Monday, June 27, 2022

Le Corbusier House

トラムに乗ってやってきたのは… ル・コルビジェの家  Pavillon Le Corbusier です。
ルービックキューブをモチーフに建てられたという家は、確かに…。

でも、ル・コルビジェっぽいし、ウォールウインドウがいかにもスイスっぽい。
ここ、ル・コルビジェ ハウスは Zurich Card を提示すると入館無料になります。CHF12 セーブできました。

入るとこんな景色。新緑の時期なので窓外が美しいです。積雪の時期も綺麗なのかも。
こういう場所は、スイスの先生には案内されませんでしたから、新鮮です。

すごくコンテンポラリなキッチン。
実際の使い勝手はどうだか判りませんが、動線は悪くなさそうです。

広々としたダイニング?が拡がっていますが… だんだん柱の太さが気になってきました。
この広さで、こんな鉄骨で充分な強度が出ているのか、なんとなく心配。

しかも、近寄って見てみると… こんなでした。アメリカのツーバイフォー工法のほうがよっぽど丈夫そうに見える。
薄っぺらい L 字型の鉄骨をボルトとナットで締め付けて強度出してる… 山岡さん、私なんだか怖いわ。

みんなこんな。これじゃ… これじゃ… まるでプレハブじゃないか!!
見学者が少ないからいいようなものの、入場制限しないとペシャンコにならないか心配。

さらに、コンセントの差し込み口が独特です。
床から貯金箱郵便ポストの赤ちゃんみたいなのが生えている?と思ったら、AC電源。

・・・神は細部に宿る。←ほぼ諦観w
まぁ、これはこれで、いいかも。浸水して床が水浸しになっても、漏電しないしね。

中庭に出ると…
ルービックキューブというより、写真大でやらされたカラーコンポジションの練習みたい。

階段はふたつあって、グルグル方形に廻って昇り降りする階段はこれです。
造形的には美しいです… 細い鉄骨のペナペナな建物にマッチしていると思います。

それと、この建物って… 冷暖房が大変そうだと思いました。

階段を上がってみると、こういう景色が展開しています。
なんか、誰かが住むという事を想定しているとは思えないんですが…。

こんなに広々した空間があるけど、鉄骨が無様に感じるのは僕だけ??
でも、これはこれで・・・(以下略w)

新緑の窓外を眺めながら、リラックスできそうですが…
なんか、使い古されて禿げちゃってるのがイタすぎます。

来た時期が良かったので、絵にはなります。
スイス人って、ホントにウォールウィンドウが大好きだと思います。

ダブルペーン(二重硝子)なので断熱性は確保されているんでしょうが、掃除とか大変そう。

ベランダ相当の場所に出てみたら、ここはさらにカッコイイ。
座ったら気持ちよさそうだけど… う~んって背伸びして、うっかり寄りかかりすぎたら下に落ちそうな設計。w

ベランダからはスロープで上下できるようになっていました。
多分後付けでバリアフリー化を果たしたんだと思います。

スロープから1階へ降りる時の景色。
まさにルービックキューブみたいで、ものすごくカラフル。

このスロープで、そのまんま地下へも降りられます。
内側はシンプルな、コンクリ打ちっ放し風。

地階は… やっと美術館っぽくなってきたというか、ここだけ展示場っぽい。
ビデオ流してたり、資料文献を雑に並べてたり。

ぁぁ… なんだかアテネの先生が好きそうな絵もあるし。
とりあえずカラースキームはきちんと揃えてあるので、美術系の学校を出た人間には気持ちイイです。

さっきの角回り階段の地下部分は、こうなってました。
奥の赤い扉のあたりにおトイレがありますが、男子用は足でセンサーを踏むと流れる不思議なトイレでした。

本棚に、この建物についての書籍を発見。
ルービックキューブよりも、それを持ってる「目の座った柴咲コウ」みたいな姐さんが怖い。

Zurich Card のおかげで、無料拝観できました♪ もしも CHF12 取られていたら… 微妙。
湖畔を歩いていてここまで来ちゃったら、観て損は無いと思います。

Pavillon Le Corbusier
Höschgasse 8, 8008 Zürich, Switzerland
+41 43 446 44 68
pavillon-le-corbusier.ch

歩くの大好きアテネの先生… ホテルまで、また歩いて帰るハメになりました。
まぁ、健康にはいいんだけどね。でも日曜日で、ヒトが少し大杉。もちろんマスク皆無。

僕はジェラートの屋台を発見!!
マンゴーのジェラートを買って、上機嫌でホテルまで歩いて帰れました。

もし何も口に含まずに歩いていたら、だんだん毒づくようになって先生を困らせたと思います。(爆)

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