyer Gold ラウンジと比べると余裕があり、間隔が広くとってあるのが判ります。

でも内容の充実さよりも、スナックを漁りに来る乞食の少なさが有り難いです。
みんな、こんなところでガツガツ飲み食いしなくても機内でいい思いができるから...。
温かい食品はふたつのアイランドにいろいろ揃っています...。(面倒になって中身は写さなかったよ)

このへんはチーズやパンにペストリー&ドーナッツ。
上写真には写っていませんが、トースター等も完備しています。

フルーツがいっぱい。
パパイヤや西瓜が美味しそうなので、このへんを収穫します。
・・・さっきホテルの朝食ブッフェたいらげたばっかしだしね。(笑)

結局、こんなフルーツ盛りを。荒らしてやりたかったけど、さすがにもう食えんわ。
カプチーノももらっています。

玉子サンドは機内に持ち込みました。セキュリティを通るときにバッグから取り出したら、「あ、それは出さなくてもいいから」って言われた。 L'Occitane のシアバターは液体扱いなのに、玉子サンドは違うようです。謎は深まった。

ポラリスビジネス座席の埋まり具合を確認しました。僕は無事に 1E で確定。結局往復とも座席 1E でした。
この時点ではまだけっこうガバガバに空いてる。十人以上いたアップグレード待ちの皆さんは全員UG成功。

ゲートのところでセキュリティチェックがあるので、ラウンジを早めに出ます。
チャンギT2には「これ以上は無理なほど人を馬鹿にしたような花」があります。この「人を馬鹿にしたような花」の前で記念撮影をする、ボーッと生きているカップルのなんと多い事でしょう。←NHK森田アナ風味

そして出発ゲートは E3 で一緒。丸26時間あったんだから、ブレーキの修理は完了しているはず。
チャンギ名物「トラベレーター(ここんちは Moving Walkways をこう呼ぶw)でゲートへ向かいました...。

E3にいる昨日の機材のはるか向こうに、UA28便が。UA2とUA28はFゲート出発です。
この朝は「SFOへ向けてユナイテッド航空のボーイング787-9が3機も飛ぶ」という異常事態でした。

GS担当のお姉様も、1時間おきに3便も出発するので、お疲れ気味です。(笑)

「今年はあと6回来ますから、宜しくね♪」って、売り込んでおきました。
「そういえば、貴方なんとなく見覚えがあるわ。去年もすいぶん来たでしょ?」

憶え易そうな見かけなのは、自分でもわかってきました。悪いことはできません。(苦笑)

「2018年は5回だけ。今年は8回来ます。2019年はこれで2回目♪」
「シンガポールを好きになってくれて嬉しいわ。またお会いしましょう」

こんな会話を交わしてから、なぜかご不自由な方より先にプリボーディングさせてもらえました。
もう少しでシンガポールも「私の庭」にできるかも...。ガラスのペンダント持って来ようかな。←得意の鼻薬

・・・さっさとGSになれって? 毎年数万ドルも浪費するなんて無理ゼッタイ。

次回は3月のシンガポール遠征記の最終回、UA2便ならぬUA2834便の記事でおしまいです。