United Polaris Lounge EWR

※ バルセロナ旅行記の途中ですが、速報です。※

SKYTRAX で米大陸では最も高品位だと評価された、ユナイテッド航空のポラリスラウンジ。ニューアーク・リバティ空港のポラリスラウンジが再開されていたので、11月22日に初めて利用してみました。これはその写真記録です。

最初、どうせまだ開いていないと思って United Club のほうへ行ったら…レセプショニストの兄さんに「ポラリスラウンジが開いてますよ。国際線ビジネスクラスからの乗り継ぎでしたらご利用いただけます」と案内を受けました。

バルセロナからの復路はアップグレード成功、しかも早着。これは行くしかありますまい。

場所はCターミナル第参コンコースの「つけ根」のあたり。セキュリティをくぐってすぐ。

他のポラリスラウンジ同様に『キラキラ北極星』の看板と、ガラスにはサンドブラストが。

レセプションの様子も他と同じ雰囲気をしっかり出しています。

ここで搭乗券を見せて、バルセロナからの乗り継ぎである旨を伝えたら利用できました。

ポラリスラウンジの利用はユナイテッド航空国際線のポラリスビジネスクラス、スターアライアンスのビジネス&ファーストクラス搭乗客に限られているので、レセプションで撃沈する客が頻出。上の老夫婦も United Club 正会員だけど入場できすに撃沈している模様でした。

レセプションのすぐ後は、こんな景色…。

ドリンクやスナック類から最も遠い位置なので、人気がありません。(笑)

もう少し進むと… 非常に大きなバーカウンター。

午後の早い時間から止まり木に佇む搭乗客が。みんな肝臓ボロボロ組でしょう。ｗ

さすがにスナックコーナーの近所にはヒトが入っていました。

でも、まだパンデミックの真っ最中ですから、以前のような活気はありません。つか、普通の United Club はそれなりに混雑しているから、やはり入場者が絞られているんでしょう。

スナックをざっくり視察。

豊富でカラフルな飼い葉の数々…。モーモーさんもピョンちゃんも大満足間違いなしです。

ハム＆チーズがありました。

スペインから戻ってきた目線ではハムもチーズも貧相に見えますが、アメリカ的にはまともな品質？

ズラリと並んだダッチオーブン。ホットミールのコーナー。

何が入っているのかは、いちいち確認しませんでした。・・・落胆したくないし。ｗｗｗ

ドリンクコーナーは、ひろび～ろとしています。

誰もいなくて、私なんだか怖いわ。

最近ずーっと流行りの、インフューズド・ウォーターと呼ばれる、香りを付けてカルキを誤魔化したｗ水とか。

アイスティーやジュース類もありました。

ボトル飲料が配置されていないのは、かっぱらわれて機内で飲まれるのを防いでいると憶測。

いちばん奥まった場所にレストランがあります。当然ここが一番人口密度が高い。

SFOでもLAXでも、どこでもレストランの配置は奥の方で「見つけて欲しくない」のがバレバレです。

もちろん、レストランでお食事させていただきました。

サービスパーソンの姉さんに席をもらって、そこからの景色が… このラウンジって搭乗階にあるから、飛行機のシッポがいっぱい見えて、もの凄く「コンチネンタル航空のハブ」っぽい雰囲気。

テーブルセッティングは、こんなでした。

カトラリが多めに配されているのと、キャンドルがSFOのダイニングよりも偉そう。

メニューを見ずに頼もうとしたら「前に３組かかえてるから、待って。おねがい！」と乞われました。

そう言われちゃ仕方がないので、メニューを撮影させていただきましょう。

2021年11月22日(月) 時点での、ポラリスラウンジEWR ダイニングルームのメニューです。

まずはブレックファスト。

朝ご飯は、どこでもショボいというか変なものが多いというか…。

僕が入場したのは午後３時くらいですから、ランチ＆ディナーから。

アントレの種類が凄すぎ！！

「ラム肉のキョフテ」はトルコ人に見せたら発狂しそう。全粒粉のクスクスって… 何！？

「大西洋のタラ味噌漬」に少し惹かれる。西京焼だったら嬉しいけど、ハズレが怖すぎる。

「野菜ラーメン」は、この近所にあるドッパズレの「替え玉ラーメン」しか思い出さない。

そしたらやっぱ、「各ラウンジでのポラリスバーガー食べ比べ」しか、ないっしょ。

デザートも確認したけど、選択肢が三つしか無い。

これもパンデミックから回復するにつれ、もっとアイテムが増えるのを期待します。

※ここはアメリカですから、チーズプレートは食後ではなく食前の Small Plates にリストされています。

さて、注文後に数分の待ち時間で、届きました。サーブタイミングはそれほど酷くない。

ポラリスバーガー・EWRバージョンです。

ケチャップを頼んでもいないのに、こんなに持ってくる… さすが、トマトケチャップはアメリカンソース。

ハンバーガーの具には最初からタマネギが入っていなかったので、そのままのオーダーです。

「タマネギを抜きで」とお願いしなくていいのは、僕には助かりました。

中味は… バーガーパティの他に、チーズ、トマト、リーフレタス。

ブリオーシュのバンズと書いてあるけど、それらしい風味はあまり感じませんでした。

ポテトがゴロっとしていてかぢり応えのある奴なのが、食べていて楽しかった。

次回、また立ち寄るチャンスがあったら「タラの味噌焼」を試してみたいかなぁ。

でも、日本を知らないシェフの妄想料理だったら怖い。ユナイテッドなら、充分あり得る。

飲み物はダイエットコークで。

コークゼロを頼もうとしたら、ダイエットコークしかありませんでした。

デザートも頼んでみました。

Crown Orchards Pair Cobbler 洋梨のコブラー、バニラアイス添えです。

洋梨とクランブルが熱々で、てっぺんのバニラアイスと温度差を愉しむデザート。

生っぽい洋梨のテクスチャがハンパに残っていて、僕には微妙。好きな人は好きかも。

コーヒーは頼まずに退席して、ゲートへ向かう途中でスタバに寄っていきました。

以上、ダイニングルームのお食事はSFOやLAXと大差ありませんでした。

心付けは10ドル札を一枚だけ置いて。係のお姉さんは大声で感謝してました。

…ユナイテッド航空の客って、みんなショボいのかも。

Wi-Fi も用意されていたので、いちおうテスト。

アクセスポイントは正体を明かしているｗ united_club です。

スピードテストを実行してみました。

下り 113Mbps、昇り 95Mbps、PING 反射 7ms と、なかなか優秀です。

御不浄へも立ち寄っていきました。御不浄はジェンダーニュートラルです。僕が出てきたら、入口のあたりで凍りついているお嬢さんがいて、係のひとに「女子もここでいいんですか？」って聞いていました。

SFOのポラリスラウンジと違って、天井に「お星様がキラキラ⭐️」は装飾されていません。

でも、個室内はほぼどこでも一緒。『御不浄』のあだ名そのままに、豪華なお手洗い。w w w

広々していて、綺麗にしつらえてあって、ここでなら着替えるのも簡単。

アメニティは、パンデミック渦のためか、乳液だけです。

画面外ですが、手洗い後の消毒薬も置いてありました。United CleanPlus ですね。ｗｗｗ

出発案内が日本電気の製品なのは、ここでも一緒…。

パンデミックの影響で品質が低下しているだろうと思いきや、ほぼそのままなのは嬉しい限りです。

この調子で、SFO や他のユナイテッド航空ハブ空港にあるポラリスラウンジも再開を期待します。