Sunday, December 1, 2019

Japan Trip - Nov.2019 (7)

今年のT学園写真部の同窓会、本来であれば10月開催だったのが... 僕が10月に家を離れられないばっかりに、あえて去年と同じ11月開催にしてくださいました。若旦那・若女将、同窓生のみなさま、ご快諾重ねて感謝申し上げます。

で... 18時スタートだと信じ切って、30分早めに築地のお店に着いたら... 受付で「もう始まってますよ」と言われて、すわワタシとあろうものが遅刻?? って、ショックのあまりしっこチビりそうになりました。

あわてて会場に駆け込んだら... 17時スタートに繰り上がったんだそうです。後で判ったんですが、若女将からの伝言が iPad のほうへ送信されてしまい、両親宅でネットに繋がった iPhone のほうと同期できず、頂戴したメッセージは帰りの空港ラウンジに入るまで発見できませんでした... 恥。orz

結局約30分遅刻したけど、遅れて御神酒で乾杯させていただき、一番最初の前菜にありつけました。
今年の前菜も気合いが入っています。全12品目をひとくちサイズで出してくださいました。

あつさんち同様にさっさとお見せしますが、今年の御献立は、こうなっていました。


しかも、コメ変で「12種類の同定をお願いしたかったのですが・・・」って岡山のセンセイに振ってるし。

そこで、若輩ながら(年齢差3%以下だけどw)頑張ってみました。
2、3、11、12番あたりが自信ないですが... 多分これでいいと思う。

外したら来年若旦那から40年ぶりにヘッドロックかまされそうで、ワタシすごく怖いわ。
くわばらくわばら...。

さて、今年の会場は畳の大宴会場ではありませんでした。
非国民はもう畳に座れないので、個人的には凄くラッキー。
ご尊顔にボカシをかけさせていただきましたが、判る人には誰だかしっかり判る程度です。

お食事のほうは、椀ものになります。
この渋めな色使い、黒でも赤でも無い漆は凄い。
昔、板場で洗いものを手伝ったことがありますが、ここんちっていったい何種類の塗り物があるんだろう?

うやうやしく蓋をあけると、こうなってます...。
 竜宮しんじょう もち もみじ麩 松茸 ゆず
(ほぼ記事全部タイプしてから、しまった、あつさんちからコピペできた。と気づいた)

メインの具材であるべき松茸様をリストの最後の方に持ってくるイバラなさ。
この謙虚さを見習わなくては... と思ったけど、見栄坊でブログやってる僕には無理。(笑)

すいません。松茸様のかほりを愉しみたくて、こっそり柚子をどけました。
つか... 出発前にじぶんちの柚子の剪定やってて柚子の匂いに飽きてました。

でもやっぱり、こういうトップレベルの懐石でのお吸い物って、凄くいいわ~。
ああ田村さんちでお食事させていただけている。と確認できるのが、椀物です。

次のお造り... 若旦那が「さっき届いたばかりの紅葉♪」って、えらく豪勢に盛られてきました。
宴会場がイッキに紅葉狩り会場に変身!というくらい沢山の紅葉、しかも色づきの絶妙なことといったら。

食べられない葉っぱに感動させられてから、食べられる部分を感動させていただけるのが和食♪
 まぐろ、鯛、かんぱち、ほっき貝、さより、あぶりかます、あおりいか

お造りのおさかなは、文字ふらなくても判るよね?
鮪がいたずらに脂を乗せた部分ではなく、赤身よりの部位なのに感心。どの切身も舌に載せると、よく研いだいい包丁で切り出されたのがすぐ判るなめらかさ。おさかなのうまみを愉しめました。
(とか書いているが、ホントは歓談で大忙し。美味しいと感じる時間1に対しおしゃべりが9。w)

焼物は、若旦那が一皿一皿、直々に蓋を取って醤油を振ってくださいました。
・・・40年以上経ってても、指で誰だか判る。学生時代はこの指の大ファンでした。(笑)

お醤油ベースのタレをサッとかけ廻してくださいます。脂の乗ったものには、やはりオリジナル本膳
熱い鉄板の上で、ヂウヂウといいながら良い香りが立ち上ります。お醤油って焦げるのがいい香りだよね。

添え物と一緒で、こんな感じ。
焼物 さんま塩やき、大根おろし、生姜、すだち

会場のみなさんから「うわ~!凄い脂が乗ってる!!」って感動する声が。
素晴らしく脂が乗った秋刀魚なので、香味を使うのが惜しいくらいです。
今年は秋刀魚が不漁だったそうですが、こういうお店にはちゃんと最上のものが届くんだね...。

そして、すのものは... ほ・た・て♪
酢物 帆立貝、豆苗、銀杏、柿おろし酢

半生のホタテが、うっとり美味しい。柿の風味が乗ったお酢と絶妙。
エディブルフラワーは確か、キンギョソウって同定しましたよね? >あつさん

そして、お次は煮物。
こんな塗りの椀で届きます。

蓋を取ったら、こうなってました。
煮物 厚揚げ、こんにゃく、南京、ちんげん菜、人参

素材毎に調味してまとめているので、微妙に味付けが違うのがプロ。
アメリカではゼッタイにいただけない、手の入りようです。
近所に懐石っぽいのを出す店があるにはあるけど、比較するのも恥ずかしい...。

おこうこ。
香の物 僕はパスしたけど、写真だけ撮っておきました。

そして、ごはんにおみおつけ。
止 松茸ごはん 赤だし
まつたけごはんが、もう素直に美味しい...。

普段、個人的には松茸様ってトリュフほど有り難みを感じていませんが、ここんちのは心からホッとします。三つ葉がちらしてある赤だしも美味しくて、ああ今年も素晴らしいお食事をいただけた、来たかいがあった、と再確認できました。

最後は甘いもの。焙じ茶もいっしょ。
甘味 うずら豆 抹茶ゼリー

クリームの下にいる抹茶のゼリーの中に、ほろほろに甘く煮たうずら豆が潜んでいます。
来る時のANAファーストで出してくれた「丹波みくまり」と基本的な構成が同じですが... 完成度が段違い。

ゼリーは口に運ぶと、スッとくずれる絶妙な固め具合。これよりゆるいとちゃんと固まらないだろうし、強いと口中でなかなか溶けずに興醒め。機内食と比較するのが馬鹿ですが、感動はさらに深まりました。あつさんちの奥しゃまとも、この絶妙なゼリーの固め具合でプチ盛り上がりました。

お食事が終わって... 山猫氏が、あつさんちの奥しゃまに「極妻、演じて!」って...
極妻にライトセーバー持たせてるし。しかもデヅニー Star Wars ブランド純正品。←このへんがTw
同期の注文に快く(表情が硬いのが、かえって怖いw)応じる奥しゃま、とても立派だと思いました。

みなさま、今年も素晴らしい思い出をありがとうございました。

来年の航空券、ちょうど発券しました・・・ って書きたいんですが、パラリンピックや連休のせいなのか、復路がブロックされてまだ買えません。ユナイテッド航空のサイトに毎日アクセスして、購入機会を窺っていますが、きっとちゃんと行きます!・・・17時に。w

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    It goes without saying that the restaurant should surely be a leader in Japan.
    You were fortunate enough to be enjoying your youth jointly with the third generation of the proprietor chef.
    I know you were truly, gratefully astonished to hear the fellows were in accord to postpone the following get-together appointment to November from primary October to let you admit.

    Because of T-gakuen, you have so many acquaintances ranging from a policeman to a shop clerk at high school girls’ uniforms who I don’t know is glad or not to fulfill his fetishism (lol).

    I have one thing to ask you – I’d like to see the 3rd generation having you headlocked, which you told me occurred on you frequently.
    You displayed before the picture which showed he was stepping on your face with his foot (LOL).
    Nevertheless, such pictures full of humor must be proficient basis for belief in which all of you having graduated from T-gakuen are still enjoying friendly relationships and esteems each other profoundly.

    Yamada denki

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    1. Yamada Denki sensei,

      Yes indeed. I was lucky having very-well-matching college colleagues at T. Surprisingly, I don’t have reunions with Photo Institute classmates but T-Gakuen colleagues. I wasn’t born in a suburban area nor super-wealthy family, but I think I was well spoiled and then the atmosphere of T feels so comfortable to me when I visited there first time. In contrast, I felt The Agricultural College and The MJ Univ. are a bit too barbaric to me, I thought… for example, when I arrived at the Agricultural College, cheer leaders (not girls but barbaric dudes) were welcoming the future-freshmen by dancing and cracking white radishes… I immediately decided to not check the result of the exam, and the similar feeling was given around Meidai-Mae station… that was so sad both campuses are close to my apartment, but I thought I couldn’t survive under that kind of circumstances.
      Then… Bingo! My guess was right. The parking lot of T were filled with German and Italian sports cars, small kids were coming to the campus by their moms’/dads’ Porsche or Mercedes, there are golf training studios, Olumpic-sized heated swimming pool, helicopter port, horse-riding courses, humongous greenhouses… extremely luxurious. Besides, there are pigs, hens, mice and rats, even caterpillar (silkworm) to be cared, or wild hogs, deer, and venom equipped snakes are waiting for us. Actually, we caught Mamushi snake during the field training, or my classmates got turbo-boosted by easing pig testicle pots (a traditional cooking from the leftover of neutering organ with some greens from pilot farm) and then they encountered bloody nose whole day. What a…(lol)

      Above episodes are only from the first grade – freshmen period of Life Science/Biological courses. Other departments – industrial, tech science, philology or foreign-languages majored students received a bit more sensational initiations like experiencing of planting rice on that watery, muddy fields, then leeches (Yes! Leeches!! Organic Tambo has astronomical numbers of leeches!) are waiting for innocent, virgin girls’ never-entered-Tambo fragile skin legs, for start sucking those fresh bloods. Every late April to early May, we always listen unusual screams or indescribable sounds from girls palate, coming from our test rice fields, and “kind smokers students” help removing leeches by applying the burning cigarette head (a.k.a Konjo Yaki) to stop sucking their blood.

      This contrast of wealthy and luxurious side, and the blue-color worker experiences are generating their unique, distinctive, nowhere else memories are given to the students, for sure. As a result, all classmates or the close generation colleagues are strongly tighten and unified by such abnormal, unusual experiences and memories.

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