Tuesday, September 21, 2021

UA125 / 504 ATH→EWR→SFO

※ アテネ旅行記 外伝、最終話 ※

アテネからニューアーク経由でSFOまで戻ってきた復路をいっぺんにご紹介します。

復路は前日までにアップグレード成功していたので、心理的には余裕がありました。
ホテルを早めに出てエーゲ海ビジネスラウンジでのんびりした後で、搭乗しました。
もらえた座席は… 最初自動的にもらったのは10Aで、通路寄り。
でも通路から引っ込んでいる7Gが残っていたので、そこに移動しました。

ポラリスビジネス後方のまんなかに座っているので、前をまっすぐ見るとこういう景色。
赤い矢印の、3Lに座るチビデブの爺さんとはラウンジのダイニングで会釈していたんですが、プリボーディングの時に 1K® 同士で一緒になりました。さらに、なんとSFOへ向かう504便でも一緒に搭乗で、少し仲良くなりました。マスクの下は白い髭を生やしていて、現役引退後のスーパーマリオというか… 故スイスの先生みたい。(笑)

今までアテネからの復路はワシントンD.C.経由でしたが、今回はニューアーク乗り換え。でも、機材が B777-200 になった以外はシン・ポラリスビジネスシートなので、特に大きな違いはありません。

今回の飲み物配布は『砂糖水』を敬遠せずに、ジンジャーエールで。
久しぶりに飲むと、おいしい。飲み物は久しぶりでも観ているアニメは庵野作品ばっかり。(爆)

メインは、懲りずにビーフです。なんで魚が選べないのか、鶏がカレー味にならないのかが毎回ざんねん。
ビーフ・テンダーロインのステーキを選択しましたが… 目新しさは皆無。
あえて指摘するなら、肉塊があまりにも小さいのが新鮮かもしれません。

さらに強いて申し上げるなら、サラダのラップやメインのアルミホイルは外して持ってくるようになりました。

見て、このウェルダ~ンな焼き上がりを!
決して食中毒の危険がない一方で、全然テンダーじゃありません… 心ゆくまでざんねんです。

アイスクリームの風味は変えていました。でもやっぱりアイスクリームサンデーが懐かしい。
この日のアイスは、クッキー&クリーム。粉砕されたパチもんのオレオが入っています。

自分なりに工夫してみようと、少し食べたところへナッツを投入してみました。
ナッツが温かくないから無問題(爆)

カリカリした塩味のナッツと、クッキークリームのアイスでちょっとだけ昔のサンデーを思い出せました。

食後はすぐに消灯。
誰だ窓あけっぱなしの奴は? もしかして、あの3Lの白い髭の爺さんか?
・・・とかプチムカっているうちにも、導眠剤が効いてきて眠りこけたので無問題。

起床して、2食目はもうマンネリ化している「チーズバーガー」で。
冒険はしません。僕にはこれで充分です。

ブリオーシュ生地に包まれたバーガーパテと、とろけたチェダーチーズ。
隙間にトマトケチャップとマスタードを突っ込めば、UAの機内食としては充分おいしい。

そして降機態勢に。
到着は13分遅れですが、接続便までまだ2時間近くある。

この機材だと C13x ゲートに到着してくれるので、Global Entry の位置も CLEAR の位置も覚えています。

ただ、予想外の事態がふたつ発生。(セキュリティ関連なので写真なし)

1.Global Entry は非接触(顔認証だけ)で通過
  CBP 審査官が横で指導してくれます。顔認証するだけで本人判別され到着時の質問はいっさい無し。これは速い!画面の[START]だけタッチして、画面上に出てくる『頭このへん』の枠に頭を入れたら、かなり高速に認証され『合格よ♪』のチケットが出てきました。審査官がチケットを見る隙も与えずに奪い取って「逝ってよし」になりました。

2.CLEAR で、虹彩の登録やりなおし
  TSAセキュリティの行列をスキップできる CLEAR では、虹彩または指二本のバイオメトリック情報で認証されますが… 目が黒っぽいからなのか、いつも虹彩はうまくかない。そしたら…虹彩パターンを再登録させられました。その後は指示されたとおりにカメラを睨むだけで、一発で認証され非接触の認証になりました

CLEAR でタイムロスをしても搭乗開始までは、まだあと30分以上ありました。

C102ゲートはラウンジから遠いから、諦めてゲートへ直行。
途中の「ほぼ無人売店」で、iPhone の財布を使いセルフでコーク・ゼロを買って、ゲート前の椅子に。

ヒマだから Wi-Fi 接続してニュースでも読もうと思いました。
ニューアーク・リバティ空港の無料 Wi-Fi は、なかなか高速で快適でした。

やがてプリボーディング。1K® コールを予測して並んだら、さっき一緒だった白い髭の爺さんが後ろでニコニコ。お互いに「また一緒ですかぁ!?」って驚きながらも、なんか楽しかった。白髭の爺さんはサンフランシスコの北の方にあるバレホ在住だそうです。ギリシアへは仕事ではなく観光だそうで、エーゲ海の島巡りを一人旅だったみたい。陽気な方なので今度御一緒してみたいものですが、結局特に親しくならずに別れました。ご縁があれば再会できるでしょう。
さて搭乗したら… 今度は僕がいちばん前で、座席 1E です。爺さんは 3B あたりに着席。

機材は昭南島遠征で乗り慣れた B787-9 ドリームライナー。
国際線機材の国内線2クラス運用なので、搭乗クラスは United First® です。
バルクヘッド右側のフットレストがL型になっているのが、コンチネンタル航空機材の伝統です。(笑)

でもここ、チョー便利。
すぐ目の前にスナックを並べてくれるから、ポテチもチョコも水も取り放題♪

そんで、出発準備万端になって、エアショーを起動させようとしたら・・・
トップメニューから選んできて、ここまでは動く。

でもここで[🧭Launch interactive map]を選ぶと、画面がまっくらに。
こんなになりました。

 Error: Configuration for version '07.04' client not found, reason 'Error transferring http://web-server/map3d_config/versions.xml - server replied: Not Found'

エラーメッセージは「3Dマップのコンフィグが見つからない。とサーバーが返してきた」という内容です。ユナイテッド航空のエアショーは2Dマップなので、単なるURLの設定ミスなのか、あるいは今後3Dバージョンに変更する準備を誤って先行設定してしまったためなのか、微妙なところです。

願わくばKLMが採用しているような3Dバージョンにアップグレードしてもらいたいものです。
松下アビエーションの3Dバージョンは、こんな画になります。
KLMの787には2018年12月に乗りましたが、既にこんな楽しいバージョンでした。

エアショーが動かないのはCAさんにも1Kデスクにもレポートせず、放置プレーで。w

さて、飛んでからのビバレッジは、またコーク・ゼロで。
米国内線でもシン・コークゼロに置き換わっていました。商品の回転が速いです。
ここ最近、新旧のコークゼロに出逢いますが… 新型は余韻がややサッパリした印象。

ミールは「チキンまたはパスタ」とだけ聞かれました。
速攻で「鶏の調理法は? パスタのソースは??」と聞き返した、UUUなPAX。w
(UUU=五月蠅い・五月蠅い・五月蠅い。有名な鶴丸スッチーの隠語。多分もう死語w)

「鶏はローストチキン風で、パスタソースはクリームソースです」
「じゃあ、パスタでお願いします!」

UAのマリネラソース(トマトソース)はアウトだけど、クリームソースならバター添加で味を改善できる。
ほらぁ。ほぼ予想通りです。

パンのバターはパスタに投入して、パンは千切って、あぶれたクリームソースを浸して美味しくいただけました。
ただ… ラビオリの中味がフェタチーズだった。

ギリシアからの復路でフェタチーズを食したら、アメリカンな量産フェタチーズの風味に、あまりにもがっかり。

そしてSFOへの到着は… なんと早着でした!
これだったら、もしかして9時15分のバスが遅れていたら間に合う?

…と期待して、白髭爺さんにはろくな別れの挨拶もせずに、バス停へダッシュだ。
バスは定時運行していました。期待した僕が馬鹿でした。おかげで10時11分のバスまで待つハメに。(号泣)
こんな事なら、ちょっとスイスの先生を思い出させる白髭爺さんと名刺交換でもしておけば良かった。

…でも後悔先に立たず。

それより、アテネ在住の博士号を保持した爺さんでも探そうと思いました。(対象がメッチャ狭い。(爆))

  §

バスを待つ間、家人に「あと50分くらいバス待ち」ってTEXTしたら「タクシー乗れ」って返事が来た。でもSFOのタクシーは時々、雲助がいてイヤな思いをするから嫌い。最初から運ちゃんは雲助だと判っているバスのほうが楽。(笑)

さらに家人は「ところで Parker を3日くらい見かけない」ってTEXTしてきました…。
左の赤猫が Parker です。ガタイはいいですが、めっちゃ臆病です。

「マヂですか? ネコを大事にしてますか??」
「Parker は貴方のネコで、懐いてないから探せない」

…なんて冷たい。

いちおう2階は探したらしい…。閉め出されても水は置いてあるから数日間は平気だけど。
結局、10時半すぎにスタジオ(1F)に着いて通用口から入ったら、Parker が飛んできました。

「追い出されたぁ!腹へったぁ!」って、ミャーミャー五月蠅いこと…。

Parker と一緒に2階へ上がって、自分がシャワーを浴びる前にネコ缶を開けてやりました。

ネコ缶を開ける音で、飛び出てきたのがニャーゴロー。
この画が最近のニャーゴロー。
野良暮らしが終わったら毛並みがツヤツヤ♪(おキャンたま喪失も毛並みに起因する?)

ニャーゴローも頭をスリスリしてきて俺も缶詰欲しい!アピールで必死。

ふたりが喧嘩しないように、真夜中にネコ缶をふたつ開けてやったわけです。

  §

午後11時半すぎにベッドに潜り込んだら、ネコヒーターに囲まれて暖かくして就寝できました。
(ネコヒーター: 低温やけどの心配が無い暖房器だが、設置位置や ON/OFF の調整が難しい(笑))

これで第三回のアテネ遠征はおしまい。
この記事が掲載される翌日から第四回遠征に出発です。
なんだか南極探検隊みたいになってきた。(苦笑)

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