Tuesday, October 11, 2022

天天海南雛飯 et al

バスに乗って小一時間。やってきたのは海南チキンライスの名店、天天海南雛飯 です。

朝から、蝦麺 → 鼎泰豐 → かき氷 → ドリアン と続けて食べてきて、今度はこれだ。
(より正確には、儂とフルルンさんは機内食であさごはんをやっつけてます。w)
店先に東洋工業独特のケバいレッドの車が停めてあったので、クルマの彩度は落としました。

ガラス戸を開けて入店すると… ランチとディナーのはざまで、他の客はいませんでした。
ディナーに備えて、食器を準備したり、スタッフが遅い昼食を摂っていたり。

「チキンライスを 2 PAX、2 PAX、1 PAX で5人前」って注文しました。
注文取りのおばさん、かなり英語ダメダメです…。
「ライスは3人前でいいのね?チキンはどっち?」
「ローストをふたつに、スチームをみっつ」
「え?? え??」

う~ん、Roasted と Steamed が通じない…。
そこで、ぶら下がっているサンプルを派手に指さしながら…

「茶色をふたつに、白いのをみっつ」
「判った♪ 5人前いっぺんに大皿でいいわね」

これで通じました。

最初に届いたのはライスとスープに、薬味だけ。
ライスは全員が、いつもひとりで来たときに食べる 2 PAX(2人前)の盛り加減。
スープの容器が妙に四角っぽいものに変わっていました。味は安定。

そして、チキン5人前盛り合わせが届きました。
「…ねぇ。これで本当に5人前? 少なくない??

ついさっき、もう食えねぇ!って騒いでいた人から、こんな疑問を呈せられるとは…。
さすがはドロンジョさまです。

「いや… ここんちのは、こんなもんだと思うけど」
「うん… 今まで食べてきたけど、こんなもんだった」
テーブル全体を眺めると、こんなです。

言われてみれば『5人前』って、もっとドッカーン!としててもおかしくないかも。そこで、ヤマカンで『いつもの1人前』を手でカバーしながら数えたら… 確かに5人前ありそうでした。

ここんちのは盛りが少なめだったのね…。

ただ、皮を剥いたキュウリは明確に少ないです。1~2人前ではキュウリが『上げ底』に使われています。
寄ってみると、こんなです。スチームはほぼ骨なしの部位をもらえましたが、ローストは骨付きでした。

ねっとりしたゼリー状のタレが絶妙で、天天のチキンはやめられません。

Tian Tian Hainanese Chicken Rice 天天海南雛飯(ベドック店)
12 Jln Pari Burong, Singapore 488678
Open: 11 am - 9 pm
           Closed on Monday

ベドックまで足を運んだからには、やはりあの『リアル金玉満堂』を見物していかなくては。
わざわざやってきました!(と言っても、大通りから 20 メートルくらい入っただけ)

「あの… なんだかパワーアップしてません!?」
「うん。いろいろ増えてる。たった2年半でこんなに!?」

初めて実物を観たフルルンさんからは、すぐには台詞が出てきませんでした。
ヒーローもの、どうぶつの頭、コンゴウインコさん… 明らかに増えている。
そしていつものように、邸内からは怪しい何かの鳴き声が響いてきます…。

近づいていったら、世にも恐ろしい展示を見つけてしまいました…。
「げげっ!! 1メートル超えのGがいる!! キモすぎ!!

トラの前に、ありえないほどの大きなが…。しかもまだ新しくて、ツヤッツヤ
これがシンガポールで観たはじめてのGです。
動いたら怖いので、展示の左側はあまり観ないように努めました。

屋根の上もパワーアップしていました。
以前からいた「馬とバットマン」に加え、ロビンまで。さらに、その下ではスパイダーマンがずっこけています。

国旗がかわいそう」と思うのは、儂だけではないはずです。

そしてその手前は… もう、カオス状態。
いろんなものがありすぎて、どこを見たらいいのか、焦点を定められません…。(左側は意図的にカット)

どうぶつの頭特集のあたりを見てみたら… このへんにも虫がいっぱい
「クワガタとか、増えてますよね? 昔はいませんでしたよね?」
「うん… ついに昆虫にまで手を出したか」

ここのご主人… とうとう無脊椎動物の模型まで、収集・展示を始めてしまいました。

巨大な赤いアロワナの上には、熱帯のカエルが。
新しくカメラを購入したら、発色テストで撮影したくなるほどカラフルです。

上方で重点的にパワーアップがなされたため、玄関前のスパイダーマンが悲しそうでした。
でも、このへんも、なにげに金色のアイテムが並べてあったり。

【リアル金玉満堂の過去記事リンク集】


そして… お向かいのお宅でも変化がありました。

「あれ?確か、お向かいさんには何もなかったですよね?」
「毎日これ眺めさせられてて、このくらいは平気だって感じるようになったんじゃね?」
金色のライオンさんと、銀のフラミンゴさんが置いてありました。

一般的にはかなりイタイ展示ですが、なにせお向かいが金玉満堂ですから、全然インパクトありません。

ものすごい物を見物してから、10系統のバスでホテルへ戻りました…。
バスの中はまだマスクが必要。うっかりマスクするの忘れて、運ちゃんに怒られました。

ホテル前まで戻ってきて… ホテルまであと1ブロックのところで、歩道橋を渡ります。
上写真が加東地区のメインストリート、イーストコースト・ロード。

「土日は激混みだから、今が最後のチャンスかも」って、二人を説得して… アイスクリーム屋へ。

「え~!! 正気!? まだ食べる気!?」
「大丈夫。溶ければ、ほぼ水です」

バード・オブ・パラダイス」という、ナチュラルでオーガニックなアイスクリームの店へ。
ナチュラルでオーガニックだから、アイスを写してもサーティワンのように映えません…。

しかもみんな、映えを考慮せずに自分の好きなフレーバーを各自注文かけた結果…
こんなに地味なアイスクリームの写真、初めて撮ったかも??

ちなみに、儂が食したのは右寄りの2スクープ。
バニラとイチジク」に「シーソルトと焙じ茶」でした。
塩っぱくなってる焙じ茶が、なかなか新鮮な風味でした。

その後、週末に歩道橋を渡る度、フルルンさんが上から目線で店頭をチェックしてました。

「ウフフ… 並んでる並んでる♪」
「フルルンさん、どうしたの?」
「混んでるか確かめたの。土日はやっぱり並ぶのね♪」

我、してやったり♪ と、満足そうなフルルンさんでした。

そして、ようやくホテルへ戻ってきました。
「じゃあ、一息ついたら、お向かいの金玉満堂甜品へ行きましょう♪」
「…また食べるのね?」
デザートは別腹ですから♪」

こうして、食い倒れの一日はホテル前のスイーツで〆ます。(毎日が食い倒れだったけど)

1 comment:

  1. As I am going through the timeline in reverse, it may seem forced to exclaim "Finally, it appears!" but in my mind, Tian Tian Hainanese Chicken Rice = Real Jin Yu Man Tang. I'm sure this is not just my personal opinion, as even Fururun-san described in your writing, "Upon seeing it for the first time, she was at a loss for words."

    Furthermore, it seems to be getting more powerful every time you visit... I can't find the words to describe it.

    For now, let's just pretend we didn't see the "G" that's over a meter tall, and move on to the horse and Batman on the roof, and even Robin Hood. And the clumsy Spider-Man below is just lovely♪ Like at the Raffles Hotel, I wish that even here, Fururun-san would boldly enter this house and ride on that horse on the roof, waving her hand. (lol)

    As a former professional photographer, you seem to be at a loss as to where to focus your attention due to the overwhelming amount of objects in the space...

    "Beetles and such, they're increasing, aren't they? They didn't exist before, did they?"
    "Yeah... the owner has finally started to dabble in insects, huh?"

    It's even more amusing to see you guys observe everything so calmly.

    But without all this decoration(?), this house would look like a pretty luxurious residence, and the casually parked blue Nissan GT-R on the left side of the initial shot is also stylish. I wonder if the owner of the house is the one who owns that car? At least I’m relieved to see there's no BMW parked there (lol).

    Hmm, even though there are articles on ‘Tian Tian Hainanese Chicken Rice’ and ‘Birds of Paradise,’ I just can't help but be fixated on this house. I'm both excited and scared for your next visit.

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