Thursday, May 17, 2018

Buenos Aires 2018 (9)

月曜日。この日の夜行便で合衆国へ帰りますが、午後8時発だからアパートを3時半に出れば充分。

そうだ。今回はまだイタリアンのシーフードへ行ってなかったよね。って思い出して。
TORi TORi さんのある方向とは逆に2ブロック歩きます。

なんでも近場で済ます奴。と思った?
事実だけど、ここんちもシーフードのイタリアンではブエノスアイレスのトップクラスですよ。
オビエード、という名前のレストランです。
ここんちもうちのブログでさんざん出てきたよね。でも晩夏の写真は初登場。

行く1時間前にオンラインで予約かけたら「OK」の返事がすぐ来て、安心して入場。
席に通してもらったら... 古風な内装は変わらないけど、なんかまた変な画が増えてる。
戦う蝦』は以前ご紹介した位置のままだけど... その左側のふたつは新作?
イノシシの先っぽにモルフォ蝶が停まっている絵がカワイイ。

こっちのヒラメの画は変化ありません。
ヒラメかカレイか知らんが... なぜ魚類の循環器系・一心房一心室の画なんか飾るのか、未だに怖くて聞けません。
(うん。こういうヒト以外の循環器や組織については岡山のセンセイよりあつさんや僕が専門だったかな。(笑))

炭酸水を頼んで、さっそく来ました、ここんちの美味しいカリカリトースト。
全粒粉で薄切りで、サックサクのカッリカリ♪ 炭酸水にもスパークリングワインにもよくあう。

メニューとワインリストの絵がカワイイから、写させてもらいました。
なんか絵心があるんだかないんだか... ここんちのオーナーのセンス、ちょっと不思議。

で、地酒の泡ワインをグラス売りで頼んだら、量産なボデガ・ノートンの泡が出てきました。
とりあえずエチケットにエクストラ・ブリュットってかいてあったので、これを注文。

注いでもらって... ちょいと失敗。全然エクストラ・ブリュットじゃない。AOCが無い国だから仕方ないのか。

というか... 確かブリュットを名乗れるドサージュ14g以下のギリギリなラインくらいで、甘い。
でも、やや甘口な泡でもこのパリパリなスナックと相性いいです。バター塗りたいくらいです。

きっと誰にでも言う(笑) Good Choice, sir. って英語で言われて、無事にシーフードのオーダーを通して。
お通しはクスクス。みじん切りの野菜やクリームが入って、それなりに美味しい。泡にもピッタリ。

そして、前菜とサラダがいっぺんに届きました。
テーブルはイッキにこんな状態。なんか食べ物がいっぱい置いてあるのって嬉しい。(笑)

前菜は、蝦のガーリックソース Langostinos Ajillo。
ガーリックソースがトマトベースなのが予想外だったけど、これ、すっげー美味いわ。
スプーンですくって、パンで拭き取るまでして、ソースを残さずいただきました。

エンダイブと洋梨のサラダは... エンダイブってフリセーを考えてたら、チコリのほうだった。
でも、どっちも好きだから無問題。洋梨も旬の季節物で熟しているようで、優しい甘さとチコリの苦味の相性が最高♪

パンは2種類くれました。
ホワイトと全粒粉。でもソースを吸い取る以外の出番はなく、ほとんど食べられませんでした。

サラダはレモンだけ搾りかけてあって、ブラックペッパーを僕が「そこまで」って言うまでガリガリした後で「オリーブ油はここにあるから、好きなだけかけてね」って言われた。
このオリーブ油もツッカルディの製品だ。なんか今回はこのメーカーによく当たるな。
でも出来が良い。Zuccaridi ってイタリア系の名前、覚えておいて損はなさそうです。

そしてメインにもってきたのは、リゾットです。結果的には量が多すぎて失敗しました。
蝦とチビ烏賊のリゾット、サフラン風味

蝦と烏賊、出汁もよく出てて美味いわ~。ただ、あの洋梨サラダと蝦ガーリックたいらげた後で、全部は無理。
おじやに埋もれたイカリングや海老をすべて掘り出していただき、コメ部分はちょっと残しちゃった。

ごめんなさい。> アルゼンチンの百姓 (この国、食糧自給率ほぼ100%だからコメは国産のはず)

でもデザートは別腹って... (苦笑)

洋梨のコンポート、蜂蜜風味のジェラートを詰めて。というタイトルにやられました。
なんか予想と違った。構造的に半切りで横たわった洋梨の、真ん中くり抜いたところにアイスがはまってると思ったんだけど、垂直になってるし、洋梨一個まるごと使ってて蜂蜜ジェラートがたんまり詰まってるし...。

でもこれ、洋梨自体が蜂蜜煮になっているから風味が素晴らしかったです。
このデザートのためにだけでもまたこの時期に訪れたいくらい美味しかった。

最後はエスプレッソで。
いつもプチフールが寂しいけど、ここんちは自家製と思しきオランジェットが美味しいんだよね~。オランジェットと濃い珈琲って相性バツグン。これでブエノスアイレス最後の美食に満足してから空港へ向かえました。

オビエード、ネットでもブエノスアイレスのトップ10レストランにしょっちゅう名を連ねています。
休業日も少ないうえに開店時間も長いので、ブエノスアイレスを旅する人にはお勧めです。

Oviedo Restaurante
Antonio Beruti 2602, C1425BBD CABA, Argentina
Tel. +54 11 4821-3741
Open: Mon-Sat: 12 pm - 1 am, Sun: 12 - 5 pm
oviedoresto.com.ar

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    It looks pleasing, esp. to the taste, doesn’t it ?
    Both wine and cuisine must be awesome, and the service should be more excellent than nearly all locations in BA.

    Do you have to make a prior booking ?
    Is it somewhat peaceful and suitable for chattering ?
    You had shrimp/prawn and squid, yet don’t they also serve terrific steak alternatives ?

    The place might be a really typical restaurant with a great preference from among choices of fish.

    You frequently work with computerized program such as the Yelp, etc. to advise the checks you believe the best beneficial, based generally on characteristic, accuracy and the critic’s activeness on the site.
    And in fact, you’ve found many fabulous restaurants before your first visit.
    How did you find the Oviedo Restaurante ?

    best denki

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    Replies
    1. Best Denki sensei,

      There are lots of good Italian restaurants in B.A. because almost 20% of the people are descendants from Italy. I have tried several restaurants and Oviedo is the best for seafood. And again, they open from noon as tourist-friendly timeframe which is quite convenient for us who eats lunch early. And the best part of this restaurant is; they don’t have ‘el cheapo’ pizza. (lol)

      At this time I secured my table about 11 am, one hour prior to my lunch. They got me back immediately to confirm my reservation request. Last time I walked in the restaurant when they opened at noon without reservation, but nobody starts eating from noon so it was okay, but making reservation for this kind of fine-dining is basically essential anywhere around the world due to my experiences.

      I do research the dining opportunity thru the web in prior to my trips. Internet is so convenient these days to find good restaurants and if I use the mechanical translator, I can check the hidden local’s favorite as well. Specifically in Spanish language, I don’t need translator for the search and book a restaurant so it’s relatively easier than Turkey. Australia, Singapore and The Netherlands are no problem with English since they speak fluent English-like languages.
      Currently I am arranging restaurant reservations in Singapore for the trip next week with OhMy-san, then I use English with some Kanji, Chinese letters, to prevent miscommunication and it works beautifully.

      At Oviedo, I originally found here by Google Maps when I was staying the apartment and just sought Italian Restaurants nearby. Surprisingly, it was only a block or two away from my room, and rated top-10 in B.A., so why don’t I try there? I thought.

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