月曜日は日曜日の紀元節の翌日になるため、振替休日でした。
ランチタイムに近所のホテルでバイキングしよう。と両親に提案されました。
「APAホテルでいいか?」と、父。
「あそこんち、カウベルが鳴ると放牧されてたおばんが集まって行列するからイヤ!」
APAホテルはCEO(だったか?)が「南京大虐殺は嘘だ」みたいな本を各部屋に置いたせいで中国本土からの予約ができなくなって、中華系のみなさまがブッフェを荒らすことがないのはいいんですが... やっぱりあの放牧中の牛がベルの音で集まってくるようなノリが、どうしても馴染めません。
妹と一緒に iPhone でググりまくり、まだ行ったことが無いホテルでのランチバイキングを探しました。そしてホテル・ザ・マンハッタン Hotel The Manhattan という恐ろしくイタイ名前の、幕張メッセ傍の宿に決定。
ここ、地上階がけっこう偉そう。メッセ周辺の宿ではニューオータニの次にすかしてると思う。
これがコンシェルジェの席。レセプションも「書斎の椅子で座ってチェックイン」みたいな雰囲気です。
内装はマーブルをふんだんに使用していて、そこそこの高品位さを醸し出しています。
振替休日なので、なかなか混んでました。
妹のiPhoneから予約を入れてもらいました。
ザ・テラスという名前のラウンジレストランです。
ロビーフロアのシンプルなレストランなので、インテリアはこの宿の中でいちばん簡素。
窓がおおきくて日が差し込んでいて明るいのも好印象。
カービングステーションでは、シェフさんが前もってローストビーフをスライス中。
こんだけあるのが、どんどん消えていきます...。
あと、別のシェフさんが用意してるのが、ブイヤベース。
この店の名物と称していますが、アイオリソースやバゲットもあって、それなりに本気っぽい。
ブッフェアイテムは、他の幕張メッセ周辺のホテルと比較して、若干品数がすくなめ。
でも品位は明らかに高い。ニューオータニほど値段は高くなくてこの品位だったら、コスパいいかも。
温かいアイテムは、こんなふうに置いてあります。
品数は少なくても置いてある調理のバランスがいい。いろんな組み合わせが試せて楽しいです。
僕の収穫結果、一回目。
ローストビーフとブイヤベースは外せません。あとはもう、良さそうなものをてんこ盛り。
バゲットをいっぱい掴んできたブイヤベース。
魚介がけっこう入れてあるのは好印象だけど、スープ部分もアイオリも風味が薄めでシャバシャバ...。
ローストビーフは、ニュー山王のブッフェで供されているカービングと同程度。
赤身で脂がないから英国風?
脂がささったものと比べてサッパリしているので、もう一皿もらうことに即・決定。
二回目の収穫は割愛。どれもそこそこ良い食材を使っていて、幕張メッセ周辺のバイキングではお勧め。
そして、イチゴフェアと銘打ってあったのでデザートが苺づくし。
手前中央のバニラアイスにかかったフランボワーズ・ソース以外みんなイチゴ!
ミルクレープとか、普段は生ではないイチゴ風味の調理品は避けますが、ここんちのはいけてました。特にアメリカでは食べられない、日本でしか食べられない懐かしの「日本のショートケーキ」が嬉しい。
もっとイチゴのデザートにレパートリーがあったので、さらに収穫。
イチゴのタルトとか、パンナコッタにイチゴのソースなどなど。パイナップルで消化も促進♪
ちょっとでも親孝行をしたいと思って、この日は父の91歳を御祝いするので、無理矢理僕が押し切って支払いました。
でもこんなメシ程度で今までの親不孝に「焼け石に水」なのは重々承知。単なる自己満足・自己欺瞞です。(イタイ...)
入口の「いちごフェア」用のディスプレイ。いろいろがんばってて好印象でした。また来たいですが... 僕が払うというと両親が嫌がるし、APAホテルよりも高くつくから年金生活な親に負担をかけさせたくないし...。難しいです。
明日は一本、ショートな「差し込み記事」がはさまります。