Tuesday, August 24, 2021

UA124 EWR→ATH

※ アテネ旅行記 ― 第弐回、第参話 ※

乗り継ぎ便の出発ゲートで、またギリシア入国許可書の提示をして、グループ2の搭乗に割り込んで…
プレミアム・プラスに搭乗。そう、プレミアム・プラス席で9時間半もがんばらなくちゃ。

アップグレードは、またもやまさかの次点!!
酷い! 予約クラスAでも勝てないなんて、酷い!!

今度は最前列右の通路側席、20Kに座ります。
枕の上に載っかっている赤い袋が、プレミアム・プラスのアメニティでした。

こんなだった。素材はポラリスビジネスと同じ伸縮性のメッシュ生地です。
これも ♪ 新品・即落☆ で、Campbell(F) さんへ…。(爆)

水までちいさいプレミアム・プラス。
欲しければ何本でももらえるけどね。

ミールチョイスは、
 ・ビーフ ショートリブ、赤ワインソースと温野菜
 ・チキンむね肉ロースト、ハーブソースとキノア
 ・ベジタリアンのラビオリ

魚が選べないので、ビーフにいくしかないでしょう。なお、アテンダントさんに「あなたは1Kだから、スナックボックスもタダで差し上げます。欲しかったら言ってね」と言われました。
配給された状態。COVIDモードでも一食目はちゃんとトレーに載って出てきます。

火傷しそうに熱いホイルと、凍傷になりそうに冷たいパンの袋をはがすと、こうです。
温度差のあるお食事ですが… パンは温かい側にいて欲しかった。(苦笑)

このショートリブ・ビーフですが、ここは少し驚かされました。
見た目は普通に『機内食クオリティ』です。添え物がライスなのも軽い驚き。

で、リブの火通しを見ても… とは思いつつナイフを入れたら、スイスイ切れます。
これ多分、ユナイテッド航空の機内食で過去20年間で最も柔らかいビーフでした。
ナイフがスイスイ入るし、口内では舌と上顎で潰すととろけるように消えていく。

やわらか過ぎて、本物のビーフか心配になるレベル。
まさか、セカンドインパクト後の 90% 人造肉か…。←尼で観てまた中毒

赤ワインソースだけが、ここはポートワインかマッシュルームにして欲しかった。

サラダは全くブレません。ユナイテッド航空、このレシピしか知りません。(笑)
生の白菜にグリーンレタス、紫キャベツでカラフルにしています。セロリもちょっぴり。最初は上に載ったマンゴーだけ食べようかと思ったけど、セサミジンジャーのドレッシングで美味しく食べられました。

パンとバターは冷たくて固かった…。
ビーフの皿に載せて加熱することで難無きを得ました。お味は…

アイスはまたマンゴーソルベです。添えてくれるだけマシです。
あと、アーモンドも添えてありました。

ソルベは酷く溶ける前に、さっさとたいらげました。
でもさすがにサラダのマンゴーと合流するのはやめた。隣席から丸見えだしね。(笑)

飲み物はカフェインの入っていないスプライトで。
以上の機内食が始まる前に、ピッコロボトルの水で導眠剤を流し込んでいました。

グッスリは眠れないけど、ヘロヘロで記憶が定かではないほど寝ていました。
ハッと気づいたら、隣席との隙間に頭を突っ込んだ、不自然な形で寝ていた。
これ多分隣席にいる兄さんに迷惑をかけたかと思って、すかさず謝りました。

で… 起きたのは、座席からはみ出ていた左手がカートにぶつかったから。
お食事はキッシュが既に売り切れで、ハムエッグの一択でした。

ちょっとキッシュに嫉妬したけど、実物を見たらハムエッグのサンドイッチが正解。
やはり「ユナイテッド航空の卵料理はハズレの法則」は徹底しているようです。

ホイルを剥がすと、こうです。トレーに載ってない。
瀬戸物の皿はものすごく熱い。アテンダントさん達はアチアチ言いながら配っていました。

ちょっとクローズアップ。
ロール形状のパンは、クロワッサン系だけどまぁこんなもんかな?という風味。決して酷くは無い。

組み立てて、プラスチックのナイフでカットしてみました。
いちおうハムエッグサンドになっています。クロワッサンサンドイッチの出来損ないみたいですが、不味くはないです。

やがてアテネに到着。
今回も出発が遅れた。乗り継ぎ客を待って30分遅れた後、機材の故障でさらに1時間遅れた。

着陸したのが11時43分。
11時50分着なんてウソ。降機できたのは正午を回っていました。

で… 入国審査場が大混雑。と思ったら、身障者用の審査場を一般開放!
さすが観光大国ギリシア。入国する人の心証をできるだけ良くしようという配慮を感じました。

結局、入国審査場では15分くらい。EU外からのガイジンの到着としては気持ちよく入国終了。

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