Wednesday, April 20, 2022

Nonna Maria

ホテルの前からバスに乗って、やってきました ホテル・メリア です。
このホテルの1階に入っているノンナ・マリアさんが元サンパウのRさんがやっているピザ屋。

入口では、疑似体のジェロムシェフがお出迎えしてくれます。
このカットを撮っていたら、気づいたRさんが奥から出てきてくださいました。

ついにアテネの先生を紹介してから、店内へ入ります…。

相変わらず、モダンで清潔に調えられた店内。
ホテル併設店だと思えないクオリティです。

さっそく座って、ポテチとビール♪
僕はまたノンアルコールのビールで。

アテネで飲んでいたのと同じブランドでしたが、ギリシャ語じゃなくてスペイン語表記だ。
ポテトチップスは自家製です。食べてみて一発で判るほどオリーブ油の質がいい。

積もる話をさせていただきつつも、しっかりお食事もさせてもらいました。
ここのクロケタスは見逃せません。イベリコハム入りのポテトコロッケは他所でも食したけど、ここのが最高。

そして… 僕はまだ試していなかった、カルボナーラのスパゲッティをお願いしました。
イタリア人のおじさんサーバーさんが、僕が「もういい」っていうまでチーズをガリガリやってってくれました。

アテネの先生は、市場で見た名残なのか… イベリコハムがびっしり乗ったピザを。
「一切れ試す?」って聞かれても、遠慮したほど濃厚です。
耳まで綺麗にたいらげていました。(ピザの縁も『耳』でいいでせうか?)

僕のスパゲッティは乾麺からですが、前回ヤワヤワでビックリしたので、アルデンテ指定を。
僕が一口食したところで、Rさんがすぐさまチェック入れにきました。

「パスタは… ちゃんとアルデンテに仕上がっていますよねっ?」
「はい。僕に丁度いい固茹でで、最高にモッチモチですよ~!」
「良かったです~。『茹ですぎたらクビだから』って脅して調理させましたから♪」

すげー。パスタ茹ですぎたらクビ??
正直、軽く引きました…。

で… 引き続き美味しくいただいていたら、キッチンへ駆け込んだRさんが戻って来て… 人目をはばかるかのように、チーズおろしみたいなのを使って、なんか黒っぽい物を僕のスパゲッティへおろし入れてくださいました。
「今日は黒トリュフが入荷していたので、是非味わってくださいね♪」

すげ~!! カルボナーラの黒い部分が黒トリュフになりました!!
これは、さらに香りも豊かで複雑になって嬉しかった。
アテネの先生もたまらずに一口手を伸ばしてきました。

ご多忙すぎて見当たらなくなったRさんにご負担をおかけしないよう、こっそり退席。
そしたら… ホテルの前を歩いていたらRさんがダッシュで追いかけてきてくれました。

改めて御礼を申し上げて、お互いの幸運と再会を念じあってお別れしました。
こちらに伺うのも、バルセロナを目的地に選ぶ大きな理由のひとつです。

次回、7月にお目にかかれるかどうか微妙かもしれませんが、いろいろ祈念いたしております。

で… アテネの先生が「人権関係の書籍を探したい」って言うから、本屋巡りをつきあって。
これ、ある本屋の入口にディスプレイされていたインスタレーション。なんかカッコイイ。

結局、目的の本は見つかりませんでした。アマゾンで買うのが簡単みたいです。
(深入りすると米尼でいろいろ買い込むハメになりそうで、深く聞かなかった)

本屋巡りの後は一旦ホテルで休憩してから、ディナーへ向かいました…。

No comments:

Post a Comment