Thursday, April 2, 2020

不要吃貓狗

二度とコロナマークⅡ のような疫病を蔓延させないための、大きな一歩が発表されました。

BBCによれば、深圳では狗とネコをお食事の材料にするのを禁止します。(CNNに日本語)
モデルは我が家のパーカーくん。今日もソファで僕と一緒に「おはよう日本」を観ていました。大柄で食いでがありそうだけど、食べちゃダメだ! 


Shenzhen has become the first Chinese city to ban the sale and consumption of dog and cat meat.
深圳は犬と猫の肉を販売・消費することを禁止する中国で初めての都市になる。

ここまできてようやっと自覚が生まれたようです。この記事中で凄い数字を見つけてしまいました...。

"This really could be a watershed moment in efforts to end this brutal trade that kills an estimated 10 million dogs and 4 million cats in China every year,"
中国では毎年1,000万頭の犬と400万人のネコが流通し、残虐に殺されているのが終わりに向かう分水嶺となる。

いっせんまんの狗... よんひゃくまんのネコ...

まぁ、13億人が煮炊きするんだからそのくらい必要かも?とは思いますが...

食うなよ!

これって、日本人の「なんでクジラ食べちゃダメなの?美味しいのに...」と同じ感覚なんでしょうね。w

 §

その昔、T学園の後輩が UNESCO に勤めていた(Tにもまれに秀逸な人材がいる)時、UNESCO のみなさんが北京かどこかに出張して、現地のガイドさんに市内を案内してもらっていて、野良狗に出逢ったそうです。

UNESCOの一行:「あ、イヌだ。かわい~♪」
ガイド嬢:「みなさんイヌが『かわいい』不思議なこと言います。私たち『美味しそう』言います」

UNESCO の御一行様が暫くお地蔵様になってしまったのは、申すまでもありません...。

 §

犬猫をいただくのを禁止する一方で... 漢方薬の需要は引き続き残るようです。

However, at the same time as this ruling, China approved the use of bear bile to treat coronavirus patients. Bear bile - a digestive fluid drained from living captive bears - has long been used in traditional Chinese medicine.
しかしながら、同時に規定されているのが、中国では熊の胆(くまのい)をコロナウイルス感染症患者への治療薬としての使用を認めている。

・・・ダメじゃん。

でも漢方薬にするクマって養殖もの? 「熊の手は左手がおいしいの法則」があるし。木の洞に突っ込んでハチミツすくうのが左手だから、らしいです。大御所写真家の佐藤明先生が「熊の手食べた♪」時に拝聴しました...。

漢方薬って、他にもオットセイの先っちょとか、虎の先っぽとか、野生動物の組織を使うよね。
「生のコウモリ」にそういう用途・効用が無いのを祈るばかりです...。(怒)


【19:30頃に追記】

日本語のCNNに、コロナマークⅡ がネコにも染るという話が載っていました。


ネコが感染する事よりも、実験内容が酷い... 愛猫家としてショック。

 米ピッツバーグ大学病院のジョン・ウィリアムズ医師は今回の研究について、「研究者が高濃度のウイルスを猫の鼻に噴射しており、極めて人為的だった」と解説する。
 専門家によると、今回の実験は極めて非現実的な状況で実施されていた。まず、研究チームは極端に高濃度のウイルスを、強制的に生後8カ月のイエネコ5匹の鼻孔に噴射していた。飼い猫や野良猫でさえ、これほど高濃度のウイルスにさらされることはない。
モデルは子猫の時の ちーちゃんver1.0。こういう子供にウイルス吹き掛けて殺したわけだ...。
 実験に使われた5匹の猫のうち2匹は6日後に安楽死させられ、その上気道からウイルス粒子が見つかった。
 残る3匹の猫は、ウイルスに感染していない猫3匹の隣のケージに入れられた。この3匹のうち1匹で後に同ウイルスの陽性反応が出た。残る2匹に陽性反応は出なかったが、研究チームでは、同ウイルスが飛沫(ひまつ)を通じて感染し得ることが実証されたと解釈している。

ひどい!

非現実的に高濃度のウイルスを鼻先に吹き掛けて、6日後に殺して切開して気道の標本を採取...。
次はじぶんちの子供(ヒト)で同じ実験やってレポートしてみろよ! >ピッツバーグ大学病院

No comments:

Post a Comment