Thursday, May 31, 2018

İstanbul 2018 Mar (5)

イスタンブール行きのルフトハンザもB25番ゲート、トルコ航空のゲートとほぼ一緒です。
このへんで搭乗開始を待っていたら... 近くに座っているトルコ人のおっさん(どっちかというと、おじいさん)が、いきなりタバコを吸い始めました。ゲートの職員がマッハの速度で駆け寄り No Smoking, Sir!!! Or I will call the security!! ってもの凄い剣幕で脅します。しぶしぶ煙草を消した(足元で踏み潰したら「ちゃんとゴミ箱に捨てろゴルァ!」って、追加で怒られてた)...と思ったら、ゲートの姐さんがポディアムに戻ってすぐ、また別の煙草に点火しました。今度はセキュリティの兄さんがセグウェイに乗ってF1レーサーの速度で飛んできて、タバコをぶんどって消火、破棄したうえでクドクド怒ってました。...おじいさん、英語もドイツ語も判らないみたい。でも近くにいた別のトルコ語を話すヒジャブをかぶったおばさんが訳してくれて、ここでタバコ吸ったらダメらしいと理解はしたようで、やっと平穏に戻りました。

以上、公衆での喫煙がまぢ重罪扱いのカリフォルニアに住む僕には、まるっきりありえない光景でした。

さて搭乗。スターアライアンス・ゴールドで優先搭乗したけど... 座席は28D、後ろからみっつめ。(怒)
これだからルフトは大嫌いなんだよ。座席指定はオンラインチェックインするまで出来ないし、そもそも米国発トルコ行きはUAのエージェントがビザの確認を目視する必要があるから、空港カウンターでしかチェックインできない。しかもユナイテッドのカウンターでは「ルフトのコードシェア便は座席の変更ができないんです」って言われるだけ。どうせ3時間の飛行だから、頭上に荷物が仕舞えればどこでもいいんだけど、電話口でもカウンターでも対応が氷のように冷たいから、原則ルフトハンザは大嫌いです。

対照的にトルコ航空は出発90日前になれば、好きな座席を選ばせてもらえます。原則的には欧州内便は3時間以上のフライトに限るらしいけど、名前が日本人的なせいもあるかもしれませんが、いつも応対がにこやかでたいへん好印象です。なお、トルコ航空への要望は米国の支社にかけるよりSkypeでイスタンブールに電話するほうがスムーズです。

で... たかがエアバスA320なのに機内 Wi-Fi が整備されていました...。
FlyNet®というネーミング... なんだかユナイテッドのイントラネット SkyNet のパクリみたい。きっと将来、地球征服を目論んで独語訛りのシュワちゃんみたいなアンドロイドを過去へ送り込んでくるに違いないわ。←こればっかし

ルフトにお金は払いたくないので、ルフトハンザAppからフライトステータスだけ取得。
・・・なんか、ユナイテッドAppよりショボイよ。

ついでに機内食も相変わらずショボかったよ。
配っていったのは、こんだけ。選択肢なし。

開封すると、こうなってます。
ベジタリアン仕立てのパスタに、いかにもドイツな薄汚い色の硬いパン、飲んでも死なない水とKitKat。

パスタはどんだけ悲惨だよ!? ・・・と思って食べると、そんな酷くはない。ユナイテッドより美味しい。
ただ、トルテリーニらしきパスタの中身はほうれん草とチーズでガッカリ。茹ですぎていないのだけが取り柄。

パンは冷たくて硬い。ルフトハンザ航空のおもてなしを具現化したようなパンです。
冷たいから、こうやってパンの上にバターを載せても緩まない...。(怒)
トルコ航空だとパンがアツアツだからバターを溶かせるけど、ルフトは無理。

・・・と、ショボいお食事で飢えをしのぎながらイスタンブールに到着。アドさんのタクシーでホテルへ。

Tuesday, May 29, 2018

İstanbul 2018 Mar (4)

フランクフルト空港のBゲート。シェンゲン領域外のフライトが発着するゲートです。

今回は久しぶりにルフトハンザ航空のセネターラウンジに入場しました。
なぜなら... 乗り継ぎが残念なことにトルコ航空ではなくルフトなんです...。
広々として日当たりのいいラウンジ。出発階の上にあります。

スナックコーナーも広い。
スープ類からサンドイッチ、加工肉までいろいろ揃っているので、食いしん坊には嬉しい。

ソーセージがあるけど、フランクフルト・ソーセージじゃなかった。w
やはり欧州かつシェンゲン領域外となると、イスラム圏へのフライトが多いので鶏肉のソーセージです。

そして、単にカラフルだからというだけで撮影した「ゆで卵」...
イースターの前だったから、玉子の殻がもの凄い着色。食べる部分じゃないからいいんだけど... でも凄いよね。

結局、こんなのを掴んできました。
鶏のソーセージ2本にマスタード。飲み物はビターレモンで。

ここでも Wi-Fi のスピードテストをしてみました。
下り33.2Mbpsなら無問題。ルフトのラウンジはT-Mobileと契約していて、以前は有料でしたが、最近は無料♪

ビターレモン、こんな「シシリアン・ビターレモン」というブランドでした。
炭酸入りで苦酸っぱくて、けっこう好き。ドイツではこればっかり。

ビターレモンのおかわりと一緒に、ヨーグルトももらってみました。
上にクッキークランブルを飾ってあるヨーグルトは... まあまあ。最近食べ慣れてしまったのがトルコ風(一般的にはギリシア風w)のヨーグルトなので、どうしてもユルく感じるけど、不味くは無い。

セネターラウンジで適度に時間を潰し、イアホンやタブレットを再充電してから搭乗口へ向かいました。

Sunday, May 27, 2018

İstanbul 2018 Mar (3)

ユナイテッド航空58便でフランクフルトへ向かっています。最初のミースサービス、主菜後のつづき。

窓外の景色は寒そう...。
いま、モンタナだかノースダコタだか、そろそろカナダに侵入というあたりを飛行中。

世界のチーズアソートメントが届きました。...もうネーミングを馬鹿にする気力も萎えたよ。
青カビチーズは好き。セミハードのほうはペコリーノとか、そんな感じ。相変わらず熟成が足りない。

デザートも超マンネリでコンサバで、すいません。なにせ通勤中ですから...。(苦笑)
だって、他のアイテムでアレンジやっちゃって失敗したら悔しいもん。

シグネチャー・サンデーと、ますますイタイ名前に変わったカスタマイズ可能なアイスクリーム。
SFO発便でも、あの貧相な紙カップから自社のロゴマークを素にインスパイアされた模様のガラス器になったのは好評価です。ただ最近、米国発便はナッツを積まなくなったようなので、オレオクッキー・クランブルをかけてもらいました。

プチフールはこればっかり。ミニ・アップルタルトです。
他は、ブラウニーまたはチーズケーキ。どっちも僕的にはイマイチ。これが一番アイスとの相性がいい。

少し寝てから、スナックを漁りに... でもこんなに貧相。(泣)
今日のPAXは飢えています。(笑)

ワッフルと林檎だけもらってきて、ヘッドホンと一緒に収納されていた水飲んでました。
で、リンゴをシャリシャリやってたら... 
通りかかったアテンダントさんが「前側ギャレーのほうに、スナックが一杯あるわよ」って。

そう言われたならば、取材wしないわけには まいりますまい。
ホントだ。こっちのほうがいっぱい。
・・・でもさぁ、非常口の前にこんなの並べちゃっていいの?FAAの安全基準を満たしてる?
という疑問はありましたが、どうせ堕ちればみんな氏ぬから気にしないことにしました。w

トーストサンドイッチを選んだら、親切なアテンダントさんが飲み物を聞いてくれるのでコーク・ゼロを所望。
ハムサンドはパンがトーストしてあるけど、ラップにくるまれていたから若干シナシナ。
でもさっきリンゴかぢったし、これでお夜食は充分です。

歯を磨いてきて、また寝ようとしたのがここらへん。
ブログでは初めて見せてると思うけど、エアショーに夜景モードが増えてるんだよ。

でもタービュランスが酷くてちょっと揺れて、あんまりよく眠れないまま、もうスカンジナビアのほうに。
ここらへんで室内灯が点きました。

飲み物のリクエストはいつもどおりにオレンジジュースにブラックコーヒー。
起きたところでオレンジジュースを一杯。というのは故スイスの先生から受け継いだ習慣です。

到着前のミール配付は、南西部風オムレツまたはシリアルとフルーツ
どっちを選ぶかは、もう書くまでもありませんよね。(苦笑)
こんなでした。シリアルはレーズンブランで、食べた事ないけど牛馬用の配合飼料のような食感です。フルーツに入ってる西瓜が若干目新しくて、なおかつ水分たっぷりなのが嬉しかった。

ドイツ北部も、雪がいっぱい...。
でもフランクフルト空港には雪がありませんでした。

また着陸まぎわの、電波時計シンクロをやってみました。
ちゃんと受信中の図。電波強度が強いからか、窓がどっちを向いていてもシンクロ率高いです。フランクフルトでもニューアークでも、タイムゾーンをふたつ以上またぐ旅ではワールドタイム機能付きで盗まれてもいいような安物を着用しています。一方で東京やシンガポールみたいに治安が良くてダイレクトフライトの旅先へは、グランドセイコーとかの若干イバった時計を持っていき、機内で「着替え」ます。
最近、旅行のときには機械式の時計は着用せず、針の読み易いクォーツ時計ばっかりです。

結局タッチダウンしたのは現地時間で10時ちょうど。
到着予定が10:14になっていますが、タクシングしてジェットウェイが接続したのが確かにそのあたり。ただしゲートはシェンゲン領域外なのでA22ではなく、正確には上階のZ22のほうです。

タクシング中、ルフトハンザのデブな飛行機がいっぱい見えました。
二階建てのエアバスA380、いっぱい持ってるんだよね...。ちゃんと儲かってるのか不思議。

到着後、いつものようにZゲートから迷路やナチの検査を通ってBゲートへ向かいました...。

Friday, May 25, 2018

İstanbul 2018 Mar (2)

今日は小雨が降るあいにくのお天気。

年間200ドルぶんまでの利用額は Amex Platinum で補填してくれるから、空港まで来るのに UBER を使いました。
なんだかSFOの国際線ターミナルって、やたらボーイング777-300ERが集結してます。ボーイング747-400が引退したぶん、それがみんな777-300ERに交換されて、最近は787ドリームライナーよりも増えてる。

で、お天気が悪いと風向きが逆になるため、滑走路の運用が普段と逆向きになっていました。
おかげでトラコンが段取り悪く、出発が遅延。

やや遅れ気味に搭乗して、相変わらずのシート3Aへ着席しました。
もうこのブログでは見飽きた? でもこれがユナイテッドの新造機ポラリス・ビジネスでの人気席なんだよ。

そしてテイクオフですが... やっぱ、逆さ向きに離陸。僕はこれ、数年に1回しか体験できません。
南から北へ向けては28Lだけど、北から南側へ飛ぶ時は10Rという名前に変わります。

飛んで、お飲み物の配布開始。(背景の汎用ヒト型決戦兵器のMVは無視してください)
毎度毎度の導眠剤を使うからノンアルコールにしたいので、炭酸水とトニックウォーターをもらいました。

そしてアペタイザとサラダが配布されました。
目新しさはありませんが、アイテムは微妙に変化していました。

でもこの「軽くやっちまってる」サラダ... そろそろ改良して欲しいんですけど。
ダイスカットのマンゴーは嬉しい。でも生の白菜を刻んで入れてるのがどうしても馴染めません。

ユナイテッドのDQNアイテム、キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!  海苔で巻いたスモークサーモンがリバイバル。
ワサビにエダマメ&フリセー添え♪ ラディッシュ載せて見栄えを変えても、やっぱ変。

やはりパンの配布もやめました。最初からこの2種で決め打ちです。
プレッツェルにガーリックトースト。ガーリックトーストはもっとちゃんと焼き目を入れて欲しい。

そして... 主菜はやはり2月から変化なし。なので前回なかなか良かったチキンで。
Spicy Chicken  Thai-style coconut-ginger broth, udon noodles
スパイシーチキン。タイ風ココナッツと生姜のソースにうどん、という説明書きです。

これ以外の選択肢は:
 Grilled pork chop
 Poached Salmon
 Eggplant Parmesan ravioli
 Soba noodle salad with grilled shrimp

「Mr. obaKoba はLoyal Customer なので第弐希望は必要ないです。」と言われましたが「スパイシーチキンが人気で足りなかったら『海老入り蕎麦のサラダ』にしてください。」と、こちらから進んで要望して、感謝されました。

でも今日の一番人気はポークチョップだったらしい...。

あちこちから「ごめんなさい。ポークチョップが足りなくて...」というCAさんの台詞が聞こえてきました。それ聞いてから... しまった、僕もこれからイスラム圏に行くから1週間も豚を喰えない。と一瞬後悔。(というか、嫉妬?(笑))

でもこのココナッツ&ジンジャー風味のタイ・カレー、いけてます。
今回は鶏肉の火通しがやや強かったものの、ソースが美味しいからさほどの違和感もなくいただけました。

続きのチーズコースから夜食、到着前のミールサービスは次回の記事にて。

Wednesday, May 23, 2018

İstanbul 2018 Mar (1)

今度は6月14日まで12回の隔日連載で、3月下旬にイスタンブールへ行ってきた旅行記を綴ります。

もうマンネリというのを通り越し『通勤』と呼んだほうがいいくらいイスタンブールへ通っていました。
・・・で、今回もユナイテッド航空58便でフランクフルトへ飛びますから、旧ファーストクラスラウンジへ。「しずおかしんぶん」と「だるまいんこ」のお習字、もう見飽きたよね。そしたら、貴方も立派なMileagePlus®上級会員です♪

【変臭者注】4月末に Polaris™ Lounge が開店後、このラウンジは単なる United Club になりました。基本的に座席配置等はそのままですが、スナック類は国内線 United Club で供される内容と同様になり、激しく劣化しています。

景色は代わり映えしませんし、混んでて相席させてもらうのも大変。でも無事に電源が取れるソファを確保。
スナックコーナーを撮影しておきましたが、たいして目新しいものもありませんでした。

あったりなかったりするのが、ゴマつきバンズの手前にあるマスタードチキン。
ラップと呼ばれる食品はどこで食べてもかなりの確率で美味しくないので、避けるようにしています。

サラダバーは... あ、ヨーグルト和えのフルーツサラダは目新しいかも。
このサラダを少しもらってみました。左のは朝食時間に食べたら不味そう...。

もっと思い切りサラダなアイテムも。カリフォルニア人って健康志向馬鹿が大杉。
つか、朝からサラダって日本のホテルの朝食バイキングみたい。チェリートマトと枝豆もあるし。w

そんで、カプチーノを淹れようと思ったら... まさかの故障中!? この後でエンジニアの兄さんが修理してました。
しょうがないから、またモエを使ってミモザでも造りましょ。

収穫結果です。画面上の赤いスープ状の物体は相席の印度人が持ってきたもの。
僕のはミモザにサンドイッチ、サラミとチキン、そしてフルーツサラダです。緑色の菜っ葉はブログ映えのため。我ながら驚くほど同じ物しか食べていません。食品についてはマンネリでコンサバな行動がよく判ります。

マスタードチキンは、まあこんなもんだろうな、というだけのもの。
フルーツサラダのヨーグルト和えは目新しくて良かった。あとね、このゴマ付きバンズはブリオーシュみたいなまっ黄っ黄なパンで、微かにうすら甘い...。まさかUAが?とは思うけど(笑)、もしかしたらホントにブリオーシュ生地かも?

あと、なぜか3月下旬からいきなり速くなったのが、Wi-Fi接続。メッチャ速くて好評価です。
計測したら下り169Mbps、上りは193Mbpsくらい出ていました。
おかげでデジタル新聞のダウンロードもあっという間で便利♪

隣席のおぢさんにWi-Fiパスワードを聞かれましたが、僕は United Club 正会員なのでパスワードが不要、UAのウェブサイトにログインする要領で利用できますが... 近くのテーブルに「今日のパスワード」を書いたPOPが立ててありました。

搭乗時間が近づいてきたので、ラウンジを出てゲートへ... をを!友和が石棺から出てきている!? 日の丸みたいな看板と、お茶漬け食ってるゲイシャみたいな絵があるけど、台彎人がオーナーらしいし、この店では日本語はまったく通じませんから安心するざます。
座って食べていく席数は半数ほどに激減。パックでお持ち帰り(というか、多分機内持ち込み)にシフトしたもよう。

このゲートの壁画、いつか紹介しようと思っていても、まだ一度もこのゲート発に当たらないから...。
SFOなのに、なんでリバプールの4人組?という疑問がかすかに浮かびますが、あまりにも有名だから。でも芸能音楽は無知なのであってるか自信ない。こいつらリバプールですよね?ジャニーズとかヴィレッジピープルじゃないよね?(汗)

今回もこの壁画の反対側のゲートからUA58便に搭乗しました。