Tuesday, July 30, 2019

Taishoken Ramen

前振りからして簡単に想像がつくように(笑)、サンマテオの大勝軒へさっそく行ってまいりました♪
でも Champagne Seafood でランチたらふく食べた晩は、もう無理ぽ。その晩は残り物の摩訶不思議味ダックちゃん&ぶたさん饅頭で軽く済ませておいて、翌日水曜(先週水曜)のディナーへ行ってきました。

午後5時開店だけど、水曜日だから... と思って行ったら、これが水曜日の午後4時45分、開店15分前!  まぢか!?
前に30~40人いる。でも最初のロットで着席できるかな? ...初期ロット。(うっとり)←中毒

・・・とかは、まさしく皮算用でした。

前に並んでる奴ら、開店時間になったら仲間がどんどん来てどんどん増えて、結局前に60人以上になった...。

おかげで、ウェイトリストの紙に名前書いて待つハメになりました。(怒)
店の入口にこういうリストが置かれて、名前と人数を書き込んで呼ばれるのを待ちます。

僕が名前書いた時は、1番目が消えて... 13番目。 ...13番目。(うっとり)←中毒
人数が揃うまで席に案内しない。と書いてありますが「いま電話で呼んだら、そこまで来てる。すぐ揃うから」とか言って揃ってもいないうちに席へ強引に通してもらう客が続出。なんたって客の8割以上は中華系みたいだからね。

ちなみに、客層は95%以上がアジア人。中華85%、日本人5%、白人2%、他は判別不能の黄色人種。会話を聞いている範囲では朝鮮人はいませんでした。やはり母国同士の醜い諍いが響いているのでしょうか?www

でもサンマテオ近郊の人口を考えると、日本人・日系人相手だけでは商売は成り立ちません。開店早々にアジア人のハートと胃袋を鷲掴みしてしまったこの商売上手な様子ならば、長続きしてくれるのでは?と期待します。ただ客層は20~30代の中華系が中心ですから、飽きるのも早いかも?というあたりが少し心配です。

 結局、5時5分頃に名前書いて、30分くらい待ったら僕の番。

...O, obaKoba?
Here. Should I speak in English?
Hummm...

入口を仕切っていた姉さんは英語じゃないとダメみたいですが、中には日本語OKの方が数名いらっしゃいました。

入店したらカウンターが一杯で、二人がけの席に通してくださいました。

座った場所から奥をみた景色。奥には最大6人がけのブース席がよっつに、カウンター10人くらいかな。

お店のまんなかで仕切っていらした、多分マネージャーさんが写っていますが、彼は日本語ネイティブでした。この日本語OKなイケメン兄さんが僕のオーダーもお会計も扱ってくださいました。ありがとうございます。

下のカットでは、某小林シェフの ○ん太ラーメン で働いていたバイリンガルでキュートな姉さんが写ってます。

「あれっ!? ヘッドハントされたの?」
「いやぁ... へへへへ...」

小林さんち、従業員の待遇がイマイチだったんでしょうか?貴重なバイリンガル姉さんを逃しました。
そしてベンチ席の後ろには... なんか燃えさかっていますけど。

よく見たら自分の腰掛けてるベンチの後ろでも燃えていたよ...。
これ、写真に撮るとますますホンモノっぽいけど、熱くないです。

加湿器のように超音波振動で発生させた「湯気」(可視できるので水蒸気ではない)に、オレンジ色のライトを当てることで炎のように見せています。試しに先っぽを触りましたが熱くなく、かすかに湿るだけでした。

 メニューを全面載せると字が小さすぎて読めないだろうから、左半分だけ。右半分はドリンクです。全体のメニューは大勝軒USAのウェブサイトから見られます。ランチメニューも載っていたので、いずれランチも開始すると予想。
大勝軒といえば、やはり「つけめん」でしょうが... 僕の中ではラーメンが基本で、つけ麺は悪い言い方に聞こえるけど... やや外道に感じます。例えば成田第壱ターミナルにあるつけ麺店「富田」でも、特製らーめん を頼んでいます

特製ラーメンと「ゆず蜜ソーダ」を頼もうとしたんですが、ソーダは売り切れだったのでラムネで。
ちなみに、ソフトドリンクは他に烏龍茶くらいしかありません。一方で日本酒やビールはかなり選べます。 
ラムネ、キマした。日系人には Shirakiku印 で馴染みが深い、西本貿易の製品でした。

アジアや豪州みたいにストロー出さないのはSF市内がプラストロー禁止になるからかな?
でも... 自分でガラス玉の開栓するの、大変だった。開けて持ってきて欲しかった。
ただ、プラスチックくずはイケメン兄さんがすぐ片づけてくれました。

ラムネの開栓に苦労しているうちに(手こずってて栓が抜ける前に)ラーメンもキマした。
これが 特製ラーメン、$16ですが... なんか思ってたのと違う。

 頭の中で勝手に池袋大勝軒本店のラーメンを思い出していたので、まず濁ったスープに驚きました。
麺も具材も、どっちかというと「とんこつラーメン」に近づいているような気がする。

麺はちぢれの無い中細麺で、かんすいは無使用か控えめで白っぽく、茹で加減はバリカタとかコシのある麺が好みな日本人にとっては若干柔らかめ。濁ったスープは普通の豚骨みたいなケモノ臭さはまるで皆無で、鶏ガラや白胡麻の風味がする。塩分を抑え気味にしているようだし、これはアメリカに住むアジア系の好みに合わせこんだのだと推測。

ねっとりした余韻だけど、くどさはありません。池袋大勝軒そのまんまを期待すると全然違うし、ギトギトとんこつかと思うと逆に期待外れだし。でも具材まで含めると全体のバランスは悪くないです。僕はくどいの好きだからスープは若干物足りないけど、それを差し引いても全体は非常に美味しくて完成度が高い。さすが大勝軒の名を冠しています。

中には、叉焼が2種類入っていました。
片っぽは Sous-vide Berkshire pork=真空調理の黒豚のようです。黒豚という単語を豚の品種であるバークシャ種の名を使って訳してあり、Black Pork とか、すわ 差別か!?な訳になっていないところに好感が持てました。ついでにキクラゲもほとんどの中華料理店では Black Fungus と、まるで黒カビ?(笑) のように訳されていますが、ここんちでは Kikurage mushroom と無難な訳になっているので、元技術通訳をやらされた身には読んでて嬉しいメニューでした。

手前は薄手のローストビーフみたいな肉で、奥の白っぽいヤワヤワのほうが黒豚?脂こってりでホロホロに煮込んだ太肉みたいな食感です。肉質、テクスチャ、風味や調理方法が違うので、それぞれに愉しめました。さらに味つけ玉子が丸ごと入っています♪

ここんちは大盛りオプションが無く、替え玉方式です。僕は「替え玉、バリカタで!」とかに馴染めず、苦手な方式です。むしろ次回は 特製つけ麺 に挑戦してみようかと思っています。そんで成田空港第壱ターミナルの富田でもつけ麺頼んで比べたら楽しいかな。


お会計の時、イケメン兄さんに話しかけられました。

「いかがでしたか?」
(なんか思ってたのと違う。って速攻で返しそうになって、言葉を選んだよ。(爆)
「大勝軒さん、本店は2回しか行ってませんが... なんかちょっと... その... 違う?」
「ここは大勝軒創業者さんの、お孫さんの味ですから。」
「へ~。お弟子さん多いですもんね。津田沼の『必勝軒』さんは曜日で出汁を変えるし。」
「えっ!? それってメチャメチャ大変じゃないですか!?」

やはりお店の方だけあってか、曜日で出汁を変える下ごしらえの大変さに痛く感動していらっしゃいました。
サンマテオの小林シェフは従業員を引き抜かれましたが、津田沼の小林シェフは大変な下準備に感心されました。(爆)

「美味しかったので、あんまり並ばなけりゃまた来ま~す!」 って言って退席しました。(一言多い奴w)

Taishoken Ramen
47 E 4th Ave, San Mateo, CA 94401
(650) 445-7579
taishokenusa.com
Hours: (as of July 24)
  Tue-Sun:  5 - 9:30 pm
  Monday Closed

 #

帰りがけ、前を通り過ぎた熊本とんこつラーメンの店...
なんか閑古鳥が声枯らしそうなくらい鳴きまくってます。がんばれ、ちーちゃん!!

ご先祖様がお仕えした細川藩から来たラーメン屋にも心でエールを送りつつ、帰宅しました。


Friday, July 26, 2019

【Teaser】 New "Champagne Restaurant" in San Mateo

予告です。まだ試してもいませんが、気になるレストラン情報を見つけたので速報です。

この記事を書いている月曜の朝。銀行へ向かう途中で... 銀行の隣のレストランが、なんかいつもと違うみたい。
ここんち、漢字では「上品皇庭」とかいう名前で、しょもないブッフェとかやってましたが... ポスターが違う?

で、よ~く見たらそそられるようなポスターだったので、iPhone で写真撮り始めました。
ロブスター小籠包!? なんか人のツボを突きまくってくるような漢字と写真が踊っています。

隣にはもう一枚のポスターも。
鼎泰豐シドニー店の 虹色小籠包 7つセットを彷彿とさせる、六色小籠包だっ!!

さすがサンフランシスコのお膝元、LGBTのレインボーフラッグが6色なのを判ってやってたら凄いぞ。w

で... 正面に廻ってみたら、英語の店名は Champagne Seafood Restaurant のまんまで、漢字名だけ変えていました。
廣州豪庭酒家という名前に変わっています。ここんち、中華料理店のまま潰れては再生。これで3番目です。

・・・三番目のワタシ。(うっとり) ←中毒

以前の店名、上品皇庭を引きずっているのか、上品小籠包という名前がややイタイ...。
さらにその英訳が Champagne Dumpling って、どうよ!?w

日本人なら何が書いてあるか、だいたい判るよね。漢字が読める文明圏で生まれ育って感謝。
伝統を超え、新規創作! いっこづつ心を込めて注意深く作ってます!!
メニューアイテムから推察するに、ほぼ鼎泰豐相当でしょうか。

広州ということなので台彎風の汁だく「小籠湯包」とは違うかもしれませんが、これは大歓迎です。
SFベイエリアに小籠包を供する店が出来ては潰れ、を見てきましたが、ついにサンマテオにも。
しかもChase銀行の隣、日系の摺木スーパーのお向かい。我が家から徒歩圏だし、立地は最高です。

 上のポスター、左下部分をアップにしてみました。
文字加工して強調したけど、小籠包全天新鮮共應新鮮な小籠包を毎日ご提供しております。だよね♪
シェフさん達が小籠包作っている写真といい、これってもう、鼎泰豐相当じゃありませんか!?

さらに不可思議美味なダックちゃんとか、日本醤汁軟殻蟹炒刀削麺って、英語を見なくても漢字で判る!

避風塘 軟殻蟹 小籠包 というソフトシェル・クラブの小籠包も、興味津々ですよ。
曰く・・・ 外表酥脆内裡満汁。外側はモロモロで、中はまん汁だくだく。あれ?誤訳ったか??(汗)

ヘチマと海老の小籠包って結構定番の組み合わせみたいだね。小籠包の具材がある程度選べる店だとどこでも置いている。でも感動するほど美味しかったためしがない。ここんちのもメロンみたいな緑色で、最初は警戒中。


でも...ここんちは中華料理屋。一人では品数を追えません。とりあえず小籠包をいくつか試してみるつもりですが、本格的な探索と評価は Campbell(F) さんやオーマイさんのご来臨をお待ちするつもりです。

・・・ って書いておいたから、来てね♪ (笑)
masaさんも会社抜け出して、来てね♪ (爆)

廣州豪庭酒家
Champagne Seafood Restaurant
88 E 4th Ave, San Mateo, CA 94401
+1 (650) 343-6988
Hours:
 Mon - Thu   11AM–2:30PM,  5:30–9:30PM
 Friday    11AM–2:30PM,  5:00–10PM
 Saturday   10AM–3:00PM,  5:00–10PM
 Sunday     10AM–3:00PM,  5:30–9:30PM

Wednesday, July 24, 2019

Birdview of San Mateo County

前記事で『窓側席だったから写真撮りまくるよ』って書いてて、ろくにお見せしていませんでした。
最初に甘ったるしいキャロットケーキのアップを載せてから、窓外の景色を解説付きで、いきます。

で、 いきなりどこだか場所が判らなくて、解説できないカット。(笑)
撮影したのは機内食を退治して、コーヒーもらった頃です。
たぶんテキサスからアリゾナあたりを飛んでるんじゃないかなぁ。

で... たぶん雪が残った山の向こうに拡がる平地がオレンジ群~ロスアンゼルスと憶測。
画面中央、やや上のほうに見える瓢箪型の湖が Salton Sea のように見えたから。

で... もうちょっと飛んだら水平線が見えてきました。太平洋岸に到達したようです。
このへんは位置的にビッグ・サーとか、L.A.とSFベイエリアの中間であんまりヒトが住んでいないあたりか。

 この先の写真は番号をふってみました。下の地図で位置関係が判ります。
サンタクララ群からサンマテオ郡にかけて、撮りまくったわけだ。

番号をふった最初のカットは、モントレーからパシフィックグローブ。
向きとしては北から南を見ています。滑走路が見えるのはUAエクスプレスも来るモントレー空港。うろこ雲に覆われているあたりがパシフィックグローブで、ゴルフの名門コースペブルビーチとかがあるあたりです。ワイルドライフを観察するのが好きな方は、このへんが野良ラッコや野良アザラシに遭える場所です。(アザラシはどこにでもいるけど)

今度は南から北の方を見ていますが、サンタクルーズの街です。
ここがサーフィン発祥の地としてサーファーの聖地になっているあたりです。

で、サンタクルーズから東へ舵を切ってサンフランシスコ湾へ入ります...。

パロアルト市上空。オレンジの屋根がちらばっているあたりがスタンフォード大學。
上写真右手に見える白っぽい屋根の建物群がスタンフォード・ショッピングセンターです。ショッピングセンターの敷地も広大ですが、そこから比べて大學の敷地がすごく大きいのが判ると思います。

T学園も敷地が広大ですが、スタンフォードに負けてるかも。(比べるな?w)

【脱肛後追記ここから】
 ふたつの学校の敷地面積が気になって、調べてみました。
  スタンフォード   4,017エーカー(サンタクララ郡キャンパスのみ)
  町田市 T学園   522エーカー(612,524㎡、東京ドーム45面分だそうです)
 勝ち目が無いのは偏差値だけではありませんでした...。(笑)
 あっ! 父兄の裕福さだったらいい勝負だったかも。www
【脱肛後追記ここまで】

スタンフォードで北に向きを変え進入路に。コックピットから滑走路を肉眼で確認できる頃、左にこれが見えます。
レッドウッド・シティにある塩田。天然にできた水路がなんとなくフラクタル。
ピンクソルトになっていますが、場所的にはとても食えたもんじゃないので工業用のはずです。

 塩田とバード・サンクチュアリ(野良鳥の保護区)を過ぎると、レッドウッド・ショアーズ。
上のほうに菱形の人工湖が見えますが、その右側の円筒形ビルの集合が、オラクル本社。
僕がサンマテオに引っ越してきた時は勤務先のゲーム屋も菱形の人工湖の周りにありました。

 オラクル本社を通り過ぎると、日本人駐在員がやたら住んでいる埋め立て地フォスター・シティです。
長崎の出島を彷彿とさせますが、人工的に整備されていて全米トップクラスの治安の良さを誇ります。
公式にはホームレスさんがいない事を自慢していますが... これじゃホームレスは暮らしにくいよ。w

その後すぐサンマテオブリッジを飛び越すと、サンマテオ市の「夢の島」が見えます。
夏場なので芝が枯れていますが(加州では雨期の冬に芝生が緑になって、乾期の夏に枯れる)このモッコリした人工島はゴミの島だそうです。今は公園で散策コースや犬の運動場がありますが... 実際はゴミの上だからねぇ。

ゴミの島の前を走る道は3番街のなれの果てで、もう2ブロック半北側のダウンタウンにCalTain駅があります。
上矢印の場所がサンマテオ駅の時計台、つまり我が家の真ん前なわけです。

その直後に現れるのが、コヨーテポイント。
サンマテオの市営ゴルフコースとヨットハーバーやミニ動物園があります。
僕はゴルフをやりませんが、公営コースなのでお安いらしいです。うちのスタジオで働いてくれたスティーブさんは毎週水曜の朝、元Unitedの整備士仲間(スティーブさんは元整備長)と一緒にゴルフプレーと朝食を楽しんでからスタジオに出勤してくれていました。ゴルフ好きの人には羨ましいようなセミリタイヤ環境?

 コヨーテポイントを過ぎると空港ホテルがいっぱい見えてきて、窓外にMarriottが見えたところでタッチダウン。
ご搭乗ありがとうございました。機内食の後はこんな調子で写真撮りまくっていました。

さぁネタが切れた... というか、今後はシンガポール一辺倒。記事になりそうなイベントがあったら挙げます。

Monday, July 22, 2019

Visited Sydney

時系列では掲載順序が逆行していますが、6月末にシドニーへ行ってきました。総ざらいでご紹介します。

往路は、SFO/LAX/SYD。ノンストップの旅程はキャンセルしてしまい、ビジネスクラス確定できるのはこの経路。
LAX/SYD便の機材はSFO/SYDと同じB787-9。
いくら GenX エンジンの ETOPS 値が高くても、降りられる空港を拾って飛ぶみたい。

で、SFO/LAXには737MAXは飛んでいませんから、B737-800。(どの路線でもMAXは飛んでないけどw)
比較的新造機なのでLED照明になっていますが、国内線機材はファーストでさえパーソナルモニタはありません。

空に浮いているのは正味40分くらいなので、ドリンクとスナックだけが配布されます。
クランベリーミックスジュースとポテチを所望。
久しぶりに国内線に搭乗しましたけど、グラスが新しくなっているみたいです。

そして、LAXでは以前記事にしたポラリスラウンジへ入場しました。
SFOより狭い。でも品質は保とうとした努力が感じられる作りなので許せます。

LAX/SYD線のUA839便へ搭乗。便番号はNRT/SFO線とひとつ違いです。
シドニーの往復は一番お気に入りの座席1Dで予約が取れていました。足元が広くて好き♪
あ... ポラリスビジネスのアメニティはスパイダーマン仕様ですね。

 機内食は別に普通。前菜だけお見せしておきます。
スモークした鴨のむね肉にディジョンマスタード添え。鴨、好きだし無難に美味しいので嬉しい。

このところ宿泊費がやたら高いシドニーでの滞在は、木賃宿のホリデイ・イン ダーリンハーバーです。
すぐ裏手が中華街だし、土産物を満載に売っているパディーズ・マーケットが目の前だから立地で選びました。

 IHG系列のホテルは、IHGプラチナ会員を律儀にアップグレードしてくれます。
前回はリフォーム前のスイートでしたが、今回はリフォームされたスタジオ・スイートで角部屋をくれました。

 早朝着なので前夜から予約しておき、着いたら速攻でチェックイン出来るようにしました。
部屋の窓からの景色は、パディーズマーケット。6月末の初冬の朝なので、朝霧がたなびいていました。

シャワーを浴びて、オーストラリアドルを買うために米ドルとパスポートを持って裏手の中華街へ...。
レートのいい両替所が開店する前だったので、毎度おなじみスーパーボウルで朝食をとりました。

 いつも同じ朝粥セット、皮蛋痩肉粥 + 油條 + 腸粉です。
なんだか量も減ってきたような気がする。油條が揚げたてでなくなったのも残念。

でも粥の塩加減は適切だし、腸粉のごまだれも美味しいまんまなので、翌日も朝食はここに決定。

そして、翌朝の粥はこれ。
白身魚の粥に焼きそば、そして油條。この日の油條はまだ温かくサクサクだったのでラッキーでした。
・・・つか、品質安定させて欲しいですが。

参考にサンマテオで食せるものを比較写真で添えます。こっちがabc喫茶の朝粥。(記事公開前日に食ったw)
お粥の盛りがいいよね。一回目の粥と同じ皮蛋痩肉粥ですが、辣油を加えています。油條は揚げたてサクサク。

腸粉は...本格的な香港カフェのせいか(笑)英語が通じず「焼き腸粉」がキマした。これ... BBQ Pork 入りの腸粉と言えば判ったものを「腸粉 with 叉焼」って発音したので、きっと「焼いた腸粉が欲しいのか?」って聞き返されたんだと思う。さらに「味付けはどうする?」とか聞かれたんだと思うけど Whatever you arranged will be appropriate.(貴女のアレンジで桶)って答えてるから、この「かつおぶし醤油味」みたいな不思議な風味の一品が届いたんだと思います。で、蒸した腸粉も美味しいけれど、これがなかなかいけてました。裏メニューでまた頼むかも。

abc喫茶の方がたぶん倍くらい高くついていますが、満足感は4倍以上だと思います。
なんでシドニーまで出かけて満足度の低いもの食ってるのか、自分でも不思議。(爆)


ビジネス街が閑散とする土曜日を狙って、CBD(Central Business District)へ行きました。
ハンター通りの近くでバスを降りて...。

やってきたのは、ここも毎回おなじみ馬華。ばか、ではなく マレー・チャイニーズ です。
土曜日は11時開店とグーグルに載っていたので10時45分くらいに来たら... もう開いてるし。

さっそくマレーシア風(だと思う。まだマレーシア本土に行ってないから憶測)のラクサを注文することにしました。
  
種類が豊富。値段の違いは具材の違い。

あと、スープを透明なものにもできるようですが、それじゃラクサじゃなくなるし。
麺を米麺からエッグヌードルにも替えてもらえます。以前試したら僕にはイマイチでした。

結局、お値が張るざますの King Prawn にしてみました。
大ぶりの海老がいっぱい♪ 数えてみたら7匹も入っていました。嬉しい。

 移動手段は、バス、路面電車、そして市内ではほぼ地下を走っている鐵道を利用します。
オパール OPAL という名前のSuica相当品があって、アメリカのクレジットカードからもリチャージ可能で便利。

路面電車が走りもなめらかだし窓外の景色が楽しいので、目的もなく路面電車に乗って「ぶらり旅」していました。

公園の景色は、見て安心のツル。(笑)
そのへんの公園や路地裏でさえ生態系が違うのを感じさせてくれます。

ゴミ箱を漁るのはカラスではなく、ツル。
公園にウザいくらい一杯いるのはハトではなく、オウム。・・・あるいはコウモリ。

お食事もマンネリぎみですが、美味しいから毎年通ってしまいます。 
たとえば、BBQ King で北京ダックは外せません。

いつものように、食べきれんだろ!?と言われつつ北京ダック丸一羽を注文。
・・・ダックちゃんを写し忘れたので、葱とタレの写真で許して。(汗)

北京ダックは10巻くらい造って食べ、鴨肉はかた焼きそば仕立てにしてもらって持ち帰りホテルの部屋で食べました。お持ち帰りリクエストで To Go って言っちゃって通じなくて「タイク・アワィ」って言い直したのも毎年恒例。(笑)

そしてもう帰国。帰りのラウンジはシルバークリスに入場しました。 
ニュージーランド航空のラウンジもいいけど、この朝はお粥の口になっていたので、こっちにしました。

さっそくセルフで朝粥を造って... 油條が無い!?
油條の代わりにハッシュドブラウンを入れてみました。(爆)
ドッパズレではないものの、やはり違和感はありました。

綺麗な女性のバリスタさんがコーヒー淹れてくれているから、カプチーノを所望。
さすがカフェ文化のシドニー。ミルクジャグワークした上へSQロゴ型のココアパウダーを乗せてくれました。

 復路はSYD/IAHで、ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港へ向かいます。
帰りも座席1D。LAX線やSFO線よりも少し長い距離を飛びますが、SFO/SINノンストップよりは短い。

帰りのミールはオージービーフにしてみました。
ビフテキに惹かれたのではなく、マッシュルームとペッパーコーンのソースに惹かれました。

食事中にうっかり寝ることもなく、アイスクリームサンデーも外しませんでした。
この日はカラメルソースがけで、アマレットをふりかけて。

隣席にいるおじさんが「あ、それいいな♪」って言うから「チョコソースでアイリッシュクリームかけても美味しいよ」って勧めてみたら、それを試してくれて、感謝されました。

いつも到着前のお食事はオムレツは避け、フルーツ&シリアルでほぼ固定しています。
でもSYD発便のオムレツはなかなか美味しそうでした。こんど試してみるかも。
これが2食目。
パンはダニッシュペストリーですが、遅れて届いたから写真はハメコミ合成しています。(笑)

ヒューストン空港では通関してターミナル移動していたらポラリスラウンジに入る余裕はありませんでした。御不浄(a.k.a. United Club)へ用足しだけに寄ったら、レセプションのおばさまが親切でした。

「あら。もうすぐ搭乗開始ですよ。あまりゆっくりなさらないでね。」
「あ...自然が私を呼んでいるだけですから。」Ah, just nature's calling.

便所へ行くだけだよ。というのを遠回しで上品な表現で伝えたら、おばさん納得。(爆)

IAH/SFO便のB737-900でもファーストクラスに乗れましたが、窓側席...。くやしいから窓外を撮りまくるよ。
ほんっと。テキサスって地面が無駄だよね...。四角い耕作地も丸く使ってるし。

3時間半くらい飛ぶ便でランチタイムなので、ファーストなら機内食が出ます。
選択肢はサラダまたは マックンチーズ! もちろん幼稚園児が大好きなマックンチーズです。
主菜は美味しかったけど... 生の白菜と枝豆のサラダはちょっと...。
あと、いかに~もアメリカンなキャロットケーキも、ちょっと...。

ほぼ定時に、サンフランシスコ国際空港の第参ターミナルEゲートへ到着。
やっぱり、乾燥してさわやかな大気のカリフォルニアがいちばん住みやすいです。

こうしてシドニー2泊だけの「修行の旅」を無事に終えました。

 #

今日のおまけ写真。サンマテオ4番街にある「沸点」という名の台彎臭豆腐鍋レストラン前で見たクルマが...
ピンクのラメで塗装されたポルシェって...。

サンマテオって変なクルマがいっぱいいます。
 ・ピンクラメのBMW
 ・ピンクラメのポルシェ
 ・蛍光オレンジのマクラーレン
 ・焦げ茶色のランボルギーニ

特に、焦げ茶色のランボルギーニは心の中で「こっくろーち」って呼んでいたら、誰かと話した時に「ぁぁ、あのコックローチは阿漕な不動産屋のクルマよ。」って言われて、みんな同じ事を考えていたんだと安心しました。w