Wednesday, September 21, 2022

New Aegean Lounge ATH (B Gates)

火曜日の朝、アメリカへ帰ります。

出国審査を済ませてエーゲ航空のラウンジへ向かいましたが… 免税品売り場の途中にシン・ラウンジが!?
エスカレータで2階層上がると… 広々としたシン・ラウンジへたどり着きました。

  §

ところで、この朝… 5時すぎに iPhone のライトがフラッシュしました。
眠い目をこすって見たら… これから乗るニューアーク行きが2時間以上の遅延です。

アテネに向かう 124 便がニューアーク・リバティ空港を出発したのが天候の影響で2時間半も遅れたせいで、復路の 125 便も遅延しました。

到着は午後6時近くになる予定。乗り継ぎのサンフランシスコ行きは午後6時半発です。しかも、アテネ発便は B ゲート着なので、モノレールで C ゲートへ移動してからセキュリティ通過しなくちゃいけません…

こんなの無理。乗り継ぎ便のドアは出発15分前に閉まるから、持ち時間15分ちょい。

無理、ゼッタイ!!

1K Desk へ電話して、乗り継ぎ便を変更してもらいました。
UA125 便みんなが影響を受ける。こりゃ早い者勝ちです。

そして… さすが 1K Desk。さすがハブ間接続便。
2時間後にもう一本 B777-300ER の便がありました。
当初の便は United Business でアップグレードが確定していましたが、変更した便も予約 P にしてくれました。元々押さえていたバルクヘッドの 1L 席は叶わなかったものの、後部のバルクヘッド 9L を予約できました。

  §

さて、エーゲ航空のラウンジの話題に戻って…。
受付と入口がこんなにひろび~ろ♪

受付のお姉さんの前にあるスキャナで搭乗券のバーコードを読んでもらって、緑のライト点灯。そしたら、お姉さんがリモートでガラスのドアを開けてくれます。ちなみにニューアークまではプレミアム・プラスなので、スタアラ・ゴールド会員の資格で入場しています。

入ったら… 広い広い。
この後ユナイテッド航空の2便、ニューアーク・リバティ行きとワシントン・ダレス行きで飛ぶお客さんで混雑しますが、この時点ではまだまだ空いていました。

ひととおり見て回ってから、どこに座るか決めます…。
このへんはスナックコーナー。『青いエーゲ海』でイメージしたんでしょうか?青い壁がキレイです。

リラックスできるコーナーもあります。
衝立の向こう側は、しっかり混んでいます…。

誰も来ない隙に、御不浄も拝見。
トイレのパーティションも「ぐんじょ いろ」で、青の色調をキープ。でもさすがに便器は白い。

手洗いのあたりも白い。出来たてなので衛生的に見えます。
これが、ざんねんなPAXによってどんどん汚されていくのが、今からガッカリ…。

とりあえず、まずはお食事コーナーに腰掛けましょう。
こんなテーブルがありました。写真撮りやすいかも。

で… 温かいお食事を順に撮影していきます。
スープがあったけど、iPhone のカメラで蓋開けながら写真撮るのって大変だなぁ、と諦め。

でも次のスナックからは、とても協力的なお姉さん(スタッフではない。客のひとり)が手伝ってくれました。
まずはこれ。ほうれん草とフェタのパイ。典型的なギリシアの料理です。

「次はこれ、撮る?」って蓋を開けてくれる、親切なお姉さん♪
こっちはチキンのパイだそうです。こっちのほうが美味しそうに見えます。

「もうひとつ、あるわ。撮るわよね?」って、もうほとんど強要されていたかも…。でも感謝。ちなみに、お姉さんは米国東海岸風のアクセントがありました。ギリシアの観光客ってアメリカ人ばっかりだよ!(儂も含めてw)
これはパプリカとほうれん草のキッシュ。妥当なあさごはんメニューです。

他には、いろんなサンドイッチがいっぱい。
クルーリを使ったサンドイッチまでありました。どれもそれなりの品位を保っています。

この『持続可能な』ボトルに入ったものは… フルーツ系。
ヨーグルトパフェ、各種フルーツの瓶詰め、フルーツのスムージーなど。

一方で、なんでこれ器に出しちゃうかな?という不思議な小皿たち…。
プリザーブド・フルーツって、乱暴に言えば「ジャム」だよね?

ダークチェリーのジャムと、ピンクチェリーの蜂蜜漬けが、小皿に盛られています。
売れ残って余ったら、使い回すのか? スタッフのおやつになるのか?そこだけ不安。
あと、白いのはブレッドプディングって書いてありました。これだけは妥当でしょう。

パンはこんなところにも。
クロワッサンを封じ込めたらサクサク感が失われそうで心配ですが…。

結局、ホテルの朝食ブッフェをやっちまってるのに、こんなに収穫してきました。
朝からコーク・ゼロというのもアレですが、もらってきたものも支離滅裂。

フルーツ系の瓶詰めには惹かれました。
ヨーグルトパフェと、メロンのスムージーです。

旬のメロンがとても美味しかった。ただ、やや生温かく感じたので、氷を入れればよかった。

サンドイッチに、ハムチーズ、それにチェリーの蜂蜜漬け
ハムとチーズはハチミツをからめて食べると幸せです。
ハチミツで甘ったるいサクランボは、ヨーグルトパフェと合流すれば幸せです。

そして、空港ラウンジへ入ったら Wi-Fi の速度チェックもかかせませんよね。
アクセスポイントはラウンジ独自のものがありますが、設備としては事実上、空港のフリー Wi-Fi と共通です。

繋いで、計測したら…
PING 反射が 323ms… 3分の1秒も?? 下り 17Mbps、上り 32Mbps も、ざんねん。
ただ、メールチェックやオンラインの新聞記事を読む程度なら遅さは感じません。

お食事を済ませたので、ソファに移動しました…。
本革張りなのはいいけど、出来たてなのにもう革がたるんでいる…。

エスプレッソバーはプロっぽい機械なので自作できません。バリスタさんがいます。
カプチーノを淹れてもらって、近くの瓶に入っていたクッキーをひとつ添えてきました。

ここで、ユナイテッドのアプリを立ち上げてアップグレード待ちを見ようとして…
全ての席は売り切れ完璧な満席!! 3人もスタンバイ失敗!!

帰りはプレミアムエコノミーかぁ… って気分は底を打ちました。

ガックリと肩を落としたまま、搭乗口へ向かうことにします。
ラウンジ内を改めて見廻せば… あの飛行機っぽいライトはカッコイイと思いました。

総評として: ネット接続はやや遅くても、スナック類の量も質もイイので、このシン・ラウンジは好印象です。次回は西ドイツで乗り換えなので、国内線 B ゲート側のラウンジですが… どうなっているだろう?

【脱肛後追記ここから】
 11 月の 西ドイツ ⇄ アテネ 間の座席指定のためにエーゲ航空へ電話しました。
 とても英語に堪能な、雑談も好きな兄さんが出てくれました。
 そこで、A ゲート側のシン・ラウンジをベタ褒めしたら、喜んでくれましたが…
 「ところで、B ゲート側のラウンジも新装したの?」
 「それが… 新しいのはまだ A ゲートのラウンジだけなんですよ」
 「でもエーゲ航空って欧州内便のほうが圧倒的に多いんじゃね?」
 「そうですよ。そう思いますよね? なんでかなぁ…?」
 「ユナイテッドとか、スタアラ各社の乗客を引受けて儲けるんじゃね?」
 「そうか!! きっとそれです! 素晴らしい推理です!!」
 褒められたのは嬉しいけど… 秋のアテネ旅行、復路のラウンジはショボいままみたい。(泣)
【脱肛後追記ここから】

退室して、エスカレータに2回乗って搭乗階まで戻ると… まだ免税店のあたりでした。
A22 ゲートってどこだよ? …って搭乗ゲートを探していったら、今度はエスカレータで地上階へ。

帰りの UA125 便も沖止めになっていて、バスに乗って搭乗でした。やれやれ…

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