Sunday, December 31, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (11)

日本では新年をお迎えのタイミングで,この訪日記事の最終回を公開します。

全日本空輸8便で帰国中。最初のミールサービス,和食は椀ものに入りました。
お 椀
 焼き目鱈と白子豆腐
出汁がほどよく利いたおつゆに鱈がおいしい。青梗菜もあまり違和感がない。

そしてすぐお造りが届きます。洋食のコースよりお皿の交換頻度が高くCAさんは大変です。
お造り
 真はた焼き霜造り
いろんなおさかなが乗ってくるわけではありませんが,愉しませていただきました。なにげに子持ち昆布が一切れ乗っていたり,かぼすと思しき柑橘が添えてあったり,行き届いています。

「ごはんも御一緒にお持ちした方がよろしいですか?」と聞かれ,もちろん肯定。
炊き合わせ
 北海道産和牛バラ肉の角煮
小 鉢
 つぶ貝と根三つ葉 蜜柑おろし和え
主 菜
 クエ照り焼き
御 飯
 御飯  味噌汁  香の物
 ● お米は「青森県 五所川原産 つがるロマン(金芽米)」を使用しております。

主菜はくえっくえっくえ~♪ ←このTVCM覚えている人,そろそろ遺言書きなさい。
アメリカの和食で,醤油と砂糖と小麦粉で造られた残念な Teriyaki に慣れてしまうと,ああ本来の照り焼きとはこんなにあっさりしているんだった。と再確認できます。やさしい食感で魚の滋味がいただける一品でした。

「和食をいただいてますが... この後にチーズとデザートのコースなんて,あり? UAではそうなの。」
「そうなんですか? もちろんご用意できますよ♪」

わざわざユナイテッド航空の和洋折衷なサービスを悪者にして,慣れてしまった状況に仕立てます。
チーズプレート
 シャウルス A.O.C  北海道・江丹別の青いチーズ
 カプリリス アルビノ  ナポレオン ヴュー
ちょびっと食して「あ,写真撮ってなかった」と,あわてて撮影。北海道産の青カビチーズが軽快です。日本人向けに仕上げたということでしょうか。胡桃入りのパンやカリンのゼリーと一緒にハードチーズを口に放り込むと,北東スペインのバスク地方で体験した味わいを彷彿とさせてくれました。

デザートは数種類あったうちから,さっぱりしたミルク味のアイスが添えてあるものを。
デザート
 メープルナッツ ミルクアイスクリーム添え

これを受け取った時にアテンダントさんといろいろな話題で話し込んじゃったので,アイスがとろけてきました。交換しますとおっしゃってくださるのを大丈夫ですからと拒否して,ゆるいアイスをメープル風味のパウンドケーキに染み込ませ,美味しく頂戴しました。他のお客さんが既にお休みだったので,ぺちゃくちゃケラケラやってたのははた迷惑だったかも...。

その後タブレットで新聞を読んでたら,チーフパーサーさんが空いた隣席1Gにベッドメイキング。
ああ,交替で休憩するんだな... と勝手に解釈していたら,「隣の席にベッドをご用意しましたので,こちらでお休みください」と,予想外の厚遇です。ファースト2座席も占有しちゃっていいんですか!? って絶叫しそうになりました。

・・・でも,あと3~4時間くらいで到着しちゃうから結局利用させていただきませんでした。
せっかくのご厚意なのに,すいません。

そうそう。機内のネット接続はこんなお値段がついていました。
復路は追い風で利用可能だったのは約6.5時間だから,20ドル弱はケチって利用しませんでした。

そして到着2時間前を切ったあたりでグルーミングと着替えを済ませ,2食目を所望しました。
和 食
 小 鉢 明太ひじき煮
 主 菜 のどぐろ一干し
 御飯 味噌汁 香の物  お粥 もお選びいただけます
 御飯のおともに 海苔  納豆  絹糸塩こんぶ

ANAのセカンドミール,納豆ごはん+焼き海苔がいいですよね~。
日本発便は納豆のタレがふたつ,「かつお昆布」と「梅しそ」風味が添付されていました。

「ご到着前に,他に何かお入り用でしょうか?」
「あの... 虎屋黒川の『夜の梅』と熱い煎茶をもらえる?」

和食のファーストミールで最後に供される羊羹を,着陸前にいただけます。至福の時です。
和菓子
 とらや羊羹「夜の梅」

駆け出しフォトグラファー(の弟子)だった時代,虎屋黒川さんがクライアントで苦労させられた物体です。黒い漆器の上に乗った,ほぼ黒い『夜の梅』を撮影するという,めっちゃローキー表現な物体を4x5フォーマットで撮影するという荒行です。適切な露光量の計算が極めて難しい(さらに当時は録画が銀塩乳剤だったのでイラジエーションや長時間露光への色補正が必要なうえ,黒っぽすぎてポラロイドでテストできない)被写体なうえ,ゴミや埃が映り込むし,当時は Photoshop なんて無いからゴミが写ったら滅茶苦茶高価な電子製版の技法でレタッチしてもらわなくちゃいけないしで,泣かされたものです。
・・・でも今はお茶と一緒に食べちゃうだけだもんね♪(糖尿の敵だけど)

2017年は11ヶ月おきのT学園同窓会が1月と12月に催されたので,ANAファーストを2回も利用させてもらえました。
でも2018年は11月の1回だけになりそうです。もう復路の特典枠が開いるので予約発券しました。

以上,定刻からわずかに遅れてSFOの102番ゲート=いちばん先っぽに到着。ジェットウェイが接続され,CAさん達に謝意を述べてまっさきに降機してから長い回廊を歩き,Global Entry で入国審査は10秒。...でもカルーセルに預け荷物が出てくるまでにガイジンたち(相対的表現。この場合は日本人の皆様w)に追いつかれました。

出てきた預け荷物をみて驚いたけど,日本人ってRIMOWAの利用者が多いよね。最初のみっつがみんなRIMOWA。でも3番目に出てきたグレーのポリカーボネートが僕の荷物でした。それを引き取って,通関の行列も Global Entry でスキップして到着ロビーへ出てきました。そのままタクシー乗り場に直行して,サンマテオ駅前まで数分。無事に帰宅後はシャワーを浴びて翌朝まで眠りまくりました。

2017年末の帰省&同窓会出席の旅行記はこれまで。御愛毒ありがとうございました。
この旅行記から iPhone X で撮影した写真です。弘法筆を選ぶのに,充分いけるじゃん。(笑)

Saturday, December 30, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (10)

成田からサンフランシスコへ帰ります。復路も全日空のファーストなのでスイートラウンジが使えました。
日当たりいい明るいラウンジ。ビジネスクラスのラウンジは薄暗く落ち着いた雰囲気だけど,こっちは素直に明るい。

こんなコーナーで飲食物を奪取できますが,普通はアテンダントさんが用意してくれます。
なんかこのカットをスマホで写すのもガン見されてるかも?という強迫観念が纏わり付く。(笑)

入場すると速攻でアテンダントさんが希望の席に案内してくれ,おしぼりとお飲み物が。
電子機器を充電したいのでACアウトレットが備わった席を希望して,炭酸水とクッキー&ナッツを。
いまさっき全日空クラウンプラザでランチしてきたばっかりなので,他には食しませんでした。

そしてここ,特筆ものにWi-Fi接続が速いです。
以前はSFOのセンチュリオンラウンジが50Mbpsのぶっちぎり最速でしたが,最近はメチャ混みで1.5Mbpsくらいしか出ない。ここではデヂタル新聞とかをガンガンにダウンロードして蓄えておけました。

殺気だったPAXが Group 1 に早々と並ぶユナイテッドに慣れているので,搭乗開始30分前くらいにゲートへ。
なにこの余裕のよっちゃんは!? 全日空のPAXって,平穏です。
搭乗も一部の三国人な皆さんを見なかったことにすれば,極めて滑らかです。

復路でも,自分へのごほうびで座席番号は1K。
冬至が近い時期かつ午後5時に出発なので,もう窓外はまっくら。

さっきラウンジでWi-FiをONにしたまんまだったので,なぜか機内のネットに接続されましたが...
・・・なんか字送りが変。iOS 11.nに最適化されてないみたい。
てか,なんか日本語の読点が多すぎると思うんだけど... これって普通の日本語?

15分くらい遅れて出発しました。往路と同じくPJに着替えて,水平飛行に入ったら泡を所望。
やっぱりKRUGってイイよね。じぶんちの瓶を開けるのは勇気がいるけど,機内で注文するのは気楽。(爆)

復路もアミューズがおいしかったです。
日本発便 アミューズ
 トリュフ風味のフムス
 鴨の生ハムとマッシュルームのマリネ タイム風味
 アプリコットとバターのロール仕立て
 ソフトスモーク帆立貝 オレンジのソース

フムスは確かにChickpea(ヒヨコ豆)が使ってあるけど,トリュフオイルのおかげで美味です。鴨とマッシュルームの串もいけてるし,日干しアプリコットにバターを巻き込んだやつも泡によくあう。

復路は和食をいただきました。まずは先附と前菜から。
先 附
 海老と筍の海老味噌
前 菜
ジャンボマッシュルーム百合根黄身焼き  じゃが芋ビーフ生ハム巻き
公魚甘露煮氷餅まぶし  車海老  干し柿抹茶揚げ
叩き牛蒡  慈姑せんべい

いろいろあって楽しいけど... 先週末「つきぢ田村」で絶品の和食をいただいた直後の月曜だから少し残念に見える。この前菜で意味不明だったのが柿のへた。画面左の方にある緑色の球体『干し柿抹茶揚げ』のすぐ右隣に,なぜかへたが置いてあった。多分食べる部分じゃないと思うし,食べても美味しくなさそう。やっぱり和食って『どこまで食べられるのか判別が難しい』という西洋人たちの意見は正しいです。元日本人でも迷いますから。

続きのお食事は明日。12月の帰省旅行記・最終回です。

日本ではもう大晦日だよね。どうぞよいお年をお迎えください。

Friday, December 29, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (9)

帰りは父の運転で成田空港まで送ってもらいました...。

で,もうルーティンワークになっていますが,全日空クラウンプラザでランチバイキング
なぜかこのホテルの外観を撮影する時って快晴なんだよね。iPhone Xで撮っても空が青黒く映ります。

時はまさにクリスマスシーズン。
ロビーにはおおきなツリーが設置されていました。

クリスマスツリーの横に枯山水とフラワーアレンジメントまであるのが,日本流?
これ多分,ガイジン目線ではウケがいいとは思います。白い百合(たぶんカサブランカ種)の雄しべが取ってある。服に百合の花粉がついて洗濯しても落ちないオレンジ色に染まったら大変,というニッポン独特のホスピタリティです。以前,スイスの先生でもM博士夫妻でもないPh.Dの先生に「ニッポン人ってパラノイア... 百合がかわいそう」と,驚かれたことがあります。当時のディベート力では日本の「おもてなし」のこころを解説できなかったのが悔やまれます。

そして11時半開店のレストラン「セレース」に入場しました。
外からの日差しがたっぷり入るレストランです。

受付のお姉さんもシェフさんも僕のことを覚えていました... あるいは「まるでイタリア人のように若いお姉さんを見たらすぐ口説く」という,もうすぐ91歳の父があまりにもインパクトありすぎるのかも。

こば家の一同が収穫に励んでいる中間結果。
盛りつけがシッチャカメッチャカです。よくこれで他人様を誹謗中傷できるものです。(爆)

僕のは,これ。
12月のブッフェ,テーマは「ビストロ」ということで,肉多目なのが嬉しい。ローストビーフ,ビーフカツレツ,豚のピカタ,牡蠣フライ... よりどりみどりで楽しかった。

このへんが肉方面。
手前のイタリア国旗(メキシコではない)は,リゾットにトマトとペストソースをかけてイタリア風アレンジ。

この日のパスタはスパゲティ・ボロネーゼだけど... 普通に日本のミートソース味で嬉しかった。
「シェフの気まぐれピザ」も無難でカラフルな具材だからもらってきたけど,盛りつけが醜い?w

もうちょっと食べたいなぁ。と思って,次に収穫してきたのは「全日空カレー」がベースです。
白飯ではなく海老ピラフにカレーをかけて牡蠣フライのせ,キノコも添えちゃった。
これ,見た目がごっちゃごちゃだけど美味しくいただけました。

そしてデザートの収穫結果がこちら。
パンナコッタ,母が勧める抹茶のプリン,フルーツ,そしてハワイの「ブルーシールアイスクリーム」はシュガーケーン(サトウキビ)風味を選択。どれもいけてました。

成田に送ってきてもらう度にランチで寄っていますが,オリジナルのこば家4人全員で過ごせる時間があとどのくらいあるのかが気になってくるお年頃です。こういう時間をしっかり思い出に刻みたいと思います。

お食事後,空港第壱ターミナルでドロップオフしてもらい,ANAのFクラス専用Zカウンターから出国。

Thursday, December 28, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (8)

土曜日は学生時代の同窓会に参加してきました。
途中,新橋駅にあるステンドグラスを撮影。けっこうがんばってるね。←上から目線の作家な台詞w

営団銀座線と日比谷線を乗り継いで築地に。
同窓会の会場は名店「つきぢ田村」です。三代目の若旦那+若女将がT学園の写真部出身です。

みんなと話し込んでいたので,出てきたお品を全然撮影してなかったけど,今年の趣向は特別でした。
最初に出てきたのが干支の十二支すべてをカバーした容器です。今年は若旦那が年男だしね。

この十二支のお品書きがすごいです。(実際は横長ですが写真は途中で折り返しています)
めっちゃ凝ってるけど,どれも一口サイズ。このこだわりが怖いくらいです。

器を開けて内部を写しました。こんなんなってました。
僕は戌年ですが... 白髪葱みたいに細切りにされた真砂和えのジャガイモは生のまんまだそうです。しっとり仕上がっているので言われるまで気づきません。うさぴょん容器の中はハモかと思ったら,タコ。鱧に施すような筋切りみたいに飾り包丁を入れてバーナーで炙ってある。その他も細かな調理で勘当ものです。

ほとんど写真撮り忘れてますが... この海老真丈が凄かった。
若旦那が解説してくれましたが,大根をおろした時に出てくる水分をそのまんま利用しているそうです。出汁とわずかな塩で味付けしているだけなのに,冬の寒さにあたって糖分を蓄えた大根からの甘味で,そのおつゆの自然な甘さが美味しいことといったら...。さすが厚生労働省の『現代の名工』(鉄人の道場さん&ムッシュ坂井さんとか,無精ヒゲがステキな三國さんなんかも受賞)に選ばれただけのことはあります。スリスリ

おしたし(←江戸下町訛りw)も,季節感と彩りが豊かでした。
器の呉須手の祥瑞(しょんずい)柄に,よく映えています。

そして主菜は,まぐろのしゃぶしゃぶ。
最初に葱から加熱せよとの指令で... 後はお好きに。って言われても迷うんですけど。
案の定,若旦那に「ぉぃ... それじゃ生すぎるぞ!」って突っ込まれました。(苦笑)
添えてある粗挽きの黒胡椒を使うと風味が変化して,また楽しい。これは逸品。特に最後のスープが最高に美味しい。

まるで裏千家のお茶を飲まされてるみたいに一文字に盛られた白飯も後から到着したので,若旦那のオススメどおりに最後に残ったスープをかけてお茶漬け風にいただきました。(わんわんごはん,ともいうw)

最後にみんなで記念撮影♪(撮影:山猫氏 with 松下させこSLR)
僕と若旦那だけ晒してますが,他の皆様はぼかしをかけさせていただきました。
・・・なんでみんな,まだ髪の毛があるの!?なんで僕だけメッチャ禿げるの!? (号泣)

何度か参加させていただきましたが... ネクタイ締めてきたの,今回が初めてかも。
そのおかげか,今回は前回正月の時みたいに,若旦那に生靴下で顔を踏まれずに済みました。(爆)
こんな名店でお食事させていただけ,光栄です。他の学校にも行ったけど「学生時代の友人」でおつきあいが続いている皆さんって,T学園時代の友人ばっかりです。やっぱ素性が近いというか,青春まっただなかな時代を共に過ごした仲間意識が残ってるからでしょうか。

楽しい一夜をありがとうございました。次回2018年の11月も是非参加させていただきます!
それまで皆さん,どうかお健やかにお過ごしくださいませ。

Wednesday, December 27, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (7)

両親や妹と一緒に,ホテル スプリングス幕張の2階にある中華料理店へ行きました。
こちら,「翠嵐」という名前のお店です。

年末スペシャルなランチのコースがあるということで,初めて連れてきてもらいました。
開店直後はカラッポ。でもそのうちそこそこに埋まってきました。

階下のラウンジでランチバイキングしているおばさん乞食を上から目線で眺められる席を希望。
とんでもない御馳走をいただくわけでもありませんが,ややしっとりした質感の店内。

事前にアニバーサリーランチのコースで,と予約を入れてあったので,そのメニューが。
金箔が貼り付いた漆のランチョンマット。中華でこのテーブルコーディネーションは初めて見た。

開店何周年祈念だかのコースメニューは,こんなんなってます。
この「チョイス1・2」というのは,別途用意された選択肢から選ぶことになります。

こっちがその「チョイス」をふたつ選ぶ選択肢の一覧。
4人で来たけど,4人前で2種類しか選べません。それを一家で分けあうことになります。

コースの中に「ロブスターのチリソース」があって,それを選びたかったから,海老チリ方面はすぐさま選択肢から脱落。結局,父が「酢豚が食べたい」とか「青椒肉絲が食べたい」とか言うから,『◆黒酢のスブタ』と『◆牛肉とピーマンの細切り炒め』に決定。

最初はチャイニーズシーフードサラダから始まりました。
カニ,サーモン,海老などが盛ってあるサラダです。それなりにいけてました。

次のスープでは... こんな器が登場。
地球儀みたいな形状ですが,上半分の球体がバックリ開いて下に回転します。

器を開きましたの図。
ほうれん草ピューレ入りフカヒレスープです。

予想以上にフカヒレが入ってる。母が言うには「なんか,思ってたより味も品質もいい。」そうで。

そしてチョイス1を分けあった後の図。
牛肉とピーマンの細切り炒め,という判り易いメニューですが青椒肉絲そのものです。
味はいい。サービスなランチコースにしては充分に上等です。

チョイスの2はこっち。最初の説明と前後してるけど,まあいいや。(笑)
黒酢のスブタです。色でも判るように黒酢の風味がしっかり感じられる酢豚で,これも美味しい。

そして次のコースがこちら。
北京ダックと大海老のカダイフ揚げスウィートチリソースと共に,です。

なぜか女性にはサクサクせんべいがピンク色のものが届きました...。
父は北京ダックを食いちぎる自信がないため,僕が拝領♪ 
主に皮だけ+胡瓜の細切りが入った北京ダック,けっこういけてました。
チリソースがアメリカンなタイプ。春雨をまぶして揚げた海老につけていただきます。

みんな「なんか,この店って思ったよりも味がいいよね?」という肯定的な意見です。

次は3種類の選択肢から母以外のみんなが選んだ一品。
ロブスターのチリソースです。おおぶりなロブスターにチリソースって,いけてました。
母の所望した仙台牛温しゃぶしゃぶと水餃子は,僕が水餃子を拝領。それも美味しかった。

最後に炒飯。
こんどは錫?の色をした容器で出てきました...。

中は普通にチャーハン。七面鳥とXO醤のチャーハン,というタイトルです。
クリスマスシーズンを意識して,肉がターキーだけど... 個人的には叉焼のほうが好きかも。XO醤は出しゃばらずに風味を添える程度で,日本人向けな味付けでした。普段がチャイナタウンなサンマテオで暮しているから,このチャーハンの風味はきわめて穏便。(笑)

そしてデザート。
エッグタルトと杏仁豆腐です。
中華のデザートっていつも貧相だから,これで充分でしょう。杏仁豆腐の上に乗ってる Goji Berry を日本語で説明しようとして『クコの実』という日本語を暫く忘れていました。いつの間にかだんだんアメリカ人になっていく自分が怖いです。

最後に白桃の香りがついた中国茶が出てきて,女性軍が大満足。それを見た僕は帰りに津田沼駅前で降ろしてもらい,津田沼PARCOに入っているルピシアに寄って「極品白桃烏龍茶」の戌年ギフト版を入手して,母と妹にプレゼントしました。普段は「烏龍茶は嫌いだ~」と言って飲まない父も桃の香りに騙されて飲むので,いい判断だったかも。w