予告通り、今日から5月下旬に行ってきたチューリヒの旅行記を綴ります。
隔日掲載で七夕まで続く予定です。
まずはいつものように、サンフランシスコ国際線ターミナルから。
以前は中央のチェックインカウンターを潰して COVID 検査センターを設置していましたが、無くなりました。
カウンターの配置は COVID 後のままで、Gゲート入口に一番近い場所はルフトハンザグループが使用。スイス国際航空もルフトの眷属なので、同じ場所でチェックインできます。
でも、ファースト&ビジネスクラスのチェックインのカウンターに行ってみたら… 委託されていたのは、顔見知り。ユナイテッド航空の GS/1K 担当姉さんでしたぁ。(爆)
「あら。今日はルフトハンザで飛ぶんですか?」
「いえ。SWISS ですが… 座席を変えてもらえる?」
当初、SWISS の機材 77W でベストとされる座席 4A を、差額まで払って予約しておきました。
そしたら、自動チェックインされた搭乗券を見てみると、座席 16G !?
SWISS のカスタマーサポートはち~っとも電話が繋がらないから、SFO へ早めに来た。プンプン
・・・以上の内容を、なるたけ同情を引くように説明してみました。
「あらあら。それは災難でしたね。4AはもうHONの客に獲られたようなので、4G でいい? 復路は 5D で?」
「お願いします。座席指定の差額は SWISS へ申告して返金してもらいます」
「お金、ちゃんと還ってくるといいわね…」
UAの職員に返金の心配をされるって…。(苦笑)
セキュリティ通過後、免税売店の前にある空間。こんなじっくり見たのは初めて。
ユナイテッド航空のポラリスラウンジへ突入します。
スイス航空の搭乗券でも、無問題で読み取られました。
「こちらのラウンジは初めてですか?」
「SFOがホームエアポートだから、何度も来てるよ」
「じゃあ、出発案内がアナウンスされないのはご承知ですね。どうぞごゆっくり♪」
初めて来た時の、あの「ちむどんどんする」気分は既にありません。
でもその空いているのが実にイイ!
ひとりです。と申告してすぐに席へ通されます。ここが EWR だったら1時間待ちです。
あさごはん。注文できませんが、ざっと読んだ感じでは、微妙に劣化しています。
ポラリスバーガーが鉄板なのはいいとして、他が微妙。
アントレの最初のアイテムが…
マリーの野良フライパン
鶏むね肉のソテー
・・・なんだこれ?
と、読み間違えました。
マリーの地鶏むね肉パンソテー
こっちが正しい訳です。(笑)
他に、5種類のキノコのラーメン というベジタリアンのアイテムが。
キノコだからドッパズレにはならないと思うけど、なにせUAだから。
無難に、SF名物の シーフード・チョッピーノ をお願いしました。
鉄板焼きチョコチップクッキーにバニラアイス
オリーブオイル・チョコケーキ
タイ風ライムのブディーノ
以上の3種類です。食した記憶のあるスキレットのクッキー+バニラアイスを頼んでみます。
テーブルセッティングは、こうなっていました。
カトラリが交換されたようで、ピカピカで傷が少ない。ナプキンは黒い布に戻りました。
2割というところでしょうか。配膳担当者も余裕で、テンパりまくってるEWRの食堂とは大違いです。
これから搭乗する SWISS の77Wと、南朝鮮の滑走路焼肉航空が停まっていました。
ポラリスラウンジですが、アクセスポイントは正直です。www
PING 7ms、下り 288 Mbps、上り 165 Mbps なので、立派なもんです。
最近はセンチュリオンラウンジの劣化が酷いので、ここがSFO最速の Wi-Fi でしょう。
ダイニングルームでも缶ごと来るのが航空会社っぽい?
シーフード・チョッピーノ Seafood Cioppino Shrimp, Mussles, Cod, Haricot Vert
見てすぐに業務用の缶詰トマト使いましたとガッカリできる、さすがのチョッピーノ。
鱈と思しき白身魚が入っています。あとは海老とムール貝にパプリカやインゲン。
お味の方は… 魚臭いトマトジュースみたい。
鉄板焼きチョコチップクッキーにバニラアイス載せ
Warm Chocolate Chip Skillet Cookie w/Vanilla Ice Cream
次が届くのを待っているより、もう次に箸を付けるものが僕を待っているほうが嬉しい。
これは以前からあったデザートが復活しました。
温度差を楽しめるデザートで、可も無く不可も無く。
ですがこうしたものを注文取ってから持ってきてくれるだけでも、空港ラウンジとしては秀逸と申せましょう。
お飲み物が置いてあるアイランドは、ほぼ COVID 前の状態に復活しました。
片端から見ていきましょう。
Rosemary-roasted Rainbow Carrots *Vegan ローズマリー風味の虹色人参
Rigatoni Blistered Tomato, Kalamata Olives, Lemon, Garlic Broth, Parmesan *Vegetarian
リガトーニ チェリートマト、オリーブ、レモン、ガーリック、パルメザン
Lentil Rice Pilaf *vegan レンズ豆御飯… お赤飯にしか見えない。
Mojo Marinated Chicken Thighs Chimichurri, Kale
マリネした鶏もも肉、チミチュリソースとケール
Char Siu Pork Loin Soy GInger Sauce
アベベとアババ(タイトルがイミフで ちむどんどんしない毒者、NHK連続テレビ小説の第一週を観なさい)
ホントにアベベとアババだったら… こんなに美味しくなさそうに調理されたら、浮かばれないでしょう。
Tomato Basil Bisque *Vegetarian トマトとバジルのビスク
ビスクを名乗るからには濃厚なスープのはずですが、なにせユナイテッドクラブだから…。
やっぱりサンドイッチやハムが人気だよね。
このへん、午前中はけっこう混雑してるんですよね。
そう。まだSFOのポラリスラウンジで試していなかった、シャワールームを使ってみます。
obaKobaさま
ReplyDelete無事お戻りになられたようで何よりです。また七夕まで隔日で
楽しませていただけるとのこと、とても嬉しいです。既に最終回まで
ご準備とのこと、慣れておられるのでしょうがお仕事が早い…
また前回の写真講座も大変参考になりました。昔むかーし、学生時代に
試験体写真を撮る際に、
>寄ったり引いたりと、自ら撮影ポイントを動いて、
をお師匠様に言われまして、今更ながら正しかったことを認識しました。
今でもさせ子とか巨根君の後継機で撮られているのかと思いましたが、
iPhoneなんですね… 弘法筆を選ばず、も真ですね。
uhouhoさま、
Deleteコメントありがとうございます。引き続きの駄文ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
写真の話題はツボをつつかれている状態ですので、長文レスで失礼します。
写真撮影の「寄り・引き」ですが、確か写大の一番最初の宿題が… 50mmレンズだけで作品を撮ってくること。でした。標準レンズだけを用いて、広角て撮ったっぽく見える作品や望遠で撮ったっぽい作品を提出させられた覚えがあります。理屈は判っていたので、学校帰りにほくそ笑みながら新宿新都心のビル群あたりで宿題をこなした記憶があります。
ポイントは:
広角に見せる→ 引いて広々写します。下から見上げるような撮影もイイ。焦点深度を深くしてパンフォーカス、つまり画面全体にピントが来るようにすると仕上がりが広角っぽくなります。
望遠に見せる→ 主題に寄って画角内の余計なものを排除し、絞りを開放近くに寄せ、背景をボカします。
ライカの神様、日本写真界の大御所、故・木村伊兵衛大先生はスナップ写真を標準レンズ一本でこなした、と聞かされていました。『引けば広角、寄れば望遠』という、レンズの焦点距離やズームに安易に頼らない撮影ポリシーに、当時は痺れたものです。
でも我が身を振り返れば… 魚眼には手を出さなかったものの、超広角から反射式超望遠、ズーム数本を使いまくりで、技術と理論で武装して撮影していました。(爆)
こと写真に関しましては、弘法筆が肝腎です。
松下させこライカとか巨根君のようなコンデジでさえ、スマホを軽く凌駕しています。
ですが、スマホでも最近のカメラ機能は賢く、かなりのところまでやってくれます。
銀塩写真法を確実に身につけて卒業したものの… 学んだ知識の半分以上は無駄になりました。
必修ではなかった『電子写真法』をとっておいて本当に良かった。と、今では思っています。
obaKobaさま
Delete写真に関するご講義ありがとうございます。大変参考になります。
私もコンデジ主流の時は、かばんに忍ばせてましたが、仕事上の
記録写真ならスマホで十分になってしまい、今では自宅待機中です。
>こと写真に関しましては、弘法筆が肝腎です。
そうなんですか… obaKobaさまの作品を拝見していると、やはり
腕なのかな、と思っておりました。確かにお師匠様もライカで撮るには
三脚もこれでなければいかん、等の話を伺った記憶があります。
自身も試験体写真を撮るのにストロボ焚いてたら、写真電球を使えと
怒られました。色温度とかも聞かされましたが、自身の写真に反映した
ことは恥ずかしながら一度もありません…
写大って懐かしいですね。ぎりぎりその語感は残ってますが、写大改め
工芸大(しかも厚木)になってからの先生方とのお付き合いはありました
(もちろん土建屋の方です)。肝心の中野の方は一度も行ったことがありません…