Sunday, October 9, 2022

101 Fresh Fruits Trading

チャイナタウン・コンプレックスの裏手へやってきました。

ここにはドリアンの名店、101花果山があります。
店頭でアグネスさんが商品を並べていましたが… 商品棚の8割以上がポメロ(ザボン、文旦)ばっかり??

「アグネスさん、お久しぶり!」
「おやまぁ、よく来たわね!!」

こんな挨拶をしてから、良さそうなドリアンをふたつ選んでもらいました。
ひとつは『百年老樹』という札の立った昔の品種、もうひとつは人気品種の猫山王で。
猫山王を割っては、満足がいかずに次を試すアグネス…。

つごう3つ目で、アグネスの眼鏡にかなう品質のドリアンに当たって、テーブルへ。

届いたのは、こんなです。
左は猫山王、右が百年老樹です。猫山王はオレンジ色の果肉で、種が「しいな」になっています。

こっちが百年老樹。ドリアン初デビューのフルルンさんは、風味の穏やかなこっちを一房。
味は大人しくてまろやかだけど、古代品種なので種が大きい。

クリームチーズパイナップルピーチを一緒くたにしたような風味に生ゴミのような香り

そしてこちら、玄人好みの猫山王(まぉしゃんわん)です。
こっちは種がしぼんでいて食いでがあり、独特の苦味と洋酒のようなアルコール感が乗る。
風味的には甘苦いので、フルルンさんは敬遠。儂とだいすけさんで分け合いました。
だいすけさんがドリアン大好き♪全開で、2種類どっちも残さずに片付けてくれました。

アグネスさんから「ココナッツジュースも飲むわよね?」って提供されたのが、これ。
椰子の実そのまんまのココナッツジュースです。汁を飲んだら、内部をゲシゲシと削って食べられます。

さらに「ポメロも食べてみて」って、ひとつ剥いて持ってきてくれました。
これは・・・ まるっきり、すっぱくない!?

「あれ?酸っぱくない?」
「あれ? うっすら甘いだけ?」

…って、全員で拍子抜け。

百姓学部の一年生で柑橘類が課題作物だったけど、文旦やザボンは扱いませんでした。
新鮮なのを食べた覚えが無いけど、日本のザボンって、こんな味じゃなかったよね?

見るからに「酸っぱそうな夏みかん、またはグレープフルーツ」なのに、酸味ほぼゼロで、甘さもおだやか。

見かけと風味のギャップが凄すぎて不思議なフルーツでした。

アグネスさんに御礼を申し上げて、退席しました…。
シンガポールへ来たら必ず寄りたいお店です。

ただ、パンデミックのためか、お店でドリアンを頬張る客がまだ戻って来ていない様子なのが心配でした。

101 Fresh Fruits Trading
Chinatown Complex Floor 1.
336 Smith St, Singapore 050336
+65 6225 9286
Open: everyday 11 am - 11 pm

ビクトリア通りのバス停まで戻って来て… ホテルへ戻らずにもう一軒行くことにしました。
「うそ~!!まだ食べるつもり?まぢ?」
「バスが着くまでにお腹が減るでしょ?」
「うん。あの店だったら一人前はいける」

もう満腹で気乗りしないフルルンさんをバスへ拉致して、ベドック方面へ向かいました…。

1 comment:

  1. I ignored the timeline and at last arrived here, but I almost thought about pretending I didn't see this article (lol). Dorian... it was the greatest challenge you ever gave me (lol again).

    "Agnes-san, long time no see!"
    "Oh my, you've come again!!"

    You exchange such greetings, and without saying anything, it's a natural flow for her to choose two good durians, but for me, it's amazing. Those two durians...

    Huh? Fururun-san is making her durian debut? I misunderstood and thought she had already eaten everything on the planet, sorry.

    The only thing I can agree with in your description, "tastes like a mixture of cream cheese, pineapple, and peach with the smell of raw garbage♪," is the very last part (lol).

    Even (?) Fururun-san avoided one of the two durians, but you and Daisuke-san, who love durians full-on, finished both types without leaving anything behind... I can't find the words.

    Huh? The shop you must visit when you come to Singapore? If I were traveling with you guys to Singapore, I might want to do anything else during this time. If I were forcibly taken to this shop, I'd be fine with just coconut juice. But that strong smell of durian will still linger, so definitely it's still impossible for me (lol).

    ReplyDelete