Thursday, August 29, 2019

召喚された第参の老年

※ タイトルはセカンドインパクト中毒の影響で、これといった深い意味はありません。

またサンマテオ郡の高等裁判所から、召喚状がキマした...。
いちど陪審員をやればその後12ヶ月は召喚されませんが、一度当たると年中来るという噂はホントな気がしてきた。

中に入っている召喚状は、こんな形式になっています。
裁判所の駐車場が使える許可証まで付いて来るのがクルマ社会なアメリカです。

今回の召喚状で苦笑したのは『予算削減と働き方改革wのため、職員が応答できるのは月曜から金曜の午前10時から午後3時までになっています』という、世知辛い世の中を反映している文言でした。銀行より営業時間が短いよね。
・・・って書いておいて、うちのスタジオの営業時間も短い(月~木:9~16時)のを棚に上げていました~。(笑)

さて、サンマテオ郡の陪審員召喚システムはウェブ技術を使って電子化されています。
上のスクショが陪審員サービスのトップ画面。召喚された前日の午後6時に、翌日どうすればいいか掲示されます。
このウェブサイトが出来る前は電話で問い合わせて自動応答の音声を聞く方法でした。格段に進歩しています。

さらに、召喚状の用紙には「陪審員に該当しない」理由をチェックして返送するようになっていますが...
ウェブページに行けば、召喚状に添付の書式を返送するまでもなく、速攻で返信できます。陪審員資格に該当しないのは: 子育て中、合衆国市民ではない、18歳未満、サンマテオ郡に居住していない、等々の理由を提示します。

英語ができないとか旅行とぶつかる等の理由は、この書式で免除されずに、召喚された後の審査で免除されます。

いつも召喚されて驚くのは、スペイン語しか話せない&中国語しか話せないという理由で3分の1くらいの市民が免除される事。なんで英語できないのに市民権とれたのか、すごく不思議。確かに僕の場合は移民局の姉さんに「あんたくらい英語できる人ばかりだと私の仕事すっごく楽なのに」って言われたけど、それにしても移民一世、英語できなすぎ!

ぢつわ... 僕が初めて召還後の審査で選出される寸前に、判事に泣きつきました。

obaKoba:Your honor, I'm not confident about my English.(判事、英語に自信ありません)
判   事:Mr. obaKoba, how are we communicating? (obaKobaさん、私たちどうやって伝え合ってる?)
obaKoba:In English, your honor...(英語で、ですが...)
判   事:Then, not a problem at all!(じゃあ全然大丈夫よ!)

人様の人生を左右する判断を下す人選がこんなんでいいのか!? ・・・と真剣に思いました。案の定、陪審室に入った後、Foreman(親方、リーダー)を決めよう。という話で Four men と勘違いして赤っ恥をかきました~。(笑)
時期的に家を建てていた後くらいだったので、foreman という単語は大工の棟梁にしか使わないと思っていました。

で、もうひとつ驚くのは、仕事のスケジュールがぶつかっても免除されないけど、家族サービスは即座に免除される点。

この出張に出かけないと会社が潰れる!って言ってもダメ。
でも、一家でデヅニーランドに行く予定。って言うと免除。

何か少し間違っているような気がするけど、すごく一貫性があるのはアメリカっぽくて好き。(笑)

そして前述の「前日午後6時に翌朝召喚されるかどうかのステータス」は、ウェブで見れば判ります。
上の例では、グループ番号1000のみなさんは翌日に出頭しなくていい。となっています。
でも呼び出されなかったから12ヶ月以内にまた召喚される可能性があると言っているあたりが、くどい。w

訴訟社会のアメリカでは陪審員に召喚される事が多いので、こういう電子化は助かります。今回の召喚は10月のようですから、どうせお留守番の月でヒマこいているから陪審員が当たってもOKです。

Tuesday, August 27, 2019

Breakfast @ Polaris Lounge SFO

シンガポール通いで午前11:30発のUA29便を利用した時も、いつものようにポラリスラウンジへ入場しました。
アジア方面へは正午を前後して出発する便が集中しているため、ダイニングも混雑しています。
ここでお食事をしてから搭乗したいと画策している方は、早めに入場したほうがいいでしょう。

 朝食メニューの時間帯なので、オレンジジュースとレギュラーコーヒーをもらいました。
コーヒーには Half & Half を加えて。

希望すればエスプレッソバーからカプチーノやカフェラテも作ってくれますが、待たされるし、おかわりが大変。

 2019年8月15日現在の朝食アイテムはこうなっています。
Light Bites からマンゴーソルベがなくなったのが残念だけど、アサイのスムージーボウルがあったので試します。

アントレは... エッグベネディクトが好きなんだけど、酸っぱいパンのサワードーがイヤ。
叉焼饅頭と焼売のコンビはどう考えても冷凍をチンしただけだと予測して、パス。
それに卵3個のオムレツは特に目新しくないので、フレンチトーストにしてみます。

どうしても選び方が消去法的になるのがいかにもユナイテッド航空。(笑)

注文を通したら... 10分くらいでいっぺんに出てきたよ。
手前がフレンチトースト、奥がアサイのスムージー。

クローズアップで。
Brioche French Toast  Crème anglaise, fresh berries
ブリオーシュのフレンチトースト クレム・アングレーズとベリー添え

パンがブリオーシュ仕立てのはずですけど... なんだか全粒粉っぽい。アングレーズは「ダブダブのバニラカスタード」だと思って間違いないですが、そんなに薫り高いわけでもありませんでした。でも全体的には及第点かな。

アサイのほうは、こんなでした。
Açaí Smoothie Bowl  Toasted coconut granola, fresh berries
アサイのスムージーボウル トーストしたココナッツのグラノラ、新鮮なベリー添え

朝食にフルーツいっぱい食べたい人にオススメ。グラノラも健康食品っぽいよね。

スプーンでほじくってみると中が判ります...。
スムージーと呼ぶだけあって、アサイの果汁がシャーベット状になったものが底に敷いてある。その上にグラノラやココナッツをまぶして、周囲をフルーツ盛りにしたわけですが... これは気に入りました。サッパリしていて美味しい。

朝からスムージーなんてポンポン壊しそうな雰囲気ですが、爽やかな酸味や沢山のフルーツで確かに朝食向きです。

ダイニングを退場した後は、いつも階下のブースに籠もります。
アイテムが豊富な上階のスナックコーナーからアップルパイをもらってきて、コーヒーと一緒に。

SFOポラリスラウンジのメニューは2~3ヶ月ごとに変化するようになりました。嬉しくもあり、せっかく見つけたお気に入りアイテムが消えてしまうのが残念でもあります。

ホームエアポートのビジネスクラスラウンジなので利用頻度が高いですから、品質を維持してもらいたいものです。

Sunday, August 25, 2019

In-Flight Meals on UA2 & UA28

このところシンガポールへ遠征してばかりなので、復員する時のお食事がマンネリです。

そこで、SIN/SFO便のポラリスビジネスで供されるお食事を2019年の写真記録を基に、いちどにご紹介してみます。
まずは前菜ですが... ほぼこんな内容で固定されています。

海老のソテー。シュレッドした青パパイヤのサラダ添え、マンゴーソース。
サラダはグリーンサラダに枝豆、ラディッシュとチェリートマト。

ドレッシングはビネグレットが多いですが、たまに柘榴風味とかも出てきます。

 そして主菜。8月からメニュー変更される前はこんなのがお気に入りでした。
えび焼きそば。衣をつけて揚げた海老にクリームソース、焼きそば添え。
主菜の選択肢が変更になるまでは、いつもこればっかり頼んでいました。

これも夏前までは時々提供されていた希少な主菜、鴨です。
スモークした鴨に平麺、スナップえんどうとシメジ添え。
これが家禽の選択肢に載っている時には、迷わずこれです。

さて、この8月から主菜の選択肢が一新されました。
自分では全部試したつもりでしたが、いつも第弐希望にしていたので、おさかなメニューの「ハドックのフィレと海老」をまだ試していなかった。来週のフライトでこれを第壱志望にして、全種制覇してみようと思います。

では主菜の数々を。
Roasted pork loin
Honey mustard, chicken au jus, sweet potatoes, asparagus, cherry tomato
豚ロースのロースト。鶏のソースに薩摩芋とアスパラガス、チェリートマト。

牛が無い代わりにいちばん上に掲載されていますが... 豚肉の焼き上がりがカチカチで最低です。SATSがこれ作っているのか?と信じられないような仕上がりで、お年寄りが食べたら入れ歯を破損するか喉に詰まらせて氏ぬような、凄い出来映え。さすがはユナイテッド航空の機内食!とうならせてくれる真骨頂のアイテムです。これは選ばないように。

一方でチキンをベースにしたカレーは結構いい出来映えです。
Malabar chicken curry
Biryani rice, stir-fried green beans with coconut. bell pepper, Singapore-style flatbread
マルバー・チキンカレー ブリヤーニ、緑野菜のソテー、シンガポール風フラットブレッド

フラットブレッドはナンとかロティだと思って食べれば本格的なチキンカレーです。
カレーを不味く仕上げるのは至難の業ですから、さすがにユナイテッド航空の提供でも美味しい。

思いがけないことに、ベジタリアンの主菜がなかなかの出来です。
Braides tofu
Sha cha sauce, noodles, mixed vegetables

ソースは沙茶醤(サーチャージャン)という潮州料理で使われるらしい魚介系ベースのものだそうです。
魚がベースの調味料なんか使っちゃってて、ベジタリアン扱いでいいのか?という疑問は残ります。w

この主菜は沙茶醤のおかげで風味はいいですが、豆腐が事実上の厚揚げ、かつスカスカなので少し残念です。

アイスクリームサンデーはいつも同じ。 
チョコレートソースにホイップクリーム、スライスナッツをまぶしてチェリーひとつ載せ。

チーズ3種類にグレープ、あるいはプチフール2~3種類も一緒にやってきますが、ここではお願いせずにミッドフライトで目が覚めたら食べています。案の定というか... チーズとプチフールはいつも必ず売れ残っています

ミッドフライトのスナックはずいぶん劣化が進んで、ポラリス以前と差がなくなりました。
上写真の例ではポテチにキットカット®、ネーブルオレンジをもらってきています。シンガポール発便だとフルーツには洋梨やリンゴもあります。熟れてねっとりした洋梨にあたった時はすごく嬉しいです。洋梨があったら、こっそり押してみて熟れ具合を確かめているのは秘密です。(笑)

他には朝鮮の辛いカップ麺が置いてありますが、食指が伸びたためしがありません。

 到着前の選択肢は、オムレツフルーツ&シリアル、または中華朝粥です。
いつも朝粥をお願いしています。具は海老と帆立になったり、鶏になったりしますが風味は安定しています。
パンはクロワッサンで固定されていたり、シナモンロールやダニッシュペストリーが選べる時もあります。

そして、シンガポール発便だとポラリスチョコレートときどき健在です。
必ず供されるわけではなく、21時すぎに到着するUA28便のほうで出てくることが多いです。
すでにサンフランシスコ発便はポラリスチョコレートが消えて味気ないクッキーなので、これは嬉しい。

こうして振り返ってみると、ポラリス・ビジネスが登場してから徐々に劣化が進んでいるのが如実に判ります。ユナイテッド航空ではビジネスクラスの収益を重視して座席数を増やしているので、新型シートへの換装とともに機内食のクオリティはぜひともキープしていただきたいものです。

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この夏の度重なるシンガポール通いの結果、シンガポールにも友人ができました。
なんだか兄弟みたいだ。と思った毒者、あとで体育館の裏に来なさい...。
初めてお遭いした時、ガタイがいい上に眉が薄いので、すげー人相が悪く見えて怖かったのですが Singapore National University (NUS) で教鞭を取っていた元教授先生だそうです。ちなみにNUSは世界の高等教育機関のランキングでは東大や京大よりもランクがずっと上で、アジアで1位。やはり僕は理系の高等教育を受けた人とは話があうみたいです。

状況はまるでチューリヒ大で生物を教えていたスイスの先生みたいですが、ご専門は数学と物理... 僕がいちばん苦手な科目ですから基本的に話はあいません。僕が受け答えできる範囲の応用物理系とか電算機系の話題を出しても興味は示してくれないので、スイスの先生と交わしたような生化学とか薬理学とかの狭くてディープな話題にはなりません。

スイスの先生と決定的に違う部分は... スイスの先生には僕の英語が酷いといってケチョンケチョンに叱られていましたが、シンガポールの先生(笑)は逆に英語力を褒めちぎってくださいます。

 「こんなに訛りが無くて普通のスピードで英語を話す日本人、初めて遭った...」
 「だからぁ... もう日本人じゃないんだってばぁ。」

怒られてばっかりよりは気持ちイイですし、違和感なく普通のスピードで会話できる相手は楽です。ただ、シンガポールは英国圏なので、やはり基礎言語はイギリス英語でフィックス。僕がフィックスしている米語には時々「?」ってなりますし、こちらも相手の言う台詞をたまに取り違えます。

でも、中国語がネイティブな人と一緒にシンガポールの店に入るのはすごく助かります。
レストランでの注文等も、基礎言語を中国語でフィックスしている店員とスムーズです。

最初はシンガポール観光のホストをオファーしてくれていましたが、僕の行動形態を知ったら諦めて...

 「シンガポールを案内したいが、まるで棲んでるみたいに詳しすぎる。むしろ案内してくれ。」

...とか、公共交通機関でサクサク移動する僕にジョークをかましてきます。

こないだホテル・インディゴ前の金玉満堂甜品へ御案内したら「この店は凄い。こんど一家みんなで来る!」って、奥様とお嬢さんへスイーツ買って帰るほどでした。甘いものをやっつけた後で「ホテルで休んでく?」って深い意味も無く誘ったら「そういうのはやめておけ」って断られました。もし部屋までついてきたら...私なんだか怖いわ。(爆)

Friday, August 23, 2019

金玉満堂の夜

先週また天天海南雛飯をいただこうと、中華街から2系統のバスに1時間揺られてベドックへ。
天天海南雛飯に入店したのは、19:30ごろ。21時閉店なので楽勝と思いきや...

Sorry. All sold out.

まぢか!?
売り切れてちゃ仕方ないので、I'll be back tomorrow. と言い残して退席。

でもせっかくベドックまで来たのに、手ぶらで帰るのは悔しい。
そこで、あの「金玉満堂」なお宅を日没後に 取材 拝観しに行きました。
・・・なんか凄い。ライトアップしてある!?

 特にここ。バットマンが目立ってます。
馬の目が逝っちゃってるのは暗くて判りません、
しかし、この夜間照明は... 確かにお役所から小言を言われても仕方ないかも。

ロビンくんも光っていました。
しかも内側から。仕掛けが本格的で怖すぎます。

夜空のアロワナはライトアップされていませんが、街路灯で充分。
iPhone のカメラだと臨場感を出せませんが、実物はかなり凄い威圧感です。

夜になって多少気温が下がったからか、ガレージの扉が開けっ放しで中が見える。
家の中も、まさに金玉満堂! なんだか訳の判らないものが所狭しと置いてあります。

きっとこういうヒトが南極に行くと変な物拾ってきてセカンドインパクト起こすんだね。←中毒

家の中をのぞき込んだら、謎の生物たちが[ヒト、大接近!]とばかりに甲高く泣き始めました。
あのアフリカの密林みたいな鳴き声の生物たち、番犬程度には役に立っているようです。w

これ以上深追いするのは危険だと思って、このへんで退散。ホテル前の金玉満堂甜品へ向かいました。
毎夜のように、自分へごほうび。
ジンジャー・ミルクプディングと一緒に、香港風冷やし小豆バニラアイス載せを試しました。
このふたつには、かなりハマっています。9月にシンガポールへ行ったら次は1月。待てないかも。

ところで、金玉満堂甜品には以下のようなシン・アイテムが追加されています。
煩悩と同じ108番目は『小盆栽雪糕杯』だったのが、面(麺)が追加されて番号がなくなりました。

でもこの小盆栽雪糕杯... インスタ映えだけを狙って作られたと思われますが、たかがSG$3.90でもお金をドブに捨てるようで、怖くて頼めない。特にあの黒いスコップは何!? あつ先輩が遠い目になりそう。

あ、面は面白半分に頼みました。
マンゴー・ミルクシェイク、ジンジャーミルクプディング小豆添え、そして秘制捞面です。Lo main と英語表記される汁無し麺で、うちの近所の abc喫茶にもありますが... 秘密のソースは美味しくも不味くもなかった。

麺は気楽に頼めるのに、どうしてもあの激ピンク色の植木鉢+黒いスコップは怖い...。


...そして翌日。ランチタイムの終わり頃を狙って、また天天海南雛飯ベドック店へ。
しっかりと「二人前・ライスひとつ・スプライト」をやっつけてきました。
『明日また来る』って言って帰って、ホントに翌日くる奴は珍しい。感動した。」って言われました~。(笑)

 食後、いちおう炎天下の金玉満堂を再チェック。
家の前で現代サンタフェ?に何か積み込んでいる白髪の壮年が... あれが多分この家のオーナー。

ちょっと話しかけて 取材 お話を伺いたいとも思いましたが、やはり怖くて腰砕けし、そのまま退散しました。 

Wednesday, August 21, 2019

CLEAR with United MileagePlus

いつもサンフランシスコ国際空港で便利に使わせてもらっているのが、CLEAR です。
この青い立方体の看板がある場所で虹彩か指紋を使ったバイオメトリック認証を行い、TSAセキュリティの行列をスキップして短時間で通過できます。TSA PREを保持していると液体や電子機器の取り出しが必要なくなり、さらに簡単。

先日、このCLEARがユナイテッド航空と提携して MileagePlus 会員に年会費の割引を始めました
ユナイテッド航空の上級会員に対する特典の解説にもCLEAR会員の割引が表示されるようになりました。

この CLEAR membership discounts をクリックすると、以下の CLEAR のページへ飛びます...。
MileagePlus のステータスレベルで割引の度合いが違います。
平会員でも$60割引はなかなかですが、1K®会員なら無料!
さっそく Link your accounts をクリックして登録してみました。

この MileagePlus 会員向けの割引を申し込む前は、こんだけ払っていました。(個人情報等は修正)
毎年$179支払っても、年間32~36セグメントは飛ぶので充分割に合うと思っていました。

これがイッキに無料になります。家人と二人分の年会費$358が無料になるわけです。

MileagePlus の会員番号を登録してリンクさせると、約24時間後に年会費の表示が変更されました。
今度の会員権更新から無料です。MileagePlus 1K® やっててよかった、と久しぶりに嬉しい。

年会費無料になると、Liked Account のところにユナイテッド航空のロゴが出るようになりました。
ユナイテッド航空もなかなかやるなぁ... と思った時、もしかしてこれもデルタ航空の真似っこ追随?という疑惑が。

そこで、CLEARのパートナー一覧を見てみたら...
・・・やっぱりだよ。

ユナイテッド航空のマーケティング部門ほど楽な商売はない。単にデルタが考えついた事を真似るだけ♪
...と、FlyerTalk などで揶揄されていますが、またしてもデルタの真似っこでした。

でも、今度から$358払わなくてよくなるから、真似っこでも追随でも嬉しいです。

Saturday, August 17, 2019

金玉満堂その後

デザート屋さんの金玉満堂へは、前記事に引き続き毎週末・毎晩のように通っています。
シンガポールの建国記念日とムスリムの犠牲祭で4連休となった先週末は、予想外に空いていました。
でもバスの中はなぜかマレー系や印度系の家族だらけ。なんか特別な行事があるのかもしれません。

さて... 今回のタイトルはもうひとつの、本当の『金玉満堂』のほうです。 ほら、ここんち。
宝物が家の中に収まりきらず、外にまではみ出して政府から片付けるよう命令を受けているこのお宅。

雲ひとつない晴天に恵まれたこの日、天天海南雛飯をやっつけてパワーをみなぎらせて。
もう入店しただけで「今日も二人前・ライスひとつ・スプライト?」って聞かれてすぐ出てくるように...。

食後、ヒトに戻れなくならないように気をつけながら、接近して撮影してきました。

家の中からは[ヒト、接近!]に気づいた生物の声がひときわ高くなったようでした。(汗)
でも目一杯の炎天下だから、勇気もらった←最近の日本でやたら耳に障る頭の悪そうな表現w
まずは

前回の写真と再確認しましたが、なぜか馬が前に出てきている...。しかも目は逝っちゃったままだし。

そして、スパイダーマンに接近して、発見!!
スパイダーマンはネジで出来ていました

なんだか「機械人間」とか「メーテル」とか、別のアニメを思い出させるような出来映え。
思い切り近寄ってみて、単に「置いてポン」じゃない気合いの入った芸術作品に感心しました。

 しかもその、うんこずわりした姿勢と、いやらしい右手の所作...。
路上展示したらオーチャードのパラゴンの前でポケットティッシュ売ってる車椅子のおじさんより稼げそう。

 遠目では気づかなかった、いろいろ迫力ある展示に目をひかれました。
怒る河馬。化石時代の巨大オニヤンマさんも、良い味出しています。

頭でっかちのインコさん。 しかも頭しかないし...。
何が怖いのか判ってきました。拡大率がシッチャカメッチャカで、なおかつ頭部しかない動物がいっぱい。

東南アジアでは幸運のおさかなとされるアロワナは、中華の大好きなまっ赤っかに塗られて。
迫力あります。
さわやかな青空(でもホントは摂氏32度で照り返しの酷い暑さ)の中で威圧感の凄いアロワナ。

さらに、犀のおかしら。狩猟マニアの居間みたいなアイテムですが... 下にメッセージボードまで。
I can waste it or use it...  When tomorrow comes, today will be gone forever.
哲学的です。仏滅必定。空即是色。佛教の教えにも近しいものがあると申せましょう。

I HOPE I WILL NOT REGRET THE PRICE I PAID FOR IT...
ここまでやっちまったら、もう後悔後からでもたったりしないから、だいじょぶだよ。w

で、最後にここを撮っていたら... ここんちのお嬢さんと思しき、30代前後の女性が門をくぐって出てきました。

  Hi, there.
 (無言)

なんだか後ろめたそうに、バス停へ向かって早足で去っていきました。
きっと僕のように写真撮りまくる観光客に辟易しているのだと思います。

ストーカーするつもりは毛頭ありませんでしたが、バス停へ行ったらさっきのお嬢さんがバス待ってる...。
10系統のバスが来たので僕が水平に手を差し出してバスを停めたら... お嬢さん、柱の陰に隠れました。

・・・きっと違う系統のバスを待っていたんです。そうに違いありません。

そう自分に言い聞かせて、ホテルへ戻るバスに乗りました。

で、ホンモノの金玉満堂をたっぷり見学した後は、おやつの金玉満堂甜品で自分にごほうび。
・・・このところ、自分にごほうびあげすぎている気がするが、生きてりゃいいや。

いつものように生姜ミルクプリン+小豆ですが、パパイヤ・ミルクシェイクも試しました。

パパイヤ、キウイとかパイナップルって蛋白分解酵素のせいでミルクの蛋白が変質して変な風味になっていないか不安でしたが、パパイヤは一旦凍らせてあるようです。フルーツの素直な風味が愉しめました。さすがによく考えています。
でもその一方で、食べ過ぎた時の消化ヘルプなアイテムにはならないのは残念。

シンガポールでのぬるい休日、あと2回も続きます。しかも最後の回は丸一週間滞在します。

自宅には火~水曜に帰って来ているだけで、よくこんだけ記事書き足せるよね。
・・・って自分で感心してたけど、もうここで変臭時間がなくて枯れます。