Saturday, June 11, 2022

Sternen Grill

チューリヒへ到着して宿で一服した後、徒歩で夕食へ向かいました。

ばんごはんに向かったのは、シュテルネン・グリル
ここは2009年にスイスの先生と初めて出逢った、思い出の場所です。

置いてあるものもほぼ変わっていません。
13年前にひとりで来た時に比べ、アイテムの内容が理解できるようになりました。スイスドイツ語が判る、とかではなく、例えば『ザンクトガーレン風のソーセージ』ってどう違うか、等です。改めてスイスの先生に感謝。

思い出の席に座ろうかと思ったけど… 過去に浸りすぎると、きっとアテネの先生が居心地悪くなるよね。
道沿いに設けられたテーブルに空きができたので、そこに着席。

ソーセージは自分で買ってくるけど、飲み物はオーダー取ってくれて、持ってきてくれます。
ビールを頼んだら… 注いでいって最後の少量で、ボトルを掌でクルクルと回し始めました…。

そうやって泡を造っているみたいです。できた泡で、ビールを封じてくれます。
こういう処置は初めて見ました。面白い。

アテネの先生は初めてで右も左も判らない様子なので、僕がソーセージの買い出しに。
このくらい買ってきました。

「足りなかった? ソーセージ一本につき、おまけでパンも一個もらえるよ」
「機内で食事が出たし、もうこれで充分」
「あと、ウィンナーシュニッツェルのサンドイッチも出来上がるから、食べてね♪」

そして、お食事スタートです。
ソーセージはひとり2本、ポテトサラダと一緒にやっつけます。

なんかいかにも、ドイツ語圏に来ました!という夕食。まさしくサパーです。

既にパックされて並んでいたポテトサラダに惹かれました。
いかにもソーセージにピッタリ!…という予想を裏切らない、クセがなくて食べ易いポテサラでした。

ソーセージをアップで。
下の白っぽい方が、St. Galler Bratwurst ザンクトガーレン地方の白ソーセージ。

白ソーセージは、スイスの先生と「ソーセージは焼くか茹でるか」で喧嘩した曰く付きの一品。「ソーセージは焼くに来まっとる!」と言って譲らないスイスの先生、その翌朝にザンクトガーレン州までドライブして、焼きソーセージの屋台でソーセージ食わされました…。
こんなの。

今回は受領しなかったけど、シュテルネングリルでもおまけのパンは全く同じ形状でした。お約束なの?

で、もう一方の赤っぽい色のソーセージは Spezial Servelat という御銘の、スイス風ポークソーセージです。どっちも好きだけど…サイズが大きいので赤いのは脂が濃厚に感じる。ザンクトガーレン風の白いほうが胃にもたれない。

食べ始めた頃に、ウィンナーシュニッツェルのサンドイッチも出来上がりました♪
ビーフのカツレツをサンドイッチにしています。

「なにこれ?」
「ビーフのコートレットを使ったサンドイッチ… 食べてみりゃ判る」

アテネの先生、食べ始めたら気に入って、全部たいらげてくれました。良かった♪

ふたりとも満腹になって、ビールのおかわりしようか悩む頃、入口は行列に。
午後9時を過ぎています…。日が長い時期はみんな夕食も遅めなんですね。

Sternen Grill
Theaterstrasse 22, 8001 Zürich, Switzerland
+41 43 268 20 80
sternengrill.ch

帰りがけ、湖畔の道を散歩して帰ろう。ということになって…。
シュテルネングリルのある、トラムのベルビュー駅前に開設されていたのは、サーカス!

ちょっと中を覗きたい気もするけど… 到着した日の夜なので、もう元気ないッす。

そのまま素通りして、湖畔を歩きます。…といっても、ちゃんと舗装されていますが。
木曜の日没頃ですが… 湖畔にはけっこうな人出です。

この日は30℃超えに暑くなったので、夕涼みに出てきたヒトがたくさんいたようです。

ホテル前まで歩いてきました。のんびり歩いても徒歩約10分ちょっと。
ぁぁ… 道のこっちからでも、あのピンクのライトのあたりからドンツクした音響が響いてくる…。

夜の饗宴を避けて、横っちょから入館できる入口を見つけました。
こっちからホテルの中に入って、無事に部屋へ帰着。
さすが高い宿だけあって、地上階の饗宴は全く聞こえてきません。

翌朝は朝食の予約があるから8時すぎにはホテルを出なくちゃいけませんが、時間の許すだけグッスリ寝ました。

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