Monday, April 18, 2022

Gothic Area

土曜日の朝は、ゴシック地区をうろついてみました。
特に、市場は日曜日がお休みなので、見物するならこの日しか残っていませんでした。

まずは、大聖堂 Cathedral of Barcelona から…。13世紀の建造物で、威風堂々です。
でも入口にいたおじさんに、開場まで30分ある。って言われてしまいました。

仕方がないので、聖堂の周囲をグルリと廻って歩いてみることに…
裏側にも、こんな中空の回廊とか、それなりに見応えはあります。

そのまま回り込んでいくと… カタルーニャ州自治政府庁舎に出ました。
ウクライナ応援のバナーが掲げられています。

ちなみに、スペイン語・カタルーニャ語だとウクライナは Ucrania ウクレニアになります。
でも、普通のスピードで話していると「 ウクレーニャー 」みたいに曖昧になるから無問題。
いずれにしても、早く露助の台所が火の車になって、政権交代が起きるのを期待します。

さて、歩いていて… アテネの先生が気に入っちゃったのが、このへん。
「凄く雰囲気がイイ! アテネにはこんな場所は無い!!」
「同じ地中海の欧州なのに? いちばん歴史が古いのに?」←半分嫌味
「どっちも観光都市だけど、こんなに綺麗にしつらえてない…」

「民度の問題じゃね?」って言いたいのは飲み込みました。
ギリシャもトルコと同じで移民だらけ。街が荒んでいるからねぇ…。

いかにもゴシック地区な街並みを満喫するアテネの先生…
確かに、アテネにはこういう雰囲気の路地は無いかも。

そして大聖堂へ戻って。アテネの先生が入場料を払ってくれて、内部へ入りました。

確かスイスの先生と来た頃は、入場料なんて取らなかったと思った…。
スイスの先生はケチンボではなく、お金を強要されるのが嫌いでした。

さて、Cathedral of Barcelona の内部はこんな。
偉そうです。かなりしっかりしたゴシック建築で、欧州でも屈指の聖堂だと思います。

まんなかが通れないので、脇道から進みますが… こんな見かけです。
『荘厳』という単語がピッタリくるでしょうか…。

とても立派な聖水の鉢もありました。紅白の大理石が日章旗みたいで、朝鮮から苦情が来るかも。
生まれた赤子は、ここに浸されながら洗礼を受け、名前をもらうんでしょうか…。
僕は聖水と聞くと、触ったら火傷しそうなので近寄らないようにしています。(笑)


大聖堂の見物を終えてから、道を渡った反対側にある市場にやってきました。
サンタ・カタリナ市場 Mercat de Santa Caterina です。

入口は、こんな。出入口が数カ所あるけど、ここが「正門」だと思う。
ここからだと、内部がどんなだか想像もつきません。

で… 入ると中は大忙し。かなり広い市場にたくさんの売店が。
看板にはフルーツって書いてあるけど… 手前に並んでるのは野菜ばっかし。
いろんな青物・青果の匂いが漂ってきます。

魚屋さんがいちばん匂いますが…
ここは綺麗に展示してあって、あんまり臭くないお店。
もっとも、切り身が臭かったら買わないと思うけど。(笑)

鶏のお店は、看板がなんかカッコイイ。
鶏はまだ平気でも、肉屋に行くと頭皮を剥がれた動物の頭がそのまんま売ってたりして、引く。

ひととおり歩き回ってから、併設のカフェに入って珈琲をもらうことにしました。
注文をかけるカウンターのあたりは、スナックが並んでいます。

細長いバゲットにサラミとチーズがはさんである…
なんだか見た目だけで、凄くおいしそう!

生ハムとオリーブに、山羊チーズ?のピザも…
「ねぇ、このピザがすごく美味しそうなんですけど…」
「うん、でもこの後はピッツェリアに行くんじゃなかった?」

そうだった。Rさんのお店でピザ(僕はパスタ)を食べるんだった。うっかり忘れてた。

「僕がコーヒー買って持っていくから、席を見つけておいて」

アテネの先生にそう言われ、先に路上の良さそうなテーブルを確保して待っていました。
コーヒーが届きましたの図。僕はカプチーノで、アテネの先生はエスプレッソです。

ここで道行く人と散歩の犬をたっぷり見物。犬をリーシュなしで散歩させる人が多く、「なんかもらえませんかぁ?」みたいにテーブルへ寄ってくる犬がたくさんいて、猫好きとしては結構ウザかった…。

サンタカタリーナ市場の後は、のんびり歩いて帰りつつ… そうだ、カタルーニャ音楽堂は?
Palau de la Música Catalana カタルーニャ音楽堂の前にやってきました。

「・・・ここは、入らないでいいや。」
「えっ!? 気に入らないの??」
「うん… なんかちょっと、好きくない」
「内部はこんなで、立派なステンドグラスとか、ありますけど…」
「凄いね。君が観たいならつきあうけど、僕のためなら、いいや。」

どういう部分が好きくないのかイマイチ判らんが… 入場するのはやめておきました。
どうやら、こういったモザイクが好きくないみたい。もっとアブストラクトでシュールレアリスティックな藝術が好みらしい… と、だんだん判ってきました。

このまま一旦ホテルへ戻って、身支度を調えてからRさんのピッツェリアへ向かいました。

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