今回はインターコンチネンタル・アテネに5泊して、チェックアウトも午前9時。
ですので、朝食ブッフェには5回やってきました。それをまとめてご紹介します。
でも… ほぼ毎日こんなものしか掴んできていませんけど。
相変わらず使い捨て手袋が置いてありますが、9割以上の人が着用していません。
混雑具合は… クルーズ船の客が泊まっているとファミリーだらけで阿鼻叫喚になったり、シニア向けのクルーズだか団体旅行だと、すわ老人ホームの朝食会場かっ!?というありさまでした。団体客を外せば幸せ。
5回のうち4回までは窓の外がプールという明るい場所で食事できました。
こんな感じ。1回だけ早朝から老人ホームの大群がいて、奥の方の席へ通されました。
いずれにしても、コーヒーのおかわりはバンバン届きますし、ミルクも温めてあります。
アテネの先生… いつも儂が撮影するから、お食事前に『おあずけ』するのに慣れてきました。儂が写真を撮り忘れると「まだ写してないよ」って注意されます。撮り忘れがなくなって助かります。
なぜか、朝からバクラヴァが置いてありました。
ギリシアのコーヒーはヨーロビアンのハイローストで、なかなか美味しい。
食べ物に割とうるさいアテネの先生でさえ、ここのコーヒーは好きです。ただ、ギリシア風コーヒー(事実上『トルコ風』と同じ。底に豆のかすが澱む)を飲んで育ったせいか、ドリップ式のコーヒーは好きくないみたい。でも「ここのアメリカンなコーヒーは飲める♪」と評します。ホントにアメリカンだと紅茶みたいに薄いんですけどね。w
先生がいつも持ってくるのが、トルコのシミット simit みたいな胡麻つきのリング状パン。
「シミットが好きだねぇ」
「これはシミットじゃない! クルーリ κουλούρι だよ!!」
また、かなりブチギレました。
バクラヴァもカダイフィもトルコと混同するたびにキレますが、これもそうです。
シミットは名前が違うから、なおさらたちが悪い。(苦笑)
思うに、これって朝鮮人が寿司や鰻丼を「日本の食品」って言うとキレるのと一緒。
侵略されて染って定着してしまった文化は、自分たちの文化だと主張するわけです。w
それにしても、久留里?? 上総亀山へピクニックへ行く時にピッタリ♪ (笑)
「…それ、オスマン文化の影響でしょ?そしたら事実上シミットじゃん」
「…同じようでも、きっと違うと思うよ」
なかなか論破されないのは、きっと弁護士だからです。違いありません。(爆)
ちなみに、koulouri ってググルと… ちゃんとシミットが出てきます。www
そしてこちらが2回目の朝食。
儂がこの2回目の収穫のとき、アテネの先生が「君の大好きなものが置いてある♪」って…
もっともイスタンブールでは朝食にバクラヴァ食べてたけど。
あと、コンスタントに収穫していたのはフェレッシュフルーツとオレンジジュース。
3回目。
で、儂が食したのはフレンチトースト。
アテネの先生のあさごはんも、代わり映えしません。
そしてまた翌朝の、儂のあさごはんがこちら。
ここんちのは小ぶり。しかもピスタチオ接着のためにチョコレートソースを使っているのは異端。でもこのチョコレートソースを除けば、お味の方はいたって正統派でした。
ところでギリシアのピスタチオって、甘皮が赤いんです。内部は黄緑色のままなので、半分にしてひっくり返して貼り付けると、上写真のように赤かったり緑だったりするわけです。
8月だったので、旬の西瓜やメロンが甘くて美味しい。
ギリシア人が好むのか、いつもブラッドオレンジも置いてありました。
アテネの先生が必ずもらってくるのが、クルーリ、フェタチーズ、オムレツ、そしてスモークしたハリバット。
「この白い魚、何? スモークサーモンより好きかも」
知らないで食べているの? …でも割とよく見かけるよね、これ。
「スモークにするなら多分ハリバット Halibut だと思う」
「…なにそれ? 知らない。そんなさかな」
「鮃みたいな平たい魚で海底にいる。でも大きい。ベッドパッドみたい」
Flounder(ヒラメ、カレイ)という単語もよくわからなかったみたい。
『大きな座布団みたい』という表現も通じないと思い、ベッドパッドと言ってみました。
なのでかなり疑わしそうな、納得のいかないような表情になりました。
そんなに表情を顔に出していて弁護士が務まるのか、なんだか心配。
この日はなぜかワッフルもパンケーキも無い。
引き続きメープルシロップは置いてあるので、フレンチトーストでも不満はありません。
ユナイテッド航空も『溶けたバニラアイスソース』は廃止し、偽でもいいからメープルシロップにして欲しい。
はっ!
ユナイテッド航空はもしかして… 廃棄処分寸前のアイスを買い付けて、レンチンして出してる??
加熱して出せば食中りも防止できて安全の法則?www
クルーリ(ホントはシミット)にオムレツ、スモークハリバット、フェタにオリーブ。
食べる物がコンサバなのは儂と同じ。でも選んでくるものがギリシア人っぽい。
甘い物は猛毒だと思って絶対持って来ないのが徹底していて、ある意味えらい。
なぜか今回からブルーチーズが毎回置いてあって、しかもたっぷり臭くて、気に入りました。
ハッシュドブラウンも食べたいし、ワッフルも美味しいし。
でも好き放題に食べたら糖質摂りまくりになる。悩ましい。
…やっぱり、インスリン増量して注射?(ぉぃぉぃ…)最終日の火曜は、ふたりともこんなでした。どっちがどっちか、すぐ判るよね。
コーヒーは安定して、数杯おかわり。
かなりの大型ホテルなので、サービスが安定していることだけは確かです。
手前のがアテネの先生、儂のは向こう側です。クルーリ(ホントはシミット)で判別できるよね。
最終日もまたワッフルをもらってきました。
ワッフルを収穫する前にトングでツンツンしてみて、カリカリなままである事を確認しています。せっかくだからフェタもひとかけら、収穫してきました。やはり本場のフェタは米国の量産品とは違います。
アンバサダー特典で、32 ユーロの朝食ブッフェが 16 ユーロと半額になります。
他にもアンバサダー特典で館内のお食事が 20 ドル引きになりますが、この朝食ブッフェはすでに半額サービスなので対象外。替わりに初日の晩のサパーが割引になります。
今年は IHG 系列に40泊以上できそうなので、来年はクラブラウンジの年会員がもらえそうです。もし無事に IHG ONE のマイルストーン・アワードでラウンジアクセス権を手にれたら、ここんちのラウンジも使い倒したいです。
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