Thursday, February 13, 2020

S'pore Jan.2020(15)

※ 今回のシンガポール旅行記、いろいろな意味で思い出深い復路だったので、最初にこの一番最後の記事を書いています。まるでJ・K・ローリングがハリーポッターを書いた時みたいな手法で、ステキ!←自画自賛

帰りはポラリスビジネスの座席1Dで確定していたので安心。DoD IDを使ってGSさんと一緒に搭乗。
座席4Bにいるのが僕と一緒に搭乗してきたGSのおじさん。降機後も、入国審査するまで仲良く一緒。

座っていたのは、ここ。1Dは足元が広いのと最初にサービングされるのでお気に入りです。
このドリームライナーB787-9もいずれ新しいコンフィグになるから、そしたら座席3Aがいいかな。

隣席1Eに現れたのは、ブロンドが白髪になった、品の良い白人おじいさん。なんだか咳き込んでいて苦しそうだったので、VICKSの最強にクールなトローチを2粒ほど別けて差し上げました。(強力なので舐めすぎると即、馬鹿舌に…)
おじいさん、咳がピッタリ納まって感動。

「凄いなぁ、このキャンディ。よく効いたよ、ありがとう。製品名を教えてくれよ」
「あ、VICKSのパッケージ持ってる。何種類もあるから、スマホで写真撮るほうが確実」

こんなパッケージ。有効成分ったって、L-メントールがたんまり入っているだけ。
鎮痛剤や鎮咳去痰剤が入ったバージョンもあるけど、それって行きすぎだと思う。
21世紀へようこそ。もう誰もメモなんかとりません。みんなスマホのカメラで撮影記録。
その気になれば画像から文字起こしもできる(英語ならw)時代ですから。

ウェルカムドリンクはオレンジジュースをもらって。
チーフパーサーのアンドレさん以外のCAさんも経験豊かで素晴らしい応対です。
ナプキンやアメニティキット、安全ビデオはまだ星間大戦争バージョンでした。

 いちばん最初にスケジュール予想が出てきた時のスクショが、これ。(この記事、スクショが一杯だよ)
30分くらい早着する予定で、しめしめ一本早いバスで帰れるかな?と目論んでいましたが...

ほぼ定刻で出発。機内の照明が落ちて安全ビデオが放映されます。
ビデオ画面はワープしてるところ。これなら著作権表示をサボってもいいよね。(笑)

キャビン前方にいる壮年の男性が、チーフパーサーのアンドレさんです。彼はこの後大忙し。

ビバレッジサービスが始まりました。この晩はジンジャーエールな気分。
頻繁なサービスですぐ再配布に来てくれたので、もう1缶もらいました。
ジンジャーエールやトニックウォーターはシーグラムの製品が採用されています。
甘さやや控えめで、温かいナッツと一緒。なぜかこの時はナッツの塩気が弱く感じました。

このへんで機内に「お医者様がご搭乗でしたらヘルプ願います」というPAが流れました。
僕の隣、1Bに座っていたのが女医さんで、アンドレさんと一緒に後部座席へ向かいました。

・・・その後、アンドレさんも女医さんも、戻ってきたのは2時間以上経ってからでした。

アンドレさん、機材後部から業務放送で「CAへ。そのままサービスを続行」と、指示出し。
ちょっと心配だけど僕には何もできないから、有り難くお食事をいただきました。

お食事の配布です。前菜はこんな。
冷製のアペタイザ:鴨のレタス包み、胡瓜添え Hoisin Sauce(海鮮醤)とともに
サラダ:ミックスグリーンサラダ、チェリートマト、胡瓜、ラディッシュ

パンはガーリックブレッドをもらいましたが、まだ天丼でお腹いっぱい、食べられなかった。でもこの状況、いいかも。UAの機内食で喜怒哀楽するよりも、さっさと天丼たいらげておくの、正しい行動だと思う。

主菜が届きました。
主菜:マレー風パーチ(淡水魚)のフィレ フィッシュカレーソースで
白米、刻んだ野菜の玉子和え、トマトと一緒に

他の選択肢は、
 ・牛テンダーロインのグリル モレイユ(アミガサタケ)ソース
 ・鶏むね肉のロースト モレイユ(アミガサタケ)ソース
 ・印度風ベジタリアン ほうれん草のカレー、コリアンダーライス

なぜだかこの晩は、牛も鶏もモレイユのクリームソース...。買い付けすぎた?(笑)
第弐希望は鶏の「プーレ・ア・ラ・クレム」相当の品にしておいたけど、第壱希望が届きました。

パーチという淡水魚が どんなだか若干不安だったけど、臭みもなく蛋白で、美味しい。
シンガポール名物のフィッシュヘッドカレー・ソースが美味しかった。

 魚を切って(というか、割って)みると、こんな肉質です。
やわらかでジューシーそうでしょ?この魚カレーはアタリでした。ライスは食べきれなかった。でも天丼の満腹感が、おこめ残した罪悪感を消してくれました。この心のゆとりが大事だと思います。

デザートとチーズのカートが来たので、ほぼいつも通り。
以前もアンドレさん達おやぢCA軍団に抹茶のプチフールとか推されていたので、今回は自分から所望。

CA姐さん「あ。チェリー2個掴んじゃった...。でもこのほうが絵になるわよ!」と、ごり押し。(笑)
サンデーはバニラアイスにチョコファッジとホイップ、チェリーで安定です。

抹茶味のムースも、もらいました。
柚子が載ってると思ったら... 風味的にオレンジだった。シンガポールでは柚子は入手困難?

 最後にブラックコーヒーをもらって。
その後いつものように iPad でアニメ観ているうちに寝ちゃいました。

多分1時間足らずで、ふと目が覚めました。
隣席のおじいさんに悪いからモニタは点けずに、iPhoneでフライトの状況をチェックしたら...
到着地が変更!香港へダイバートするって。

女医さんもアンドレさんも帰って来ないし、きっと病人さんの具合が相当悪かったんでしょう。
導眠剤を飲んでいたので、まだ凄く眠いけど... 香港に寄るというショックで少し目が覚めました。

「なんだって!?」What!? と小さく舌打ちしたら、運悪く後ろにCA姐さんがいた。(笑)
「シーっ!」って、万国共通?の唇に人差し指を当ててジェスチャーされました。

「やっぱり貴方が最初に気づいたわね(笑)。まだ内緒にして」って囁かれました。
アンドレさんの入れ智慧なのか、CAさん達に僕はUAヲタクだと思われているみたいです...。

マニラ近郊の火山噴火の影響は関係なくなったけど、さらなる遅延は確定です。でも病人が出たんじゃ、しょうがないです。それより隣席の女医さんもアンドレさんもキャビン後部から戻ってこないのが少し心配。

このフライトのアップグレードが成功していたのは本当にラッキーでした。シートマップでエコノミー席は完全にグレーアウトしている、目一杯の満席です。(病人の一人ぶん空いたけど…)普通エコに座っててダイバートして遅延したら… 具合が悪くなって今度は成田にまたダイバートしてもらわないといけなくなりそう。

その後、病人を降ろすため香港にダイバートしますというPAの直前に「これを写しとけ」って。
寝ぼけてて覚えていないといけないから。と、これから機内へ放送する内容を撮影させてくれました。
一瞬、PAXに社内資料見せちゃっていいのか?とも思ったけど、その気遣いに感心させられました。

・・・補償申請のURLって結構な頻度で使うので、ブラウザのお気に入りに登録してあるんですが。(爆)

チーフのアンドレさん、行き届いています。病人が出たのはユナイテッド航空のせいじゃないのに。
香港の空港使用料や余計なガソリン代wがかかるうえに、乗客にお詫びサートまたはマイルまで?
これじゃ丸損です。でもユナイテッドが損するのって、なぜだか少し嬉しい。(笑)

さらに、

「今日の機内 Wi-Fi は無料にしますから、お気兼ねなく使ってください」と放送。

どっちみちユナイテッド航空のサイトへアクセスするのは無料だけどね、とは突っ込みませんでした。
家人へ「ダイバートするから帰宅が遅れる」とSNSで連絡したら LoLって返事もらってプチむかついて。

そしてさっそく、united.com/unitedcares へ接続して、まだ飛んでるうちから補償請求を開始。
まだダイバートしている真っ最中です。
タイミング的に早すぎてはねられるかと思ったら、ちゃんと通った。
(スクショはスクロールした画面を繋いだ。時刻表示や個人情報等は適当に変臭済で以下同様)
以前は座席番号まで入力させられたと思ったけど、MileagePlus 会員番号で済むみたいです。
MP会員じゃない乗客は、航空券番号かPNRを入力することになります。

送信後、出てきたオファーはこのふたつ。
200米ドルのサートか、特典1万マイルからの2択でした。
額面はショボめだけど急病人の発生はUAのせいじゃないから納得できます。

CA姐さんが僕の iPhone を覗き込みにきました。

「貴方、やっぱり素早いわねぇ。オファーはどのくらい出てきたの?」
「200ドルのサートか、1万マイル。6時間以下の遅延なら普通こんなもんだよね」
「私達そういう相場は解らないけど、何度も経験してる貴方が納得できるのね?」

姐さんに僕がUAヲタクだという確信を与えてしまったような気がする…。

予約発券したアクセラレータで購入できるのが1マイル2セントの法則なので、同じ勘定。
こないだトルコ航空の特典発券してマイル残高がカラッポなので、マイルを選択します。

1万マイルを選択して、ポチったらこの画面。
ご不便をおかけしてごめんなさいの詫び状が出ますが、病人への緊急対応だから申し訳ない気分。
でも、メカニカルの問題でゲートに戻ったのは、寝てて覚えていません。そんな事あったのか?

 試しにユナイテッドの App で会員情報を引いたら... もう既にマイルが入ってる!?
コンチネンタル航空と合併後、こういうのは本当に素早くなりましたよねぇ。

で... ダイバートして SIN → HKG → SFO って飛ぶから、セグメントが増えた。
わ~い、ラッキー♪ とか思ってたら... PQPも予測値より大幅に増えているみたい。

マイルの加減情報を確認してみました。
UA28便の PQF/PQP カウントが、SIN-SFO のまんまで2倍になっていました。

さらにお詫びの1万マイルも受領。往路のアップグレード失敗で3万マイル返却されたし、とどめに Chase MP クレジットカードからの振込もあって、出発前は4,000マイル程度でほぼカラッポ同然だったのが、残高はイッキに7万マイルを超えました。その後、アップグレードのコペイ550ドル分のPQPも、約束どおりに加算されました。

ただし残念ながら、一番欲しかった生涯マイルはきっちり SIN–SFO 一回分だけ…。

【投稿後追記ここから】
 その後2週間ほど経ったら生涯マイルも8,444マイル、SIN−SFOもう一回分入りました。
 おかげで9月の成田便の往路で3MMを達成する予定が、早くなった…。
【投稿後追記ここまで】

さて、座席1Bの女医さんが戻ってきて、至れり尽くせりの機内食をサーブされて...
香港でジェットウェイを繋いで病人を降ろす時に、その病人さんが女医さんを来訪。

ハァハァ「せ、せんせい... あんがと。」ハァハァ

毛布をかぶった兄さんが、どうしてもお医者さんに御礼を言いたいって登場。顔が青灰色で怖かった。
律儀なのは偉いと思うけど・・・ 担架に乗らなくて大丈夫?なレベル。(汗)
一瞬、感染症では?とか不安になったけど、だったら女医さんが許さないだろうし。

結局、1時間半くらい香港で停車wしてガソリンwを給油してから、SFOへ出発。

以上、ほとんど寝ぼけ眼での記憶で、ダイバートしたのは苦痛でもなんでもありません。

香港に寄ったせいでエアショーは滅茶苦茶。
目的地がMEL(メルボルン)とか出てくるし。(撮影を失念)
寝ぼけたまんまでトイレに行った帰り際、件のCAさんに、

「メルボルンへは行かないから安心して眠てちょうだい。(笑)

...って言われました。意表を突かれて思わず爆笑。心中を見透かされた気分…(爆)

そんで、またよく寝て... アンドレさんに「Mr.ObaKoba、お食事の飲み物はどうする?」って起こされました。
自分で覚えてないけど「ブラックコーヒーとOJをください」って、ちゃんと応答したようです。(笑)

機内が明るくなっているので、隣席のおじいさんがまだ寝ているけど、エアショーを点けました。
そういえば隣席は起こされなかったな...。僕が睡眠よりお食事優先なのを読まれてる?(爆)
目的地が MEL から SFO に修正されてる。起点もちゃんと(笑) 香港になっていました。

さて、深夜というか未明に到着するけど、2食目はいつも通りに中華粥を希望していました。
到着前のお食事:ローストダックの中華粥
朝粥でいちばん食べたい具材だったので、出会えてすごく嬉しい♪

鴨のあたりをアップにすると、こういう様子です。(まだ食べ始める前に撮影してますから)
鴨肉がレンゲですくい易いように刻んであります。味付けも温度も適正で美味しくいただけました。

賞味期限切れになって香港で積み直したんでしょうか?フルーツがシンガポール便っぽくなかった。
いつもならパパイヤとかドラゴンフルーツとか入ってるのに、なんか凄く普通の水菓子。
でも、キウイもパイナップルも熟れてて甘かった記憶があります。

ポラリスチョコレートも健在。
左はソフトトリュフ、右は覚えてないや。(苦笑)
塩キャラメル&ラスベリーは飽きたから、少し嬉しい。

SFOへの到着は、普段鶴丸がやってくるあたりのA10ゲート。
Gゲートは既に入国審査場が閉まっていたので、変則的な対応でAゲート側に到着です。

ダイバート中、座席4BのGSおじさんと一緒に、ギャレーでペチャクチャやりました。

「SFOの入国審査場は深夜で閉まるから、LAXへ飛ぶかも...」

とか二人してビビっていましたが、到着ゲート変更という裏技は思いつきませんでした。
つか、UAヲタクの二人(笑)とも、Aゲート側は午前0時を過ぎても開いているのは知りませんでした。

そして降機する時に、アンドレさんがドア2で皆さんをお見送り。流石です。

「マタネ♪」って声をかけられました。
「長時間の勤務、お疲れ様でした。マタネ♪」って御礼を言って... ダッシュしました。

降機できたのは午前0時50分ごろ。最終バスが午前1時4分。写真撮ってる余裕はありません。
Gゲートとは左右対象の配置で、GSおじさんと二人「あぁ、ややこしい!」って叫びつつ Global Entry へ。

GSおじさんは乗り継ぎへ急ぎ足、僕は到着ホールへ向かうので別れて... さらに階下のバス停へダッシュだ。
SamTransのバス停に着いたら、30秒くらいで最終バスが来ました。ギリギリでセーフ!

サンマテオ郡の運ちゃんは親切です、SF MUNI バスでは絶対に声かけてくれません。

「これ、南行きだよ。サンフランシスコへは行かないよ」
「サンマテオ駅前まで帰るから、これでいいんだよね?」
あ、地元の人か。旅行客ってみんな City へ向かうから」(City = City of San Francisco。ジモティの言い方)

 誤解が解け、後ろの方で丸まっている怪しいお客さんを見ないようにして(笑)、20分足らずで到着。
午前1時半頃のサンマテオ駅。交番の前におまわりさんがいたけど、会釈したら職質されませんでした。

なんだか前途多難な年明けになっちゃったけど、これで2020年最初の旅は終了です。ご愛毒に感謝。

4 comments:

  1. お疲れ様でしたぁ~、話にはよく聞くけど、本当にあるんですねえ、お医者様の緊急呼び出し。私の仕事では、100%お呼び出しはないわ・・・
    で、軽く釣られました。パーチってお魚、ヨーロピアンとかナイルとかいろいろ種類があるみたいだけど、スズキのお仲間で食用で養殖されているのはナイルのほうみたい。まさしく、スズキをぶっとくしてでっかくした魚体のようです。お肉が一杯取れる・・・白身の淡白な食味のようです。日本国内でも流通してるね。
    それにしても、UAのCAさんに、知れ渡ってるのって・・・すごいわ。

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    1. あつさん、

      このフライト、もともと12時間以上かけて飛ぶので、早めに導眠剤とか飲んでしっかり寝る準備をしていました。ですので病人が出てダイバートして遅れても、ほとんど寝て過ごしていたので今となってはハッキリ覚えていません。それもあって帰宅してすぐ先に文章だけ打ち込むという、普段とは反対の変臭方式をとりました。

      機内での「お医者様はいらっしゃいませんか?」というPAには、毎年1~2回は出逢っていると思うので、30フライトに1回くらいの頻度でしょうか?でも急病人でダイバートしたのは初めてでした。その病人が降機時に医師のもとを訪ねるというのも、義理を超えてトンデモぎみだと思いますが...。
      Departuresさんというセンセイも、UA機内で呼ばれた時は手を挙げているそうです。機内の救急装備に挿管チューブがあったのは感心したと伺いました。僕も東京都消防庁→米国心臓協会と2度のレッスンでCPRを習っていますが、実際誰かに使いたいとは思いません。父にも「逝く前にやって欲しい?」って聞いたら「絶対にやだ。」って言われました。(爆)

      パーチって聞き覚えはあるんですが、活きてビチビチしたのを見ていないサカナって、やじゃない?
      それにほら、シンガポールって食糧はほぼ全て輸入に頼っていそうだから、何食わされるか不安。
      僕は漁師町育ちですし、百姓学部ですし、やっぱ見たことのあるサカナだけ食べたい気がします。
      それにしても、ユナイテッド航空で出てくる白身魚ってみんなスズキさんつながりなんですよね。(笑)

      火曜日に成田から帰ってきたんですが、帰りの便のチーフパーサーが顔見知りのデビッドさんで、機内へ乗り込むなり Good to see you!! って再会の挨拶をしていました。なんだか SFOSW のパーサーさんは知り合いだらけになってきました。
      それでも NRTSW のみんなが知っているあの masaさん にはかないません。僕もがんばりまうす。

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  2. obaKoba-sann,

    What to do during inflight medical emergencies remains a difficult problem for us doctors since it deeply relates to medical ethics and uncommon situation on aviation.

    In an inflight passenger’s health pinch, a doctor should morally raise a hand.
    On the other hand, once the doctor steps forward, an obligation of assist must be indebted and an effectual obligation is thought to be set up.

    At first, the doctor has to evaluate his/her quality of being adequately able to openly communicate and collaborate with the pilots and crews of the flight, incorporating the boundaries of what he/she can do because each doctor should have own specialty and level of training.

    A person who makes the utmost determination for the flight’s diversion is NOT the doctor but the captain in command.
    The role of the doctor is to give care to the passenger and support the pilots and crews.

    What a difficult situation for us doctors !?

    Yamada denki

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    1. Yamada Denki sensei,

      Yes indeed. The medical doctors SHOULD raise their hands, because they did The Oath of Hippopotamus. By the way. I Googled “The Oath of Hippopotamus” then the very first hit was –

      “…is an oath of ethics historically taken by physicians. It is one of the most widely known of Greek medical texts. In its original form, it requires a new physician to swear, by a number of healing gods, to uphold specific ethical standards.”

      Google Search did a great job!! (LoL)

      I thought the obligations for those helping doctors are similar to the persons who started CPR to save the person under emergency situations. That is; the helper cannot terminate CPR treatments until 1) professional ambulance team comes, or 2) someone can give better CPR. This is the very generic rule I learned from the trainings, lessons and instructions by American Heart Association. Oh, it’s time to renew my license… but I don’t think it’s a good time to re-learn CPR.

      I do understand medical doctors have their genre and specialties, but ALL of the doctors had learned the generic knowledge and techniques for the entire genre, hence they have a right to give treatments to everyone, correct? Then the issue is their confidence to give treatments to the person under difficult conditions. Therefore, theoretically, an eye-doctor can give surgery for appe, or it is legal for dermatologists to do brain surgery for the patients.
      But… hypothetically, if someone became critical situation in the airborne, do you think an eye-doctor raises her/his hand to save the person? Or does the person under critical condition wish to be diagnosed by eye-doctor?? This is the eternal question I always have…

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