Thursday, August 11, 2022

Caixa Forum

土曜日はアテネの先生の希望で、またカイシャフォーラムという美術館へやってきました。
ここです。前回のバルセロナ訪問時にもやってきて、シュールレアリスティックな作品を鑑賞しました。

今回は Cine y Moda、『映画とモード』というタイトルで、ジャン=ポール・ゴルティエ作品の展示です。

3月に訪れた時の予告ポスターが、これでした。前回診たのがマグリット。
アテネの先生とは、下記のような会話を交わしていました。

 > 「7月に来たら『シネマとモード』って展示が観られるね」
 > それ、シュールじゃないけど… 観たいの??」

・・・で、結局やってきたし。
アパレルデザイナーが大好きアテネの先生、ジャン=ポール・ゴルティエに引かれたようです。

【公開直前追記】いま先生はイッセイ・ミヤケを失って悲しみに打ちひしがれています。

確か奇天烈な舞台衣装とか、出っ張りやもっこりを強調する。…くらいに記憶していました。

入場して、いきなり キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
マドンナのフジツボ!?

キューレターは観客の驚愕を意図して配置しているとしか思えません…。

今度はもっこり、キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
スーパーマンのもっこり。テニスボールでも入れてあるの?? あえてマネキンでも強調してるのが凄い。

ゴルティエ先生作でも出っ張りが目立たない、稀有な作品(笑)は『ロッキー』のリングウェア。
星条旗デザインだけど、紺であるべき部分が紫色なのがやたら気になりました。
保管していて暗退色したんでしょうか?そもそもこういう色なんでしょうか?

・・・それとも、ゴルティエ先生がゲイだから?(汗)

さらに、こんな場所に出ました。
ワンルームデスコ!?

しかも… しかも… 何この右上のお姉さんの衣装は!!??
ビーチクはまだいいとして、何この逆三角形の味付け海苔は!!??

展示会場がラテンの宗主国(正確にはカステーリャではないから違うけど)なので、メキシコも。
このへんは、まだ安心して観賞できる範囲でした。

戻って… ワンルームデスコの右下も、なかなかキテいます。
胸にヘッドライトが埋没している… もうここまで逝っちゃってると、観ていて気持ちイイ。

でも、巨乳のモデルさんには無理ゼッタイな衣装。

このモノトーンも、ものすごいレトロ。60~70年代が全開?
残念ながら実物は焼けちゃって黄ばんでるけど、あえて色調整しないでそのまま載せました。

さらに… 
テクスチャマッピングで自分の服に『燃える闘魂™』を映して記念撮影のコーナー。
アテネの先生・・・ここまで写真撮影のセンスが無いとは思いませんでした。

「もっと寄って撮って」
「・・・これで、いい?」
「・・・。もういい。露出調整できなさそうだし」
「怒ってる? 怒ってるよね? だって僕、素人だもん!!
「普通の人がどのくらいこなせるか、期待しすぎた…」

キツイ台詞をぶつけたので、アテネの先生は黙り込んじゃいました。
悪気があって言ってますが、まだ旅行は続くので謝っておきました。
先生には写真の才能は無いようです。ここまで乖離してると教える気にもなりません。
何で先生が iPhone で撮って送ってくる写真が全部縦位置なのか、判った気がします…。

プロジェクションマッピングの隣には、ものすごい裾が長いドレス。
これ、隣の部屋の天井にグルグル続いていました。数十メートルありそうです。
これ着たら、重すぎて一人で歩けないと思う。(笑)


以上でひととおり観終えたら、隣の展示場もついでに寄ってみました。
日本の墨が色彩的にも映えるのでポスターにされていますが、内部は『世界の刺青博覧会』でした。

で… ほぼ5分で観終えました。
アテネの先生、興味がないと素通りというか、競歩で抜けていきます。

僕も、実際に裸体の人物が立っているわけじゃないので、何も面白くなかったです。ただ、観客にものすごいもんもんを彫れた、いかにもハーレーに乗っていそうな、大きな熊みたいなのがいました。ノースリーブで筋肉もりもりなので、展示品よりも実在の絵柄に見とれていました。(笑)

展示場を出てから、市街地へ戻る前にフォーラム内の喫茶室に寄りました。
こないだは大混雑だったけど、この日は楽勝で座れました。

アテネの先生はダブルエスプレッソでカフェイン補給。
ほんとに糖分が毒だと思ってるから、ある意味偉いです。
でもこういう中途半端な知識で糖尿を乗り越えられるとも思えませんが…。

僕は糖尿が酷いけど、オレンジジュースにアップルパイだ!!
ジュースで 150Kcal、アップルパイが 250Kcal くらいかな?と判定。
カロリー摂りすぎたらインスリン割増しで打つからいいもん。(ぉぃぉぃ)

クエン酸とアスコルビン酸で気分スッキリ。甘いもの食べて元気も出ました。

こんな席に座って休憩してたわけです。
アテネの先生… 表情が硬い。まだ機嫌を損ねていたかも?

この後は市内を少し散策したけど、32℃ 超えの気温にめげて、さっさとホテルへ戻りました。

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+34 934 76 86 00
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次記事では土曜日の夕食を御覧に入れます。ステーキハウスへ行きました。

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