日曜日は、アテネの先生は月曜日の仕事の準備でまたオフィスへ出勤。弁護士って土日にもおちおち休めない商売みたいだね。そんな中を僕の滞在中には毎晩ディナーに付き合ってくれて大感謝でした。
最後の晩餐は… インタコのレセプションに、昨年とても仲良しになったお姉さんがいたので、4月以降の滞在について申し送りを頼むついでに、ホテルの近所でお勧めの店を聞いてみました。
近くにいたコンシェルジェさんも巻き込んで、ここがいいですよと教わったのが、メジナです。
「今夜はホテルから徒歩数分の『メジナ』へ行くよ」ってアテネの先生と歩いてきて… 看板の表記を見てキレた。
「やっぱりまた読み替えてる…。メジナじゃなくて、Μασίνα!グリルのことだよ」
う~ん… カナ表記したらメッシーナって聞こえたかな?でもそれじゃイタリアだよね。スペル的にはメジナって覚えたけど魚は置いてなくて、また炭火で串焼きの店でした。5泊滞在して、ホテルのラウンジめしもロシア料理店も、全部がぜんぶスブラキとかケバブとか、串焼き肉って、どうよ?
この店は内装があっさりして清潔感があるので、嫌いじゃ無い。
グリルで肉を焼いてる場所はガラスに囲まれて煙がいっさい流れ込んでこないのも、イイ。
サラダは、なーんもかかってないキャベツにロメーンレタス、人参の千切り。
調味料が… 酢、塩、黒胡椒。
なんてことない野菜だけど、新鮮だから食べられる。野菜の風味がしっかりしていました。
茄子のディップをうっかり「パトルジャンサラタス」ってトルコ語で呼んで失笑された…。
だって、ほぼ同じ料理に見えるもん。ギリシャだと「メリジャーナのディップ」ですね。
スブラキは3種類の肉で頼みました。ひとりあたり3本でもう大満腹、大満足。
上写真左から… ポーク、チキン、ラム、です。
見た目は焼き鳥みたいですが、倍以上も大柄です。
レモンを搾ったら、それだけでもかなり美味しい。オプションで黒胡椒をちょびっと。
もしも醤油があればポン酢風にもできるから、きっともっと美味しい。残念。
「ビーフは食べないの?」
「だってビーフばっかりでポークは食べてないだろ?」
そうかぁ。
アメリカはポークってソーセージやベーコン等の加工肉が多いから、軽い驚き。
ギリシャではアメリカ以上にポークをよく食べるみたいです。日本に近いかも。
で、ここんちのスブラキは上等な出来映え。焼き上がりがすごく柔らかくてジューシー。スブラキを食べ慣れているアテネの先生がベタボメして「良い店を見つけた!」って言ってたので、美味しいスブラキを出す店なんでしょう。インタコのコンシェルジェやレセプションのお姉さんが勧めるだけのことはありました。
ホテルから徒歩圏。大通り沿いだし、グランドハイアットに泊まっていたらもっと近いから、お勧めです。
あと… 日本人的には、醤油の携帯パックを持っていったら便利かも。
なにせ調味がシンプルなので、醤油があったらもっと楽しめそうです。
Masína / Μασίνα
Address: Λεωφ. Ανδρέα Συγγρού 133, Αθήνα 117 45
Tel. +30 210 9313 173
Hours: everyday 12 pm - 4 am
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