ようやく10月末。シンガポール旅行記の最終回です。
ユナイテッド航空2便、シンガポール発・サンフランシスコ行きです。
復路はアップグレード失敗で、プレミアム・プラスで帰ります。
ハード的には、エコノミー席よりはいいけど、かつての椅子形ビジネスクラスが思い切り劣化した程度。ソフト面では、復路の機内サービスは往路のパーサー、アンドレさんとは対極のサービス内容でした。
ポラリスビジネスとプレミアムプラスでこんなに差があるなんて…。
やはり、ユナイテッド航空のビジネスクラス未満は厩舎です。
「トニックウヲーターをお願い」
めんどくさそうにカップへ注いで、突き出します。
「缶まるごと欲しい」
「はぁ!?」
厩舎の家畜が欲張るなゴルァ!という目線で、ケルビン温度ゼロの対応を受けました。
でも、欲しい物はいちおう手に入れました。
その後、たとえプレミアム・プラスであろうと、お食事の配布は配合飼料を撒くような態度。
チキンまたはベジタリアンカレーの選択肢で、フルルンさんと儂の二人ともカレーでいきました。
ビジネスならちゃんとプレゼンするけど、プレミアム・プラスは厩舎だから、これでいいや。という対応が丸見え。
お味の方は… カリフラワーのベジタリアンカレーとジャスミンライスで、まぁ、こんなもんでしょう。
シンガポール発なので元々の素性は良さそうですが、なにせユナイテッド航空ですから…。
ヴィネグレット・ドレッシングで、可も無く不可も無く。でした。
もしあなたが日本人なら、これってカステラに見えますよね!?
でも…
…玉子っぽい風味はありません。
…しっとり感は感じられません。
…甘さ控えめなのが、ざんねん。
このケーキはミルクが欲しくなる。喉に詰まる。誤飲したら、確実に氏ぬと思う…。
ここまで見かけをパチッっているならば、普通にカステラを出して欲しかったです。
ユナイテッド航空が供するこういうパンは固くて残念なのは、どこでも同じ。
最初から美味しくなさそうなので敬遠しました。きっと鉄板の不味さでしょう。
写真左側のカップは、まだ残ってるトニックウヲーター
案の定、氷なんかくれませんでした。(怒)
そして、導眠剤で無理矢理寝て…
日本を通り過ぎたあたりで、ミッドフライト・スナックの配給です。
配給内容は、こんな。引き続き「コーク・ゼロを缶ごと+氷」をリクエストしています。
そうやって細かく指示しないと何もしてくれません。この日のアテンダントはハズレです。
内容物が判るように、重なりを少しズラして撮影してみました。
フルルンさんは何のサンドイッチなのか判然とせずに、食べたのか食べなかったのか…。シンガポール発なので激マズではありませんが、確かに食べたくなる気を失せさせるようなサンドイッチです。
こちらはチョコチップ入りのマフィン。
色はキレイに写っていますが、駄菓子屋で売ってるみたいに安っぽい味でした。
塩胡椒してあるけど、低塩タイプ。塩を減らした分、胡椒で風味を調えましたっぽい。
タイ語みたいなのが書いてあって、東南アジアの出自なのがバレます。
もっとも、スイスもタイ人だらけなので、こっちの方が自然?www
スナック食べたら、もちろん寝ました。ヒマなので寝るしかありません。
卵料理のフリタータを所望。
飲み物はブラックコーヒーとオレンジジュースで。
2回目のサービス内容はビジネスクラスと大差ないはずなんですが… なんだか見劣りしてます。
ほうれん草のキッシュと味覚的には大差無いです。
こんなですね… 芯まで均等にほうれん草が行き渡っています。オニオン入ってますっぽいソースと、ベーコンやマッシュルームが一緒なので、それなりに食せました。
彩りはいいです。熟れ加減は… 微妙。甘さがイマイチに感じました。
プレミアム・プラス席の 20 列、20L からだと窓外の景色は GEnX エンジンと主翼ばっかり。
やった!一番歩かずに済むゲートだ!!
フルルンさんも儂も Global Entry に加入しているので、顔写真を撮ったら入国審査完了。
たいして待つこと無く、我が家から1ブロックのところに停まるバスが来ました。
これにてシンガポール旅行記はおしまい。1ヶ月+のご愛毒、ありがとうございました。