Thursday, November 28, 2019

ぬこあつめ

11月の第四木曜日。アメリカ合衆国は Thanksgiving という名前の新嘗祭で、祭日です。

世間様は七面鳥を大虐殺することに余念がありませんが、我が家はそんなの、なし。
(ホントは昨夜のうちに God Son 宅でのディナーパーティーに呼ばれてきました)
かわりに各種のネコ缶やカリカリを片端から開封して、好みを見つけ出すのに懸命。

日曜日に、以前のぬこを引き取ってきたシェルターへ行って、また養子をもらってきました。引き取りは月曜日の夕方。指名後に専属の獣医師が最終検診、予防接種、ノミ取り薬の施術をしてから。帰宅後は里親がオンラインでマイクロチップの登録を済ませるという、よく出来たシステムになっています。
我が家のリアルぬこあつめ、今度は、はじめてのショートヘアぬこが、ふたり。

この子の名前は、ピーター Peter
ピーターは きじとら さん。5歳の男子で、小柄。緑色のクリクリな目で好奇心が旺盛なのまでは判っています。まだ来て3日目くらいなので文字通りに猫をかぶっていて(笑)、性格を正確に計り知れません。

ピーターと一緒に引き取る条件がついていたのが、パーカー Perker でした。
パーカーは、しろちゃとら さん。ピーターと同じ5歳だけど、15パウンドもある大柄男子。Gentle Giant という英語の言い回しがありますが、大柄だけど優しい性格。他のふたりをグルーミングして世話をやく兄さんぬこです。

ハリウッド映画マニアにはすぐ判るでしょうが、Peter Parker はSFホラー大作w「恐怖の蜘蛛人間」の主人公からもらったと思われます。先月までいた B.B. はフルネームが Benjamin Buttons(邦題『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でブラピ様が演じた)だったし、どうもあのぬこシェルターには映画マニアがいるとしか思えない。

パーカーはツナ缶が大好きで、シャケ缶は全然食べない。以前うちにいた子供達はみんなシャケが好きでツナは好きくなかったのに、ここまで好みがはっきり出ているとなんだか不思議。

ふたりだけ引き取るつもりが、昔いたジェリー Jerry そっくりの、この子も一緒に引き取りました。我が家はまた バチカン条約 サンマテオ郡条例の「1家庭あたり、ぬこは4機まで」という制限いっぱいになりました。
「ワタシ、多分三人目だから...。」←中毒

三代目のジェリー Jerry になります。この子はまだ若くて生後8ヶ月ですが、そっくりな二代目ジェリーが22パウンドまで巨大化したので、まだ育つ素質はありそうです。左耳がカットされているのは野良暮らしをしていた時に「去勢済み」になったサインです。

引き取る前には別の名前が付いていましたが「この子はJerryです!」と言い張れば改名してもオッケー。自由に名前を変えられるように、埋め込んだチップのオンライン登録は引き取った里親が自分でやるんだと思う。

そういえばマイクロチップって、形がエントリープラグそっくり。しかも首の後ろに挿入。←中毒

今度のジェリーも、先代ジェリーに何から何までソックリすぎ。BMWのヘッドライトみたいに丸い目、臆病な性格、チャコールグレーのロングヘアで、ホコリを集めまくるフワフワのしっぽ... 等々。
でもさすが生後8ヶ月、遊ぶの大好き♪(上写真:撮されてるの忘れてネコパンチ連打中)

羽根の付いた釣り竿みたいなオモチャで釣ると、簡単にかかります。僕の前に出てくるのがまだ怖いのも忘れて、釣られまくり。遊び疲れてから僕と目が遭うと「しまった!」と、慌てて隠れるのがカワイイ。
ものすごく臆病で、先代ジェリー同様にニンジャ・キャットとなって陰に隠れていますが、パーカーが近くにくると一緒に遊んだり、ごはんを食べたりしています。モフモフ小僧が膝に乗ってくる日が待ち遠しいです。

 §

みんなまだ風呂場とベランダ(それでも合わせて30畳以上ある)で馴染ませているところ。
これから寝室、キッチン、居間、そして階下のスタジオへと順番に居場所を教えていきます。

そして・・・ 僕はここにいてもいいんだ! ←中毒

みんな200匹超えのタコ部屋シェルターで、まるで United Club にいるような拷問を受けてきたでしょうから、これから残りの人生は他の ぬこ とガツガツ競争することもなく、ゆったりと幸せになっていって欲しいです。

お食事はシェルター指定の「普通カリカリ」も用意したけど... ちーちゃんが食べている「高級カリカリ」を出したら、みんな高級カリカリしか食べない。ぬこ用カリカリって値段で露骨に品質が違うのが、まるわかり。

まだ夜明けに「ネコ缶あけろ~!」って来ないけど、将来がどうなるか、とっても怖い。
雨期が終わった後の、毎朝の散歩も怖い。いっぺんに4人も散歩に連れ出した事がない。

それと... 先輩の ちーちゃん が嫉妬しているのが凄く怖い。

皆を均等に愛するのって、すごく難しい。
せめてチューリヒ、シンガポール、イスタンブールみたいに離れた場所にいて欲しい。(ぉぃぉぃ...)

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    First off, I really, honestly, certainly think Keisei Panda is so C-U-T-E.
    I know you don’t believe it.
    You told me the worst part of Keisei Panda is its easy-going, cheap rendering created with Windows Paint on Windows 3.0 or Windows 95.
    Don’t you forget I’m a loyal fan of a similar one ; the West Japan Railway Company’s mascot ? (lol)

    Let me get down to the main subject.
    I also know you’re a cat person.
    You said to me, “In Istanbul, there are lots of kitties”.
    It must be a fun for those like you who love various lithe-bodied roundheaded fissiped mammals with retractile claws.
    Of course you realize some of them are generally warm, approachable and easy to relate with in character, bet some of them are having the nature of vice.
    So you must be exercising caution with the intensely bad scratches.

    Yamada denki

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    1. Yamada Denki sensei,

      I agree the platypus is cute in general, except that mean eyes by JR West. Keisei Panda has horrible eyes too but not as mean as Icoca Platypus but just looks like idiotic, bird-brain panda. I can’t accept such immature designed mascot in Chiba area.

      Cats are vicious, indeed. But they are subtle enough to cheat us to serve foods, clean their litter box, and groom the coat. Basically we are hired as servants, they think.
      Now my kitties are friendly. Today Campbell(F) san came to our home and Wan-wan slept with her, Chi-chan follows her… but Jerry is still scared by everybody. I am now giving training for Jerry to socialize with humans, by using special crunchy snacks for kitty attract. It’s working good so far so all of kitties will have an access to lower floor, including the warehouse. This is important for us to prevent mice and rats coming from next door, seriously.

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