Friday, September 9, 2022

InterContinental Athenaeum Athens

アテネでの宿泊は、いつもながらのインターコンチネンタル ホテル・アテネです。

入口では… 相変わらずの『青い人』がお出迎え。
アテネの先生、このアーティストの作品が気に入っていません。ホテルのあちこちに置いてあってシュール系なのですが、シュールレアリズム好きのアテネの先生が、なぜか嫌っています。

そんで、お部屋も 757 号室をリクエストして、受け付けてもらえました。
スタンダードな部屋の倍くらい広くて、カテゴリ的に2段階アップグレードになるんです。
差額は快く払う。と申し出ましたが、別段チャージされませんでした。

逆さまの赤い猿の絵も変わっていませんでした…。
ソファに寝っ転がれるし、かなり広々としているうえ、コーナーの部屋だからとても静かです。入口もエレベータから最も遠い位置にあるので、五月蠅い他の客が夜中に前を通ることもありません。

あと特筆すべき点は、ランドリーサービスがメッチャ速い

いつも到着後、正午すぎくらいに、着てきた服のランドリーを依頼して出かけるんです。
そうすると、部屋に戻ったら洗い上がった服がクロゼットにかけてある。
下着や靴下は畳んで包んでベッドの上に。たった3時間くらいで洗い上がります!!
これって客室数が 563 室もある大規模ホテルのメリット。有り難く享受しています。

バスルームは清潔に調えられています。
バスアメニティは特に豪華ではありませんし、『持続可能な』という名目でシャンプーやローションが備え付けでプッシュ式のボトル入りになっていますが、不自由はありません。でも、バーソープ(固形石鹸)は重要。アテネの水はとても固く、多分普通の石鹸を持ち込んでも泡立ちません。備え付けのバーで体表を洗い、シャワーでサッと流すと…すぐにヌルヌル感が納まります。それほどまでに水が硬いのです。…水垢が凄そう。(怖)

Wi-Fi も計測しておきました。
アクセスポイントは執務机の前にあります。名前が既に ONE リワーズ になってる。(笑)

そこから数メートル離れたソファに座って計測した結果が、こちら。
アクセスポイントを肉眼で確認、な位置に設置されているだけあって、PING 反射は 6ms とかなり速い。下り 113Mbps、上り 120Mbps もホテルの Wi-Fi としては上出来。

でも、もうビデオ会議のリモートでコロナ検査する必要がなくなったから、遅くても平気♪
オンラインで検査やってた eMed って会社、もうすぐ潰れると思う。今までありがとう。

【脱肛後1行追記】最近 eMed からメールが頻繁に届く。多分断末魔。Unsubscribe しました。www

窓の外には、アクロポリスと呼ばれる世界遺産の廃墟が。夜はライトアップしてるし。
そして、すぐ目の前にある赤いエミレーツの看板がウザい…。
いつか乗って荒らしてやりたいと思いますが、いつの事やら。

今回、ここが変わっていました。ミニバーが復活です!
用意された飲料って好みのものが少なかったり容量が小さいので、飲まない。邪魔なだけ

アテネでもインタコだから高いだろうな… って、価格表を見て、高くてビックリ。
いちばん驚いたのが、200ml の水ボトルが4ユーロだった。500円以上だよね?

アテネの先生に伝えたら「ここの水、絶対飲まない!水道の水で充分!!」ってブチギレ。
水道水を飲んでも問題ないそうですが、固すぎて… 紅茶にはいいけど、美味しくなさそう。

ところでアテネの先生、『蛇口からの水=タッピングウォーター tapping water』って英語表現を知らなかった。人権派な移民弁護士の仕事ではそういう用語が出てこないんでしょう。普段はギリシアへ来た難民相手なので、主に独語や仏語を使っているため、儂と話す時に英語に切り替わると混乱するそうです。実用レベルのマルチリンガルに嫉妬。

水はハウスキーパーが無料のボトル(同銘柄で区別できないw)を毎日2本置いていってくれますし、アンバサダー特典で1リッターのボトルも毎日1本もらえるので、冷えた水と入れ替えて飲んでいました。

  §

さてさて… 最初の晩はもうお約束で、ロビーラウンジのお食事コーナーで軽食を済ませました。

でも近所に美味しいイタリアンのカフェを見つけたので、次回からはそっちに行くと思います。
なーんも注文する前から「お食事ですか?」の質問に「ネ (Yes)って返事すると、パンが届きます。いつでもこの4種類のパンが固定して出てきますが、質も味も悪くないです。…糖尿の2名、ほぼ食べないけど。(苦笑)

そして再開を祝し、ビールで乾杯。先生はドラフトビール、儂はノンアルコールで。
ラベルがちゃんと ΑΜΣΤΕΛ ってギリシア文字になってるけど、アムステルです。
このアムステル銘柄のビールはバルセロナでも同じの飲んでましたが、アテネでもかなり流通しています。

アテネの先生は軽く済ませたいと言ってるし、儂も疲労で空腹感が無いため、分け合って食べました。
これ。ダブルチーズバーガーです。

揚げたてのポテトが予想以上にたっぷりでしたが、先生が全部たいらげました。よっぽど空腹だったのを隠していたわけではなくて、食事を残すのは許せないというポリシーみたいです。

祖父が百姓だったからでしょうか。
日本でもギリシアでも、食事を残すと百姓に目を潰されるんですね。
コメとポテトの違いはあるけどね。

あと、前菜にもらったのが「海老とフェタ」でした。(参考:ギリシアではフェタを『フェタチーズ』とは呼ばない。理由は不明)
「去年ここで食べたシュリンプ・サガナキが美味しかったけど、もう無い?」って聞いたら「これが近い」と。
海老が皮を剥かれて小ぶりになっちゃいましたが、風味はだいたい同じです。
ビールと一緒には、いいスタータでした。

ハンバーガーは、これが儂の取り分。
パティ2枚の間にとろけたチーズ、他にはトマトとレタスだけでシンプルですが、美味しかった。変に凝っていない分、肉と野菜の美味しさがちゃんとフィーチャーされています。

それにしても… アメリカからやってきて、最初の食事がハンバーガーだったよ。(爆)

次記事はインターコンチネンタル・アテネでの朝食ブッフェを5回分まとめて御覧に入れます。

InterContinental Athenaeum Athens
Syngrou Avenue 89-93, Athens, 11745  Greece
Tel. +30-210-9206000
athens@athensintercon.gr

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