月曜の朝。アメリカへ帰ります…。
アテネの先生も復路がトルコ航空なので、ラウンジまで一緒。
ただし先生は出国審査が別でした。
「パスポート持ってきてないよね? EU 用の身分証で大丈夫なの?」
「全く問題ないよ」
「EU から EU へ飛ぶけど、経由地はトルコだよね?」
「心配しないで。以前にイスタンブール経由はやった事があるから」
「へ~~~、だいじょぶなんだ… 欧州って、なんか不思議」
「でもイスタンブール新空港は初めてだし、TKのビジネスクラスも初めて」
「新しい空港は広いから、ラウンジに入ってる余裕は無いかも…」
結局イスタンブールの TK ラウンジに入ったのかどうか、まだ聞いていません。
この調子でチューリヒに来る時も EU 身分証だけで来るんでしょう…。
スイスは EU に加盟してなくてもシェンゲン協定には加盟してるから。
アテネの先生はシェンゲン領域専用の出国審査場に入って、なかなか出てこないから少し不安になりました。さっさとパスポート持ってくりゃ簡単なのに… と思っていたら、シレッとした顔で審査場から出てきました。
その後、二人一緒にホァン・ミロ・ラウンジへ入場。
入場して、スナックと飲み物を取ってきたところで…
「あ、僕はもう時間切れだ。じゃあ来月またアテネでね♪」と別れて。
乗って… 荷物を納めてから後方を見たら、こんなです。
こんな景色です。一番前のドアから搭乗させてるので、左側の通路は人通りが絶えません。
「オレンジジュースかシャンパンは如何?」
「あの… いますごく炭酸水が飲みたいんですけど」
チッ
「いいわよ。ちょっと待っててね♪」
あれ? 今、舌打ちましたよね? 確かに舌を打ちましたよね??(笑)
舌打ちしても、盆の上のコップがさばけたところで、ギャレーで炭酸水を注いできてくれました。
「手間のかかる事を頼んでごめんね。これ、冷えてて美味しそう」
恐縮しつつ御礼を言ったら、肩に手を乗せて微笑んでくれました。
「いいのよ♪ おかわりが欲しかったら、言ってね」
テイクオフ前に、中途半端に余った炭酸水の缶を空にしたい気持ちが透けて見えます…w
正直に「もし缶の中味が余っていて邪魔だったら…」っておかわりしたら、笑われました。
テイクオフ。タクシング初めたところで、コップは取り上げられました…。カラだったけど。
ナッツと飲み物だけ先にもってきてくれる手順は、パンデミック前と同等に復活しました。
これ…配布が簡単でアテンダントさん達には楽だから、コロナが収束してもこのまま続けそうな、嫌な予感。
テロテロに甘ったるいソースが、アメリカンな BBQ っぽいです。でも下に敷いてあるライスが最悪。肉がやわらかなのはいいけど、僕にとっては他に可食部がほとんど残っていない…。
バルセロナ発でもこの品質に出来るのが凄いけど、それ言ったら成田発でもあの品質だし。w
ハニーマスタードのドレッシングと黒胡椒をかければ、普通にいただけます。
パンはいつものように(笑)イマイチ。
バゲット風だけど、なんかスカスカすぎるというか、酵母が違うのか…「??」な風味。
アイスクリームは、またトフィー風味です。
繰り返しになりますが、妙なアイスの味に凝るより、素直にバニラかプレーンを出して欲しい。他の人のブログで見たら、LAX→NRT 便では同ブランドのバニラアイスを出してくれるようです。欧州線はみんな馬鹿舌?
消灯したら、すぐ目の前にポテチやチョコ等のスナックが並びました。たとえシートベルト着用サインが点灯しても、ベルトをちょっと緩めにすればスナックを取り放題です♪
これも座席 1D の醍醐味です。(笑)
この時は珍しく、泥の中から這い上がるような気分でクスリが切れてきて、起床。
電動シートを動かしたら、すぐにアテンダントさんが飛んできました。
「到着前のお食事、欲しい?」
「はい。いただきます」
「今日は、クスクスと野菜の炒め物か、ピザがあります」
「ピザをください」
最前列なので、すぐ届きました。
到着すると午後の早い時間なので、内容的には「ランチ」のつもりです。
ぢつわ… 生地の厚いピザって、あんまり好きくない。でもクスクスと野菜よりはまし。
あんまり風味のないバジルソースと、熱いだけのチーズで食べさせられました。
チョコチップ入りのマフィンです。スペイン語表記だけど…マフィンって呼ぶんだね。
パサパサ系マフィンです。しっとり感が無かったり、チョコが甘いだけだったり、残念。
水分補給してうるおってるところで、米国に到着しました。
バルセロナ線は他社の国際線と一緒に B ゲートに到着します。
でも B ゲートにも Global Entry があるから無問題。
モノレールで C ゲートへ移動して CLEAR でセキュリティをくぐって、目の前のラウンジへ入場しました…。