チューリヒへ到着して宿で一服した後、徒歩で夕食へ向かいました。
ばんごはんに向かったのは、シュテルネン・グリル。
ここは2009年にスイスの先生と初めて出逢った、思い出の場所です。
13年前にひとりで来た時に比べ、アイテムの内容が理解できるようになりました。スイスドイツ語が判る、とかではなく、例えば『ザンクトガーレン風のソーセージ』ってどう違うか、等です。改めてスイスの先生に感謝。
道沿いに設けられたテーブルに空きができたので、そこに着席。
ビールを頼んだら… 注いでいって最後の少量で、ボトルを掌でクルクルと回し始めました…。
こういう処置は初めて見ました。面白い。
このくらい買ってきました。
「足りなかった? ソーセージ一本につき、おまけでパンも一個もらえるよ」
「機内で食事が出たし、もうこれで充分」
「あと、ウィンナーシュニッツェルのサンドイッチも出来上がるから、食べてね♪」
ソーセージはひとり2本、ポテトサラダと一緒にやっつけます。
なんかいかにも、ドイツ語圏に来ました!という夕食。まさしくサパーです。
いかにもソーセージにピッタリ!…という予想を裏切らない、クセがなくて食べ易いポテサラでした。
下の白っぽい方が、St. Galler Bratwurst ザンクトガーレン地方の白ソーセージ。
白ソーセージは、スイスの先生と「ソーセージは焼くか茹でるか」で喧嘩した曰く付きの一品。「ソーセージは焼くに来まっとる!」と言って譲らないスイスの先生、その翌朝にザンクトガーレン州までドライブして、焼きソーセージの屋台でソーセージ食わされました…。
こんなの。今回は受領しなかったけど、シュテルネングリルでもおまけのパンは全く同じ形状でした。お約束なの?
ふたりとも満腹になって、ビールのおかわりしようか悩む頃、入口は行列に。
帰りがけ、湖畔の道を散歩して帰ろう。ということになって…。
そのまま素通りして、湖畔を歩きます。…といっても、ちゃんと舗装されていますが。
ホテル前まで歩いてきました。のんびり歩いても徒歩約10分ちょっと。
夜の饗宴を避けて、横っちょから入館できる入口を見つけました。
翌朝は朝食の予約があるから8時すぎにはホテルを出なくちゃいけませんが、時間の許すだけグッスリ寝ました。
で、もう一方の赤っぽい色のソーセージは Spezial Servelat という御銘の、スイス風ポークソーセージです。どっちも好きだけど…サイズが大きいので赤いのは脂が濃厚に感じる。ザンクトガーレン風の白いほうが胃にもたれない。
食べ始めた頃に、ウィンナーシュニッツェルのサンドイッチも出来上がりました♪
ビーフのカツレツをサンドイッチにしています。
「なにこれ?」
「ビーフのコートレットを使ったサンドイッチ… 食べてみりゃ判る」
アテネの先生、食べ始めたら気に入って、全部たいらげてくれました。良かった♪
午後9時を過ぎています…。日が長い時期はみんな夕食も遅めなんですね。
Sternen Grill
Theaterstrasse 22, 8001 Zürich, Switzerland
+41 43 268 20 80
sternengrill.ch
シュテルネングリルのある、トラムのベルビュー駅前に開設されていたのは、サーカス!
ちょっと中を覗きたい気もするけど… 到着した日の夜なので、もう元気ないッす。
木曜の日没頃ですが… 湖畔にはけっこうな人出です。
この日は30℃超えに暑くなったので、夕涼みに出てきたヒトがたくさんいたようです。
ぁぁ… 道のこっちからでも、あのピンクのライトのあたりからドンツクした音響が響いてくる…。
こっちからホテルの中に入って、無事に部屋へ帰着。
さすが高い宿だけあって、地上階の饗宴は全く聞こえてきません。
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