アテネの宿はまた、インターコンチネンタル・ホテル。
もう常連さん扱いしてくれるから、有り難いです。
今までの滞在でいちばん気に入った7階の角部屋、757号室(以前少しだけ記事で紹介)を希望したら… 今年からカテゴリが上がったのでプラチナアンバサダーでのアップグレード対象からは外れたという事です。でもレセプショニストの姐さんがマネージャさんに掛け合ってくれて、757号室を割り当ててくれました。ついでに今年あと2回訪れる際の部屋も『757号室を割り当て桶』と申し送りを書き込んでくれました。
部屋に入ってシャワーを浴びて着替えて… 少ししたら、アテネの先生がやってきました。
「ばんごはんどうする?」って聞かれたので、「疲れてるからラウンジで軽く食べよう」と提案。
安直な奴だとは言われたけど、先生も夜まで仕事で疲れていて反対されませんでした。
二人とも宿泊客として登録してあるためか聞かれませんでしたが、他のお客さんはEUグリーンパス(新型コロナのEU共通ワクチンパスポート)の提示を求められていました。オミクロン株が広まってから初めてのアテネでしたが、どこでも以前より一層EUグリーンパスの提示が厳しくなっています。ただし、行きつけになったカフェやレストランは既に顔パスでした。もっとも、求められたら僕のパスは北米方式なうえに『4回接種済み』の QR コード提示なので、読み取りエラー起こしまくりになります。(2月2日に2回目ブースター接種済み♪ (笑))
こんな席。あまりにも周囲の空間が広いから、コロナの空気感染なんて考えるのが無駄なほど安心かも。
アルコールを飲む気はしないけど、アテネの先生がビールだから、僕もノンアルコールで付き合います。
アムステル AMSTEL という銘柄のビールで、ノンアルコールバージョン。
「レモンの香りが無いかい?」と聞いてくる、アテネの先生はビールにも詳しそう。
「確かに… 白ビールみたいで、ピルスナー系の風味かな?」
「ワインだけじゃなくビールにまで詳しいのか?」
「ビールは全然知らない。スイスで飲んだ経験から」
その後、ベルギーのビールは飲んだか?好きか?とか、イングランドのビールは微妙にぬるいとか、アメリカのビールは終わってるとか、ビール談義で少し盛り上がりました。
「・・・なにこれ?」
「う~ん… 英語で言えない。ソーセージのスブラキだと思え!」
おなかが空いていて働き疲れているアテネの先生、やや投げやりになっています。(笑)
一切れもらいましたが、細身の粗挽きソーセージです。
あとはピタ、玉葱、チェリートマト、そして薬味。
・・・全体に、なんだかぞんざいじゃね?
これでインターコンチネンタル?? それともビールのアテだからこんなもんなの?
その後もギリシャ料理は食べ続けたけど、なんだか素朴な料理が多いと思いました。
ただしムサカだけが別枠。あれはよく組み立ててある。でもアテネの先生はお母さんのムサカじゃなきゃダメらしい。ムサカのレシピは各家庭で微妙に違い、例えばズッキーニ等も使うらしいし、元嫁のムサカもイマイチらしい。
・・・謎は深まった。
ほぼラザニア…。どっかの会社のカニかまぼこみたいですが、あそこまで互いに似てません。
パスタらしきものに、ベーコンの入ったミートソースを層状に重ねて、てっぺんにベシャメルソース。
それなりに美味しいけど… やや酸味が強いので少し引いた。でもポンポンは大丈夫だった。
その後、二人とも疲労困憊なので、部屋に戻ってバタンキューで寝ました。
(アテネの先生も宿泊者として登録しといたので、部屋はツインベッド♪)
§
翌朝。
二人ともあんまりお腹が減っていないけど、アテネの先生は9時から仕事があるから7時すぎに朝食ブッフェへ。
アイテムが夏・秋とは少し変化していたけど、ほぼ同様に収穫してくる、つまんねー奴。
左側が、シェフさんが組み立ててくれた、フルーツサラダ。
林檎・洋梨・パイナップルにザクロ載せで食感がフレッシュ。気に入りました。
フレッシュなものだけ拾ったら、パイナップルとオレンジ2種。
なぜかオレンジはネーブルとマンダリンが用意されていました。
相変わらずお気に入りの、胡桃と蜂蜜でいただきました。
右上に少しもらってきた黄色っぽいのは、アテネの先生が激しく勧めてくれた羊乳のヨーグルト。クセは無いんだけど、脂肪分が多くて低脂肪のヨーグルトとの対比が激しいので、なんとなく引きました。ごめんなさい。
でもポンポンは大丈夫だった。(ヨーグルトだからあたりまえか?w)
朝食後、おじいさんは芝刈りに、おばあさんは洗濯へ向かいました…。
(ホントは: アテネの先生は法廷へ、僕はシンタグマ広場へ。(笑))
No comments:
Post a Comment