Wednesday, March 16, 2022

Tomas Kebab

ディナータイム。インタコから2ブロックくらいの近所にあるシーフードの店へ立ち寄ったら、まさかの満席!

外でタバコを吸っていた、そのレストランのシェフに「俺たちが出前を頼む美味い店がある」と聞いて…
さらに数ブロック、ホテルから 500m ほどの、ネオス・コスモス駅までもう少しという場所にあるケバブ屋へ…。

(今夜もまた串焼き肉ですかぁ!?)と、心では思っていても、美味しいなら文句は言いません。

持ち帰り客が数名外にいるけど、店内へ足を踏み入れたら…
椅子とテーブルが片付けてある? お持ち買えり専門で営業中なのか…。

「どうする? ホテルへ持って帰る? 他の店を探す?」
「でも、あの人気店のシェフが勧めていたし…」

そしたら、ミラーの貼ってある壁の前にいた二人が「もうすぐ食べ終わるから、ここへ座れ」って。

有り難く、店内を撮影しながら空席を待ちました。
このカウンターにもたれかかっている太いヒトは、出前配達サービスの兄さん。
出前配達の人がかなり頻繁に来ているし、電話鳴りっぱなし。ここも相当の人気店です。

オープンキッチンの上にはメニューが… 左半分は読めないけど、右半分が英語。
串焼きの肉がどれもセットで10ユーロ以下だから、こなれた値段。

許可をもらって、串焼きの様子も撮られてもらいました。
このノリは… いわば、西洋やきとり屋(笑)

使い込んだ段ボールの切れっぱで仰いだら火がおこるのが、なんかプロっぽい。
今度、焼き鳥屋の団扇を持ってきてプレゼントしたくなりました。
でもきっと使い慣れた段ボールの切れっ端のほうがいいんだよね。(笑)

注文が来るまで、まずビール。アテネの先生がショーケースから自分で持ってきました。
先生はまたカイザー、僕はノンアルコールのビールで。

最初にドカッと届いたのが、フレンチフライ…。
かなりの量があります。これだけでもう他はいらなくなりそう…。

一本、届きました。最初はラム肉です。
ここの串焼きはしっかり味付けがしてあるみたい。

だんめんず。
ラム肉ですが、挽肉ではなくて叩いて柔らかくしたっぽい。
いかにも中東系の香辛料が使ってあって、イスタンブールのスパイスバザールを思い出す。

「これ食べてると、イスタンブールのスパイスバザールを思い出したよ」
「中東系のスパイスミックスだからね。でもここはトルコじゃない中東系だよ」

…区別がつかない。

店員さん達はギリシャ人じゃなくてトルコ人に見える…。
額、鼻、半月型の眉…やっぱりトルコ人に見える。

中東系の難民を手助けしている先生が言うんだから間違いないんだろうけど、もう少し中東を詳しく知りたくなりました。でも、まずは英語がよく通じる、文字もアラビアよりは読み易いギリシャから。

頼まなかったけど、『スズキのケバブ』というのがありました。
スズキって Sea Buss?ってアテネの先生や店員さんに聞いたら… ソーセージらしい。
こんど来たら、是非会ったことのないスズキさんを試してみようと思います。

さらに届いたのが… スープ??
上にはヨーグルトとトマトソースに中東スパイス。

だんめんず… が、内部が液状だから見えない。
中には、肉汁っぽいスープと一緒にトーストしたピタ(ギリシャ風パン)が入っています。
オニオングラタンスープみたいなものでしょうか。最初ピタが肉片だと思って、ぬか喜び。

でも、スープが大盛りすぎ。半分以上残してしまい、しかも持ち帰れずに残念な思いを。
ホテルから散歩しながら到達できる場所にあるので、テーブル席が再開したらまた伺いたいです。

Tomas Kebab / ΤΟΜΑΣ ΜΑΡΙΟΣ ΟΒΕΛΙΣΤΗΡΙΟ
Address: Μήτρου Σαρκουδινου 49, Αθήνα 117 44
Tel. +30 210 9015 981

Hours:
  Mon - Fri: 11 am - 12:30 am
  Saturday: 10:30 am - 12:30 am
  Sunday:   Closed

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