Friday, April 1, 2022

United 59 FRA → SFO (Feb.2022)

ギリシャ旅行記は、これでようやく最終回です。

サンフランシスコ行きの UA59 便は Z15 ゲートから出発しました。
搭乗開始は予定通りだけど、なんだかビジネスクラスの客がみんな不機嫌?

それもそのはず。シン・ポラリスビジネスの機材のはずが、旧機材に急遽変更されました。
バルクヘッドの 9Aを抑えていた僕は、はじき出されて 6A にされたので、2Dへ変更。

でも乗客の大半は機材変更に気づいておらず、搭乗してようやくこの状況に気づく始末。
おかげで、パーサーさんが GS と 1K のPAXへ謝りまくっていました。

「シンガポールから戻った機材(多分UA2便)翼の不具合が見つかって、急遽機材を交換したそうです」

場所が場所だけに、それはイヤだな。シートが旧式でも、羽根は元気なのがいいよね。
パーサーさんが僕のところにもやってきました。

「Mr. ObaKoba、いつもご搭乗ありがとうございます。お飲み物はどうしましょう?」
「今日もお世話になります。まずはお冷やをお願いします」
ホントにつまんねー奴だなぁ。でも、いつものようにクスリ服用の儀式が必要なのだった。

お水はこういうのがあるけど、こっちは少しぬるめだった。
なので、大塚製薬のイオンウヲーターを溶かして飲むのだ。
すみやかな水分補給かつ糖分控えめで、ORS(Oral Rehydrating System:経口補水)に便利。
アメリカでも似たようなのは Drink IV(飲む点滴)とか言って売ってるけど、美味しくない。

出発したら… 暖かいナッツが最初に配られました。配給順序が少し復活してきたか!?
氷の入っているお飲み物は、おひやじゃなくてトニックウヲーター。引き続き甘苦系です。

その後、お食事が届きましたが… チーズ&デザートは復活していません。カップアイスでした。
選択肢は、ビフテキ、ローズマリーチキン、ラビオリからの三択。

ラビオリはマリネラソースだったので、テンダーロイン・ビーフのベアネーゼソースを選択。

はい、だんめんず♪
ミディアムに仕上がっていますね。柔らかで調理に文句はありませんが、肉がちっさすぎます。ポテトも美味しくいただきましたが、根菜類は残念すぎて残しました。

搭乗前にカルボナーラを食べておいて、正解だったと思いました。

サラダは… ほうれん草がいっぱいの、グリーンサラダにオレンジとセロリ載せ
鉢を顔に近づけて、セロリをハスハスと嗅いでみて… よし、ハウス栽培ものらしく、セロリ係数が低い。最近はパクチーで鍛えたので、多少なら生セロリを食せるようになれました。少量かつ香りが強くなければ大丈夫。

でも、バルセロナで出会ったセロリアイスはインパクトが激しすぎました。

これならドレッシングをかけたら食べられる範囲だったので、念のため黒胡椒も振っていただきました。
ユナイテッド航空って、往路がセサミジンジャーで復路がハニーマスタードのドレッシングで決め打ちです。

いくらコロナ禍だからって、運賃は安くなってないんだから、ここまで工夫をなくさないで欲しい。

西ドイツ発のアイスクリームは… コッテリ系でした。
トフィー風味のアイスクリーム。妙に風味で凝られるよりも、素直なバニラものが食べたいかも。

旧機材でも B787-9 ですから、機内 Wi-Fi があります。
しかも、メッセージング程度なら無料でした。

アテネの先生へ「接続便に乗った。いろいろありがとう」って WhatsApp で連絡して。
すぐに「こちらこそ。再来週はバルセロナだね」って返事が来たので、安心しました。

・・・そう。
オミクロンのせいでこの旅程を1ヶ月延期したので、次の旅程はもう再来週になりました。

寝て… ちょっと御不浄へ立ったときは、カナダのシロクマさんとアザラシさん地方の上空。
まだ時間があるから、また眠りに落ちました…。

室内灯が点いたけど、なんかクスリの効きが良いのか疲れてたのか、体が言うことをきかない。

なんとかシートを起こして…「今日ご用意しているのは・・・」というパーサーさんに、即座に返答。

「ハンバーグ・ウェリントンで」
バーガーですね?(笑)」

パーサーさんは乗客に判り易いように『バーガー』と呼んでいますが、UAでは『ハンバーグのウェリントン仕上げ』が正統な名称です。僕の方から正式名称の「ウェリントン」と呼んだので「俺いっぱい飛んでますから♪」みたいなイバリ炸裂に苦笑したと思われます。そう考えると、自分がイタイです。

これはバーガーではない
再分類されるべきものだ 

…って、まさか KFC の記事 が伏線だったとは思わなかったでしょ?(爆)

前から2列目なので、すぐ届きました。
もう見飽きたと思いますけど、ハンバーグのウェリントン、フルーツサラダとマフィン添え。

これはバーガーではない
再分類されるべきものだ ←くどいw

はい、今回最後の、だんめんず♪
フランクフルト発便では、パン生地がブリオーシュに戻ってる?と思うほどのリッチな生地でした。でもまだ眠かったので、よく判定出来ていません… というか、よく覚えていません。
でもやっぱり、これはバーガーではないよね。(爆)

フルーツサラダは映える内容で、そこが嬉しかった。
底のほうにグリーンアップルのおおきな切れ端が入っているのが、冬の西ドイツっぽいかも。

マフィンは… あの真っ赤っかなやつじゃなくなったけど…
なんだか小さいし、見るからに食欲を削ぐような見かけなので、写真撮っただけで返却。

また食べ物を粗末にしたので、東京中央農協以外のお百姓さんに目を潰されそうです。

そして、SFO へ到着… なんだけど、審査場至近の G2 ゲートのはずが、いちばん遠い G12 ゲートに変更。
それでも、ずんずん歩いて Global Entry ですぐ入国審査をくぐって、バス停へ。

予定より1本早いバスで、午後4時ごろには帰宅できました。
去年は深夜帰宅の連続だったから、家人がビックリしていました。

バスに乗ってて思ったのは… SFO 側でもアテネみたいに気持ちイイ、安心な空港送迎サービスが欲しいです。

これでアテネ旅行記はおしまい。ご愛毒ありがとうございました。3月はアテネの先生とバルセロナで5泊の予定です。先生はホテルの部屋からリモートで働くつもりで、そこまでして来てくれるのが驚きでもあり、嬉しくもあり。

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