このへんで搭乗開始を待っていたら... 近くに座っているトルコ人のおっさん(どっちかというと、おじいさん)が、いきなりタバコを吸い始めました。ゲートの職員がマッハの速度で駆け寄り No Smoking, Sir!!! Or I will call the security!! ってもの凄い剣幕で脅します。しぶしぶ煙草を消した(足元で踏み潰したら「ちゃんとゴミ箱に捨てろゴルァ!」って、追加で怒られてた)...と思ったら、ゲートの姐さんがポディアムに戻ってすぐ、また別の煙草に点火しました。今度はセキュリティの兄さんがセグウェイに乗ってF1レーサーの速度で飛んできて、タバコをぶんどって消火、破棄したうえでクドクド怒ってました。...おじいさん、英語もドイツ語も判らないみたい。でも近くにいた別のトルコ語を話すヒジャブをかぶったおばさんが訳してくれて、ここでタバコ吸ったらダメらしいと理解はしたようで、やっと平穏に戻りました。
以上、公衆での喫煙がまぢ重罪扱いのカリフォルニアに住む僕には、まるっきりありえない光景でした。
これだからルフトは大嫌いなんだよ。座席指定はオンラインチェックインするまで出来ないし、そもそも米国発トルコ行きはUAのエージェントがビザの確認を目視する必要があるから、空港カウンターでしかチェックインできない。しかもユナイテッドのカウンターでは「ルフトのコードシェア便は座席の変更ができないんです」って言われるだけ。どうせ3時間の飛行だから、頭上に荷物が仕舞えればどこでもいいんだけど、電話口でもカウンターでも対応が氷のように冷たいから、原則ルフトハンザは大嫌いです。
対照的にトルコ航空は出発90日前になれば、好きな座席を選ばせてもらえます。原則的には欧州内便は3時間以上のフライトに限るらしいけど、名前が日本人的なせいもあるかもしれませんが、いつも応対がにこやかでたいへん好印象です。なお、トルコ航空への要望は米国の支社にかけるよりSkypeでイスタンブールに電話するほうがスムーズです。
で... たかがエアバスA320なのに機内 Wi-Fi が整備されていました...。
FlyNet®というネーミング... なんだかユナイテッドのイントラネット SkyNet のパクリみたい。きっと将来、地球征服を目論んで独語訛りのシュワちゃんみたいなアンドロイドを過去へ送り込んでくるに違いないわ。←こればっかし
ルフトにお金は払いたくないので、ルフトハンザAppからフライトステータスだけ取得。
・・・なんか、ユナイテッドAppよりショボイよ。
ついでに機内食も相変わらずショボかったよ。
配っていったのは、こんだけ。選択肢なし。
開封すると、こうなってます。
ベジタリアン仕立てのパスタに、いかにもドイツな薄汚い色の硬いパン、飲んでも死なない水とKitKat。
パスタはどんだけ悲惨だよ!? ・・・と思って食べると、そんな酷くはない。ユナイテッドより美味しい。
ただ、トルテリーニらしきパスタの中身はほうれん草とチーズでガッカリ。茹ですぎていないのだけが取り柄。
パンは冷たくて硬い。ルフトハンザ航空のおもてなしを具現化したようなパンです。
冷たいから、こうやってパンの上にバターを載せても緩まない...。(怒)トルコ航空だとパンがアツアツだからバターを溶かせるけど、ルフトは無理。
・・・と、ショボいお食事で飢えをしのぎながらイスタンブールに到着。アドさんのタクシーでホテルへ。