Friday, October 11, 2019

Sayonara PQM/PQS/PQD, Hello to PQP/PQF

この改悪は僕にはもう関係ありませんが、m e m o さんからリクエストがありましたので記事にしてみます。

米系の航空会社は毎年のようにマイレージプログラムを改編していますが、来年のユナイテッド航空は凄い。
なんかもう、日本の近所の國みたいにゴールポスト動かしまくって条約や協定も破棄しまくってるみたい...。
友情や愛情よりも金をくれ、と言わんばかりの改変には、ここまでやるか?と、度肝を抜かれました。
米国外居住者にとっては、もう MileagePlus® から足を洗うしか無いと思われるほどの改悪だと思います。

ユナイテッド航空の公式ビデオは、こちら(当然ながら英語です)
2021年度(2021年2月~2022年1月)の MileagePlus エリート会員になる条件が思い切り変更されました。
「改悪」なんて用語はぬるい。ぬるすぎる。今まで MileagePlus に付き合ってきた客を裏切りまくり!

もう、飛んだ距離なんか関係ありません。

やはりユナイテッド航空は金色夜叉だった... と激しくうなずかせてくれる内容です。

ざっと見ていきます。PlusPoints 同様に、誤解・曲解があっても御容赦。 
現在の MileagePlus のエリート会員になる条件はこちら。

 PQM = Premier Qualifying Miles   → どんだけ飛んだか
 PQS =  Premier Qualifying Segments  → どんだけ搭乗したか
 PQD =  Premier Qualifying Dollars  → どんだけ払ったか(米国外の会員は免除)

以上の3要素でしたが... いきなり距離なんか関係ない、すべてはおじぇじぇ!(と、搭乗回数)
細かいことを考えずに大雑把に解釈して...

 PQP = Premier Qualifying Points  ≓ PQD → どんだけ払ったか
 PQF = Premier Qualifying Flights ≓ PQS → どんだけ搭乗したか

この2要素になりました。

もう、来年度からは飛行した距離なんか全然考慮されません。
(※ MileagePlus Million Miler program を除く)

PQPのカウントは簡単です。
1ドルが1ポイント。税金や手数料を除いた値なので、PQPは ほぼほぼ PQD です。

ただし、PQD よりも考慮されたのは、アップグレードの手数料等もカウント対象。
例えば今までは マイル + コペイ でアップグレードした場合、コペイで払った550ドルとか600ドルはカウントされませんでしたが、来年度からは PQP として加算対象になります。

ここは今までアップグレードかけてて「ちっ! コペイもPQDに積算して欲しいよ...」と思っていたのが改善。
・・・唯一の改善点かも。(怒)

【記事公開後追記ここから】

 2019年10月11日現在、ユナイテッド航空のサイトで予約を確認すると、すでに2020年分からはPQP/PQFに。
 それなのに、PQPの計算は単純にPQDを転写しただけ。コペイの支払額は加算されていません。(怒)

 そこで、オンラインで View Ticket Receipt を確認しようとすると、エラーします。
 この時点で僕は18本の旅程を持っていますが、2019年も含めて全てエラーします。
 大勢の MileagePlus 会員がレシートを表示させて PQP がどうなるのか確認しようとして、サーバが氏んでる...。
 ついでに、この画面レイアウトって昔のデザインのまんまだし...。

 さすがはユナイテッド航空のウェブサイトです。やることがハンパなくハンパです。w
 Welcome aboard. We are United. Our website is perfectly imperfect!!  ←英語で嫌味書いてみた

【記事公開後追記ここまで】

PQFのカウントは、ほぼ PQS のまんま。
1セグメントが1PQFで、PQS と同じカウント方法です。自社便以外でもカウントしてくれる程度の変更。

そして...
こうやって血と汗と涙で修行して稼いだ PQP / PQFがどんだけ必要かといえば... 氏にそう。

これが来年のハードルです...。
多分日本在住とか、米国と日本を行き来している、長距離の国際線でがっつりマイルを稼ぐ飛び方の修行者には最悪のパターンでしょう。こういう旅をしていると PQF は稼げないから PQP だけで 1K® 達成しようとすると、2万4千ドル、税抜きで約250万円以上をユナイテッド航空にお支払いしなくてはいけません。

プラチナ会員のハードルが1万5千ドル。これって今年の1K会員のPQDと一緒です。
ざっと見て、1K会員・プラチナ会員へのハードルがすごく高くなったと思います。
一方で、シルバー会員とゴールド会員はハードルが下がって見えます。
結果的に2021年からは 1K & プラチナ会員がぐっと減って、シルバーやゴールドが増加しそうな悪寒...。

さて、私事で恐縮ですが...
来年度のプログラムが発表になった時、真っ先にチェックしたのは生涯マイルの積算方法でした。
こちらは変更ありません飛んだ距離です。 バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! (歓喜涙)
現在の計画では、来年秋には3MM飛んで生涯1Kを達成予定。
24,000 PQP なんて遣う前に3ミリオン達成できそうです。生涯マイルの積算を加速してきて、良かった...。

【記事公開後追記ここから】

 ちなみに、2019年度の僕自身の飛行実績を PQP/PQFになぞって計算してみると...

  35,284 PQP + 38 PQF(2019年11月~12月の飛行予定分を含む)

 やはり長距離便で距離を稼ぐ修行方式だったので、16 PQF も足りません...。
 一方でマイル+コペイのアップグレードのおかげで、24,000 PQP はクリア。

【記事公開後追記ここまで】

安い航空券で修行し、上位ステータス会員になる時代は終焉を遂げました
これでも MileagePlus Premier 1K会員を続ける人は、まさにユナイテッド航空と魂の契約をしています。

一歩下がって冷静に考えると、さっさと全日空に乗り換えた方がいいよ。>日本在住者 


7 comments:

  1. 早速の翻訳ありがとうございます。”米国と日本を行き来している、長距離の国際線でがっつりマイルを稼ぐ飛び方の修行者には最悪のパターンでしょう”が痛いです。ベイエリア在住1Kですがアナへの鞍替え検討します。

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    1. m e m o さん、

      記事公開後の素早いコメントを、ありがとうございます。

      正直、ここまで変更するとは思いもよりませんでした。
      そろそろ米国外会員にも『PQD縛り』をかけるかな?...と思っていたら、大雑把に言って「PQDだけでの積算」になっちゃいました。これは酷いと思います。もし今後も1Kを続けられるのであれば、ミリオンマイラープログラムに変更がかかる前に 2MM=生涯プラチナ会員 くらい達成していないと美味しくないでしょう。

      まだスカイペソス(笑)やアアドバンテージ(爆)は調べていませんが、きっとこういう内容で揃えてくるでしょう。
      今後もスタアラでいくならカナダのアエロプランあたり、いいかも。

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  2. 後悔後追記だらけになるから、試しに事故コメします。

     いまiPadで『鯉チュン』とか、アキバ しじゅうはちを聞いてて大発見!

     『365日のボロ飛行機』
      オリジナル作詞:元・也ガの社外取締役 (爆)

     ♪ その距離を競うより ♪
     ♪ どう飛んだか ♪
     ♪ いくら払ったのか ♪
     ♪ それがいちばん大切なんだ ♪
     ♪ さぁ 楽しくやろう ♪
     ♪ 365日 ♪

     凄い!!
     たった一行変えただけで MileagePlus のシン・ルールになってる!!(爆)

     それでも、某国のフラッグキャリアよりずっとまし。
     運ちゃんが酔っ払ってるのはまぢ、笑えん。
     JLさん、3レターコードを DUI* に替えたら?www
     (DUI = Driving Under Influence: 酔っ払い運転のこと)

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  3. 1Kで配られるRPUやGPUもほとんど使ったことなかったし、いざ使おうと思えば昇格されることほとんどなし。今年は$18K貢ぎましたが来年もう一年Unitedで様子見るかステータスマッチしてくれる内にアナに鞍替えするか悩みどころです。

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    1. GPUがあぶれちゃうのは、実にもったいない...。ちゃんと使いこなさないと。

      GPUは上手に使えば$2,000以上の価値が引き出せると言われています。
      例えばSFO/SINのWクラスには$1,000で出る時期、かつPZ枠が開く曜日があります。
      これをGPUでUGすれば、最安ビジネスのPクラスより確実に安く上がります。
      今現在は、来年の8~9月あたりのSFO/SINでPZ枠を探しているところです。

      NRT線でも安い時期はあります。記事内のPQP表示例に挙げた2月に飛ぶSFO/NRTの予約Lのチケットは税込みで往復$1,200くらいで購入しましたが、6月の予約Wでも往復$1,600弱で購入できました。これをGPU2枚で往復ともUG確定させましたから、いま調べたら予約Zで$9,457ですから、単純計算では同じポラリスビジネスの座席がGPU2枚でほぼ$8,000安く買えたことになります。

      予約時点でWLになると、どうしても予約E,M,H等で発券するLast MinutesのGSに負けてしまうので、PZ枠の空きを探して利用するのがRPU/GPUの基本だと思っています。
      でも、仕事の都合などでスケジュールの融通がきかない場合は難しいかも。

      UA → NHのステータスマッチは、数年前はサンフランシスコ支店ではいつでもやってくれていましたが... ただし1KでもANAプラチナに堕ちます。その昔に交渉したことがありますが、ダイヤモンドはくれません。

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  4. どうも。先程記事にしました。
    かなりえぐいよね。
    まあ、しばらくは修行するつもりもないし、DLに続いてAAのマイルも消化中なので上級会員になることはしばらくないと思います。

    最近はNHで貯めているんですが、クレジットカードのマイルだけはUAで加算。
    NHって意外とルートに制約があったり片道で発券できなかったりするし、ガソリン代wを取るのでなんだかなぁなんですよね。

    まあ、生涯1Pなので浮気はほどほどにすると思います。

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    1. オーマイさん、

       1P... そのUA内部の隠語、久しぶりに聞いたかも。

       FFPにこんな変更かけたの、ユナイテッド航空が最初だなんて...。
       とりあえず特典発券でガソリン代wが加算されないのは有り難いですが。
       日本在住者は、いきなり 24,000 PQP。縛り免除からイッキに奈落の底に。
       あるいは 18,000 PQP かつ 54 PQF...こっちは普通だと無理っぽい。
       のFFP集約先乗り換えが相当数発生しそうです。
       つか、UAで税抜き250万円使うならNHダイヤは簡単そうですが。

       どうやらDLとAAはこの金色夜叉ルールに追随しないみたいですね。
       2020年は様子見で、MileagePlusがどうなるか注視するみたいです。

       クレジットカードでのエリート会員マイルの貯まり方も大変動です。
       J.P.Morgan Chase とUAの協議、相当難航したと推測しています。

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