月曜の午後はやく,iPhone X が中国からの UPS Express 便で届きました...。
そう,中国を10月2日に出発し,南朝鮮 → アンカレッジ → ケンタッキー と渡ってきて6日(月)に無事到着。けっこう早く受け取れて嬉しい。予約開始の10月27日,12:01 PT に T-Mobile と Apple Store の両方にアクセスしたら,どっちもトラフィックが混雑しててダウン。12:03 PT に林檎屋通販のほうがつながって,人気のなさげな64GBを選んで予約したので無事に初期ロットを受領できました。
(アップルの初期ロットって経験的にろくなことないんだけどねw)
左がいままで使っていた「きんさん」の iPhone 6,右が今日の午後届いた「ぎんさん」の iPhone X です。林檎十番には金色の設定がなかったのと,両面ガラス張りで脂ギッチュな私は指紋バッチリ目立ちそうなので銀色にしてみました。
持ってみて... う~ん,Chunky だなぁ。というのが第一印象。なんか,みっしり詰まってて重い感じ。
さっそく旧い機種の内容を転送しようとしたら "Error: The system in your iPhone 6 is too old." と出たので焦りました...。よ~く見たら,iPhone 6 のOSはすでに iOS 11.1,今日届いた Iphone X に内蔵されていたOSバージョンは 10.0.1... どうやら旧機種のほうがより新しいバージョンのOSをかかえているため「旧すぎる」と判定されたようです。でも iPhone X のOSだけ先にアップデートしようとしても,セットアップが終わるまでOSはバージョンアップできません。ああ,これがかの有名な『玉子が先かニワトリが先か?』の状態だな... と,半泣きで手段を探りました。
結局,今までローカルPCの iTunes に保管していたバックアップを iCloud へバックアップすることで無事問題は回避。
あと,我が家は T-Mobile のファミリー4回線使い放題プランに入っていますが,購入したのは林檎屋の通販。初期ロットの林檎十番はVerizon用以外の機種ではSIMロックあり,です。でも,いろいろネットで調べたら,電話機と一緒に添付されてきた T-Mobile のSIMをアクチベートしないで,今使っているSIMで誤魔化せばSIMロック回避できる模様。
・・・やったらうまくいきました♪
旅行用のワールドSIMに交換したら,無事 AT&T につながりました。
これなら日本へ行った時にも,ソフトバンクのSIMが動くはずです。w
さて,こうやって画面側を比べると... ホントに縁だけで,なんか変。銀色を買ったのに正面はまっくろ。画面内に指紋いっぱい付けそう。でもバックライト液晶から変更され画素が自発光するOLEDの画面はコントラストが高くてキレイ。
iPhone 8 は同じ心臓部 A11 Bionic を採用しているので速いはずですが,林檎十番は画面が高精細なのに惹かれました。普通 iPhone から少し大きくなっただけで,画素数は iPhone Plus より多いんです。458 dpi ということは,230線くらいの印刷物に相当するわけで... これは凄い!と,その昔印刷学で習った数値と比べても驚愕もののスペックにやられてしまいました。(隔世の感があるとはいえ,これでもいちおう元モバイル事業部長だった私... 恥)
ほぼ旧機種と同じレイアウトで使える状態になってきましたが... iPhone X にはホームボタンが無いからジェスチャが違う。これに iPad Air 2 まであるわけで,操作の違いに慣れるまで気が狂いそうです。早く操作が統一された「縁だけ iPad Pro」が発売されて欲しいです。(OLED搭載で縁だけバージョンなら,多分Pro)
他に細かいところで気づいたのは,電源残量のパーセンテージがログイン画面以外では表示できない。Sync やってる最中かどうか表示されず,シンクロが終わったかどうかは iTunes 側で判断するしかない。現在繋がっているキャリアの名前が出ない(これ,海外ではちょっと不便)。...などなど,ビミョーに使い勝手が変ってきました。こういうのは慣れてしまえば「ああ,そういえば昔はこうだった」みたいになるんでしょう。
比較できるいい写真がありませんでしたが,この春逝ったJerryを表示。 十番は左右いっぱいに使い切っていません。
こうして並べて写真に撮っても黒の深さとか中間色の再現性は判りませんが,実際は凄いです。褪せたような微妙な色使いが多くて Blu-Ray 並みに高画質な,例えば Perfume のMVとかを観比べると,その違いは歴然とします。
で,ホームボタンで指紋読み取りに慣れていたので不安だったのが「顔認証」でした。実際はなんてことありません。自撮りカメラに向かって「首の運動」を2回やったら登録完了。あまりにあっけなくて,かえって心配になりました。
ロック解除は簡単すぎて怖いくらい。スリープ状態で画面まっくらなのに,自撮りカメラが顔を見つけると勝手にログインのスクリーンが点灯します。「頼んでないのに勝手に電気使うなよ!」って,怒りそう。(笑)
で,そのまま顔が判定されると南京錠のアイコンが開いたマークになって,画面下からフリックするとオープン。
ApplePayも,電源ボタンを2度押すとこんな画面になります。あとは iPhone X を支払い端末に近づけて自撮りカメラに顔を晒せば支払い完了♪...するらしいです。ここはまだ使っていないので,明日にでもドラッグストアで試してみます。
まだ林檎屋からは純正の充電パッドが発売されていないので,Qi(チー)規格対応の代用品を購入。
ワイヤレスの充電スタンドは初めてですが,思ったより効率良く充電できます。ライトニングケーブルを接続しなくていいのは便利ですし,充電モードに入ったら Wi-Fi Sync が作動してPCに繋がなくてもデータがアップデートされます。
いま少しだけ心配なのは... これ持って明後日からシンガポールに出かけたら,新機種だからかっぱらわれないか不安。
でも治安と衛生面では安心のシンガポールだし,と自分に言い聞かせています。念のため iPhone 6 も持っていきます。