Sunday, September 11, 2022

Breakfast @InterContinental Athens

今回はインターコンチネンタル・アテネに5泊して、チェックアウトも午前9時。
ですので、朝食ブッフェには5回やってきました。それをまとめてご紹介します。
でも… ほぼ毎日こんなものしか掴んできていませんけど。

朝食ブッフェ会場は、Café Zoe という地上階のカフェ。現在はパンデミック渦で朝食専用です。
相変わらず使い捨て手袋が置いてありますが、9割以上の人が着用していません。

混雑具合は… クルーズ船の客が泊まっているとファミリーだらけで阿鼻叫喚になったり、シニア向けのクルーズだか団体旅行だと、すわ老人ホームの朝食会場かっ!?というありさまでした。団体客を外せば幸せ。

5回のうち4回までは窓の外がプールという明るい場所で食事できました。
こんな感じ。1回だけ早朝から老人ホームの大群がいて、奥の方の席へ通されました。

サービスパーソンは去年から儂の顔を覚えている人に当たると、朗らかに厚遇されます。
いずれにしても、コーヒーのおかわりはバンバン届きますし、ミルクも温めてあります。
ギリシアのコーヒーはヨーロビアンのハイローストで、なかなか美味しい。

食べ物に割とうるさいアテネの先生でさえ、ここのコーヒーは好きです。ただ、ギリシア風コーヒー(事実上『トルコ風』と同じ。底に豆のかすが澱む)を飲んで育ったせいか、ドリップ式のコーヒーは好きくないみたい。でも「ここのアメリカンなコーヒーは飲める♪」と評します。ホントにアメリカンだと紅茶みたいに薄いんですけどね。

アテネの先生… いつも儂が撮影するから、お食事前に『おあずけ』するのに慣れてきました。儂が写真を撮り忘れると「まだ写してないよ」って注意されます。撮り忘れがなくなって助かります。
先生がいつも持ってくるのが、トルコのシミット simit みたいな胡麻つきのリング状パン。

「シミットが好きだねぇ」
「これはシミットじゃない! クルーリ κουλούρι だよ!!」

また、かなりブチギレました。

バクラヴァもカダイフィもトルコと混同するたびにキレますが、これもそうです。
シミットは名前が違うから、なおさらたちが悪い。(苦笑)

思うに、これって朝鮮人が寿司や鰻丼を「日本の食品」って言うとキレるのと一緒。
侵略されて染って定着してしまった文化は、自分たちの文化だと主張するわけです。

それにしても、久留里?? 上総亀山へピクニックへ行く時にピッタリ♪ (笑)

「…それ、オスマン文化の影響でしょ?そしたら事実上シミットじゃん」
「…同じようでも、きっと違うと思うよ」

なかなか論破されないのは、きっと弁護士だからです。違いありません。(爆)
ちなみに、koulouri ってググルと… ちゃんとシミットが出てきます。www

そしてこちらが2回目の朝食。
儂がこの2回目の収穫のとき、アテネの先生が「君の大好きなものが置いてある♪」って…

なぜか、朝からバクラヴァが置いてありました。
もっともイスタンブールでは朝食にバクラヴァ食べてたけど。
ここんちのは小ぶり。しかもピスタチオ接着のためにチョコレートソースを使っているのは異端。でもこのチョコレートソースを除けば、お味の方はいたって正統派でした。

ところでギリシアのピスタチオって、甘皮が赤いんです。内部は黄緑色のままなので、半分にしてひっくり返して貼り付けると、上写真のように赤かったり緑だったりするわけです。

あと、コンスタントに収穫していたのはフェレッシュフルーツとオレンジジュース。
8月だったので、旬の西瓜やメロンが甘くて美味しい。

ギリシア人が好むのか、いつもブラッドオレンジも置いてありました。

3回目。
アテネの先生が必ずもらってくるのが、クルーリ、フェタチーズ、オムレツ、そしてスモークしたハリバット。

「この白い魚、何? スモークサーモンより好きかも」
知らないで食べているの? …でも割とよく見かけるよね、これ。
「スモークにするなら多分ハリバット Halibut だと思う」
「…なにそれ? 知らない。そんなさかな」
「鮃みたいな平たい魚で海底にいる。でも大きい。ベッドパッドみたい

Flounder(ヒラメ、カレイ)という単語もよくわからなかったみたい。
『大きな座布団みたい』という表現も通じないと思い、ベッドパッドと言ってみました。
なのでかなり疑わしそうな、納得のいかないような表情になりました。
そんなに表情を顔に出していて弁護士が務まるのか、なんだか心配。

で、儂が食したのはフレンチトースト。
この日はなぜかワッフルもパンケーキも無い。

引き続きメープルシロップは置いてあるので、フレンチトーストでも不満はありません。

ユナイテッド航空も『溶けたバニラアイスソース』は廃止し、偽でもいいからメープルシロップにして欲しい。

はっ!

ユナイテッド航空はもしかして… 廃棄処分寸前のアイスを買い付けて、レンチンして出してる??

加熱して出せば食中りも防止できて安全の法則?www

アテネの先生のあさごはんも、代わり映えしません。
クルーリ(ホントはシミット)にオムレツ、スモークハリバット、フェタにオリーブ。

食べる物がコンサバなのは儂と同じ。でも選んでくるものがギリシア人っぽい。
甘い物は猛毒だと思って絶対持って来ないのが徹底していて、ある意味えらい。

そしてまた翌朝の、儂のあさごはんがこちら。
なぜか今回からブルーチーズが毎回置いてあって、しかもたっぷり臭くて、気に入りました。

ハッシュドブラウンも食べたいし、ワッフルも美味しいし。
でも好き放題に食べたら糖質摂りまくりになる。悩ましい。
…やっぱり、インスリン増量して注射?(ぉぃぉぃ…)

最終日の火曜は、ふたりともこんなでした。どっちがどっちか、すぐ判るよね。
手前のがアテネの先生、儂のは向こう側です。クルーリ(ホントはシミット)で判別できるよね。

最終日もまたワッフルをもらってきました。
ワッフルを収穫する前にトングでツンツンしてみて、カリカリなままである事を確認しています。せっかくだからフェタもひとかけら、収穫してきました。やはり本場のフェタは米国の量産品とは違います。

コーヒーは安定して、数杯おかわり。
アンバサダー特典で、32 ユーロの朝食ブッフェが 16 ユーロと半額になります。

他にもアンバサダー特典で館内のお食事が 20 ドル引きになりますが、この朝食ブッフェはすでに半額サービスなので対象外。替わりに初日の晩のサパーが割引になります。

かなりの大型ホテルなので、サービスが安定していることだけは確かです。

今年は IHG 系列に40泊以上できそうなので、来年はクラブラウンジの年会員がもらえそうです。もし無事に IHG ONE のマイルストーン・アワードでラウンジアクセス権を手にれたら、ここんちのラウンジも使い倒したいです。

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