バルセロナ旅行記の最終回です。
出発ゲートの変更があったため、C ゲート側から D ゲートの中央まで、ひたすら歩きました。
D ゲートのほうにも、LGBTQ+ の壁があります。こっちはネオン管が壊れていなかった。
なんかこう、たぷーり歩かされた乗客のみなさんが少しイラッているような空気感があります。
で… 今年の夏は、米国東海岸はお天気が滅茶苦茶です。また雷ゴロゴロでランプ閉鎖。
あと14分で出発? まだキャビンクルーが搭乗したばっかりだから、無理でしょ。
幾人かの乗客がポディアムに集まってきて、搭乗開始は何時だ?と質問攻めです。
で・・・ ここからが面白かったというか、なんだかなぁ、でした。
ポディアムにいたアジア系の姐さん、自分で搭乗開始時刻を判断しちゃいました。
マイクを握ってアナウンス。
「出発予定の5時50分になりましたが、まだ時間がかかりそうです。搭乗開始は早くとも1時間後です」
搭乗開始まで、まだ1時間以上ある??
この放送を聞いた乗客たち、蜘蛛の子を散らすように D11 ゲートから離れていきました…。搭乗口はガラガラ~♪
僕も、隣のゲートにあるスタバへコーヒーを買いに来ました。
ちょっと並んで Cold Brew(水出し珈琲)を掴んで D11 ゲートへ戻り、真面目に搭乗待ち。
前の便でもらったクッキーをポリポリとかぢりながら、アイスコーヒーを飲んでいました。
姐さんが勝手に「1時間後」とか言ったのは怪しすぎる。…という僕の判断は正しかった。
やがて30分ほど経った時…1時間後って放送かけた姐さんは自分の荷物をかかえて離席!?
そしたらいきなり、搭乗が始まりました。姐さんがPAを発してから、まだ30分くらいです。
姐さん… こりゃぁヤバいと思ってケツまくって逃げたわけだ。www
そして、搭乗しました。帰りの機材もボーイング 737-900 です。
座席 2B は、ここらへん。
国内線は DirecTV と提携しているので、シッポ二股のキツネさんに睨まれずに済みました。
でも旧い機材の方がディスプレイ付きって、変だよね。
いずれ全機材に液晶パネルを導入するそうですが…。コロナで金欠ってるから、何時になるやら。
§
キャビンクルーとコックピットが、なんか話し合っています…。
「まだPAXはコンプリートしない?」
「搭乗開始が遅れると思って、戻ってこないみたい」
仕方なく、機長から機内へ PA がかかりました。
「まだ搭乗ゲートへ戻らないお客さんがいるため、あと数分待ちます」
その約10分後、ドアが閉まって。そして、午後 6 時 50 分の時点でのスクショがこちら。(iPhone は既に太平洋標準時)
1分前にはもうドアを閉じてしまったので、出発したことになりました。
出発前にシートマップを見た時は、オーバーブックやっちまってて前席グレー一色だったのに…。
エコノミーの8列~9列がガッポリ空いてます。ここ、帰ってこなかった人々でしょう。
お気の毒さまです… あんなゲートエージェントの姐ちゃんの口車に乗るからです。w
「あの女どこ行きやがったあぁぁぁ!!」という、騙された 残された PAX の怒号が聞こえてきそう。
こうなると予感して、トンズラしたゲートエージェントの姐さん、頭良いです。
もしかして今までにも何度かやっちまってる?ww
まぁSFO 行きはいっぱい飛んでるから大丈夫。到着は午前様になるだろうけど。www
§
コーク・ゼロを所望しました。
この5種類から選ぶんですが… 凄い選択肢。
合成肉のミートボール、というのはセカンドインパクト後のお食事みたいで少し気になりましたが、添付がブロッコリーニとクスクス、と悲惨すぎるので敬遠しました。いずれ機会があれば試してみたいです。
この長い一日は、チーズバーガーを食べまくりでした。
・バルセロナ空港のマクドナルド
・UA991便のセカンドミール(ホントはウェリントンだけど)
・そしてこの、UA2435便のミール
もしポラリスラウンジでポラリスバーガーを食していたら… ヒトとして終わってます。
・・・もうじき終わりそうだけど。w
まずそうなパン。ハンバーガー頼んだヒトにも機械的に添付してくるのが、なんだかなぁ。
KIND のグラノラバーは非常食として、またクッキーのように胸ポケットにキープしました。
葡萄がいっぱい。メロンもパイナップルも熟していました。
包んであった包装をはがしただけ、なのが見るからに判るという…。ただ、お皿が熱いのでやや好評価。
寂しい量のチェダーチーズ、ペタンコなバンズとパティ・・・でも、味はまともでした。
うつらうつらしている間に飲み物の注文取りがあったようですが、逃しました。
つまり、ワシントン・ダレス → サンフランシスコ線では到着前のおやつが出ません!
§
遅れて着いたけど、まだ路線バスが走ってる時間だから、タクシーは使いません。
おじぇじぇの問題ではなく、SFO のタクシーって雲助が多くて大嫌いなのです。
ちょびっとの間、バスを待ちます…。
ヴェンティサイズのカプチーノと、またもや機内でもらったグラノラバーでお夜食です。
こうして、バルセロナへの旅は、最後の最後で実に貧相な内容で終焉を迎えるのでした。