チャイナタウン・コンプレックスの裏手へやってきました。
ここにはドリアンの名店、101花果山があります。
店頭でアグネスさんが商品を並べていましたが… 商品棚の8割以上がポメロ(ザボン、文旦)ばっかり??
「アグネスさん、お久しぶり!」
「おやまぁ、よく来たわね!!」
ひとつは『百年老樹』という札の立った昔の品種、もうひとつは人気品種の猫山王で。
こっちが百年老樹。ドリアン初デビューのフルルンさんは、風味の穏やかなこっちを一房。
そしてこちら、玄人好みの猫山王(まぉしゃんわん)です。
アグネスさんから「ココナッツジュースも飲むわよね?」って提供されたのが、これ。
猫山王を割っては、満足がいかずに次を試すアグネス…。
つごう3つ目で、アグネスの眼鏡にかなう品質のドリアンに当たって、テーブルへ。
届いたのは、こんなです。
左は猫山王、右が百年老樹です。猫山王はオレンジ色の果肉で、種が「しいな」になっています。
味は大人しくてまろやかだけど、古代品種なので種が大きい。
クリームチーズとパイナップルとピーチを一緒くたにしたような風味に生ゴミのような香り♪
こっちは種がしぼんでいて食いでがあり、独特の苦味と洋酒のようなアルコール感が乗る。
風味的には甘苦いので、フルルンさんは敬遠。儂とだいすけさんで分け合いました。
だいすけさんがドリアン大好き♪全開で、2種類どっちも残さずに片付けてくれました。
椰子の実そのまんまのココナッツジュースです。汁を飲んだら、内部をゲシゲシと削って食べられます。
これは・・・ まるっきり、すっぱくない!?
「あれ?酸っぱくない?」
「あれ? うっすら甘いだけ?」
…って、全員で拍子抜け。
百姓学部の一年生で柑橘類が課題作物だったけど、文旦やザボンは扱いませんでした。
新鮮なのを食べた覚えが無いけど、日本のザボンって、こんな味じゃなかったよね?
見るからに「酸っぱそうな夏みかん、またはグレープフルーツ」なのに、酸味ほぼゼロで、甘さもおだやか。
見かけと風味のギャップが凄すぎて不思議なフルーツでした。
アグネスさんに御礼を申し上げて、退席しました…。
シンガポールへ来たら必ず寄りたいお店です。
ただ、パンデミックのためか、お店でドリアンを頬張る客がまだ戻って来ていない様子なのが心配でした。
101 Fresh Fruits Trading
Chinatown Complex Floor 1.
336 Smith St, Singapore 050336
+65 6225 9286
Open: everyday 11 am - 11 pm
「うそ~!!まだ食べるつもり?まぢ?」
「バスが着くまでにお腹が減るでしょ?」
「うん。あの店だったら一人前はいける」
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