バスに乗って小一時間。やってきたのは海南チキンライスの名店、天天海南雛飯 です。
朝から、蝦麺 → 鼎泰豐 → かき氷 → ドリアン と続けて食べてきて、今度はこれだ。
(より正確には、儂とフルルンさんは機内食であさごはんをやっつけてます。w)
店先に東洋工業独特のケバいレッドの車が停めてあったので、クルマの彩度は落としました。
ディナーに備えて、食器を準備したり、スタッフが遅い昼食を摂っていたり。
「チキンライスを 2 PAX、2 PAX、1 PAX で5人前」って注文しました。
注文取りのおばさん、かなり英語ダメダメです…。
「ライスは3人前でいいのね?チキンはどっち?」
「ローストをふたつに、スチームをみっつ」
「え?? え??」
う~ん、Roasted と Steamed が通じない…。
そこで、ぶら下がっているサンプルを派手に指さしながら…
「茶色をふたつに、白いのをみっつ」
「判った♪ 5人前いっぺんに大皿でいいわね」
これで通じました。
ライスは全員が、いつもひとりで来たときに食べる 2 PAX(2人前)の盛り加減。
スープの容器が妙に四角っぽいものに変わっていました。味は安定。
そして、チキン5人前盛り合わせが届きました。
「…ねぇ。これで本当に5人前? 少なくない??」
ついさっき、もう食えねぇ!って騒いでいた人から、こんな疑問を呈せられるとは…。
さすがはドロンジョさまです。
「いや… ここんちのは、こんなもんだと思うけど」
「うん… 今まで食べてきたけど、こんなもんだった」テーブル全体を眺めると、こんなです。
言われてみれば『5人前』って、もっとドッカーン!としててもおかしくないかも。そこで、ヤマカンで『いつもの1人前』を手でカバーしながら数えたら… 確かに5人前ありそうでした。
ただ、皮を剥いたキュウリは明確に少ないです。1~2人前ではキュウリが『上げ底』に使われています。
ベドックまで足を運んだからには、やはりあの『リアル金玉満堂』を見物していかなくては。
寄ってみると、こんなです。スチームはほぼ骨なしの部位をもらえましたが、ローストは骨付きでした。
ねっとりしたゼリー状のタレが絶妙で、天天のチキンはやめられません。
Tian Tian Hainanese Chicken Rice 天天海南雛飯(ベドック店)
12 Jln Pari Burong, Singapore 488678
Open: 11 am - 9 pm
Closed on Monday
わざわざやってきました!(と言っても、大通りから 20 メートルくらい入っただけ)
「あの… なんだかパワーアップしてません!?」
「うん。いろいろ増えてる。たった2年半でこんなに!?」初めて実物を観たフルルンさんからは、すぐには台詞が出てきませんでした。
近づいていったら、世にも恐ろしい展示を見つけてしまいました…。
屋根の上もパワーアップしていました。
そしてその手前は… もう、カオス状態。
どうぶつの頭特集のあたりを見てみたら… このへんにも虫がいっぱい。
巨大な赤いアロワナの上には、熱帯のカエルが。
上方で重点的にパワーアップがなされたため、玄関前のスパイダーマンが悲しそうでした。
そして… お向かいのお宅でも変化がありました。
ヒーローもの、どうぶつの頭、コンゴウインコさん… 明らかに増えている。
そしていつものように、邸内からは怪しい何かの鳴き声が響いてきます…。
「げげっ!! 1メートル超えのGがいる!! キモすぎ!!」
トラの前に、ありえないほどの大きなGが…。しかもまだ新しくて、ツヤッツヤ♪
これがシンガポールで観たはじめてのGです。
動いたら怖いので、展示の左側はあまり観ないように努めました。
以前からいた「馬とバットマン」に加え、ロビンまで。さらに、その下ではスパイダーマンがずっこけています。
「国旗がかわいそう」と思うのは、儂だけではないはずです。
いろんなものがありすぎて、どこを見たらいいのか、焦点を定められません…。(左側は意図的にカット)
「クワガタとか、増えてますよね? 昔はいませんでしたよね?」
「うん… ついに昆虫にまで手を出したか」
ここのご主人… とうとう無脊椎動物の模型まで、収集・展示を始めてしまいました。
新しくカメラを購入したら、発色テストで撮影したくなるほどカラフルです。
でも、このへんも、なにげに金色のアイテムが並べてあったり。
【リアル金玉満堂の過去記事リンク集】
「あれ?確か、お向かいさんには何もなかったですよね?」
「毎日これ眺めさせられてて、このくらいは平気だって感じるようになったんじゃね?」
ものすごい物を見物してから、10系統のバスでホテルへ戻りました…。
ホテル前まで戻ってきて… ホテルまであと1ブロックのところで、歩道橋を渡ります。
「バード・オブ・パラダイス」という、ナチュラルでオーガニックなアイスクリームの店へ。
しかもみんな、映えを考慮せずに自分の好きなフレーバーを各自注文かけた結果…
こうして、食い倒れの一日はホテル前のスイーツで〆ます。(毎日が食い倒れだったけど)
金色のライオンさんと、銀のフラミンゴさんが置いてありました。
一般的にはかなりイタイ展示ですが、なにせお向かいが金玉満堂ですから、全然インパクトありません。
バスの中はまだマスクが必要。うっかりマスクするの忘れて、運ちゃんに怒られました。
上写真が加東地区のメインストリート、イーストコースト・ロード。
「土日は激混みだから、今が最後のチャンスかも」って、二人を説得して… アイスクリーム屋へ。
「え~!! 正気!? まだ食べる気!?」
「大丈夫。溶ければ、ほぼ水です」
ナチュラルでオーガニックだから、アイスを写してもサーティワンのように映えません…。
こんなに地味なアイスクリームの写真、初めて撮ったかも??
ちなみに、儂が食したのは右寄りの2スクープ。
「バニラとイチジク」に「シーソルトと焙じ茶」でした。
塩っぱくなってる焙じ茶が、なかなか新鮮な風味でした。
その後、週末に歩道橋を渡る度、フルルンさんが上から目線で店頭をチェックしてました。
「ウフフ… 並んでる並んでる♪」
「フルルンさん、どうしたの?」
「混んでるか確かめたの。土日はやっぱり並ぶのね♪」
我、してやったり♪ と、満足そうなフルルンさんでした。w
そして、ようやくホテルへ戻ってきました。
「じゃあ、一息ついたら、お向かいの金玉満堂甜品へ行きましょう♪」
「…また食べるのね?」
「デザートは別腹ですから♪」
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