ホテルの近所にあるスイーツの店、ペトリチョル・チョコアへ朝食で再来店。
今回は、半分イヤイヤのアテネの先生も連れてきました。(実際はかなりイヤイヤ)
僕は炭酸水にチョコラタ・カリエンテ、そして棒ドーナッツのチュロスを頼んで… 先生の番。
「クロワッサン、ありますか?」
「ありません」
「何か、何か甘くなくて塩っぱいものは」
「・・・ありません」
あまりに不毛な会話になりそうなので、僕が割り込みました。
「そしたら、チュロスに砂糖をかけないでもらえば?」
「それはできます。あと、チョコラタ・カリエンテも無糖にできます」
「じゃあ、それで!」
でも、無糖のチョコラタ・カリエンテに砂糖をまぶさないチュロス。
・・・想像しただけで、まずそう。w
いちばん手前に座りたがるアテネの先生を抑えて、注文カウンターからひとつ奥の部屋に座りました。
さほど待たされず、届きました。見た目にはおおきな差がありません。
このチョコラタ・カリエンテは、ゴシック地区でみつけた店の中でもとりわけ濃厚でスムーズ。
そして、スペイン&メキシコのドーナッツ、チュロス。僕のは砂糖まみれです。
こっちがアテネの先生の、砂糖抜きチュロス。
チョコラタ・カリエンテへ浸したデモを写させてくれました。
こんな雰囲気。
壁にかかってるのは、先生の帽子。ファッションセンスはスイスの先生よりいいかも。
でも帽子をかける向きが上下間違ってます。これじゃトンガリ部分を傷つけます…。
で、朝からまったり感のある、いいお店です。
ただ、BGM の選曲がよく判らない。
シャンソンがかかっていたかと思えば、パンクロックになったり、ビートルズになったり。
アテネの先生は無糖版、僕は普通のチョコラタ・カリエンテとチュロスです。
ちなみに糖尿は僕の方が重症です。(爆)
ホットチョコレートやチョコラ・ショーと違って、生チョコを温めて溶かしたぐらいに濃い。これ、いったいどうなってるんでしょう? 小麦粉とか片栗粉とか加えて、とろみをつけているんでしょうか?不思議なココアです。
普段は近所のメキシカンでタコスやブリトーを買った時に、甘いもの欲しさで買います。
メキシカンのはシナモンが利いたやつが多いですが、ここんちのはプレーンでまっすぐ。
おかげで、チョコラタ・カリエンテに浸した時に「チョコまぶしドーナッツ」に変身!
無糖のドーナッツって、揚げたてサクサクなのが唯一の取り柄でしょうか…。
「味の方は… どう?」
「・・・。」
「ホントに甘くないの?」
「・・・甘くない」
「…耐えられる?」←笑いをこらえた自分が偉いと思った。w
「・・・。一本、試してみる?」
ひとつ取り替えっこしました。
・・・濃厚なぶん、砂糖抜きのココアパウダーでココア淹れたより悲惨かも。
これは甘い、相当に甘い御菓子と飲み物だ、と見せかけておいて、甘さゼロ。
実際の味覚よりも、この心理的ギャップが凄い。精神汚染を起こしそうです。
そこで、僕の甘いチュロスは無糖チョコラタ・カリエンテで。
アテネの先生の砂糖抜きチュロスは普通のチョコラタ・カリエンテで。
こうすると、多少なりともバランスが回復しました。
スイーツ店でスイーツを拒否るのが間違っている。と、よく判りました。
アテネの先生、可愛そうでした。次回は僕ひとりで食べに来るように心がけます。
でも、無糖ができるんだから『砂糖控えめ』もできそう。今度試してみたいです。
Selam afiyet olsun güzel görünüyor
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