Saturday, August 14, 2021

UA983 ATH→IAD

※ アテネ旅行記 ― 第一回、第拾弐話 ※ 

エーゲ航空のラウンジを撮影した立ち位置から、左の方を向くと… A11 ゲートです。
1K会員はプリボーディングだからどこでも好きな場所で待て。と言われたので、グループ2の一番前に立ってました。

定時ピッタリで搭乗が始まって、復路の機材ボーイング 787-8 に乗り込みました。
いちばん前のほうまで来て、ぱっち。

オナシスラウンジでシートマップを更新して見ていたら、いきなり 1A が空きました!
やった! 復路も足元が広いバルクヘッドに座れる!!と、喜々としてシート変更。
念のため搭乗前にポディアムで紙に刷った搭乗券ももらっておきました。

で、足元がどんだけ広いのか撮影しておきました。このB787-8だとB777-300ERより狭いはずですが…
まだこんなに広い。奥でそんなに狭まっていないので、背嚢が楽勝で納まります。
(ホントなら下段に納めないといけませんが、奥まってて見えないし、CAさんも五月蠅く言わない)

復路はこんな感じで戻ります。11時間かかることになってます。
シン・ポラリスシートに換装したばっかりだろうから、液晶モニタも焼けてなくて発色が良い。

リサイクルした安全ビデオが始まりました。
あの「池で魚をすくってる青いかいぢゅう」が未だに意味不明なんですけど。

窓が液晶シャッターなので、外を観ると発色がおかしい。目一杯補正してこんくらい。
夏の雲が浮かんでて、なんだか帰るのがもったいない。でもまた再来週に来るから。

いちばん前の席ですから、テイクオフ寸前に滑走路も見えました。
左のほうにターミナルが見えるけど、やっぱりずいぶん小さい空港だった。

飛んで、下を見たら、オリーブ畑。他に作物って無いのか!?
日差しだけは豊富なんだから、もっとメガソーラーとか… ぁ、そんなにヒトが住んでいないのか。

やがてギリシアの領空から出たあたりで、お食事開始です。

搭乗してすぐに注文取りに来てくれましたが、帰りの選択肢は…

 ・ビーフ・フィレステーキのベアネーズソース、温野菜
 ・チキンソテー(ローズマリー風味だと記憶)にワイルドライス
 ・ラビオリ。ベジタリアンに興味が無いので詳細は記憶してません
 ・サーモン。しゃけは好きくないので詳細は記憶してません

なんでギリシアなのにしゃけ!?
ギリシア名物の蛸とか出せばいいのに。・・・普通の米国人ドン引き?w

ビフテキにしました。

今回も「セカンドチョイスは…」って言いかけたら「貴兄は必要ない」って言われました。もうこうなると嫌味?
届いたらこんなです。いちおうビジネスクラスの分量っぽいけど… やはり憎むべきは新型コロナウイルス。

包装をはがしたら、こんな。
ユナイテッド航空な内容だけど、やっぱりエコノミークラスのアイスクリームがざんねん。

そうすると、エコノミーではこのアイスさえ出ないんだろうか?
知りたいけど実体験では知りたくない。w

ビフテキは、カットしてみたらミディアム仕上げでした。
かすかにピンク色が残っている程度。

これをベアネーズソースの入ったアルミ容器に突っ込んで食べたよ。
そしたら… ソースが添えてあったり、最初からかけてあるより、かえって好きかも。
添え物の根菜類は、ポテトだけやたら美味しかった記憶が残っています。

サラダは、オレンジとほうれん草が主体なのがギリシアっぽいかも。
ドレッシングはハニーマスタードでした。これは欧州発便の平均点で、無難に美味しい。

またしてもパンが、ざんねん。
パンが冷たい。バターもコチコチ。ビフテキの皿に移して、温めていただきました。

飲み物は毎度コカコーラ・ゼロシュガー。
冷たいナッツはトレーがさげられても保持しておいて、アイスクリームと一緒にデザートとしていただきました。

そのアイスですが… メインを食べ終えて開封すると、やっぱり周囲がズルズルに溶けてる。
今度からアイスクリームを先に食べようか真剣に悩むレベル。

ところでこのアイスは予想以上に美味しかった。蜂蜜と生姜入りで、風味がいいです。

最初の飲み食いした時点で、またパッタリと寝ました。クスリで無理矢理寝てますが、起きたら爽快。
起きて意識がはっきりした時には、もう合衆国の領空に達する頃でした。

2食目の選択肢は、チーズバーガーで。

もう一種類の選択肢は「チーズバーガー」という単語が強烈すぎて、忘れました。(爆)
こうやって出てきましたが、ホイルを外して判った。これ、確かどっかで食べてる奴だぞ。

調べたら… あの痛恨の、去年ヒースローまで飛んで引き返した時に食べていました!!

なんということでしょう。

16ヶ月前だとはいえ、この旅行の直前で体験した復路で食したものをまた食べていた!!

こういう物体をハンバーガーと呼称していいんでしょうか?
日本人的には「焼いたにくまん」以外の何者でもありませんが…。

まんなかで二つにカットしてみると、ほら、やっぱり、にくまんじゃないか!!
好意的に見てあげれば確かにハンバーガー・パテっぽいし、パンの生地もブリオーシュっぽい味で黄色いですけど。

文句を書いたけど、味は濃厚でそんなに悪くないから、まあいいでしょう。

そしてロンドン便では「ざんねんなモッツァレラサラダ」だったけど、こっちはフルーツサラダ。
こっちのほうがずっと好き。

もう、パンデミック下なんだから、器が瀬戸物なだけでも感謝しなくちゃ、と自分に言い聞かせていました。

ただし、これが謎だった。
カップケーキのようで、ベルベットケーキのようで、でもちびっこすぎて訳がわからん。

なんとなく、新型コロナウイルスの模型に似ているような?(ぉぃぉぃ…)

多少の注意を払いながら… ひとくちで食べたけど、特に印象に残りませんでした。

ワシントン・ダレス空港へは少し早着。
次の便まで3時間くらいあります。往路とはえらい違いです。

入国審査は Global Entry ですが… 顔認証するだけで、何も入力しなくても承認チケットが出てきた!? それを近くにいた入国管理官のお兄さんに渡したら、Welcome Home! って言われて入国完了。

「おかえりなさいませ!」って言われたわけですよね?

ここはメイド喫茶かっ!?


続いて TSA のセキュリティですが… ここも TSA Pre が出来ていて行列が数名と短く、液体を取り出したり靴を脱いだりせずに簡単に通過完了。入国はあっけなく短時間で終わりました。

で、結局… ここではウイルス検査の陰性証明は要求されませんでした

ユナイテッド航空へ提出した内容を信用したんでしょうか? それとも単なるザルでしょうか?

パンデミックのニューノーマル… 好きかも。(ぉぃぉぃ)

X線検査をくぐって身繕いを調えたら、エスカレーターで出発階へ昇ります…。

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