Tuesday, August 9, 2022

Petritxol Xocoa (2)

ホテルの近所にあるスイーツの店、ペトリチョル・チョコアへ朝食で再来店。
今回は、半分イヤイヤのアテネの先生も連れてきました。(実際はかなりイヤイヤ)
僕は炭酸水にチョコラタ・カリエンテ、そして棒ドーナッツのチュロスを頼んで… 先生の番。

「クロワッサン、ありますか?」
「ありません」
「何か、何か甘くなくて塩っぱいものは」
「・・・ありません

あまりに不毛な会話になりそうなので、僕が割り込みました。

「そしたら、チュロスに砂糖をかけないでもらえば?」
「それはできます。あと、チョコラタ・カリエンテも無糖にできます
「じゃあ、それで!」

聞いてみるものです。

でも、無糖のチョコラタ・カリエンテに砂糖をまぶさないチュロス。

・・・想像しただけでまずそう

いちばん手前に座りたがるアテネの先生を抑えて、注文カウンターからひとつ奥の部屋に座りました。
こんな雰囲気。
壁にかかってるのは、先生の帽子。ファッションセンスはスイスの先生よりいいかも。
でも帽子をかける向きが上下間違ってます。これじゃトンガリ部分を傷つけます…。

で、朝からまったり感のある、いいお店です。
ただ、BGM の選曲がよく判らない。
シャンソンがかかっていたかと思えば、パンクロックになったり、ビートルズになったり。

さほど待たされず、届きました。見た目にはおおきな差がありません。
アテネの先生は無糖版、僕は普通のチョコラタ・カリエンテとチュロスです。
ちなみに糖尿は僕の方が重症です。(爆)

このチョコラタ・カリエンテは、ゴシック地区でみつけた店の中でもとりわけ濃厚でスムーズ。
ホットチョコレートやチョコラ・ショーと違って、生チョコを温めて溶かしたぐらいに濃い。これ、いったいどうなってるんでしょう? 小麦粉とか片栗粉とか加えて、とろみをつけているんでしょうか?不思議なココアです。

そして、スペイン&メキシコのドーナッツ、チュロス。僕のは砂糖まみれです。
普段は近所のメキシカンでタコスやブリトーを買った時に、甘いもの欲しさで買います。
メキシカンのはシナモンが利いたやつが多いですが、ここんちのはプレーンでまっすぐ。
おかげで、チョコラタ・カリエンテに浸した時に「チョコまぶしドーナッツ」に変身!

こっちがアテネの先生の、砂糖抜きチュロス。
無糖のドーナッツって、揚げたてサクサクなのが唯一の取り柄でしょうか…。

チョコラタ・カリエンテへ浸したデモを写させてくれました。
「味の方は… どう?」
「・・・。」
「ホントに甘くないの?」
「・・・甘くない」
「…耐えられる?←笑いをこらえた自分が偉いと思った。w
「・・・。一本、試してみる?」

ひとつ取り替えっこしました。

・・・濃厚なぶん、砂糖抜きのココアパウダーでココア淹れたより悲惨かも。
これは甘い、相当に甘い御菓子と飲み物だ、と見せかけておいて、甘さゼロ

実際の味覚よりも、この心理的ギャップが凄い。精神汚染を起こしそうです

そこで、僕の甘いチュロスは無糖チョコラタ・カリエンテで。
アテネの先生の砂糖抜きチュロスは普通のチョコラタ・カリエンテで。

こうすると、多少なりともバランスが回復しました。
スイーツ店でスイーツを拒否るのが間違っている。と、よく判りました。

アテネの先生、可愛そうでした。次回は僕ひとりで食べに来るように心がけます。
でも、無糖ができるんだから『砂糖控えめ』もできそう。今度試してみたいです。

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