Thursday, July 27, 2023

ANA8 NRT→SFO

5~6月に帰省した時の旅行記はこれが最終回です。

ANA 8 便に搭乗して…「や~ん!何これ? 旧い機材じゃん!?」って、思わず叫んだ。
「直前に機材変更がかかったんです。誠に申し訳ございません」って、チーフパーサーさんに言われた。

「でもこっちのシートのほうが、何処に何があるか判ってる… って、偉そうでゴメン」
「いえいえ。メガネ入れをすぐご利用いただけるほどお詳しいとは。さすがです」

確かにメガネ入れの場所を憶えてる程度には利用させていただきましたが…。でも、このシートってレッグレストが超短足仕様なんだよね。儂の足(ズボンの股下たったの 30 インチ)でも延ばしきれないって、どんだけ~!?

もらったのは、いつものように 1K です。
ここですね。見慣れた景色だし、お食事が劣化するわけでもないから、さほど文句は無いです。

目の前のパーソナルモニタはこのくらい。このくらいの方がかえって見易いかも…。
パジャマやカーディガン、ノイキャンヘッドフォンが用意されていましたが、みんな使いませんから返却。

アメニティキットやフェイスミスととかは、もらっておきました。

ウェルカムドリンクはオレンジジュースで。
後ほど、クリュグのミレジメをもらうつもりなので、アルコール摂取は控えておきます。

パジャマとか全部遠慮したので、そのためなのか、Wi-Fi 接続用のキーをふたつくれました。
これで iPhone と iPad の両方がネットに繋げられるわけなんですが… 
ANA のネット接続は UA よりも遅い。ざんねん。

計測しておきました。
PING反射が1秒以上(笑)、下り 5.8 Mbps、上り 0.85 Mbps です。音響カプラーよりは高速です。

やがて出発。お約束のお見送りです。
これって間違いなく、航空会社が無理強いしてるんだよね…。かわいそうな成田のグランドスタッフ。
心を病んでエンジンに飛び込んだりしないか、おじいさん心配。(ぉぃぉぃ)

さて飛んでから、クリュグ様のお時間です。
クリュグの MV だけではなく、この NH8 便では 2004 年ものをサーブしているというので、是非。
ミレジメもエチケットが MV とほとんど同じで、ヴィンテージだけを追加してあるあたりが渋い。

シャンパーニュ・クリュッグ 2004
シャンパーニュ、フランス
クリュッグ メゾンでは、あらゆるクリュッグ ヴィンテージをその年固有の特徴を表現するシャンパーニュとして造っています。クリュッグ2004 は、きわめてバランスのとれたシャンパーニュであり、ブリオッシュと蜂蜜の軽やかな風味はやがてオレンジ、レモン、マンダリンといった新鮮な柑橘類へと移行し、エレガントなフィニッシュによって引き立てられます。アミューズやアペタイザーとともにお楽しみください。
シャルドネ / ピノ・ノワール / ムニエ

以上、ANA のお品書きから無断で抜粋。

エチケットを撮らせてもらった後、注いでいただきました。
肝腎のお味の方ですが、ほぼ20年近く経っているだけあって、綺麗に熟成しています。

でも、高温熟成がかかったような、シェリーっぽい香りがしました。この熟成具合は… 岡山へお持ちして『麻布』で開けたドンペリ 1996 年とソックリです。もちろん、ドンペリとクリュグですから、それぞれの特徴ははっきり異なっています。この比較によって儂のセラーでの熟成も順調なり。と安心。

ANAのお品書きにある「ブリオッシュ」の香りは酵母臭ですが、落ち着いています。「蜂蜜」の香りがシェリーと同じ高温熟成の香りで、熟成が進んでいるために強めです。柑橘系の風味・余韻は、丸まっていてさほど強くありません。

「2004年ものは如何でございますか?」と聞かれたので…
「高温熟成がかかったような香りが乗っていますが、綺麗です」と答えました。

「えっ? 高温熟成と申しますと?」
「シェリーみたいな風味が乗っています。これが高温熟成の特徴だと伺いました」
「obaKoba さま… ソムリエ資格までお持ちなんですか!?」
「とんでもない! 単なる受け売りです!!」

…と、さすが ANA のパーサーさん達はソムリエ資格をお持ちなので、会話のレベルが高いです。

熟成されたクリュグにあわせてお楽しみいただくアミューズが、こちら。
アミューズ
ANAオリジナルスティック 鯛のマリネ 出汁ゼリー 砂肝のコンフィー マッシュルームのデュクセルと椎茸マリネ

最近は温湿度管理がちゃんとしていて、どれも風味豊かです。キノコ系のおつまみがシャンパーニュにあいました。

今日は西洋のお食事でお願いしたので、パンを配給に来てくださいました。
「あ。写真撮らせていただいてもよろしいですか?」
「でしたら、全部の種類を御覧いただけるようにしますね…」

御開帳です♪(笑)
ブレッドセレクション
バゲット ケールフォカッチャ ファンデュ セーグル ノア

今日のファーストのお客さんは2名。もう一名は和食に走ったので、パンを食すのは儂だけ。それでも全種をひとつづつ温めて持ってくるあたりが実に律儀です。無駄が出ないように、先にどれが欲しいか聞けばいいのにね。

「・・・そのジャガイモみたいな見かけのパン、不思議」
「こちら、ケールの入ったフォカッチャになります」
「ケールとフォカッチャ! 儂の苦手な食べ物ふたつ合体してるじゃん!」

ここは無難そうな、黒っぽいパンのセーグルノアと、丸っこいファンデュを所望しました。

パンを受け取ったら、アペタイザです。選択肢はみっつ。
(洋食を喰ってるのは儂だけなので…欲しがれば全部くれると思う。(笑))

アペタイザー
 ・甘海老 フェンネル オリーブオイル キャビアとともに
 ・ビーフブレザオラとラタトゥイユ トリュフ風味のオイル添え
 ・野菜とサーモンのミルフィーユ トマトゼリー寄せ パプリカソース
「やはりクリュグ様のミレジメにあわせるのは、この選択肢ならキャビアでしょ」
「左様ですね。サワークリームも使ってございますので、いちばん良い相性です」

・・・と、パーサーさんとは意見の一致をみました。

甘海老 フェンネル オリーブオイル キャビアとともに
オリーブオイルが敷いてあって、甘海老を敷き詰めた上にサワークリームを絞って、フェンネルとディルを載せて。

キャビア様は、このくらい。10グラム足らずでしょうか?
色的に暗い灰色なのが、そこそこ上質なオシェトラキャビアなのを示唆しています。

皿の横に添えられたクロスティーニ(ミニトースト)に載せてみた。
ま、あこんなもんでしょ。なお味です。
でもきっと、もっと脂っぽいものが混ざったほうが、もっと美味しい。

…そこで、サワークリームの上に盛り付けてみました。
これで正解みたい。
オリーブ油を染み込ませたクロスティーニへ、甘海老+フェンネル+クリーム&キャビアで、なかなか美味なり。

次はトスト・サラダみたいなのが出てきました。
ガーデンサラダ(ノンオイルトマトドレッシング、フレンチドレッシング)
※ドレッシングは2種類からお選びいただけます。

ここは何の変哲も無いグリーンサラダです。フレンチドレッシングでいただきました。

さらに、オプションのスープもしっかり所望します。
コーンスープ
日本国外では滅多にお目にかかれない、でも日本では頻出するコーンスープ。
ここでいただいておかないと、以後は日本製のインスタントしか味わえないから貴重です。

そして、メインディッシュになりますが…

メインディッシュ
 和牛フィレ肉のグリル 黒にんにくソース コーンのガレット [438 kcal]
 黒舌平目のオマールムース包み マリニエールソース [360 kcal]

ここ、舌平目のほうが英訳だと…

 Black Sole Wrapped Lobster Mousse with Mariniere Sauce

こうなってます。英文では「ロブスターのムースを舌平目で巻いた」となっていて、和文はその逆です。

「どっちがホントか知りたいから、ムースと舌平目にしてみていい?」
「ホントですね。この翻訳、なんだかちぐはぐですよね」
「おなかに入っちゃえば一緒なんですけどね~。(笑)

しかしてその実態は… 英文のほうが正解でした。(笑)
オマールムースの黒舌平目包み マリニエールソース  ←訂正してみた。w

文面はともあれ、これ、なかなか美味しかったです。
バジルでくるんであるロブスターのムースが風味豊か。それを繊細な風味の舌平目が補足している。
マリニエールソースって白ワインベースのソース総称らしいですが、ソースが無くてもいけてます。
添え物のインゲンとニョッキ2種類も、なかなか美味しくいただけました。

このお食事中、クリュグ様はアペタイザで終えて、ANA名物「香るかぼす」に切り替え。
一緒に炭酸水ももらっています。
水は炭酸水にしたほうが食欲が乗るし、脂を食べた舌がリセットされます。

最後にデザートを。選択肢はよっつだけど、いくつ食べてもいいそうです。(笑)

デザート
 メロングラニテ ココナッツソース
 オレンジマンゴー
 ベイクドフロマージュ
 フルーツ

「そしたら…『メロングラニテ』って、ナチュラルな氷メロンですよね?」
「そうですね。サッパリしているのでココナッツクリームを少し添えます」
「じゃあ、さらにそこへ、バニラアイスを ド~ン と載せてくれますか?」
「もちろん大丈夫です。では、グラニテにアイス載せでお持ちしますね♪」

届いた実物が、こちら… そういや、往路もバニラアイス載せでクリームあんみつにしたな。(笑)
メロングラニテ ココナッツソース バニラアイス載せ

これ、ほぼ予想通りの味わいですが… 上等なメロンのジュースを凍らせたものに、ココナッツミルクとバニラアイスの風味が乗ってきて、とても美味しかった。これなら5~6杯はいけそう。

最後にプチフール。
エスプレッソのシングルショットと一緒に、甘い物をつまんでお食事終了です。

コーヒーをいただいている時に隣席の 1G で何かしているから、きっとベッドを設えてくれてるんだと思ったら…
なんか、今日のチーフパーサーさんってデザイン系。いちばん上の毛布が渦巻いてて、カワイイ。

ここで2~3時間くらい、横になりました。短時間でもけっこうしっかり眠った感じ。

目がさえてしまったので 1K の席へ戻って iPad でアニメを観ていたら「お飲み物は?」と聞かれ…
冷たい緑茶を所望しました。行き届いたサービスが、さすが日系です。ユナイテッド航空だと放置プレーで、欲しい物がある時は躊躇せずにガンガンとアテンダントコールを押してアピールしなくてはいけません。

・・・もっとも、コールしても滅多に来ないから、ギャレーへ行く方が早いけどな。(笑)

さらに「よろしければコーヒーでもご用意いたしますか?」とオファーされて…
アメリカーノです。エスプレッソマシンで淹れているのが判る風味。寝起きには悪くないです。

あ、そうそう。ANA のおしぼりは不織布のままです。
「もうトルコちゃんもユナイテッドも布のおしぼりに戻ってるのに~」って文句たれました。

そして2回目の機内食、朝食をいただきました。
ブレッド
 2種のブレッドをバターとともに

丸っこいバターロールみたいなのと、クロワッサンが出てきました。

一緒に置いて行ったのが、マーマレードと蜂蜜。
 ストロベリージャム、マーマレード もしくは ハニー もございます

少し悩んで・・・ 丸っこいパンを真ん中で水平にカットして、マーマレードとバターをはさんで。
ハンバーガーというか、スライダーみたいですが… これ、なかなかいけてました。

メインディッシュは一択ですが、なぜか路線によって出し分けています。

▶NH8、NH110、NH112 はこちらのお食事をご用意しております。
 モッツァレラチーズとパンチェッタのオムレツ トマトヴィネグレット

▶NH10、NH12 はこちらのお食事をご用意しております。
 海老とアメリケーヌソースのリングイネ

どうやら、午前中に到着する便ではオムレツを、午後着の瓶ではパスタを、ということのようです。

従いまして… メインはオムレツです。 なお、和食で納豆御飯の選択肢も、もちろんありました。
メインディッシュ
 モッツァレラチーズとパンチェッタのオムレツ トマトヴィネグレット

ブログ用の撮影のために、まんなか近くでカットして内部を確認。
パンチェッタつまりイタリアのベーコンと、モッツァレラチーズ入り。
チーズがトロトロのところにベーコンの風味が乗って、いけてました。

以前はトリュフ入りのオムレツにあずかれましたが、ANA ファーストの朝食は今でも高品位です。

最後はフルーツ。
フルーツ
なぜかウォータークレスが添えてある。

もちろん美味しいですが、ことフルーツに関してはユナイテッド航空のほうが熟したものを供します。きっと市場で「もう熟しすぎて売り物にならない」ギリギリの奴を買い付けているからにちがいありません。そのためか「UA 機内食のブルーベリーにカビが生えていた」とかいう話題はネットで途切れることがありません。www

こうやって横断してきました。
気流のいい場所を選び、かつ最短距離に近い経路を飛んできたと思われ。

そんでまたGコンコースのいちばん先っぽに到着。NH ってここばっかし…。

おじいさんに優しくしてくれたパーサーさんに御礼を申し上げて、降機しました。
長~い通路をトラベレーター を使って半分楽をして、でも2本目は点検中なので歩いて。(怒)
 ※トラベレーター: 空港に設置された動く歩道のこと。チャンギ空港で聞き慣れていたけど、イスタンブール空港も同様だったので、この名称を採用♪

日本へ行った時は大荷物をチェックインしているので、それを引き取ってタクシーで帰宅。

以上で帰省旅行記はおしまいです。ご愛毒ありがとうございました。

この次はトルコへ行ってるんですが、同じ場所ばっかりでメシ食ってるし、ネタが無い。
トルコ風呂、ミートボール or ざる蕎麦喰って、ホテルのラウンジでまったりして、以上。
…なので、写真を編集してみて記事になりそうな事とかあれば、もしかしたら書きます。

Monday, July 24, 2023

Narita Airport

2週間の日本滞在を終えて、カリフォルニアへ帰ります…。

成田第壱ターミナル中央に、レゴのお店が出来ていました。
壁面にはレゴで造られた『風神雷神図』が飾られていました。近くで観るとレゴのブロックでジャギーがかかったような絵に見えますが、よくやったと思いました。

中央ブロックへ立ち寄ったのは、青いジャガイモ袋のバッグを購入予定でしたが… 取扱は終わっていました。

ラーメンの『富田』も営業していないし、しょうがないから出国します。
ANA ファーストとダイヤモンド会員専用のチェックインカウンターに行きました。

内部はこんな。かなり広々と造られていて、トルコ航空のビジネスカウンターといい勝負。
ここで慇懃無礼に案内されて、開店しているラウンジの場所を確認させてもらいました。

50 番台のゲート位置にある方のラウンジが営業中。40番台のほうはまだ閉鎖していました。
エスカレータで上階へ昇って入場です。

ファースト専用の ANA Suite も、ビジネスクラスのラウンジも入場口は一緒。
入って受付してもらうと、右側のファーストクラス用ラウンジへ進めと案内されます。

入場するといきなり「obaKoba様、いらっしゃいませ♪」って言われた。
「げ… もう身バレしてるの??」
「(笑) まだ空いておりますので、どうぞお好きな席へおかけください♪」

でも、着席する前にちょっと気になる展示物を撮影させてもらいました…。
この矢印付けてあるボックスに入った、タグです。

6種類のタグが飾られていますが… 紅い奴が気になりました。
展示の下の方にビデオが流れてて、完成まで壱ヶ月かけて造ったプレートだそうです。

そう。この3ミリオンマイル達成時にもらえるタグが羨ましかったのだ。
ANA だから2ミリオンで青い奴のほうが似合ってそうだけど、紅いのもいいなぁ。
このタグの他にどんな特典くれるのかなぁ。生涯ダイヤモンド会員かなぁ。羨ましいなぁ。

・・・と、嫉妬に燃えながら着席。
窓際へは行かず、スナック類に近いこんな場所をもらいました。

ちなみに、窓際はこんな感じ。
景色はいいけどねぇ。飲み物やスナックからいちばん遠いからねぇ。

そして窓外をみやれば… 多分南朝鮮の航空機がノコノコと。
聞いたことも無い航空会社、成田でもずいぶん見かけるようになりました。もう異国。

そして… スナックチェックをしましたが、イマイチです。
サラダ、小さなサンドイッチ、それにスイーツ類くらい。

パンはこのくらい。
板チョコ挟んだバゲットには軽く引いた。日本人のセンス、たまに変。

ソフトドリンク類はこんなサーバがありました。
エスプレッソに氷を加えてアイスコーヒーを自分で淹れました。
そしたら「おっしゃってくだされば…」と、お姉さんに言われた。ごめんね。

あとは、アルコール類はこんなでした。
いちおうファーストのラウンジだけあって、まあまあの品揃えでしょうか。

他には、ピエールエルメのチョコも。
・・・こいつんちの板チョコ、初めて見たかも。マカロンしか買ったことが無い。

収穫結果は、このくらいです。
アイスコーヒーの他は、フルーツにマフィン、マンゴームーズと、あられちゃん。

もっとがっつり喰いたいお客様は、オンラインでオーダーかけるようになっています。
テーブルにこんな案内が貼ってありました。(写真の QR コードは変えてあります)

で、案内のとおりにネットへ繋ぐと…
6月なので、紫陽花のカットが添えられた画面が出てきます。

ここから「ラウンジ内飲食のご紹介」をポチると…
最初は麺類のリストが出てきました。

ラーメン以外は、きつね or とろろわかめ or かき揚げ しかないわけです。
うどんは儂の食品選択肢に入っていないから… あえて選べばかき揚げ蕎麦だけど… う~ん。

他のオーダー可能なお食事は以下です。写真サイズが長~~~いです。
う~ん… 写真が下手なのかもしれんが、どれも冷凍食品っぽくて美味しく無さそう。
ざんねんです。

ひとつ、『”ヘルシー” かつバーガー ~肉不使用~』というのが気になった。
インポシブルかつバーガー? それとも大豆ミート? どっちみち人造肉??
セカンドインパクト後の食品みたいで、私なんだか怖いわ…。

とりあえずオンラインのオーダーは諦めて、サンドイッチをもらってきました。
野菜サンドとハムチーズサンド。味はごく普通。
ファーストクラスのラウンジでこの程度か、という少しガッカリした気分。

ラウンジを早々に退席して、32 番ゲートの方へやってまいりました。
そうです。このあたりに鮨屋があるんです。

鮨・京辰さんです。ここで握り鮨をいただけば、ラウンジのガッカリ気分を挽回できそう。
持ち帰りコーナーで UA の運ちゃんが鮨買ってました。

見てたら… コパイも一緒に同じような鮨買ってる。二人が同じ物食べたらヤバくね?
あれでもし運ちゃん達が中ったらどうすんだろう? 危機管理が実にユナイテッド航空。
だから UA の B787-9 一番前のトイレって、運用上ほぼ運ちゃん専用になってるのかも?(爆)

けっこう混んでる時に来たので、職人さんのいるカウンター前には座れませんでした。
で、本日のメニューを… あれ? また千葉県富津産がある。今日は「きす昆布〆」だって。

確かに小学生の頃、投げ釣りでキスを釣っていました。でも天麩羅以外では食べた事なかった。いくら昆布で〆たからといって、富津沖のキスを生で食べるなんて… 私怖いわ。

職人さんのいるカウンターはこんなでした。客はなぜか白人ばかり…。
メチャ混んでいるので、店長さんはじめ皆さんテンパっててピリピリした空気。

儂はまず、鮨屋でコーラ。ここってガイジンだらけだからコーラ頼むのが全然恥ずかしくない。
安心のお味、ダイエットコークです。

人工甘味料のコーラをジルジルとすすっている目の前は、こんな景色でした。
ぁぁ… なんか目の前にユナイテッド航空の機材がいると安心する儂。
しかも B787-9 で、GenX エンジン付いてる奴だから、見慣れてて安心。

最初おまかせコースにしようと思いましたが、鮨だけにしたほうが早いと言われ「おまかせ握り」で。
こんな 10 貫が届きました。

もうちょっと寄ると、こんなです。
子持ち昆布とか、銀色の表皮が付いたままの魚の死体とかがやや引くけど、どれも美味しかったです。ここんちは赤酢で炊いたシャリをふうわり握っていて、プロっぽい握り鮨が楽しめます。あのファーストラウンジの冷凍食品みたいなラウンジめしで腹を満たすより、ずっと嬉しい。

お鮨でおなかいっぱい♪ あとは御不浄へ… 31 番ゲートそばの御不浄へ寄って行きました。
成田の御不浄もけっこう混んでる。ここにも早くポラリスラウンジを造って欲しいです。

で、文字通りに御不浄へ寄っただけ。
ここで用を済ませて退席。

ホントに用足ししただけなので、受付のお姉さんがあっけにとられていました。(笑)
「ここはラウンジじゃなくて御不浄ですから♪」って言いたいのを、堪えた。(爆)

今回の搭乗ゲートは 27 番って… ANA がこんな場所使うの珍しいと思っていたら…
さらに、劣化した鶴丸航空の機材が 26 番ゲートに停まっていました。

劣化すると紅い鶴が外されるだけではなく、出発ターミナルまで変えさせられるんですね。
でもこの劣化鶴、最近はサンノゼ・ミネタ空港や SFO へも飛来している模様です。

儂が搭乗待ちをしているのは、27 番ゲート。
機材が B77W なのに搭乗開始は出発 30 分前です。でもちゃんと定刻 10 分前くらいに Boarding Complete のアナウンスが入る。すごい! アメリカの空港じゃ無理ゼッタイ!!時間通りにゲートに来ない奴が多過ぎ。特に中国人。

次記事は、復路の ANA 8便 ファーストクラスの様子をご紹介して、連載終了です。