でも、本題の「COVID-19の症状には6タイプ」に入る前に、ひとつ...
またトランプが激馬鹿やらかしているので、ちょっとだけ。
日本語でのニュースは、日本放送協会のニュース記事にリンクしておきます。
トランプは「なんで削除されたのか、インターネットのやる事は理解できない」だって。←台詞部は直訳
そもそも The Internet の用語の使い方からして間違っています...。この爺、終わってます。
しかも記者会見で CNN の美人番記者ケイトランちゃんに突っ込まれたら、会見打ち切って逃げました...。
(よしよし。こう書いておくときっと masaさんは Kaitlan Collins をググるだろうなw)
CNN(英文)のほうでは、どんなツイートだったのか少したどれます。
【追記】CNN の『手柄』なので、やっぱり和訳も載りました。w
...で、ツイッターが削除したツイートとは...『COVID-19は治せる!』という嘘八百な主張。
連邦高等裁判所の前で、記者団に訴える白衣の人々は自らが医師であると言っていますが...
この『女医』さんがすごい...(cnn.comからママ)
"This virus has a cure, it's called hydroxychloroquine, zinc, and Zithromax," the woman claims. "You don't need masks, there is a cure."
超訳(つか、ほぼベタ訳。アジスロマイシンの商品名だけは日本のものに変更)
「このウイルスには ヒドロキシクロロキン、亜鉛、そしてジスロマック という治療法がある」と主張した女性は「マスクなんかいらない。治療法がある。」と述べました。
亜鉛とアジスロマイシン(クロマイの新しい奴)にクロロキンで治せるなら、感染症医はいらない!ジスロマック程度なんて簡単に処方してもらえます。(日本では。アメリカの医師は意地でも抗生剤処方しないからやや難)
で、この『女医』さん... すげー怪しい、カルトっぽい基督教系のネット動画に出演していて、やれエイリアンのDNAを使って治療するとか、まるで昭恵夫人の記事で取り上げた神ドクターみたいです! きっと彼女の治療でも、クロマイと亜鉛を飲まされたら、あとはコロナちゃんとお友達になれば、目の前で、ブラックホールから、たちどころに消えてなくなるのでしょう...。
もう60年以上生きてきたのに、世界は深すぎます。
でも、こういうバカネタでどんどん支持率が堕ちて、ついでに上院共和党でトランプを支持する議員(特にミッチ・マコネル院内総務)が11月の選挙でみんな落選しちゃえばいいのに! ...と激しく期待しています。
(注:上院ですから半数だけ改選です。改選議席が全部民主党になればいいのに...)
§
さて肝腎の本題は写真が無くて内容が短いですが...
元ネタは CBS、Columbia Broadcasting System は全米4大ネットワークのひとつで、トランプと仲良しのFOX、トランプが大嫌いなNBCのふたつ以外では、NHKと仲良しのABCと並んで比較的中庸なニュースを流します。
そのCBSの元記事が、こちら。
研究はCOVID-19の6つの異なる「タイプ」を識別します ←Google先生もまだまだだなw
※ 分類はCOVID-19症状のタイプであって、新型コロナウイルス SARS-CoV-2 を分類したものではありません。
ロンドンのキングズ・カレッジが 1,600 例の英国と米国の症例データから主訴を集めて調べてみたところ、以下の6種類に分類できるそうです。
1.風邪のような症状、発熱なし
頭痛、嗅覚を失う、筋肉痛、せき、のどの痛み、胸の痛み、発熱はない
2.風邪のような症状、発熱あり
頭痛、嗅覚を失う、せき、のどの痛み、嗄声(かすれ声)、発熱、食欲不振
3.消化器系に来る
頭痛、嗅覚を失う、食欲不振、下痢、のどの痛み、胸の痛み、咳は出ない
以上、1~3までは軽症です。4~6がよりシビアな症状。
4.シビア、レベル1:疲労感
頭痛、嗅覚を失う、せき、発熱、嗄声、胸の痛み、疲労感
5.シビア、レベル2:意識混濁
頭痛、嗅覚を失う、食欲不振、せき、発熱、嗄声、のどの痛み、胸の痛み、疲労感、意識混濁、筋肉痛
6.シビア、レベル3:腹部と呼吸器系
頭痛、嗅覚を失う、せき、発熱、嗄声、のどの痛み、胸の痛み、疲労感、意識混濁、筋肉痛、呼吸が短い、下痢、腹痛
以上すべてに共通する、普通感冒と比べたら頻出する症状は『嗅覚・味覚異常』でしょうか。各個人によって症状は違うでしょうから、上述した主訴の列挙は「分類してみたら、こんなんなりましたぁ」という参考程度です。
罹っちゃって発症するなら 1か2、せめて3どまりにして欲しいですが...。
でも軽いのに罹ったら、免疫獲得してもう二度と罹らないかどうかも、まだ判りません。
やっぱり治験が終わり「これは効く、それなりに長く持つ」というワクチンに期待します。
あわよくば、一番効くワクチンの治験に参加したいです。もちプラセボでないほうで...。
物覚えの良い毒者のみなさん、武漢が都市封鎖される直前、千百万人の人口のうち五百万人が武漢から脱出して世界中にウイルスが飛び散ったの、どうか忘れないでいてくださいね…。