Saturday, April 4, 2020

Get the Hell Out of Japan!

毎度毎度のコロナネタです。筆を置く暇もありません...。

昨日の未明、東京の合衆国大使館からメールが届きました...。

共同通信経由で各紙がこの内容をざっくり伝えています。(日経へのリンクはこちら

最初の部分は以下のような内容ですが...

曰く、

 日本では COVID-19 の感染例が絶賛急上昇中で(4月3日現在)過去72時間で650例以上が確認された。これは一日あたり200例を超えている...

まぁ、このへんはニューヨークよりよっぽどマシかと思いましたが「日本の医療体制の許容について」Capacity of Japan's Health Care System の項が、かなり脅迫的な内容です。

 在東京合衆国大使館ではアトランタの C.D.C. と密接にかかわりあいながら情報を共有して、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・那覇の医療体制に注視しており、現在の日本の治療体制が確かなのは確信しているが、もしこのまま COVID-19 の症例が増加するようなら、医療崩壊の危機に遭遇し、既往症のある合衆国市民が適切な医療ケアを受けられなくなる恐れがある。

日米間のフライトは4月3日現在、COVID-19 が始まる前の11%しか運航されていません。
この先どうなるか非常にリスクが高いので、合衆国市民は一刻も早く帰国汁。と書かれています。

でも、これでケツまくって逃げ帰っても... ニューヨーク州とニュージャージー州はもっと酷い。

 §

ニューヨーカーのM博士♂♀がどうなってるか、家人がさっき電話してみました。M博士♂によれば、マンハッタンがやばすぎるので3週間ほど前からサンフランシスコの家の方で過ごしているそうです。とりあえず安堵しましたが、次女のオリビアちゃんはコロンビア大学の医学部で修業中(学士入学なのでもうMD取ってレジデント)。なのであのコロナ患者だらけの修羅場へ助っ人に狩り出されているのでは?...と思ったけど、怖くて聞けなかった。(汗)

春の旅程はほぼ全て6月以降に移しましたけど... この調子だと8月くらいまで無理かも。←まだ飛ぶ気

Friday, April 3, 2020

JPN Feb.2020(8)

帰省していた、とある晩。iSOさんお勧めのフレンチビストロへ案内していただきました。
人形町にある「En Face アン・ファス」というビストロで、大人気だそうです。

店内はオールカウンタースタイルで、こんな。
オーナーシェフの亀山さんがワンマン・オペレーションで切り盛りしているお店です。

以前、浅草のワンマン・オペレーションのフレンチへ御案内いただきましたが、その時はシェフさんがテンパってて怖くて、見ていて辛かった。でも亀山シェフは効率的に余裕で切り盛りしていらっしゃいます。

キッチンストーブの前に席をもらって... 銅の鍋類にプチ感動しました。
ダッチオーブンもいろいろあるし、いかにもプロの火加減ができそうな大火力のストーブ。
上質な機材が綺麗に並べてあって、オープンキッチンなので目の前で手際を見せてもらえて素晴らしい。

ちょっと引いて写すと、カウンターはこうなってます。
出来上がったテリーヌ(パテ?)が並べてあったりして、たまりまへん。ヨダレが...(笑)

テーブルコーディネーションは、こんなです。
ざっくばらんに言っちゃうと、マコンとかブルゴーニュとか、パリじゃなくて少し田舎っぽいフランスのレストランに入った時の雰囲気を彷彿とさせてくれました。...あ、フランスだと「おしぼり」は出てきませんけど。(笑)

まずは泡で乾杯。
クレマン・ダルザスで。さっぱり辛口でスイスイ飲めるスパークリングワインです。

このお店、アルコール類がたいへんに良心的な値段付けです。
シェフさんがおっしゃるに、ボトル売りで1万を超えるものはありません。
しかも亀山シェフさん自らが厳選されていて、ハズレを引く心配もありません。

いかに~もビストロっぽい、黒板に書かれた「今日のアラカルト」。
(仏語だと Menu=ムニュ はコース料理を指すので、用語に気をつけたつもり)
読んでるだけで垂唾もののアイテムが満載...。
迷いましたが、最終的には僕の意向を聞いてくださった iSO さんが決めてくれました。

もう、目の前に置いてあるパンからしておいしそう...。
このフレンチバゲットと、色黒のパン(名前知らないよ...)の2種類がサーブされます。

 こちらのお店は『料理王国』という雑誌の2020年2月号で紹介されていました
 ©2020 Cuisine Kingdom Inc.
表紙を飾っちゃってるし...。(ここ読んで「人形町も日本橋に入るんだ...」と実感)

亀山シェフ、しっかり出てるし。
 ©2020 Cuisine Kingdom Inc.
誌面の上写真、撮影用に食器を並べたんじゃなくて、普段からこんな感じです。

さて、iSO さまによれば「こちらのお店はボリューミーですから、前菜と主菜1品づつで」と...
前菜は シャルキュトリー盛り合わせ にしてくださいました。

シャルキュトリーとは、フランスの伝統的な調理法で加工した肉類などのことだそうです。

具体的にはブーダン・ノワール(黒いソーセージ=血のソーセージ)とか、パテとかリエットです。
キャロットラペ(仏蘭西風人参のサラダ)にマスタードが添えてあるのは、これが正道。
こんなパテやリエット、そしてマスタード添え人参サラダは日本で初めて見たかも...。

だんだん判ってきますが、亀山シェフはフランスで修行を積んで、伝統料理を紹介してくださっているんです。

さっきのパンは2種類、こんな。
バゲットのシッポをもらえて凄く嬉しい。

高校生の美術の授業で、フレンチバゲットは皮を食べて真ん中は木炭デッサンの「消しゴム」に使うのを学び、激しい衝撃を受けました。たべもので画を消すなんて!? 罰かぶって百姓に目を潰されそう!って思った。
・・・その後、自らが美大じゃなくて百姓学部に進むんですけどね。(爆)

それに、因習と怨念に縛られた貧相な千葉の海岸で育ったために、パンといったらヤマザキの食パンばっかり食べていました。パンというものは外側の耳を捨てて中のフワフワを食べるものだ。もし耳まで食べるなら揚げて砂糖をまぶすとかするのだ。と思い込んでいたために、フランス人って耳食べて真ん中を消しゴムに使う変態集団!と勝手に信じ込んでいました。(まぢ)

それが今ではスイスの先生に鍛えられて、すっかり欧米。(笑)

さて、シャルキュトリーを取り分けた、自分の皿はこんな。
これで4分の1くらいです。確かにこのお店はボリューミィだと判ってきました。

レバーパテが素晴らしくなめらか。この中で僕が調理して追いつけそうなのが、クニエダヤスエ先生直伝のレバーパテですが... やはりプロは違います。使っている材料を教えてくださいましたが... すいません。とても真似できません。酔った勢いで「僕もいい線いけるかも?」なんて言っちゃって激しく後悔しています。前言撤回で土下座モードです。

前菜をつつきながら泡をクイクイやっちゃって、次は赤に。
主菜には鴨を選んだので、ピノ・ノワールを掴んできました。自分でワインクーラー(見た目は冷蔵庫)に行って、勝手にドア開けて選んできていい。という、ありえないほどのカジュアルさが凄く気に入りました。

亀山シェフ、他のお客さんの注文も含め、目の前でいろいろ調理してくれています...。
これ... 黒板で探した限りでは「白子のムニエル」だよね?
なんだか4人前くらいありそうなんですけど...。独りで来たらゼッタイ食べきれなさそう。

...とか驚いているうちに、どうやら僕たちの主菜が用意され始めました。
最初に小芋が盛りつけられて...

ちょうど僕たちの目の前で、火を入れ終えた鴨のむね肉をカットしてくださいます。
鴨のむね肉... デカっ!

えらく厚切りにしてくださった鴨肉をさきほどの小芋の上に盛りつけていきます...。
そして、ここに炒めたチャイニーズブロッコリ(もしかして油菜?)を載せて...

最後に調理して出てきた鴨脂を使ったソースをかけてくれて、出来上がり。
マグレ鴨のロースト、です。

もう、伝統的というか「古典的」なくらいのフランス料理です。脂の風味を引き出したソースです。
最近のヌーベルクイジーヌに慣れ親しまされていると、かなり脂が強く感じると思います。
でも、スイスの先生の別荘にお邪魔した時、一緒に出かけたレストランは、まさにこんなでした。

取り分けました...。二人で別けて、この2倍がひとりぶん。ホントにボリューミーです。
薫り高い鴨脂が素晴らしく美味しい。
こういうフランスの伝統手法で調理された料理を食べさせていただけるビストロは、初めてです。
このお店、ちゃんとハラペコで伺わないと、とんでもないことになりそうです。

ふたりで前菜1品、主菜1品を分け合って、もう満腹...。
iSOさんはディジェスティフ。グラッパにいきました。

僕は甘い物を試したかったので、これを。
タルト・タタンです。
添えられているのはアイスではなくクレム・フレーシュ。(あんま酸っぱくないサワークリーム)
英語だとぞんざいに Upside Down Apple Pie とか呼ばれます。

亀山さんから「紅玉を使ってます」って伺う前から、きっと紅玉林檎だろうと判定出来る透明感!
日本はアップルパイには最高の品種、紅玉があって、いいよね。
紅玉の酸味を活かして、いい塩梅の甘酸っぱさに出来上がったフィリングの下に、サックサクのパイ生地。

アメリカのレストランだと「ふじが最高!」とか思われてて、加熱加工するシェフがいます...。
さらにハワイ入ってるシェフなんかだと、パイナップルのタルト・タタンを供する店まで。
亀山シェフも「パイナップルで、ですか!?」って驚いていらっしゃいましたが、まぢであります。

タルト・タタンと一緒にエスプレッソもいただきました。
もっといろいろ食べてみたいけど、ボリュームが凄いからリピるしかありません。

営団線でも都営1号線でも、人形町、水天宮前からすぐ近く。
iSOさま、こちらのお店、すごく気に入りました。是非また予約入れてください。

お店情報は、頂戴したお名詞をコピりました。
1ヶ月前から予約を受け付けるそうですが、席数が少ないうえに雑誌に載っちゃって大人気。

ヨイヨイの iSO さんに「僕、電車が無くなっちゃうから...」と急かして退席しました。
京成線のホームにたどり着いたら... 回送されていく「新幹線の次に速い特急電車」が。
ギリギリセーフ。津田沼止まりの次が、佐倉まで行く終電です。間に合いました。

またしても、とても美味しい思い出を作らせていただき、帰米の途に就きます...。

Thursday, April 2, 2020

不要吃貓狗

二度とコロナマークⅡ のような疫病を蔓延させないための、大きな一歩が発表されました。

BBCによれば、深圳では狗とネコをお食事の材料にするのを禁止します。(CNNに日本語)
モデルは我が家のパーカーくん。今日もソファで僕と一緒に「おはよう日本」を観ていました。大柄で食いでがありそうだけど、食べちゃダメだ! 


Shenzhen has become the first Chinese city to ban the sale and consumption of dog and cat meat.
深圳は犬と猫の肉を販売・消費することを禁止する中国で初めての都市になる。

ここまできてようやっと自覚が生まれたようです。この記事中で凄い数字を見つけてしまいました...。

"This really could be a watershed moment in efforts to end this brutal trade that kills an estimated 10 million dogs and 4 million cats in China every year,"
中国では毎年1,000万頭の犬と400万人のネコが流通し、残虐に殺されているのが終わりに向かう分水嶺となる。

いっせんまんの狗... よんひゃくまんのネコ...

まぁ、13億人が煮炊きするんだからそのくらい必要かも?とは思いますが...

食うなよ!

これって、日本人の「なんでクジラ食べちゃダメなの?美味しいのに...」と同じ感覚なんでしょうね。w

 §

その昔、T学園の後輩が UNESCO に勤めていた(Tにもまれに秀逸な人材がいる)時、UNESCO のみなさんが北京かどこかに出張して、現地のガイドさんに市内を案内してもらっていて、野良狗に出逢ったそうです。

UNESCOの一行:「あ、イヌだ。かわい~♪」
ガイド嬢:「みなさんイヌが『かわいい』不思議なこと言います。私たち『美味しそう』言います」

UNESCO の御一行様が暫くお地蔵様になってしまったのは、申すまでもありません...。

 §

犬猫をいただくのを禁止する一方で... 漢方薬の需要は引き続き残るようです。

However, at the same time as this ruling, China approved the use of bear bile to treat coronavirus patients. Bear bile - a digestive fluid drained from living captive bears - has long been used in traditional Chinese medicine.
しかしながら、同時に規定されているのが、中国では熊の胆(くまのい)をコロナウイルス感染症患者への治療薬としての使用を認めている。

・・・ダメじゃん。

でも漢方薬にするクマって養殖もの? 「熊の手は左手がおいしいの法則」があるし。木の洞に突っ込んでハチミツすくうのが左手だから、らしいです。大御所写真家の佐藤明先生が「熊の手食べた♪」時に拝聴しました...。

漢方薬って、他にもオットセイの先っちょとか、虎の先っぽとか、野生動物の組織を使うよね。
「生のコウモリ」にそういう用途・効用が無いのを祈るばかりです...。(怒)


【19:30頃に追記】

日本語のCNNに、コロナマークⅡ がネコにも染るという話が載っていました。


ネコが感染する事よりも、実験内容が酷い... 愛猫家としてショック。

 米ピッツバーグ大学病院のジョン・ウィリアムズ医師は今回の研究について、「研究者が高濃度のウイルスを猫の鼻に噴射しており、極めて人為的だった」と解説する。
 専門家によると、今回の実験は極めて非現実的な状況で実施されていた。まず、研究チームは極端に高濃度のウイルスを、強制的に生後8カ月のイエネコ5匹の鼻孔に噴射していた。飼い猫や野良猫でさえ、これほど高濃度のウイルスにさらされることはない。
モデルは子猫の時の ちーちゃんver1.0。こういう子供にウイルス吹き掛けて殺したわけだ...。
 実験に使われた5匹の猫のうち2匹は6日後に安楽死させられ、その上気道からウイルス粒子が見つかった。
 残る3匹の猫は、ウイルスに感染していない猫3匹の隣のケージに入れられた。この3匹のうち1匹で後に同ウイルスの陽性反応が出た。残る2匹に陽性反応は出なかったが、研究チームでは、同ウイルスが飛沫(ひまつ)を通じて感染し得ることが実証されたと解釈している。

ひどい!

非現実的に高濃度のウイルスを鼻先に吹き掛けて、6日後に殺して切開して気道の標本を採取...。
次はじぶんちの子供(ヒト)で同じ実験やってレポートしてみろよ! >ピッツバーグ大学病院