※ アテネ旅行記 ― 第弐回、最終話 ※
2回目のアテネ遠征は、これが最終回です。
2回目のアテネ遠征は、これが最終回です。
搭乗した機材はボーイング 787-8 ドリームライナーです。
座席がシン・ポラリスに改装されているのでプレミアム・プラス席がありますが、エコノミークラス運用です。
プレミアム・プラスは3列しかありませんが、最前列のフットレストが好き。
プレミアム・プラスとポラリスビジネスの間のパーティションには、こんな穴。
離陸してカーテンを閉める時に穴を塞ぎますが、一人でも操作できるように改良されていました。
(ボーイング 777 の「壁の穴」はクルー2名が両側で操作する必要があります)
ひろび~ろとしたポラリスビジネスの空間が羨ましい… アップグレード落選続きで、おじいさんは悲しい。
ドアが閉まったあたりで機長さんからアナウンス。
「これが私の、ユナイテッド航空に勤めて三十数年で最後のフライトです」だと。
もしかして、飛行中に座席を離れて機内を挨拶して回るのか!?と思ったら、そんなことしませんでした。(笑)
でもキャビンクルーがやたら萌えて、乗客の寄せ書きを強要して回りました。…寝たふりしてた。
1Kは無償でアルコール類やスナックボックスがもらえるから、テイクオフ のスナックセットを所望しました。
2種類のチーズスプレッドに3種類のクラッカー、サラミと日干しアプリコット等が入っています。
ピチピチに満席です。換気が良くてもデルタ株ならしっかり染りそう…。(咳)
その後、うとうと寝ていました。水を配りに来たのは覚えています。
なぜか今回の復路で気に入った、氷を入れたオレンジジュースを所望しました。
氷でよく冷えるのと、甘味や酸味が和らぐのが好きになった要因みたいです。
観たらなんか… 機体が消防車に囲まれていました。
放水してアーチを作り、機長のリタイヤを記念するつもりだったようです…。
でも、乗り継ぎ客がブーブー言い出したので、機長の挨拶だけ聞いたら降機できました。
ちょっと久しぶりな、SFO ターミナル3 Fコンコースの景色。
でも… バスがち~~~っとも来ない!!
結局40分もバス停で待たされました。こんなことなら急がなくてもよかった。
やって来たバスは「定刻より10分早い」のか「定刻より50分遅い」のか、判りません。
どうせ文句を言っても無駄だろうから、ハ~イとだけ言って大人しく乗り込みました。
ここで『国民性のステレオタイプ』を思い出しました…。(これはよくあるジョークの応用)
・イギリス人:運ちゃんに嫌味を言ってから、シレッと着席する。
・アメリカ人:バスを運営するサンマテオ郡に対し訴訟を起こす。
・日本人:もし周囲の人が文句を言うようなら、自分も文句を言う。
・朝鮮人:バスが遅れたのは日本のせいだ!と言って日の丸を燃やす。←ホントにやりそうで怖い
…ともあれ、とっぷり日が暮れてしまいましたが、おおきなトラブルもなく自宅へ帰れました。
これで2回目のギリシア旅行記はおしまい。ご愛毒ありがとうございました。
§
延期したアテネ旅行は9月と10月に2回づつ、あと4回も残っています。もし予定通りなら、2022年度の1K® を達成しているはずですが… どうなることやら。
やはり憎むべきはパンデミック。ひたすら新型コロナの収束を願うばかりです。
機長のリタイアってそんな事するんですね。でも乗客を待たせてまではあかんね。一回は見て見たいけど。チーフパーサーとかもやり始めちゃったら平均年齢層高そうなウアだと頻繁に見れそう。
ReplyDeletem e m o さん、
DeleteSFOで式典をやるからにはSFOベースの機長さんでしょうが、いくらオンタイムで到着していても乗り継ぎ客には迷惑でしょう。結局降機できるまで10分以上はロスしていますから。
でも一番閉口したのは『寄せ書き』でした。
喜んで何か書いてるPAXが多かったので強要されずに助かりましたが、搭乗時にCAが受け取る名簿リストを使ってGSとか1Kの客を特定しては「是非、機長に一言を♪」って回ってくるのが、まるでなまはげ!(笑)
ユナイテッド航空のコックピットクルーはそんなに年齢が逝っていませんよ。最近は若い女性機長やコパイも増えてきているし。昨夜のEWR→SFOは機長もコパイも女性でした。
それより、やっぱり歳が逝っちゃってるのはSFOSW。コンチと合併して少し若返ったけど、もう年金もらってるんじゃね?っていうおばあさんとおじいさん達が、パーサーでもなく平のキャビンクルーで頑張っています。